この人達って「反社会的勢力」じゃないのですか?―原発推進・日本航空再上場・「副検事」と称するいかさま
〔第129回〕
〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html で、警察が「反社会的勢力」という言葉を使用し、その「反社会的勢力」なるものがどういう団体・どういう人達のことを言うのか、警察が決めて国民にその判断を押しつけるという無法な態度について指摘した。
もしも、「反社会的勢力」という言葉を使用して考えるのであれば、どういう団体・どういう人達を「反社会的勢力」と呼ぶべきだろうか。 まず、どのような団体・どのような人達を「反社会的勢力」と考えるべきかといったことは、国民、ひとりひとりが自ら考えて判断するべきものであり、それを、こういう団体が「反社会的勢力」だと決めて、その判断を国民に押しつけようとする 警察 は、その点において、間違いなく、反民主主義勢力 であり、その意味で「反社会的勢力」であるのは、間違いないであろう。
ケーサツさんは、「中核派とか革マル派とか、右翼とか」とか、それから「宗教(の団体)」と言うのですが、〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html でも述べたのですが、私は、中核派 とか 革マル派といった人達と今まで会ったこともないので、どういう人達か知らないのです。 だから、「反社会的」な人達であるのかないのか知らないわけです。 知らない以上、どうだと述べようもないのです。
インターネットで検索してみると、「中核派」と入れて「検索」をクリックすると、「ウィキペディア―革命的共産主義者同盟全国委員会」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%90%8C%E7%9B%9F%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A がでてきました。 それによると、≪革命的共産主義者同盟全国委員会(かくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいぜんこくいいんかい)は、マルクス・レーニン主義を掲げる日本の新左翼政治団体である。通称中核派(ちゅうかくは)、関西派離脱以降は中核派中央派(ちゅうかくはちゅうおうは)と呼ばれることもある。≫そうで、≪「中核派」という呼称は本来、革共同の分裂後、学生組織であるマルクス主義学生同盟の本多支持派が名乗った分派名であるが、上部団体である全国委員会も中核派を公称している。 ≫そうです。 「革マル派」と入れて「検索」をクリックすると、「ウィキペディア―日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%90%8C%E7%9B%9F%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E6%B4%BE が出てきました。それによれば、≪日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(にほんかくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいかくめいてきマルクスしゅぎは)は、日本の政治団体・新左翼党派(革共同系)である。通称革マル派。≫だそうです。 これだけではよくわからんのですが、私自身が、ひとつだけ、よお~くわかっていることは、私は、ケーサツには暴力をふるわれて怪我をさせられたことがありますが(訴えたとしても受けつけてもらえませんが、傷害罪に該当します)、中核派とか革マル派とかの人達からは、今のところ、別に、暴力ふるわれたことも怪我させられたこともない、ということです。 ですから、この点で、ケーサツが暴力的団体であるのは明らかですが、中核派とか革マル派という人達がについては、私は「知らない」のです。
「右翼」団体としては、千葉市中央区のSハウジングの社長のH川さんなども、倫理研究所(=倫理法人会)という右翼団体にはまってしまって、社長が会社に来る日数よりも倫理研究所(=倫理法人会)の集会に行く日数の方が多いという状態であり、勤務時間中に従業員を倫理研究所の集会に参加させようとして、仕事をそっちのけにしてしまうという実情を見ると、そして、この団体に社長がはまってしまった会社は多くが似た状態になる傾向があることを考えると、たしかに、「反社会的」なところは間違いなくあると思いますし、「宗教団体ではない」と称しているようですが、法律上、「宗教団体」になっていないといっても、実質上、どう考えても「宗教の団体」であり、その「宗教」を広めるにおいて、中小零細企業の社長にとりいって、雇用関係を利用して従業員に参加させるという方法を取っており、そのやり方は、宗教の広め方として邪道と言わざるをえないものであり、最初から、職場における「信教の自由」を侵害する前提で存在する団体であり、その点で、あきらかに「反社会的」な団体ですが、しかし、問題のある団体は、世の中にはいっぱいあるのであり、《問題がある》だけでなく《警察が「反社会的勢力」と認定するのが妥当とされるような問題がある》かというと、どの団体であれ、警察が決めて認定すること自体が不適切ではないかと思えてきます。
「宗教」の団体をケーサツが「反社会的勢力」と言う場合、この場合の「宗教」には、本願寺とか知恩院とか永平寺は入らないらしいんです。ケーサツさんの基準では。 出雲大社も北野天満宮も入らないみたいです。 今宮戎神社も佐野厄除け大師も入らないみたい。 言っちゃなんですが、世の中には「ボーズ丸儲け」みたいなお寺もあるようですが、そういう問題はケーサツさんは別に問わないみたいです。 ニコライ聖堂も東京カテドラル聖マリア大聖堂も入らないみたいです。 東京カテドラル聖マリア大聖堂は、「世界の丹下健三が設計した」というのはいいのですが、竣工時から雨漏れがして、維持管理に無茶苦茶カネがかかって大変みたいで、「世界の丹下」かなんか知らんけど、こんな「ホワイトエレファント」(かつて、インドでは、王様が気に入らない配下の者に対して、いやがらせとして白い象を贈り物として贈ったという話からきた言葉。 ごくたまに、白い象が生まれることがあるらしいのですが、それは染色体の異常か何かで生まれるもので、通常の象に比べて体が弱くて、病気にもなりやすく死にやすいが、王様からの贈り物なので、死なせてしまっては大変であり、かつ、象なので食べる量も半端じゃないし、場所も取るし、世話するのも大変で、そんなもの、贈られたのでは、贈られた方がまいってしまう・・・というのが「ホワイトエレファント」)みたいな建物にカネを使うというはキリスト教の精神からおかしくないか・・とか私らは思ってみたりもしますが、ケーサツさんにとってはそういうこともどうでもいいみたいです。 仏教は浄土系であれ禅系であれ法華系であれ特に問題としないみたいで、キリスト教も、カトリックでもプロテスタントでもロシア正教でも特に問題とするわけでもないようです。 「オウム真理教」あたりは「反社会的勢力」の対象になるようですが、「オウム真理教」の場合は、宗教だから問題があるのではなく、問題のあることをやったからだと思います。 それで、微妙なのは、「新興宗教」と言われる団体ですが、しかし、「新興」だから「反社会的」と決まったわけでもないし、「既存」だから「反社会的」でないと言いきれる理由があるわけでもないと思うのです。 これを言うと激怒する人もあるかもしれませんが、この際、言ってしまえば、靖国神社というのは、相当に「反社会的」だと思いますよ。 でも、ケーサツさんは、靖国神社を「反社会的勢力」と認定はしていないようです。 倫理研究所(=倫理法人会)も、相当に「反社会的」だと思いますし、はた迷惑このうえないと思いますが、ケーサツさんの「反社会的勢力」のリストには入っていない可能性の方が高そうです。それで、いったい、「宗教」の「反社会的勢力」とはケーサツさんは、どこを言っているのかというと、もうひとつ、よくわからないのですが、要するに、ケーサツさんが「気に食わない」と思えば、そこが「反社会的勢力」と認定されてしまうおそれがありそうです。
結論として、ケーサツさんがどこを「反社会的勢力」と言っているのかもよくわからないし、その認定の基準もよくわからないのですが、「国民が決めた基準に基づき警察が動く」のではなく「警察が決めた判断を国民に押しつける」という警察の姿勢が「反社会的」であるのは間違いないはずです。 (などというと、そう発言する者は「反社会的勢力」などと指定されそうで、こわい、こわい、つくづくこわい。) ちなみに、昔は、いわゆる陰毛が写っているヌード写真はダメであったのが、いつからであったか認められて普通に出回るようになりましたが、それがいいとか悪いとかを警察が決めているというのを異常な事態だと国民が気づいていないのは、民主主義の基準から考えて好ましいことではないのは明らかです。 本来、国民が決めるべき「わいせつ」の基準を警察が決めるというのは、反民主主義的傾向であり、「反社会的」な傾向です。
それで、今回、どう考えたって、「反社会的勢力」ではないかと思われる3つの「勢力」を、ここであげておこうと思います。
【1】 今もって、危険極まりない原発を再稼働させようとし、福島県東部中部の人達に「ニコニコしている人のところには放射能はきません」とかアホなことを言ってみたり(言わせてみたり)、放射性物質を含む瓦礫を全国に拡散させて既存焼却施設で燃やして日本全体に放射能汚染を拡げようとしたり、福島第一原発の周囲への地下水汚染を防止するための地下ダム建設をしぶったりしている人たちというのは、どう考えても、「反社会的勢力」ではないかという印象を受けるのですが、どうも、ケーサツさんの「リスト」では「中核派」とか「革マル派」といった人達は「反社会的勢力」とされていても、「ニコニコしている人のところには放射能はきません」とか福島県人をバカにしているとしか思えない発言をおこなっている長崎大学の山下先生とかは、「反社会的勢力」のリストには入っていないらしいのです。 不思議ですよね・・・・・。
〔 ウラジーミル=バベンコ著・ベルラド放射能安全研究所著『自分と子供を放射能から守るには』(辰巳雅子訳 今中哲二監修 2011.9.30.世界文化社)に、≪汚染地域住民からよく聞かれる意見と質問 ≫として
≪住民から次のような意見や質問をよく聞きます。
「放射能の測定には行きませんよ。『知らなければ知らないほどよく眠れる』ってことわざもあるしね!」
確かによく眠れるかもしれませんが、ときには永遠の眠りにつく人がいます。 「知ること」 これはおそらく私たち親がなすべきもっとも大切なことです。 知り、そして実行することができたとき、多くの不幸な結末を回避することができるのです。 ≫ チェルノブイリ原発事故の時のベラルーシ(白ロシア)でも、山下先生みたいなことを言う人があったのですね。 「ニコニコしてる人のところには放射能はきません」だのとよくそういう無責任なことを言えるとあきれます。 〕
【2】 「100%減資」とかやって、個人株主の虎の子をぶっつぶした日本航空という会社は、「100%減資」したのなら、そんな会社は地球上から消えてなくなっているはずなのに、なぜか存在して、それだけでなく、その会社を、再度、上場してやろうという、どう考えても「100%減資」で虎の子失くした個人株主を馬鹿にしているというのか侮辱しているというのか、にわかには信じがたいことをやろうとしている人たちというのも、「反社会的勢力」ではないかと私などは思うのですが、それもケーサツさんのリストでは「反社会的勢力」とはされていないらしいのです。 変だと思いませんか。
株主の所有物である会社というものを、株主の権利を「100%減資」として奪った上で、再度、上場して、株主が失った権利の分を販売・・て、なんで、そんなことできるの? なぜ、そんなこと認められるの?
こんな無法が法的にまかり通るのならば、もはや、非合法手段に訴えてでも・・・と思って行動に出たなら、そっちの方を「反社会的勢力」と言われかねないみたい。 かつて、「グリコ、つぶしたる!」という文句で一世風靡した怪人21面相なる人達がいましたが、もし、「日本航空、つぶしたる!」とやる人がいたなら、私、拍手喝さいしますよ。本当に。 それで、そんな会社の従業員が私なんかより、はるかに高い給料を盗ってるんですからね。 一般に、「株主」と「従業員」なら、「株主」の方が“金持ち!”って感じで、大株主は“資本家”と評価されたりするのですが、日本航空の場合は、個人株主よりも従業員の方が、よ~っぽど、“ 金持ち ”で、個人株主よりも従業員の方が、よ~っぽど、“ 資本家 ”だったりするのですから。
「日本航空の社員食堂に青酸カリいれた。 金かい、千キロよこせ・・・とまで言わないが、100%減資でなくした株の購入時の金額よこせ。」くらい、言ってやりたい気持ちですよ。 それ、されて文句あるなら、どういう文句を言えるのか言ってみやがれ・・・と思いませんか?
〔↓↓9月19日に「再上場」予定だそうです。 ↓↓ 死んでも日航なんか乗るか!
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(YAHOO!ニュース)
JALの公募・売出価格は1株3790円、東証1部に指定
ロイター 9月10日(月)15時29分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000061-reut-bus_all
9月10日、19日に再上場する予定のJALの公募・売出し価格は1株当たり3790円に決定。羽田空港で2009年12月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 10日 ロイター] 東京証券取引所<TSE.UL>に再上場する予定の日本航空(JAL)<9201.T>の公募・売り出し価格は1株当たり3790円に決定した。仮条件は3500─3790円だった。有価証券届出書の訂正届出書で明らかになった。
東証は同社株を1部に指定したと発表した。上場予定日は19日。IPOのグローバルコーディネーターは大和証券。
JALの新規株式公開(IPO)は、今年、世界のIPOで160億ドル超(1.25兆円)を調達した米フェイスブック<FB.O>に次ぐ2番目の規模になる。
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↑↑ どう考えても、人を馬鹿にしていると思いませんか?
株を「再上場」してカネ集めて、赤字になったら「100%減資」にしてまた「再上場」してカネ集めて、またもやうまくいかなくなったらまたもや「100%減資」にしてまた「再上場」して・・・・・て、こんなの、資本制経済の原理から考えて認められることではないはずなんだけれどもなあ。 おかしいと思いませんか?!? ↑↑(9.10.追加) 〕
【3】 かつての(旧型)司法試験は、公認会計士試験とともに、難関国家資格試験とされ、なんとか合格して、判事(裁判官)・検事・弁護士になりたいと努力・精進しても合格できずに無念な気持ちで進路を変更する人もいたと思います。 私などは、高校の3年の時の担任の先生から、「判事・検事・弁護士のような仕事につく人というのは、いろんな教養を必要とする仕事だから、高校の勉強はどんなにやってもやりすぎということはないはずだ。」と言われ、判事や検事になるなら、司法試験の試験科目のみならず、高校や大学の一般教養課程で扱っているような内容についても十分に学ばなければと思ったものですが(その考え方が適切かどうかは「?」ですが)、ところが、検察の場合、旧型司法試験にも新型司法試験にも合格していない、いずれの司法試験にもぎりぎり合格するレベルの法律の勉強もしていない、かつ、高校や大学の一般教養課程で扱っている内容についても、旧帝大系国立大学の入試に通るか通らないかのレベルのものなど絶対に身につけていない、それにもかかわらず、「副検事」と称して、どさくさにまぎれて検察の仕事について、国民の税金から無駄に高給盗っているヤカラがいるのです。
かつての(旧型)司法試験では、1次試験に合格するか、もしくは、4年生大学の教養課程(2年まで)を修了するかで2次試験の受験資格ができ、2次試験の短答式(憲法・民法・刑法)を受けて合格すると、論述式(憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)を受けることができ、それに合格して、各科目についての面接式の試験を受けて、それに合格して司法試験合格となり、司法修習所に入所して修了して、判事・検事・弁護士になることができるというものであったはずなのです。 だから、高校までと4年生大学の教養課程までの一般教養の知識・認識と、司法試験に合格できるだけの法律についての知識・認識に司法修習所での研修が、判事・検事・弁護士に必要なものとされていたのです。 そのいずれもない人間が、なんで、「副検事」という名前からしていかさまくさい名称の役職で「検察官」できるの? おかしいでしょ、どう考えても。 おかしいと思いませんか?
子供の頃から判事・検事になりたいと思って努力して勉強してきた者でも、わずかなところで司法試験に合格出来ずに断念した者がいるのに、どさくさにまぎれて「副検事」になっているこの連中こそ、「反社会的勢力」ではないかという気がするのですが、これも、ケーサツのリストでは、「反社会的勢力」に入っていないらしいのです。 なんとも、マカ不思議なことだと思います。 思いませんか?
そもそも、司法試験にぎりぎり合格するレベルの法律の勉強もしていない、旧帝大系国立大学に合格できるかどうかというくらいの一般的教養もない者が、「副検事」などといかにもいかさまくさい名前を称して「検察官」やっているというのが、冤罪発生のひとつの原因だと思います。 「副検事」などというものは、なってるヤツ全体が「反社会的勢力」と違いますか。 わたしゃそう思うね。
そもそも、正規のルートからなろうと努力・精進している者、正規のルートからなろうということを一度でも考えたことのある者としては、「副検事」などという存在自体が不愉快な存在であるのは当然のことです。 高校でも大学でも、入学するのがある程度難しいとされる学校に、明らかに裏口で入ったヤツというのは、「コネとカネ」のある“名門”の人なのかもしれませんが、たとえ、“名門”でも、“受験戦争”を経て入った者の目から見れば、イヌのくそでしかない・・のと同じく、一度でも一瞬でも正規のルートから法曹関係の職業につこうと考えたことのある者の目には、「副検事」などという者は、イヌのくそ に見えるのは当然のことです。 実際、イヌのくそ みたいな根性の人間が多いみたいだし。
☆ 今回のものは、〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html に補足として書きかけたものを独立させた上で、書き加えました。 〔第94回〕もぜひご覧くださいませ。 (2012.9.6.)
〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html で、警察が「反社会的勢力」という言葉を使用し、その「反社会的勢力」なるものがどういう団体・どういう人達のことを言うのか、警察が決めて国民にその判断を押しつけるという無法な態度について指摘した。
もしも、「反社会的勢力」という言葉を使用して考えるのであれば、どういう団体・どういう人達を「反社会的勢力」と呼ぶべきだろうか。 まず、どのような団体・どのような人達を「反社会的勢力」と考えるべきかといったことは、国民、ひとりひとりが自ら考えて判断するべきものであり、それを、こういう団体が「反社会的勢力」だと決めて、その判断を国民に押しつけようとする 警察 は、その点において、間違いなく、反民主主義勢力 であり、その意味で「反社会的勢力」であるのは、間違いないであろう。
ケーサツさんは、「中核派とか革マル派とか、右翼とか」とか、それから「宗教(の団体)」と言うのですが、〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html でも述べたのですが、私は、中核派 とか 革マル派といった人達と今まで会ったこともないので、どういう人達か知らないのです。 だから、「反社会的」な人達であるのかないのか知らないわけです。 知らない以上、どうだと述べようもないのです。
インターネットで検索してみると、「中核派」と入れて「検索」をクリックすると、「ウィキペディア―革命的共産主義者同盟全国委員会」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%90%8C%E7%9B%9F%E5%85%A8%E5%9B%BD%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A がでてきました。 それによると、≪革命的共産主義者同盟全国委員会(かくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいぜんこくいいんかい)は、マルクス・レーニン主義を掲げる日本の新左翼政治団体である。通称中核派(ちゅうかくは)、関西派離脱以降は中核派中央派(ちゅうかくはちゅうおうは)と呼ばれることもある。≫そうで、≪「中核派」という呼称は本来、革共同の分裂後、学生組織であるマルクス主義学生同盟の本多支持派が名乗った分派名であるが、上部団体である全国委員会も中核派を公称している。 ≫そうです。 「革マル派」と入れて「検索」をクリックすると、「ウィキペディア―日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E5%90%8C%E7%9B%9F%E9%9D%A9%E5%91%BD%E7%9A%84%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E6%B4%BE が出てきました。それによれば、≪日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(にほんかくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいかくめいてきマルクスしゅぎは)は、日本の政治団体・新左翼党派(革共同系)である。通称革マル派。≫だそうです。 これだけではよくわからんのですが、私自身が、ひとつだけ、よお~くわかっていることは、私は、ケーサツには暴力をふるわれて怪我をさせられたことがありますが(訴えたとしても受けつけてもらえませんが、傷害罪に該当します)、中核派とか革マル派とかの人達からは、今のところ、別に、暴力ふるわれたことも怪我させられたこともない、ということです。 ですから、この点で、ケーサツが暴力的団体であるのは明らかですが、中核派とか革マル派という人達がについては、私は「知らない」のです。
「右翼」団体としては、千葉市中央区のSハウジングの社長のH川さんなども、倫理研究所(=倫理法人会)という右翼団体にはまってしまって、社長が会社に来る日数よりも倫理研究所(=倫理法人会)の集会に行く日数の方が多いという状態であり、勤務時間中に従業員を倫理研究所の集会に参加させようとして、仕事をそっちのけにしてしまうという実情を見ると、そして、この団体に社長がはまってしまった会社は多くが似た状態になる傾向があることを考えると、たしかに、「反社会的」なところは間違いなくあると思いますし、「宗教団体ではない」と称しているようですが、法律上、「宗教団体」になっていないといっても、実質上、どう考えても「宗教の団体」であり、その「宗教」を広めるにおいて、中小零細企業の社長にとりいって、雇用関係を利用して従業員に参加させるという方法を取っており、そのやり方は、宗教の広め方として邪道と言わざるをえないものであり、最初から、職場における「信教の自由」を侵害する前提で存在する団体であり、その点で、あきらかに「反社会的」な団体ですが、しかし、問題のある団体は、世の中にはいっぱいあるのであり、《問題がある》だけでなく《警察が「反社会的勢力」と認定するのが妥当とされるような問題がある》かというと、どの団体であれ、警察が決めて認定すること自体が不適切ではないかと思えてきます。
「宗教」の団体をケーサツが「反社会的勢力」と言う場合、この場合の「宗教」には、本願寺とか知恩院とか永平寺は入らないらしいんです。ケーサツさんの基準では。 出雲大社も北野天満宮も入らないみたいです。 今宮戎神社も佐野厄除け大師も入らないみたい。 言っちゃなんですが、世の中には「ボーズ丸儲け」みたいなお寺もあるようですが、そういう問題はケーサツさんは別に問わないみたいです。 ニコライ聖堂も東京カテドラル聖マリア大聖堂も入らないみたいです。 東京カテドラル聖マリア大聖堂は、「世界の丹下健三が設計した」というのはいいのですが、竣工時から雨漏れがして、維持管理に無茶苦茶カネがかかって大変みたいで、「世界の丹下」かなんか知らんけど、こんな「ホワイトエレファント」(かつて、インドでは、王様が気に入らない配下の者に対して、いやがらせとして白い象を贈り物として贈ったという話からきた言葉。 ごくたまに、白い象が生まれることがあるらしいのですが、それは染色体の異常か何かで生まれるもので、通常の象に比べて体が弱くて、病気にもなりやすく死にやすいが、王様からの贈り物なので、死なせてしまっては大変であり、かつ、象なので食べる量も半端じゃないし、場所も取るし、世話するのも大変で、そんなもの、贈られたのでは、贈られた方がまいってしまう・・・というのが「ホワイトエレファント」)みたいな建物にカネを使うというはキリスト教の精神からおかしくないか・・とか私らは思ってみたりもしますが、ケーサツさんにとってはそういうこともどうでもいいみたいです。 仏教は浄土系であれ禅系であれ法華系であれ特に問題としないみたいで、キリスト教も、カトリックでもプロテスタントでもロシア正教でも特に問題とするわけでもないようです。 「オウム真理教」あたりは「反社会的勢力」の対象になるようですが、「オウム真理教」の場合は、宗教だから問題があるのではなく、問題のあることをやったからだと思います。 それで、微妙なのは、「新興宗教」と言われる団体ですが、しかし、「新興」だから「反社会的」と決まったわけでもないし、「既存」だから「反社会的」でないと言いきれる理由があるわけでもないと思うのです。 これを言うと激怒する人もあるかもしれませんが、この際、言ってしまえば、靖国神社というのは、相当に「反社会的」だと思いますよ。 でも、ケーサツさんは、靖国神社を「反社会的勢力」と認定はしていないようです。 倫理研究所(=倫理法人会)も、相当に「反社会的」だと思いますし、はた迷惑このうえないと思いますが、ケーサツさんの「反社会的勢力」のリストには入っていない可能性の方が高そうです。それで、いったい、「宗教」の「反社会的勢力」とはケーサツさんは、どこを言っているのかというと、もうひとつ、よくわからないのですが、要するに、ケーサツさんが「気に食わない」と思えば、そこが「反社会的勢力」と認定されてしまうおそれがありそうです。
結論として、ケーサツさんがどこを「反社会的勢力」と言っているのかもよくわからないし、その認定の基準もよくわからないのですが、「国民が決めた基準に基づき警察が動く」のではなく「警察が決めた判断を国民に押しつける」という警察の姿勢が「反社会的」であるのは間違いないはずです。 (などというと、そう発言する者は「反社会的勢力」などと指定されそうで、こわい、こわい、つくづくこわい。) ちなみに、昔は、いわゆる陰毛が写っているヌード写真はダメであったのが、いつからであったか認められて普通に出回るようになりましたが、それがいいとか悪いとかを警察が決めているというのを異常な事態だと国民が気づいていないのは、民主主義の基準から考えて好ましいことではないのは明らかです。 本来、国民が決めるべき「わいせつ」の基準を警察が決めるというのは、反民主主義的傾向であり、「反社会的」な傾向です。
それで、今回、どう考えたって、「反社会的勢力」ではないかと思われる3つの「勢力」を、ここであげておこうと思います。
【1】 今もって、危険極まりない原発を再稼働させようとし、福島県東部中部の人達に「ニコニコしている人のところには放射能はきません」とかアホなことを言ってみたり(言わせてみたり)、放射性物質を含む瓦礫を全国に拡散させて既存焼却施設で燃やして日本全体に放射能汚染を拡げようとしたり、福島第一原発の周囲への地下水汚染を防止するための地下ダム建設をしぶったりしている人たちというのは、どう考えても、「反社会的勢力」ではないかという印象を受けるのですが、どうも、ケーサツさんの「リスト」では「中核派」とか「革マル派」といった人達は「反社会的勢力」とされていても、「ニコニコしている人のところには放射能はきません」とか福島県人をバカにしているとしか思えない発言をおこなっている長崎大学の山下先生とかは、「反社会的勢力」のリストには入っていないらしいのです。 不思議ですよね・・・・・。
〔 ウラジーミル=バベンコ著・ベルラド放射能安全研究所著『自分と子供を放射能から守るには』(辰巳雅子訳 今中哲二監修 2011.9.30.世界文化社)に、≪汚染地域住民からよく聞かれる意見と質問 ≫として
≪住民から次のような意見や質問をよく聞きます。
「放射能の測定には行きませんよ。『知らなければ知らないほどよく眠れる』ってことわざもあるしね!」
確かによく眠れるかもしれませんが、ときには永遠の眠りにつく人がいます。 「知ること」 これはおそらく私たち親がなすべきもっとも大切なことです。 知り、そして実行することができたとき、多くの不幸な結末を回避することができるのです。 ≫ チェルノブイリ原発事故の時のベラルーシ(白ロシア)でも、山下先生みたいなことを言う人があったのですね。 「ニコニコしてる人のところには放射能はきません」だのとよくそういう無責任なことを言えるとあきれます。 〕
【2】 「100%減資」とかやって、個人株主の虎の子をぶっつぶした日本航空という会社は、「100%減資」したのなら、そんな会社は地球上から消えてなくなっているはずなのに、なぜか存在して、それだけでなく、その会社を、再度、上場してやろうという、どう考えても「100%減資」で虎の子失くした個人株主を馬鹿にしているというのか侮辱しているというのか、にわかには信じがたいことをやろうとしている人たちというのも、「反社会的勢力」ではないかと私などは思うのですが、それもケーサツさんのリストでは「反社会的勢力」とはされていないらしいのです。 変だと思いませんか。
株主の所有物である会社というものを、株主の権利を「100%減資」として奪った上で、再度、上場して、株主が失った権利の分を販売・・て、なんで、そんなことできるの? なぜ、そんなこと認められるの?
こんな無法が法的にまかり通るのならば、もはや、非合法手段に訴えてでも・・・と思って行動に出たなら、そっちの方を「反社会的勢力」と言われかねないみたい。 かつて、「グリコ、つぶしたる!」という文句で一世風靡した怪人21面相なる人達がいましたが、もし、「日本航空、つぶしたる!」とやる人がいたなら、私、拍手喝さいしますよ。本当に。 それで、そんな会社の従業員が私なんかより、はるかに高い給料を盗ってるんですからね。 一般に、「株主」と「従業員」なら、「株主」の方が“金持ち!”って感じで、大株主は“資本家”と評価されたりするのですが、日本航空の場合は、個人株主よりも従業員の方が、よ~っぽど、“ 金持ち ”で、個人株主よりも従業員の方が、よ~っぽど、“ 資本家 ”だったりするのですから。
「日本航空の社員食堂に青酸カリいれた。 金かい、千キロよこせ・・・とまで言わないが、100%減資でなくした株の購入時の金額よこせ。」くらい、言ってやりたい気持ちですよ。 それ、されて文句あるなら、どういう文句を言えるのか言ってみやがれ・・・と思いませんか?
〔↓↓9月19日に「再上場」予定だそうです。 ↓↓ 死んでも日航なんか乗るか!
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(YAHOO!ニュース)
JALの公募・売出価格は1株3790円、東証1部に指定
ロイター 9月10日(月)15時29分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000061-reut-bus_all
9月10日、19日に再上場する予定のJALの公募・売出し価格は1株当たり3790円に決定。羽田空港で2009年12月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 10日 ロイター] 東京証券取引所<TSE.UL>に再上場する予定の日本航空(JAL)<9201.T>の公募・売り出し価格は1株当たり3790円に決定した。仮条件は3500─3790円だった。有価証券届出書の訂正届出書で明らかになった。
東証は同社株を1部に指定したと発表した。上場予定日は19日。IPOのグローバルコーディネーターは大和証券。
JALの新規株式公開(IPO)は、今年、世界のIPOで160億ドル超(1.25兆円)を調達した米フェイスブック<FB.O>に次ぐ2番目の規模になる。
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↑↑ どう考えても、人を馬鹿にしていると思いませんか?
株を「再上場」してカネ集めて、赤字になったら「100%減資」にしてまた「再上場」してカネ集めて、またもやうまくいかなくなったらまたもや「100%減資」にしてまた「再上場」して・・・・・て、こんなの、資本制経済の原理から考えて認められることではないはずなんだけれどもなあ。 おかしいと思いませんか?!? ↑↑(9.10.追加) 〕
【3】 かつての(旧型)司法試験は、公認会計士試験とともに、難関国家資格試験とされ、なんとか合格して、判事(裁判官)・検事・弁護士になりたいと努力・精進しても合格できずに無念な気持ちで進路を変更する人もいたと思います。 私などは、高校の3年の時の担任の先生から、「判事・検事・弁護士のような仕事につく人というのは、いろんな教養を必要とする仕事だから、高校の勉強はどんなにやってもやりすぎということはないはずだ。」と言われ、判事や検事になるなら、司法試験の試験科目のみならず、高校や大学の一般教養課程で扱っているような内容についても十分に学ばなければと思ったものですが(その考え方が適切かどうかは「?」ですが)、ところが、検察の場合、旧型司法試験にも新型司法試験にも合格していない、いずれの司法試験にもぎりぎり合格するレベルの法律の勉強もしていない、かつ、高校や大学の一般教養課程で扱っている内容についても、旧帝大系国立大学の入試に通るか通らないかのレベルのものなど絶対に身につけていない、それにもかかわらず、「副検事」と称して、どさくさにまぎれて検察の仕事について、国民の税金から無駄に高給盗っているヤカラがいるのです。
かつての(旧型)司法試験では、1次試験に合格するか、もしくは、4年生大学の教養課程(2年まで)を修了するかで2次試験の受験資格ができ、2次試験の短答式(憲法・民法・刑法)を受けて合格すると、論述式(憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法)を受けることができ、それに合格して、各科目についての面接式の試験を受けて、それに合格して司法試験合格となり、司法修習所に入所して修了して、判事・検事・弁護士になることができるというものであったはずなのです。 だから、高校までと4年生大学の教養課程までの一般教養の知識・認識と、司法試験に合格できるだけの法律についての知識・認識に司法修習所での研修が、判事・検事・弁護士に必要なものとされていたのです。 そのいずれもない人間が、なんで、「副検事」という名前からしていかさまくさい名称の役職で「検察官」できるの? おかしいでしょ、どう考えても。 おかしいと思いませんか?
子供の頃から判事・検事になりたいと思って努力して勉強してきた者でも、わずかなところで司法試験に合格出来ずに断念した者がいるのに、どさくさにまぎれて「副検事」になっているこの連中こそ、「反社会的勢力」ではないかという気がするのですが、これも、ケーサツのリストでは、「反社会的勢力」に入っていないらしいのです。 なんとも、マカ不思議なことだと思います。 思いませんか?
そもそも、司法試験にぎりぎり合格するレベルの法律の勉強もしていない、旧帝大系国立大学に合格できるかどうかというくらいの一般的教養もない者が、「副検事」などといかにもいかさまくさい名前を称して「検察官」やっているというのが、冤罪発生のひとつの原因だと思います。 「副検事」などというものは、なってるヤツ全体が「反社会的勢力」と違いますか。 わたしゃそう思うね。
そもそも、正規のルートからなろうと努力・精進している者、正規のルートからなろうということを一度でも考えたことのある者としては、「副検事」などという存在自体が不愉快な存在であるのは当然のことです。 高校でも大学でも、入学するのがある程度難しいとされる学校に、明らかに裏口で入ったヤツというのは、「コネとカネ」のある“名門”の人なのかもしれませんが、たとえ、“名門”でも、“受験戦争”を経て入った者の目から見れば、イヌのくそでしかない・・のと同じく、一度でも一瞬でも正規のルートから法曹関係の職業につこうと考えたことのある者の目には、「副検事」などという者は、イヌのくそ に見えるのは当然のことです。 実際、イヌのくそ みたいな根性の人間が多いみたいだし。
☆ 今回のものは、〔第94回〕《落し物は届けるな、犯罪捜査に協力するな! ~ 警察の恐怖(1)―川崎市の警察と いわき市の警察 》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201204article_7.html に補足として書きかけたものを独立させた上で、書き加えました。 〔第94回〕もぜひご覧くださいませ。 (2012.9.6.)
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