若林天満宮(若林北野神社)(東京都世田谷区)参拝―冤罪を晴らす神さま・菅原道真(14)+東急世田谷線

[第217回]冤罪を晴らす神さま・菅原道真・怨念を晴らすお百度参り(14)
  東京都世田谷区若林の 「若林天満宮」「若林北野神社」「北野神社」に参拝してまいりました。
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  「若林天満宮」「若林北野神社」「(世田谷区若林の)北野神社」はどこにあるかというと、東京都世田谷区若林の、東急世田谷線の「若林」駅のすぐ南、環七通り(環状7号線)の西側に沿ってあります。↓








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(↑↓ 写真はすべてクリックすると大きくなります。↑↓)
↑ 前から見て、流れ造り風の入母屋屋根の社殿かと思いきや、西側にまわって奥の方を見ると、↓
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↑ 小さいながらも、本殿・弊殿(石の間)のあるともかく「石の間造り」になっています。

   すぐ東の環七を横断する歩道橋の上に登ると、この神社の全域が見えるのですが、訪問時間が夕方4時30過ぎで、12月後半ではもはや暗く、撮影したものの、パソコンで画像を出してみると、ほとんど真っ暗でした。 他の方で、インターネット上に歩道橋からの写真を掲載されている方もおられるようなので、たとえば、
《がんばれぼくらの世田谷線 若林駅付近の主な名所・旧跡》 http://www.setagaya-line.com/trip/see-spot/wakabayashi.htm
《KAIの路地庭から―学問の祭神を祀る若林天満宮》 http://roji-niwa.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ac49-2.html 
など、見せていただくといいかもしれません。 今回、私が訪問したのは夕暮れ時だったので、写真も暗くなっており、他の方の写真の方が明るい時間帯に撮られたらしくきれいに写っていますが、たそがれどきもまたそれはそれで悪くないのではないかと思います。

  ところで、この神社の名前なのですが、どれが正式なのでしょうか。
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↑ 「若林天満宮」「学問の祭神」  道路に面して立つ看板。
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 「若林北野神社」 社域内の看板。
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↑ 「北野神社」 前の道路上に立つ地図。
  3つ、微妙に違う名称で記載されているのですが、まあ、若林にある「天神≒菅原道真」を祀る神社ということで、「若林天満宮」でも「若林北野神社」でも「若林にある北野神社」でも、いずれでもよろしいのではないでしょうか。

  「天神社」という名称の神社でも、菅原道真より前から天神・風神・雷神を祀っている神社もあるようなのですが、ここの場合は、「学問の祭神」と大きな看板が出ていますから、菅原道真を祀っていると考えてよい・・・かな。もっとも、看板を立てた人がきっちりと由緒を把握して建てたか、天神社だから「学問の祭神」だろうくらいの気持ちで建てたかはわからないし、さらに、神社の「由緒書」やお寺の「寺伝」なるものがどこまで信用できるかという問題もあるのですが、そんなことよりも、たとえ、最初は菅原道真と直接関係のない天神社であっても、“天神つながり”で菅原道真が祀られているつもりで参拝する人が増えてくると、結果として、多くの人が「天神≒菅原道真」として参拝を繰り返した以上は、たとえ、もともとはそうでない神社であっても、「天神≒菅原道真」が「勧請」されたのと変わらなくなってくるのではないでしょうか。
  この神社の場合、名称表記が3つ見られるが、「○○天満宮」「○○北野神社」「北野神社」と、「北野」と「天満宮」の2つが見えます。 「きたの」だけなら、何かの中心地から見て《「北の」方角にある神社》という可能性も考えられますし、「北野」という地名は京都の北野天満宮がある場所だけでなく他にも「北の方の野原」「北の方の平地」という意味でつけられた地名はありうることでそういう地名であった可能性も考えられますし、「天神」だけなら菅原道真とは特に関係のない天神・風神・雷神といった自然神を祀る神社の可能性も考えられますが、「北野」と「天満宮」の2つの名前が見られるところを考えると、「天神≒菅原道真」の神社の可能性が高いかな・・・という気がいたします。

   社殿の左側に「摂社」というのか「末社」というのかの社がありますが、祀られている神さまは表示などなく、残念ながら、わかりません。 もし、ご存じの方、おられましたら、教えてください。

   神職の常駐はなく、授与所などもありません。

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↑ 東急 世田谷線「若林」駅と停車中の電車。
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↑ 東急 世田谷線「若林」駅 すぐ東の踏切を通過中の電車。
   東急 世田谷線 というと、普段、通勤通学に利用していない少し離れた場所に住む者としては、路面電車かというイメージがあるのですが、専用の軌道を走っています。 駅舎もバス停みたいな駅ではなく、プラットホームがあって屋根がある駅です。 全区間140円。2両連結の電車が走っています。 但し、すべての駅に駅員さんがいるわけではなく、「若林」駅などは無人駅で、電車の運転手さんの近くのドアから入ってお金を払い、運転者さんから遠い方のドアから出ることになります。 「西太子堂」駅も無人駅でした。 「上町」駅にはフレンドリーな感じの女性駅員さんがいました。そういう駅は改札口でお金を払って乗るみたいです。 東急といっても、東横線や田園都市線とはずいぶんと雰囲気が違います。

   東急世田谷線では、「若林」の西の「松蔭神社前」駅から北に行ったあたりに、吉田松陰を祀る松蔭神社http://www.shoinjinja.org/ )があり、「若林」から東に行った終点「三軒茶屋」駅の北西に「目青不動」 最勝寺(「ウィキペディア―最勝寺(世田谷区)」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%8B%9D%E5%AF%BA_(%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA) )があります。 「松蔭神社」駅の西、「世田谷」「上町」の次、「宮の坂」駅の東のあたりには豪徳寺(「ウィキペディア―豪徳寺」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%AA%E5%BE%B3%E5%AF%BA)と世田谷城址公園(「ウィキペディア―世田谷城」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%9F%8E )があります。 むかし、なんとかいう殿様が豪徳寺のあたりに来た時、雨が降って来たので、大木の下で雨宿りをしたところ、どこからともなく、猫があらわれ、「こっちへ来い、こっちへ来い」というように手招きをするので、不思議な猫だと思ってその方へ寄っていくと、まさに、今、雨宿りをしていた大木に雷が落ちたということで、それから「招き猫」の話ができたというお話が、「朝日新聞」に掲載され、後に新潮文庫で単行本になった遠藤周作の『走馬灯』(新潮文庫)にあったと思います。それが豪徳寺の付近での話だったと思います。 もっとも、大阪市の住吉大社の摂社・楠桾社(http://www.sumiyoshitaisha.net/place/massya.html )にも、人とお金を招く招き猫の話があり、招き猫の話は他にもあるかもしれません。

   「若林天満宮」「若林北野神社」には、牛の像はありません。 来年(2014年。平成26年)は丑(うし。牛。)ではなく午(うま)の年です。 東急世田谷線「上町」駅から西に行ったあたり、東急新玉川線じゃなくて今は田園都市線と言うようになったようですが「用賀」駅から北に行ったあたりに、「馬事公苑」があり、馬がいます。
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   「馬事公苑」てどこが経営しているのだろう、東京都かな? 国がやってるのかな? と思いきや、インターネットで「馬事公苑」と検索エンジンに入れてクリックすると、
《馬事公苑》HP http://www.jra.go.jp/bajikouen/
なんと、JRA・・・・。
JRA というと、日本赤軍の略称。 え? 馬事公苑て日本赤軍がやってるの???
て、違いますがな。 JRAはJRAでも、日本中央競馬会(http://www.jra.go.jp/)です。
千葉県船橋市の船橋競馬場(http://www.f-keiba.com/ )の近くをクルマで走る時は注意して走らないと、頭の中がほとんど競馬で占められて信号もクルマも目に入ってないようなおっさんがふらふらっと出てくることがあります。 頭の中がほとんど競馬で占められてしまって他のことがなくなってしまったようなおっさん、ともかくレース・ギャンブルであれば馬でもモーターボートでも自転車でもいいというおっさんたちと馬術競技とでは、馬は馬でもずいぶんと差があります。 競馬と馬術競技とはまったく別のもののような感じを受けますが、落ちついて考えれば、たしかに、競馬て馬術競技のレースですね。





ということで、今回はここまで。 

  あいかわらず、地震が多くて気持ち悪いですね。 
地震ではなく、ろくでもない警察官・検察官・裁判官・裁判所書記官・労働基準監督官・弁護士に雷でも落としてやればいいのに。  「ゴースン サンダー」て感じで。 
※「ゴースン サンダー」については、
⇒ 《YouTube―タイガージョーの最後・・・(怪傑ライオン丸より) 》http://www.youtube.com/watch?v=z8FUiLutOI4  もしくは、
⇒《nicotter 怪傑ライオン丸 最終回前篇》http://nicotter.net/watch/sm20123110 
   (2013.12.21.)

☆『救援ノート 改訂第9版』(2011改訂。救援連絡センター)は
http://qc.sanpal.co.jp/info/1143/ 

☆ 冤罪を晴らす神さま・菅原道真・日本全国怨念を晴らすお百度参り シリーズは、
東京都 では、
平河天満宮(千代田区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201210article_3.html
亀戸天神社(江東区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201301article_7.html
北野神社(文京区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201303article_2.html
に次いで、この若林天満宮・若林北野神社(世田谷区)が4社目。

千葉県
葛飾天満宮(市川市) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201301article_4.html
意富比神社 末社 天神社(船橋市) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_10.html
船橋市東船橋の「天神社」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201311article_1.html
白井市(白井市河原子の)天満宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201303article_5.html
千葉神社 摂社 千葉天神 と 鵜の森町の「神札」(千葉市中央区)
 (上)https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201305article_2.html
  (下)https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201305article_3.html
北總天満宮(千葉市中央区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201308article_1.html

神奈川県
三渓園天満宮(横浜市中区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201303article_8.html  
永谷天満宮(横浜市港南区) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_1.html

岐阜県
飛騨天満宮(高山市)
上 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html

京都府
北野天満宮(京都市上京区)
 1  https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_2.html
  2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_3.html
  3  https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_4.html
  4  https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_5.html
  5   https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201302article_6.html 
今後も続きます。 


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