やらない方がいい行為【下】  おおいばりで定時に帰る「女性営業」のチラシをポスティングするバカ

 [第224回] 営業と会社の話(55)‐3
【3】 2011年4月に、千葉市中央区鵜の森町の新華ハウジング有限会社(建設業)・ビルダーズジャパン株式会社(不動産業)に、社長 長○川 Sニ(40代前半)の妻 長○川 ◇華(40代前半) の友人だという女性 T口(30代前半。当時。)が縁故入社してきた。 入社した時からおかしな人だった。
  私は2010年6月に入社したが、給与は職安の求人票では「15万円から25万円」に「プラス歩合給」のはずで、経験・資格等から考えて私はその間で低い方になることはありえないはずだったが、面接で社長の長○川 S二と会うと、「給与は月15万円で、不動産屋とコネクションがあって分譲地の販売の代理の契約を取ってくることができる人に月5万円プラスして払っている」ということで、求人票の記載と異なった。 ともかく、それで入社したが、税込月15万円で生活できるわけはない。 又、住宅建築請負業の営業の場合、「基本給+歩合給」のシステムの会社が多く、「完全歩合給」「固定給」の会社もあるようだが、「基本給+歩合給」のシステムの会社の基本給は税込では最低でも20万円以上、一般に25万円程度出ている会社が多いと思われる。 「15万円プラス歩合給」では、形式上は「基本給+歩合給」であっても、実質的には「完全歩合給」に近いものである。
   一方、営業にもいろいろなタイプがあり、在来木造の I 工務店にいた時、「元・ホスト王」という「零児」なる男が講演にきたことがあり、ホストというものを「自分以外に売る物がまったくない営業」と呼び、「皆さんは、売る物のある営業をされている」と話していた。 ホストを営業の一種と考えると、実際には自分以外に「売る物」がまったくないわけではなく、「店の雰囲気」とかも関係すると思うが、「自分以外に売る物が少ない営業」ということになるであろう。それに対して、住宅建築請負業の営業は「売る物」がある営業である。 但し、「零児」は「売る物のない営業に比べて、売る物のある営業というのはこんなに楽なものはない」などと言っていたがそれは違う。 「売る物のある営業」が「売る物のない営業」のやり方をやったのではうまくいかないし、「売る物」があるということはそれに関する知識の習得も必要になるので、その部分の「零児」の発言は適切ではない。
   「自分以外に売る物のない営業」の方が、むしろ、「売る物のある営業」よりやりやすい点がある。 「売る物のある営業」はその「売る物」が同業他社と比較して有利な場合もあれば不利な場合もあるが、「売る物のある営業」の場合は、同業他社の「売る物」と比較して自社の「売る物」が有利であればやりやすいが、極端に不利な場合には悲惨である。 「自分以外に売る物のない営業」であれば、そういう問題は発生しにくい。
   「野球とゴルフのたとえをやりだすとオッサン」という印象を20代の頃持っていた。「おっさんくせえ」と思う人に出会うこともあり、自分が何歳になろうが「野球とゴルフのたとえ」はやらないようにしてきたが、しかし、「野球のたとえ」は説明するのに便利な時がある。 野村克也が、南海の選手として3年目に一軍の試合に出してもらえるようになったが、打率は2割5分程度しか打てず、それでは、また、控えにまわされる可能性がある。なんとか、3割打つことはできないかと考え、2割5分の打者と3割の打者の違いは何かと考えたところ、100回打席に立って30回ヒットを打つ選手が3割の打者で100回のうち25回ヒットを打つ打者が2割5分の打者であるということを考えると、今まで凡退している75回のうち5回ヒットを打てるようにすれば3割の打者になれるということだ。 何も100回のうち100回ともヒットを打たないといけないわけではない。今までより100回のうち5回多くヒットを打つようにすればいいとすれば、そのくらいなら工夫すればなんとかなるのではないかと考えた・・と何かの本に書いていた。 これは住宅建築業の営業にも共通するものがある。 住宅展示場に来場する来場客をすべてことごとく契約に結びつけようとすると大変だが、1000人くらい営業の社員がいる会社で全国1、2の人間でもそんなことはできていない。 入社直後の新人は別として、ひと通り自立して仕事ができるようになった営業社員で、「売れる営業」と「売れない営業」の違いというのは、いわば、3割打者と2割5分の打者の違いのようなものではないかと思うのだ。 で、落合がラジオの解説で話していたのだが、「一流投手が投げるその投手として会心の球、なんてものは、どんなバッターでも打てるわけがない」というのだ。では、それを打てないのに落合は首位打者を何度も取ったのかというと取ったらしい。どうやってとったのかというと、投げそこない・失投を間違いなくヒットすることで取ったらしい。「いかにして、失投を逃さず打つかで打率が変わる」というのだ。 住宅建築業の営業の場合も、どんな人間がやったって取れないようなお客さんを契約に結びつけようとするのではなく、「売れる営業」になるには、「取れる可能性がある見込客」をいかに逃さずに契約に結びつけるかであり、「誰がやったって取れない見込客」(ほとんど、「見込客」ではない)は文字通り、ほとんどの人間が取らないのだ。 そこで、問題となるのは、「誰がやっても取れる見込客」と「やりようによって取れたり取れなかったりする見込客」がその会社のその営業所にどれだけいるかという問題だ。 これは会社・営業所によって異なってくるので、条件の良い会社・営業所で「3割打った」者と条件の悪い会社・営業所で「2割」の者では、実は営業の能力・努力の部分では条件の悪い会社・営業所で2割の者の方が営業としての能力・努力は上である場合もある。 「売る物のある営業」の場合、「売る物」が相当有利な会社の営業なら並か並みの下くらいの営業でも「3割打つ」ことができるケースで、「売る物」が問題外の会社ではある程度以上の実力がある者でも「1割」打つのも大変だったりすることになる。 「一流投手が投げるその投手として会心の球」か「ストライクゾーンから大きく外れたくそボール」しかない状況で「なんでヒット打てないんだよお」と言われても、この状態でどうしろってんだよ、ということになる。
  住宅建築請負業の営業の場合、会社・商品の評価と営業の能力・努力とが合わさって契約になったりならなかったりするものである。 但し、「会社・商品」についてきっちりと説明してくれる人は「営業の評価」も上がるはずで、「会社・商品」についてきっちりと説明してくれない営業は「会社・商品の評価」が上がらないとともに「営業の評価」も上がらないので、「会社・商品の評価」と「営業の評価」はまったく別のものではない。
  それで、千葉市中央区鵜の森町の新華ハウジング有限会社に応募した際、社長の長○川が説明した話では、すでに戸建住宅の新築の仕事についてある程度以上軌道に乗って動いているということであったはずだった。 しかし、入社してみるとそうではなかった。 私より2カ月ほど前に入社していたK代とS井は新築もリフォームまったく契約を取れておらず、それまでの実績はまったくゼロで、新華ハウジングにはホームページもなく会社の建物に会社名の看板もついていなかった。 私は、入社後、長○川にも何度も説明したが、「会社・商品の評価が4対6で負けている場合でも、営業の努力・能力の部分で6対4に挽回して、結果として契約に結びつける」ということなら私なら不可能ではないと思っていた。しかし、10対0にリードされているものを挽回するというのは簡単ではない。「簡単ではない」というのは婉曲表現で、実際は「ほぼ無理」だと思う。 「会社・商品の評価」で10対0でリードされているものを「営業の能力・評価」で簡単にひっくり返せるなどと思っている人がいたら、それは能力のある人ではなく現実をわかっていない思い上がりだと思う。4対6をひっくり返すのと0対10をひっくり返すというのは量的な違いではなく質的な違いがある。
   世の中には本当になっていない感じの悪い営業も中にはいるとしても、自分が一生懸命努力をして、能力・技術面でも誠意・人柄の面でも申し分ない・・と思ったとしても、競合会社の営業が大きく差が出るほどなっていないかというと、競合会社の営業だって一生懸命やっているのであり、自分がいかに誠意があり能力がある営業であったとしても、はたしてそこまで差をつけることができるかという問題もある。 競合会社の人間だって努力してないわけではないのである。
   昔、大学受験の時、共通1次試験というのが始まった。共通1次試験は数学・英語・国語・理科・社会それぞれ200点ずつで計1000点。東大の二次試験は文科1~3類は英語・国語・社会が120点ずつ、数学が80点で計440点、理科1~3類は英語・数学・理科が120点で国語が80点、計440点、それに共通1次試験の1000点満点での点数を110点満点に換算して二次試験の成績に合計して合否が決まることになっていた。 ということは、共通1次試験で100点の差がついても二次の点数に合わせる時には11点の差しかないことになる。となると、共通1次での成績はそれほど関係ない・・か? ということがよく言われた。100点の差でも11点、200点の差をつけられても、つけたとしても22点でしかない・・と考えてよいか?という問題だ。 もしも、受験する大学がもっと受かりやすい大学であったなら、最終的に通るかどうかはさておき東大を受けようというくらいの生徒にとっては11点を挽回するくらいは難しくないだろう。 しかし、受ける大学が東大ならば他の受験生もそれなりの点数を取るはずなのだ。となると、100点の差というのはたかが11点、されど11点。 挽回するのは必ずしも簡単と言えるものではない・・と言われた。実際、そうだと思う。
   住宅屋の営業の場合も、もし、競合会社の営業が無茶苦茶ちょんぼしてくれるのならいいけれども、実際に、同業他社の展示場に見込客のふりをして行ってみたりすると、同業他社の営業もそんなに悪くなかったりするのだ。だから、≪「会社・商品」の評価でリードされているものを「営業の評価」で挽回する≫というのは、いわば、東大の入試で共通1次試験(その後、共通テスト→センター試験 と名称が変わったらしい)で100点リードされて二次試験に換算すると11点リードされたケース、「たかが11点、されど11点」みたいなもので、挽回するのはそう簡単でもない。 で、東大の入試の場合、11点なら、簡単ではないとしても二次試験の成績いかんでは「挽回可能のライン」ではないかと思うのだが、1次で相当に差をつけられてしまったならば、二次で挽回するのは「不可能に近いくらい難しい」ことになる。 住宅屋の営業の場合も、これと似ている。 「会社・商品の評価」で4対6くらいにリードされているケースで、「営業の評価」で6対4に挽回するというのは「簡単ではないが不可能ではない」としても、10対0にリードされているものをなんとかしろと言われても、いったい、どうしろってんだよ! ということになる。 「野球のたとえ」で言うならば、「一流投手の会心の球」ばかり、もしくは、ストライクが1球も来ないケースで、なんとかヒット打てと言われても、どうしろってんだよ! という、そんな感じ。 「会社・商品の評価」で0対10の差をつけられているケースを挽回できるかというのは、いわば、共通1次試験で0点の者が満点に近い点数を取っている受験生と一緒に東大の二次試験を受けて二次で挽回しようというようなものである。「極めて難しい」、というより、「まず無理」であろう。
   住宅建築請負業は「会社・商品の評価」に「営業の能力・努力」が合わさって契約になったりならなかったりするものである。 それだけではない。 オリンピックの競技でも、体操とかフィギュアスケートなど「採点競技」の場合、それまでに実績のある選手、団体なら実績のある国・チームは高い点数をつけてもらえやすく、実績のない選手・実績のない国・チームは高い点数をつけてもらえにくいと言われる。「会社・商品の評価」が高い会社の営業は先入観から高い評価をもらえやすい。だから、4対6くらいでリードされている会社の営業が「営業の評価」で挽回するのは可能性としてありうるとしても、0対10でリードされている会社の営業が「営業の評価」で挽回しようとしても、最初から土俵にあがらせてもらえない場合が多い。 私は、新華ハウジング有限会社で、「会社・商品の評価」の部分について、認知度を上げ、評価を上げる努力をするべきであることを社長の長○川にも長○川の子分のU草にも言い続けたが、[第210回]《売る努力しない社長・能力ない営業は営業活動の邪魔をする。及、職場のチンピラと保護義務違反の使用者。》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201311article_2.html でも述べたが、会社と商品の認知度と評価を上げるために、こうしてみたらどうですかと言っても、社長の長○川は対応しなかった。
   これでは、この会社は見通しは良くないと思ったが、そこにいる以上はなんとか契約をとらないといけないので、本来は「売る物のある営業」である住宅建築請負業で「営業自身だけを売る営業」をするのは邪道であるが、数少ない「営業の能力・努力だけで取れる可能性のある見込客」を契約につなげようと努力していたところ、、[第210回]《売る努力しない社長・能力ない営業は営業活動の邪魔をする。及、職場のチンピラと保護義務違反の使用者。》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201311article_2.html の終わり付近で述べたが、それを社長の長○川が邪魔するような態度を取ったことから、「これではな」と判断した。

   2011年1月から「工事管理等営業以外もやってもらう」と社長の子分のU草が言うので、もともと、住宅建築業という業種は営業だけやってすむ仕事でないので「いいですよ」と言ったが、そのうち、U草が「営業以外のことをやってもらって、営業は暇な時にやってもらう」とか言い出したので、営業というものは「暇な時にやる」などということでできるものではないので、社長の子分がこういうことを言っているようではだめだと思った。「営業は暇な時にやって」などという奇妙な文句を口にする者というのは、営業の経験がないとともに、人間が軽い。
   最近、都市部では戸建住宅を新築する場合は「ハウスメーカー」と言われるところに頼むのが一般的である。 日本住宅経営・日本建築出版社(http://www.jbupub.com/ )の主宰で運営工務店の社長 森下氏が「ある人から、『工務店て、家を建てることができるんですね。 工務店て、ハウスメーカーの下請けの工事をやったりリフォームをやったりするもので、家1件建てるのはできないものだとばっかり思ってました』と言われた」と提携会社用のDVDで述べていたが、都市部における一般の人間の感覚はそういうものだろう。 そういう状況において森下氏の工務店は自社で新築顧客を獲得していくことができたそうで、そのノウハウを日本住宅経営・日本建築出版社として提携会社に提供するので、それでやってうまくいくと「保証はしない」けれども、自分のところがそのやり方でうまくいったので他の工務店も同様のやり方でうまくいっておかしくないはずですと森下氏は述べており、新華ハウジングはそれに提携したはずだった。 ともかく、ある会社・団体のシステムと提携してそれで推し進めようと始めたならば、ひと回り軌道に乗る所まではやってみるべきであるはずだが、 ところが、社長の長○川は、日本住宅経営・日本建築出版社が進める、アパートのドアノブに返信すれば500円のクオカードがもらえるという返信用はがきをぶらさげてくるという作業だけをさせて、その後のシステムを実行しようとはしなかった。 そして、長○川は目移りする性格で、それを実行せず、徳島市の株式会社フィット(http://www.fit-group.jp/ )のやり方に目移りしたようだった。
   会社が今までと異なる事業をやりだしたのなら軌道に乗るまでは社長はそれに真剣に取り組まないといけないはずであるが、社長の長○川は会社に出勤してくることが少なく、「働いてばかりいてもしかたがないから」と言って嫁と子供とともにハワイにバカンスに行ってばかりいた。 日本にいる時も、会社に出勤する日数よりも右翼団体の倫理研究所の集会に行く日数の方が多いくらいだった。 社長がそれではまずいのではないかと思ったし、従業員の中にも、なぜ社長だけハワイにバカンスに行ってるのかと思う人もいたようだが、長○川の意識としてはそういうのが社長だったのだろう。 「働いてばかりいてもしかたがないから」という文句は住宅建築請負業の会社の経営者が口にすることはよくある文句である。 住宅建築業の仕事、特に営業の仕事は楽な仕事ではなく、勤務時間も短くないが、姿勢として「『働いてばかりいてもしかたがないから』働くときは十分働いて、契約とったら遊ぶときは遊び、レジャーをする時は思い切りして、そして、又、働く時はおおいに働こう」という意味で言う経営者はいる。 しかし、新華ハウジングの社長の長○川さんの言うのはそういうものとは違い、社長と社長の嫁と社長の子供だけが他の従業員が働いている時にハワイにバカンスにばかり行くというものを言っていたのであり、ハワイにバカンスに行っている男から国際携帯電話で「◇◇、あいつ、真面目に働いているかあ。さぼってないかあ」とか言われても、なんだか・・・と、たいていの人間は思うのではないか? そういう人だから、[第213回]《目の前に配布期限ぎりぎりのチラシがあったらどうしますか? 【下】病的殿様縁故+社長の暴言は免責か?》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201311article_5.html  でも述べたが、チラシの有効期限ぎりぎりの日に、せっかく印刷屋に頼んで印刷したカラーチラシを無駄にしてはいけないと思って担当でもない私が無理をして夜遅くまで時間外に無賃労働でポスティングをしてあげているのに、担当の I 村を社長の長○川が倫理研究所の集会に引っ張っていくということを平気でするのであった。自分で働く社長なら、たとえ、1枚でも自分でチラシを入れようという姿勢の社長ならまずやらない行為である。

   徳島市の株式会社フィット(http://www.fit-group.jp/ )がやっていたのは、その地域で出回っている建築条件のつかない土地と自社の建物をセットにしていくらだということで売り込もうというものだったが、それまでに住宅建築業の営業の経験のない人を使ってくれという話だったらしい。「らしい」というのは社長の長○川がそう言っていたことなので、実際にそうだったのであろう。 なぜ「経験のない人」かというと、今までに特定の会社で営業をやってその会社のやり方だけを身につけてそのやり方が絶対と思ってしまった人には考え方を変えさせるのが難しいからということだと思う。  大学新卒で勤めたK住研の新卒新入社員研修で、≪「守」⇒「破」⇒「離」≫ということを言われた。 最初は会社の研修や上役から言われたことを「守る」。 次にそれを「破る」。 そして、「離れ」て、自分自身の営業を確立する、と言われた。 どの後、勤めた在来木造の I 工務店で中途入社で入って来る人を見ていて、住宅建築業の営業の経験がある人でも「離」の段階まで達した人はいいけれども、「守」の段階を達成したというくらいの人は、前にいた会社のやり方を転職後の会社でもやろうとしてしまうところがあって、そのためにまったく経験のない人よりかえってうまくいかない場合もあるように見えた。 だから、「離」の段階に達して自分自身のスタイルを確立するところまで行った人はいいが、「守」の段階の人、特に、「守」の段階から「破る」「離れる」の段階に進む見込みがないと思える人は困るということだと思う。  しかし、それで、社長の長○川が採用したのが、私がポリテクセンター千葉の先生に頼んで紹介してもらった I 村(30代前半。男。)と社長の嫁の友人だという女性T口(30代前半。当時)だった。 I 村は30代になっていたとはいえ、未経験者で、一応、その条件に該当するだろう。 しかし、T口は住宅建築の仕事は未経験で営業の経験もほとんどない人間であったが、しかし、 I 村よりずっと思考が固まっており、未経験でも経験のないところで思考が固まってしまってる人というのは、フィットの言う条件に該当しないのではないかとも思えた。経験のない人は思考が固まっていないということはない。経験もないくせに思考が固まっている人はいくらかの経験とともに思考が固定した人よりなおさら始末に負えないところもある。なにより、思考が固まっていない人を採用してほしいということなら、なにも、30代の既婚者をわざわざ雇わなくても、10代後半から20代の高校・大学・専門学校等を新卒か卒業してそれほど経たない人を雇えばよいことだった。 
   それ以上の問題は、「子供があるから」と主張して自分が主張する時刻に出勤して自分が主張する時刻に帰るという、仕事の都合で要求される時間に勤務するのではなく自分が勤務したい時間に勤務して、それで仕事がまわらない部分は他の従業員がなんとかするものだという超弩級の我儘というのか身勝手というのかを主張する人で、そういう主張をしたいのならばパートタイマーで勤めるべきであるの正社員の処遇で勤めたいという人であり、フィットの条件がどうであるかにかかわらず、何もわざわざもの好きにそんな人を雇わなくてもいいはずだった。 
   厚生労働省委託で東京リーガルマインドがおこなっていた「就職支援セミナー」で、講師の方から「『中高年』という言葉は、就職市場において使われる場合は、一般の用語での『中高年』よりも年齢が低いのです。就職市場では、男性で35歳以上、女性で28歳以上を『中高年』と言うのです」と聞いた。 なぜ、女性の方が男性よりも『中高年』とされる年齢が低いかという点だが、人にもよるのだが、全般的傾向として、女性の方が男性よりも思考が固まる年齢が早い人が多いのではないか。T口などは間違いなくそのケースであり、はっきりと素直さがなく、人の言う事をきかない。 新しく会社に入れば、周囲の従業員と協調する姿勢、自分より前からいる人を尊重する姿勢というのは社会人として当然持たないといけないことであるが、T口はまったく持ち合わせない人だった。 そして、住宅建築の営業の経験はなくても、そういう我儘・独善主義・利己主義に完全に凝り固まった思考が固定した人だった。 フィットの経営者は未経験者なら思考が柔軟だろうと思ったかもしれないが、そういうものでもないことを理解した方がいいだろう。
   それで。 T口と I 村は「固定給」で雇用された。それは「フィットのやり方」だという。 「固定給」の場合、歩合給による金銭的刺激がないので、経営者としては、うまく運営しないと、契約実績がでないのに給料はきっちりと払わなければならないことになる、又、必死で働く従業員とほどほどの従業員、なまけぐせのある従業員が混在すると従業員同士の関係がうまくいかなくなる可能性がある。 また、営業は「夜討ち、朝駆け」という言葉があるが、これは夜も朝も働きづめという意味ではなく、夜中でも今動けば契約になるという時は動く、朝でも今必要なら動くという意味で、その分、他のところで休養は取るのであり、雇われた従業員、サラリーマンであるけれども、幾分、自営業者に近い動き方をするもので、それで成り立つものであるが、「フィットの固定給制」「フィットのチーム制営業」ではそういかないのではないかとも思える。 
   結論としては、T口はT口が自分で決めた時刻に定時出社、定時退社。 それでは仕事が回らないので、その分を他の従業員が時間外に無賃労働でT口のために犠牲になる。 そういうものだった、「フィットの固定給制」「フィットのチーム性営業」は。 ふざけんな! 株式会社フィットの経営者は、新華ハウジング有限会社・ビルダーズジャパン株式会社のT口以外の従業員に土下座でもして謝罪するべきだ。
   それで。 私は「基本給+歩合給」だった。 T口と I 村は「固定給」だった。 この「固定給」は、「基本給+固定給」の者がある程度契約をあげて歩合給を取れる時の金額を「固定給」としたものだった。だから、T口・I 村の「固定給」は私の「基本給」部分より高かった。 T口はまったく営業としての成果を出す前から「歩合給」部分を受領していたのである。 住宅建築業の営業が時間外に労働した場合に時間外手当が支払われるかというと支払っていない会社が多いと思う。 法律上は営業でも時間外手当を支払わなくていいということはない。 しかし、「夜討ち、朝駆け」で時間外であっても契約につながるならば動き、勤務時間内であっても休養してよいとするならば、勤務時間内に休養している者が時間外に働いたからといって時間外手当を支払わなくてはならないのかと経営者は思うだろう。 そこで「みなし残業制」という制度を取り入れる会社がある。 しかし、これはずるいケースが多い。 在来木造の I 工務店で私が在籍した終わり頃に取り入れた「みなし残業制」でみなされる時間外労働の時間は、実際に働いている時間外労働の時間よりどう考えても短かかった。(求人情報を見ると、今までサービス残業をさせていた会社が、それまでの基本給の一部分を「みなし残業」代と命名しただけで、「みなし残業」代を払っているから残業代は払わないとしているというケースもあるようだ。)但し、従業員はそういう点に不満を感じても、営業は契約があがれば時間外の手当がどうかにかかわらず、結果としてその報酬を受け取れるということで働くのである。 「フィットの固定給制」の者はその「固定給」の中に「基本給+歩合給」の者の「歩合給」部分が含まれているのであるから、「フィット事業部」の「固定給制」の者はその分を働かないといけないはずである。 ところが、T口は働かないのだ。 時間外であろうがおかまいなしに契約をあげるための活動をしなければならないはずであるのだが、「超パートタイマー的な正社員」のT口のタイムカードを見ると、退社時刻は、毎日、毎日、きっちり定時に押されているのだ。普通、終業時刻になって、「さあ、帰ろう」と思って支度をすれば、たいてい、終業時刻よりいくらか後に押すことになるはずだが、T口の場合はぴったりこんこんなのだ。連日。 これは、終業時刻より前から帰る準備をしているということを意味する。 T口みたいな住宅営業なんて、私、初めて見た。 こんな営業ない。 で、それで成り立たない分を他の従業員が時間外無賃労働で働いて犠牲になるというシステムなのだ。「フィットの固定給制」「フィットのチーム制営業」というのは。 よくもやってくれたものだ。

   2010年6月に私が入社してから2011年3月まで、新華ハウジング有限会社・ビルダーズジャパン株式会社は、ポスティングをするチラシを作成したい場合は輪転機で1色刷りでおこなっていた。 印刷屋に依頼したカラーチラシは簡単に作ってもらえなかった。 ところが、縁故のT口が入社すると社長の長○川はそれまでとは一変して「フィット」のためのチラシを大量にカラー印刷した。 普通、営業はそういうチラシができれば、入れるべき時期までに入れるように働くものだ。 ところが「フィットの固定給制」「フィットのチーム制営業」では、T口はカネをかけて印刷したカラーチラシが何千枚も床の上に積まれていても、チラシの期限が迫ってもおかまいなしに、「スーパーパートタイマー形式」で定時出社定時退社で、連日、ぴったりこんこんにタイムカードを押して、当然のごとく家路につく。 ドボルジャークの交響曲第9番第2楽章でもバックミュージックにかけようか。
⇒《YouTube―ドボルザーク 「新世界より」 家路 From the New World - Largo.wmv 》http://www.youtube.com/watch?v=1AYeFtOv_cw
T口は労働基準法と就業時間から考えて、定時に帰って「何が悪いの!」と思っているらしいが、T口のためにカネをかけて印刷したカラーチラシを紙屑にするのが「なぜ、悪くないの?」 T口が受け取っている「固定給」=≪「基本給+歩合給」の者の「歩合給」を含んだ額≫は、時間内であろうが時間外であろうが、印刷したチラシは無駄にしないようにする労働をするという前提での金額であるはずなのだ。 カネをかけて印刷したチラシが床の上に何千枚と積まれていても平気で「パートタイマー型勤務」で定時に帰るのはどういう了見だろうか?  T口が定時に帰ってしまうひきかえに他の従業員が時間外に労基法違反の無賃労働でT口の仕事をさせられるのが、なぜ、悪くないの? (労働者の敵 千葉労基署と千葉地方検察庁の責任者はきっちりと説明してもらいたいものである。)

   4月前半、私は「営業以外のこともやる」という立場ではあったが、一応、「基本給+歩合給」の営業で、基本給部分が安いので「完全歩合給」に近い「基本給+歩合給」だった。 そういう立場の者としては「歩合給」を上げるべく動かないと生活できないのである。 ところが、社長の子分のU草が「フィットが軌道にのるまで協力してあげて」と言うので、T口と I 村のフィットに相当協力してあげた。 勤務時間内といえども、「基本給+歩合給」で、実質「完全歩合給」に近い給与体系の者は、自分の歩合につながらない活動をそうおこなうわけにはいかないのであるが、社長の子分が言う事なので、やむなく、協力した。 しかし、勤務時間内に、フィットの契約をあげても自分の歩合給につながらない立場の私が、フィットのチラシのポスティングを相当してあげたことにより、T口は「やってもらえるもの」「やってもらえて当然」と思うようになってしまったようだ。 社長の長○川は、フィットが軌道に乗せたいというつもりだったのだろうけれども、会社とT口の為には逆効果だった。 在来木造の I 工務店など「基本給+歩合給」の営業をある程度やった経験のある者なら、そうやって他部署の者に協力してもらえば、協力してもらったということが理解できる。又、社会人としての常識のある者ならわかる。しかし、常識もなければ、「フィットのやり方」として「住宅建築業の営業の経験のない人」として入社した「基本給+歩合給」の営業の経験もないT口はわからないのだ。 「やってもらって当たり前」と思ってしまった。しろうと新人にそういう意識を持たせてしまうのは会社として好ましくないことだ。 それを社長の長○川はやらせたのだ。
   2011年4月下旬より私は完全に営業から離れ「工事管理兼総務」となったが、給与は「固定給で税込月17万円」にすると社長の子分のU草が言うので、バカにするなと思い、この会社とのつきあいは終わりだと思ったが、東日本大震災にともなう福島第一原発事故の影響で日本の社会がどうなるかわからない状態だったので、そういう時に「無職」にならない方がいいと判断し、しばらく様子を見ようということで勤務を続けたが、その金額では、当然、1分でもサービス残業をするわけにはいかない。

   2011年6月、夜、有効期限ぎりぎりのチラシが床の上に何千枚と置かれていた。 縁故のT口は当たり前のように定時に帰っていた。 もうひとりの I 村の姿もない。 私は高齢で体が不自由な母が待っていたが、目の前にある何千枚のチラシを紙屑にしてしまうということが、営業の仕事をしてきた者としてできなかった。それで、母に電話をして我慢してもらって、時間外に無賃労働で夜11時まで近隣のマンションの集合ポストにポスティングをおこなった。しかし、翌日、T口は当然のごとく、「すいませんでした」も言わない。  I 村はその時、どうしていたかというと、どっひゃ~っという感じだが、社長の長○川が右翼団体の倫理研究所(=倫理法人会)の集会に連れて行っていたのだった。 なんだろうか、これは。 母は高齢になると、若い頃よりも理解してくれるようになったが、戻ると言っていた時に戻らないと、弱るのが目に見えてわかる。母はそのために寿命を縮めた可能性がある。はっきり言うが、T口は私にとっては親の仇である。 人殺しである。 T口は自分の仕事を担当外の者にさせた上で自分は定時に帰って、その時刻に、だんなと一緒に3人目の子供を作る行為をしていたのである。 そして、後にその3人目をあつかましくも産んだのである。 T口とT口の夫と子供は私にとっては親の仇であり、実質、人殺しである。 
   この経験から、自分の家族の都合、「子供」を大義名分にして、自分の仕事が残っていようがおかまいなしに定時に大いばりで帰るバカ女のために、担当でもなく時間外手当も出ないのに、そういうアホウのために無理をして夜遅くまでポスティングをしてあげるなどということは、もう、たとえ、どれほど大量にカネをかけてカラー印刷したチラシを紙屑にすることがあっても絶対にやってはならないと思った。 社長の長○川が熱心でその会費を自分で出すのではなく会社の費用で出していた倫理研究所(=倫理法人会)は「教育勅語」を教義とする「ひとのみち」の後継団体であるが、その「教育勅語」で明治天皇は「父母に孝に、兄弟に友に」と語っておられるのであるから、担当の人間をその倫理研究所に社長がひっぱっていっている最中に、担当でない者が倫理研究所に行っているヤツのチラシのポスティングを夜遅くまで労基法違反の時間外無賃労働でやって老母をいじめるなどということは、天皇へーかの教えに反することでもあり、決してそういう不孝なこと、天皇へーかの教えに反すること、倫理研究所の前身「ひとのみち」の教義に反することはやってはならないと判断した。 違いますか? 自分の担当の仕事が残っていても労働基準法と就業時間から考えて自分は帰って当然だ、「いったい、何が悪いの!」と定時に帰って、だんなと3人目の「子供を作る行為」をおこなっている女のために、老母をいじめて労基法違反の時間外無賃労働でそいつの担当の仕事をやってやるなどということは、「教育勅語」の教えに反することであり、天皇へーかの教えに反することであり、絶対にやってはならないことである。

   私は、2011年7月14日(木)に損害保険募集人更新試験を受験する予定だった。 損害保険を代理店で扱う場合は「損害保険募集人」という資格を持っている者が説明し契約の手続きを取らないといけないことになっている。 資格のない者がおこなった場合、代理店資格はく奪となる可能性もある。 私が最初に「損害保険募集人」の試験に合格して資格を取得した2006年の時点では、損害保険募集人は一度合格して取得すると一生有効の資格だったが、その後、制度が変わり、5年ごとに「更新試験」を受けて合格しなければならなくなり、又、「損害保険募集人試験」だけでなく「火災」「自動車」「傷害」の3分野についての「商品専門試験」にも合格しなければ業務をおこなえないことになった。 14日(木)はその「損害保険募集人更新試験」の試験日だった。 それで、13日(水)は早めに帰りたかったが、私は午前8時始業‐午後5時終業の就業時間であったが、午後5時を過ぎて日報を書いたりしているうちに6時頃になった。 時間外手当は社長の妻の中学生の時からの友人という事務員の O竹 加◇子 は受け取っていたが私には支給されなかったし、もう帰らせてもらおうと思った時、新華ハウジング有限会社で取締役になっていて社長のいとこで工事部で勤務しているKヶ峰が「チラシのポスティングをやってくれと言われて来たんですけど、どれを入れればいいのですか」と言って来た。 T口と I 村は自分たちのためのチラシのポスティングを、昼間、大工仕事をやっている工事部の人に、夜間に労基法違反の時間外無賃労働でやってもらおうというのであれば、入れてもらうチラシを「これをお願いします」というように用意してわかるように置いておくものであるが、それもしていなかった。 
   労働基準法と就業時刻から考えれば帰っていいはずだ、と主張するかもしれないが、それなら、なぜ、他の従業員はT口が担当の仕事を、労働基準法違反の時間外無賃労働でさせられなければならないのか? 千葉労基署・千葉地方検察庁・雇用均等室 責任者はきっちりと説明してもらいたい。
   駒ヶ峰は「夜、ポスティングやってくれというからやっても、営業の人(T口と I 村。特にT口)は先に帰ってしまっているし、ポスティングするチラシも用意してないのじゃ、それでは、もうやってられない。 もう、やるの嫌だとみんな怒ってるよ」と話した。 まったくその通りだ。 私も同じことを思った。 上で述べたように、午前8時00分‐午後5時00分が勤務時間の私が無理をして夜11時までポスティングをしてあげて協力してあげたまさにその時、午前9時30分‐午後6時00分が勤務時間の担当の I 村は社長の長○川に連れられて倫理研究所の集会に行っていたのであり、T口は「私は子供があるから」と大いばりで定時(午後6時00分)に帰宅していたのであり、やってられるか、バカにするな! と私も思った。 そもそも、そういうことを平気でやる人間が「営業」という職種についているのがおかしいのである。

   しかし、その場では、私はKヶ峰をなだめ、事務員のO竹加◇子とともに、翌日、損害保険募集人更新試験が控えているにもかかわらず、勤務時間はT口・ I 村よりも朝で1時間半早いにもかかわらず、夜9時まで、チラシの紙折りをおこなった。(午前8時00分始業の者にとっての夜9時は、午前9時30分始業の者にとっての10時半に該当する。) 損害保険募集人更新試験はなんとか合格はできたが、T口は私にそういう無理をさせておきながら、平気で家族団欒していた。 新華ハウジング(有) 社長 長○川S二は建築現場のイメージシートに「家族の笑顔って最高です」という文句を書いたものを作成していたが、有名企業がテレビ広告等で会社名とともにこのコピーを何度も流し国民に広まっているのならともかく、無名小企業がこの文句だけ大きく出しても意味はない。そうではなく会社の名前だけを大きく出すべきはずだが(その点、名前が売れる前のI 工務店の看板はまさに「会社の名前だけ大きく」でその点正しい)、長○川はこの文句が気にいっていたらしい。 実態からいけば、≪ 他の従業員とその家族を犠牲にした上での T口と長○川の「家族の笑顔って最高です」≫となる。
   2011年7月15日(金)、普通の人間なら、前々日に私に上の述べたような無理をしてもらったのであるから、T口は「どうも、すいませんでした」と言うべきものであるが、超弩級我儘一直線女のT口は予想通り「すいません」も「ありがとうございました」も言わない。
   私はこの件を社長の長○川Sニに、工事部の人たちも怒っており、善処するように話したが、長谷川は「何行ってるんですか。○○さんはあ。 T口さんは子供があるんだよおお! 子供のある者は子供のない者にめんどうみてもらうのが当然じゃないかああ! ○○さんが子供がないのがいけないんだ! 子供がない者が悪いんだあ! 子供のある者はなんでも子どものない者にやってもらうのが当然じゃないかああ! 子どものない者が悪いんでしょうがああ!」と暴言を吐いた。 とうてい許し難い暴言である。 この点について、千葉労基署(http://chiba-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/kantoku/kantokusyo/kantokusyo01.html )・労働基準監督官・嶋林に話したが、嶋林は社長の暴言には従業員は耐えるのが当然、社長はどのような暴言を吐くのも自由だと考えているようだった。 千葉労基署は労働者の敵だ!

   さらに、翌16日(土)、もともと17日(日)に予定していたが、T口が「わたし、日曜ならでませ~ん」と言って土曜の16日に変更させたT口とI 村のための「フィット販売会」が千葉市稲毛区のN様邸で予定されていたが、その準備にI 村・K代と行ったT口はひとりだけ先に帰って来た。 準備作業はまだ終わっていなかったが、それはI 村らにさせて、O竹が言うには「T口さんは子供があるんだから、仕事が残っていても先に帰るのが当然でしょおおおお」という主張で先に帰ってきた。 なぜ、「当然」なのだろう? 家族は誰にでもあり家族の用事は誰にでもあるのに、なぜT口の家族だけ特別の扱いを受けるのが「当然」なのだろうか? 
   そして、自分だけ先に帰って来た女が「まったく、I 村さんもK代さんも、作業服も着てきてないんだから。 この会社の男どもはどうかしてんじゃないのお。まったくう」と大声で叫んだのだ。 自分も作業服を着てきていない女が。 自分だけ先に帰って来た女が口にできる文句ではない、ということすらもこの新人類女はわからないのだ。

   私は、荷物を積む時も見ていたのだ。 T口は、女は物は持たないものだと思っているらしかった。 「男ども」にさせればいいんだと思っていたらしい。 「この女は本当に物を持たない女だなあ」と見ていてあきれた。

   前日、自分の都合で先に帰って準備を他の人間に押しつけた者は、当日の朝は早めにいくものだ。ところが、T口は誰に言ったつもりかわからないが、「私は明日の朝はぎりぎりしか行かないけれども、行ける人は際地でも1時間は早めに行って準備しておくこと」と大声で叫んだのだ。 おのれがぎりぎりしか行かない者には、他の人間に早く行けという資格はない、ということもわからないらしい。

   翌16日(土)、滝口の始業時刻は午前9時30分で、販売会の開始時刻は10時00分である。ところが、T口は「私はあしたは直行するから」と宣言したのだ。 誰がそんなもの認めたの? 自宅から会社と正反対の方向に行くなら直行はわからないことはないがこの場合はそうではなく、いったん会社に出勤してから行くもので、社長の長○川も直行・直帰はできるだけやめてほしいと言っていた。
   私が担当の補修工事の現場においていたパイロンを翌日の販売会に使用できるように私が好意で持ち帰ってきてあげていた。 当日、T口は会社に出社してから現地に行くもので、そうである以上、当日、クルマに載せていくものだった。
   ところが、この女は、当日、自分が始業時刻の午前9時30分に会社に出社せず、午前10時に稲毛区園生町のN様邸に直行すると言いだし(9時30分始業の者が10時に自宅から会社より近い場所に出社するのでは「遅刻」である)、その為、先輩社員の私に「○○さん、間違いなく、今日中に、カラーコーンをN邸に持って行っておいてちょうだいよ」と要求してきたのである。 
   私は完全に営業から離れていて、かつ、サービス残業をできる給料はもらっていなかったので「俺はもう終業時刻を過ぎたから、そんなことはできないよ」と言ったところ、この女がなんと言ったかというと、「時間外でも手当が出なくても用事があっても関係なく、間違いなく今日中に持って行っておいてちょうだいよ。 私は子供の用事があるから帰るけど」。 そう言ったのです。 これ、ジョークとしてではないのですよ。 
   そして、この女は「どんな用事があっても帰ってはだめですからねえ。私は帰るけど」と言って、私が帰る方向に立ち塞がったのです。 T口の行為は日本国の刑法に触れる行為です。強要罪に該当し、又、縁故の事務員のO竹もT口に同調しており監禁罪に該当する可能性もあります。使用者が同調した場合は労働基準法違反です。千葉労基署は使用者を守ろうとするでしょうけれども。 私はこの女が入社した時からこの女にはカタギでないニオイを感じましたが、こういうことをする女でした。
   K住研の課長Uさんが「先輩社員に気を配ってもらったのは気にしなくていい。自分が先輩になった時に気を配ってやれ」と言ってくれ、私はT口にも先輩として配慮してきてあげたのですが逆効果でした。
  (2014.1.9.)

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