高山市政記念館(旧 高山町役場) 「むくり」のある屋根。折上格天井。~高山シリーズ第3回(4)
[第354回]高山シリーズ第3回(4)
【3】高山市政記念館(旧 高山町役場)
高山訪問4度目、このブログでのご紹介は3度目。今回は、高山市政記念館(旧 高山町町役場)に行きます。
≪1895年(明治28)から1968年(昭和43)まで高山町の役所だった建物を公開している。 和洋折衷の2階建てで、間口21.88m、奥行き11.8mの総檜造り。 高山で最初にガラス窓を採用した建物でもある。・・≫(るるぶ社 国内編集局編集『アイじゃぱん 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.2.15. JTB)
「むくり」がついた屋根。 これは、「機械プレカット」なんてのをやって建てている現在の木造建築ではなかなかできないでしょう。 相当、手間をかけたものなんだろうな、という感じがします。
※「むくり」とは、
≪起り(むくり) - 土木用語。屋根などを凸状に反らすこと。また桁や床を、自重で下がることを見越し、あらかじめ上げめにすること。またその高さ。≫(《ニコニコ大百科 むくり》http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%80%E3%81%8F%E3%82%8A )
≪上方に対して凸形に湾曲している状態を指します。 ≫(《住宅建築専門用語辞典 むくり》http://www.what-myhome.net/33mu/mukuri.htm )
玄関が引っ込んでいる家は家相が悪いと言われ、玄関が出ている家は家相が良いと言われるのだが、小さい玄関が玄関だけ前に出ているのは必ずしも格好の良いものではなく、また、南玄関で玄関だけ前に突き出ていると、玄関が午前中は東からの日光を遮って玄関の西側の部屋の採光を妨げ、午後には西からの日光を遮って東側の部屋の採光を妨げることにもなる。 又、玄関はそこから入るための場所であるので、広く入口を取りたいもので、その為、玄関だけ前に突き出すと、突き出した部分において、横方向の耐力壁を確保することができなくなる可能性が低くない。 そういったこともあると思うのだが、一条工務店の福島県いわき市の営業所にいた時、設計担当Hは、和風の家を希望の方で、玄関だけ前に出してほしいと言われる方があると、ことごとく、「それは変ですよ」「それは格好悪い」と言っていたのだが、まあ、先に述べたような問題もあり、特に、耐力壁を取れないものを無理に突き出すと、もしも、中程度以上の地震が来た時に耐えられるかといったことを考えると、やめた方がいいとも言える・・のではあるが、ことごとく、「そりぁ~変ですよ」というのを聞くと、「そうかな」「そこまで変かな」と思うこともあり、個人大工の建てた家を見ると、けっこう玄関だけ突き出た家が福島県浜通りあたりにはあったのだが、この高山市政記念館(旧 高山町役場)などを見ると、これは北玄関の建物ではあるが、特に「変」ということはない。 又、この「むくり」は大工の腕の見せどころだったのでしょう。
≪ 大工棟梁は飛騨の名工と言われた坂下甚吉で、当時34歳である。 8歳の時から永田家出入りの大工で、永田家により東京、名古屋など各地の明治初期建築を見て回り勉強する機会を得た。
高山を中心に多くの社寺や洋風建築、邸宅を手掛け、伝統的な技法を基にした上で、洋風を巧みに採り入れるなどその評価は高い。・・・≫(高山市政記念館のリーフレット)
↑の写真は、西玄関の写真で、現在は西玄関の方から入って見学するようになっていますが、この建物は東と西に2つ玄関があり、高山市政記念館でもらってきたリーフレットに掲載されている写真を見ると、東玄関と西玄関で、「むくり」にわずかに違いがあるのが見えます。
≪外観は和洋折衷で、三河の高浜から福井総八郎を呼び寄せ、下切町で窯を作って役場用の瓦を焼かせた。 また玄関屋根は起り(むくり)屋根のため、菊と水をあしらった文様を水平にするために、軒瓦すべて1枚1枚角度を違えてある。 ≫(高山市政記念館のリーフレット)
もっとも、≪外観は和洋折衷≫と言われても、どうも、「和洋折衷」というより現在の感覚では「和風」に見えるのですけれども。
「軒瓦の文様」は、このリーフレットで読むまで私も気づかなかった。 ↑の写真はクリックすると大きくなります。 その上で、(+)マークをあててクリックするとさらに大きくなるので、ぜひ大きくして見てください。
リーフレットによると、「菊水軒瓦」と「三ツ巴軒瓦」が使用されていると出ているのですが、私が撮ってきた↑の写真で見る限り、西玄関の屋根の軒瓦の文様はすべて「三ツ巴軒瓦」で、その両側の庇の軒瓦を見ると、「菊水軒瓦」が使用されています。
1階の議員控所の床の間を見ると、
↑ ここでも、床の間で、床の間の落とし掛けとともに、「棚」の部分の落とし掛けも床柱の手前で止まっています。 長押は棚の部分には来ていません。 ここでは、床の間と「棚」の間の床柱の部分だけでなく、「棚」の右側の柱と長押がぶつかる部分でも長押は柱の手前で止まっているように見えます。 床の間の左側、コーナーの柱の所では長押が柱の上まで来ています。
↑ 2階のこの天井は、「変形折上格天井」と言うそうです。
高山の見学させてもらえる民家などでは、展示物の写真は撮らないでもらいたいが建物の写真は外観も内部も撮ってもらってかまわない、という所が多いので、ここもかまわないのだろうと思い込んで撮らせてもらいましたが・・・・、よかったのかな・・・。 でも、もう・・撮っちゃった。
高山市が周囲の町村といっぱい合併して、大阪府や香川県よりも広い巨大な大高山市になったのは、ちょっと前のことのような気がしたのですが、すでに10周年だそうです。 そういう巨大な合併がいいのかどうか。 長く、福島県の いわき市が日本で一番広い市だったのですが、2番目だった静岡市が隣の清水市と合併して1番になって いわき市を抜いたと思っていたら、さらに高山市がものすごい巨大な市となって日本一になった。子供の頃、国府町というのは高山市の隣の別の町と思っていたので、どうも、今でも違和感があるのだが。
【4】高山陣屋の正面の食堂「細江屋」↓
↑ 「飛騨牛丼(牛丼+漬物+味噌汁+リンゴ一切れ)」が750円。 牛丼も漬物も味噌汁もなかなかおいしかったけれども、750円だすなら、牛丼じゃなくもっと他のものにすればよかったかな、という気がしないでもない。もともとは、「朴葉味噌(ほおばみそ)定食」という表示が表に出ていて、「朴葉味噌(ほおばみそ)」が『美味しんぼ(おいしんぼ)』と『味いちもんめ』に出ていたので、一度、食べてみたいと思って入ったのだが、注文するときに、よく考えてみて、朴葉味噌(ほおばみそ)て、いったい、どうやって食べるんだ? と自信がなくなって、とりあえず、無難なところで、牛丼にしておこうということになったのだ。 でも、まあ、おいしかった。 次、行った時は勇気を出して「朴葉味噌(ほおばみそ)定食」を注文してみよう。
※《ウィキペディア―朴葉味噌(ほおばみそ)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E8%91%89%E5%91%B3%E5%99%8C
【5】高山陣屋から少し北に行った所にある「森の芽ぐみ」↓
↑ ショーウインドウを見ると、1万円前後の価格で、ムクの板に文字盤がついた柱時計が出ていた。 なかなか魅力的と思ったが、かける場所とお金があれば、欲しいところだが・・・・、それができた時に、また来たい・・・・が、はたして、できる時がくるんかい・・・・・・。
次回は、桜山八幡宮の手前で宮川にかかる加圧注入木材を欄干に使用した橋に関して、木材の防腐防蟻について述べ、その後、桜山八幡宮と摂社 天神社 に行きます。
(2015.10.4.)
☆☆☆ 高山シリーズ第3回
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋(群代官所)[1]床の間。釘隠し。朝市。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋(群代官所)[2]式台。白洲。土縁庇。榑葺き。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 変形折上格天井。むくり屋根の玄関。〔今回〕
《番外 宮川にかかる加圧注入木材を欄干に使用する橋と防腐防蟻剤について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 》
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並み美術館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.安川交番、高山警察署、市役所 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆☆ 高山シリーズ第2回は、
(1)国府町村山天神参拝1上枝駅から宮川沿い。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同3浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅・宮地家住宅https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅・平田記念館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆ 高山シリーズ第1回 は、
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
【3】高山市政記念館(旧 高山町役場)
高山訪問4度目、このブログでのご紹介は3度目。今回は、高山市政記念館(旧 高山町町役場)に行きます。
≪1895年(明治28)から1968年(昭和43)まで高山町の役所だった建物を公開している。 和洋折衷の2階建てで、間口21.88m、奥行き11.8mの総檜造り。 高山で最初にガラス窓を採用した建物でもある。・・≫(るるぶ社 国内編集局編集『アイじゃぱん 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.2.15. JTB)
「むくり」がついた屋根。 これは、「機械プレカット」なんてのをやって建てている現在の木造建築ではなかなかできないでしょう。 相当、手間をかけたものなんだろうな、という感じがします。
※「むくり」とは、
≪起り(むくり) - 土木用語。屋根などを凸状に反らすこと。また桁や床を、自重で下がることを見越し、あらかじめ上げめにすること。またその高さ。≫(《ニコニコ大百科 むくり》http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%80%E3%81%8F%E3%82%8A )
≪上方に対して凸形に湾曲している状態を指します。 ≫(《住宅建築専門用語辞典 むくり》http://www.what-myhome.net/33mu/mukuri.htm )
玄関が引っ込んでいる家は家相が悪いと言われ、玄関が出ている家は家相が良いと言われるのだが、小さい玄関が玄関だけ前に出ているのは必ずしも格好の良いものではなく、また、南玄関で玄関だけ前に突き出ていると、玄関が午前中は東からの日光を遮って玄関の西側の部屋の採光を妨げ、午後には西からの日光を遮って東側の部屋の採光を妨げることにもなる。 又、玄関はそこから入るための場所であるので、広く入口を取りたいもので、その為、玄関だけ前に突き出すと、突き出した部分において、横方向の耐力壁を確保することができなくなる可能性が低くない。 そういったこともあると思うのだが、一条工務店の福島県いわき市の営業所にいた時、設計担当Hは、和風の家を希望の方で、玄関だけ前に出してほしいと言われる方があると、ことごとく、「それは変ですよ」「それは格好悪い」と言っていたのだが、まあ、先に述べたような問題もあり、特に、耐力壁を取れないものを無理に突き出すと、もしも、中程度以上の地震が来た時に耐えられるかといったことを考えると、やめた方がいいとも言える・・のではあるが、ことごとく、「そりぁ~変ですよ」というのを聞くと、「そうかな」「そこまで変かな」と思うこともあり、個人大工の建てた家を見ると、けっこう玄関だけ突き出た家が福島県浜通りあたりにはあったのだが、この高山市政記念館(旧 高山町役場)などを見ると、これは北玄関の建物ではあるが、特に「変」ということはない。 又、この「むくり」は大工の腕の見せどころだったのでしょう。
≪ 大工棟梁は飛騨の名工と言われた坂下甚吉で、当時34歳である。 8歳の時から永田家出入りの大工で、永田家により東京、名古屋など各地の明治初期建築を見て回り勉強する機会を得た。
高山を中心に多くの社寺や洋風建築、邸宅を手掛け、伝統的な技法を基にした上で、洋風を巧みに採り入れるなどその評価は高い。・・・≫(高山市政記念館のリーフレット)
↑の写真は、西玄関の写真で、現在は西玄関の方から入って見学するようになっていますが、この建物は東と西に2つ玄関があり、高山市政記念館でもらってきたリーフレットに掲載されている写真を見ると、東玄関と西玄関で、「むくり」にわずかに違いがあるのが見えます。
≪外観は和洋折衷で、三河の高浜から福井総八郎を呼び寄せ、下切町で窯を作って役場用の瓦を焼かせた。 また玄関屋根は起り(むくり)屋根のため、菊と水をあしらった文様を水平にするために、軒瓦すべて1枚1枚角度を違えてある。 ≫(高山市政記念館のリーフレット)
もっとも、≪外観は和洋折衷≫と言われても、どうも、「和洋折衷」というより現在の感覚では「和風」に見えるのですけれども。
「軒瓦の文様」は、このリーフレットで読むまで私も気づかなかった。 ↑の写真はクリックすると大きくなります。 その上で、(+)マークをあててクリックするとさらに大きくなるので、ぜひ大きくして見てください。
リーフレットによると、「菊水軒瓦」と「三ツ巴軒瓦」が使用されていると出ているのですが、私が撮ってきた↑の写真で見る限り、西玄関の屋根の軒瓦の文様はすべて「三ツ巴軒瓦」で、その両側の庇の軒瓦を見ると、「菊水軒瓦」が使用されています。
1階の議員控所の床の間を見ると、
↑ ここでも、床の間で、床の間の落とし掛けとともに、「棚」の部分の落とし掛けも床柱の手前で止まっています。 長押は棚の部分には来ていません。 ここでは、床の間と「棚」の間の床柱の部分だけでなく、「棚」の右側の柱と長押がぶつかる部分でも長押は柱の手前で止まっているように見えます。 床の間の左側、コーナーの柱の所では長押が柱の上まで来ています。
↑ 2階のこの天井は、「変形折上格天井」と言うそうです。
高山の見学させてもらえる民家などでは、展示物の写真は撮らないでもらいたいが建物の写真は外観も内部も撮ってもらってかまわない、という所が多いので、ここもかまわないのだろうと思い込んで撮らせてもらいましたが・・・・、よかったのかな・・・。 でも、もう・・撮っちゃった。
高山市が周囲の町村といっぱい合併して、大阪府や香川県よりも広い巨大な大高山市になったのは、ちょっと前のことのような気がしたのですが、すでに10周年だそうです。 そういう巨大な合併がいいのかどうか。 長く、福島県の いわき市が日本で一番広い市だったのですが、2番目だった静岡市が隣の清水市と合併して1番になって いわき市を抜いたと思っていたら、さらに高山市がものすごい巨大な市となって日本一になった。子供の頃、国府町というのは高山市の隣の別の町と思っていたので、どうも、今でも違和感があるのだが。
【4】高山陣屋の正面の食堂「細江屋」↓
↑ 「飛騨牛丼(牛丼+漬物+味噌汁+リンゴ一切れ)」が750円。 牛丼も漬物も味噌汁もなかなかおいしかったけれども、750円だすなら、牛丼じゃなくもっと他のものにすればよかったかな、という気がしないでもない。もともとは、「朴葉味噌(ほおばみそ)定食」という表示が表に出ていて、「朴葉味噌(ほおばみそ)」が『美味しんぼ(おいしんぼ)』と『味いちもんめ』に出ていたので、一度、食べてみたいと思って入ったのだが、注文するときに、よく考えてみて、朴葉味噌(ほおばみそ)て、いったい、どうやって食べるんだ? と自信がなくなって、とりあえず、無難なところで、牛丼にしておこうということになったのだ。 でも、まあ、おいしかった。 次、行った時は勇気を出して「朴葉味噌(ほおばみそ)定食」を注文してみよう。
※《ウィキペディア―朴葉味噌(ほおばみそ)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E8%91%89%E5%91%B3%E5%99%8C
【5】高山陣屋から少し北に行った所にある「森の芽ぐみ」↓
↑ ショーウインドウを見ると、1万円前後の価格で、ムクの板に文字盤がついた柱時計が出ていた。 なかなか魅力的と思ったが、かける場所とお金があれば、欲しいところだが・・・・、それができた時に、また来たい・・・・が、はたして、できる時がくるんかい・・・・・・。
次回は、桜山八幡宮の手前で宮川にかかる加圧注入木材を欄干に使用した橋に関して、木材の防腐防蟻について述べ、その後、桜山八幡宮と摂社 天神社 に行きます。
(2015.10.4.)
☆☆☆ 高山シリーズ第3回
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋(群代官所)[1]床の間。釘隠し。朝市。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋(群代官所)[2]式台。白洲。土縁庇。榑葺き。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 変形折上格天井。むくり屋根の玄関。〔今回〕
《番外 宮川にかかる加圧注入木材を欄干に使用する橋と防腐防蟻剤について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 》
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並み美術館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.安川交番、高山警察署、市役所 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆☆ 高山シリーズ第2回は、
(1)国府町村山天神参拝1上枝駅から宮川沿い。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同3浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅・宮地家住宅https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅・平田記念館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆ 高山シリーズ第1回 は、
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
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