東山白山神社・大雄寺(だいおうじ)・秋葉神社(高山市)参拝-東山遊歩道を歩く(2)
[第450回] 高山シリーズ第4回≪4≫
東山遊歩道[4] 東山白山神社
右に大雄寺、左に栄鏡院を見ながら、東山白山神社の階段を東に登ります。 ↓森林の中を進む階段は快適です・・・・・が、この後、宗猷寺の後ろの「木地師の集団の墓」に行こうとしたところ、「熊出没注意」という看板を見ました。 東山白山神社とかも山の中にあるわけですが、熊が出るなんてちっとも考えずに行ってきましたが・・・・、熊はちょっとクマったもんだにゃ~。せめて猫くらいにしてほしいにゃ~。
≪ 東山神明神社、錦山神社と並び、東山三社の一つ。 創建が718年(養老2)と高山市で最も古い神社といわれる。 また、境内に建つ夫婦杉は歴史を感じさせる。 ≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.3.1. るるぶ社 JTB)
≪ 東山白山神社は、養老2年(718年)に懸ノ上(現安川通り)に鎮座され、高山郷最古の氏神として崇敬されたが、天正13年(1585年)飛騨を領国した金森長近が城下町を経営するにあたり現在地に奉遷された。≫ と現地の説明書きには書かれている。
≪ 御祭神 伊弉諾尊 いざなぎのみこと
伊弉册尊 いざなみのみこと
菊理媛命 くくりひめのみこと
摂社 天満天神(学問神) てんまんてんじん
倉稲魂命(食物神) うかのみたまのかみ ≫
とあり、
≪ 天平宝字7年(763) 社殿造営
万治3年 (1660) 社殿造営摂社配祀
天保7年 (1836) 社殿造営
弘化4年 (1847) 神楽台創建 ≫
と書かれているのですが、天満天神と倉稲魂命(稲荷 ウカノミタマノカミ)の摂社というのは、見まわしても見つかりません。 石の階段をあがりかける左手に、「豊川吒枳尼天」と書かれた幟が並ぶ栄鏡院(えいきょういん)があります。 「倉稲魂命(食物神) うかのみたまのかみ」は栄鏡院のことを言っているのか? とも思いましたが、そうだとしても、天満天神 はどこなのでしょう。
≪ ようこそお参り下さいました。 この神社の主は女神で「ククリヒメノミコト」と言い、あなたの思いを叶えてくれると云われています。
ここに取り付けられた箱に賽銭を投げ入れ、二礼二拍手一礼をして「どうぞ願いをかなえてください」と祈ればきっと貴方に幸せが訪れます。
東山白山神社 ≫
「ククリヒメ」とは何者かというと、
≪ イザナギ命(みこと)が、黄泉(よみ)の国(死の国)とこの世の境の黄泉平坂(よもつひらさか)で言い争いをしたとき、黄泉の国に通じる道の番人である泉守道者(よもつもりみちびと)と一緒にククリヒメが現れて、両神の言い分を聞き、うまくとりなした。 それでイザナギ命は、無事にこの世に戻ることができたという。
あの世の代表者イザナミとこの世の代表者イザナギ命の仲介者として、両者の話を聞き、調和を図る。 その役割は、神や死者と人間の間を媒介する巫女の霊能を連想させる。 白山神社にイザナギ・イザナミ二神が合祀されるのは、こうした神話にちなむもので、一説にククリヒメ神はイザナミ命であるともいわれる。≫
( 戸部民夫『日本の神様がわかる本』2005.1.5.PHP研究所)
というものだそうで、
≪ 白山信仰の本拠地は、加賀国(石川県)の霊峰白山を御神体とする白山比咩神社である。 その祭神がククリヒメ神で、古来、人々から「いのちの親神」と崇敬されてきた女神である。
この神の現像は巫女の神格化と考えられている。 日本の民俗信仰では、山は祖先の霊が宿る他界であり、山の神として子孫の繁栄を見守ると信じられた。 巫女の役割は、その山の神と交信し、託宣することである。 ≫(『日本の神様がわかる本』2005.)
≪ 白山さんは、農業の守護神である。それとともに、神霊が死霊と交信する機能というものが、ククリヒメ神を有力な霊威神へと高めた大きな要因である。 ≫(『日本の神様がわかる本』2005.)
で、「ご神徳」はというと、≪ 五穀豊穣、大漁満足、開運招福、良縁成就、安産・育児、除災、福徳長寿、家運長久、子孫繁栄、入試合格など。≫(『日本の神様がわかる本』2005.) というので、いわば、すべてに効能がある神さんということです。 やはり、ククリヒメを祭神とする大八賀神社もそうだったのではないかと思うのですが、農林水産業の地域において、一神教の神のように、五穀豊穣を中心として、その地域の人々の幸福につながることすべてを守護する神さまを祀っていた神社、「主祭神」がはっきりと定まっていない「土地の神さま」「郷土の神さま」と「白山の神」「ククリヒメ」は習合しやすい、ということではないでしょうか。
『日本の神様がわかる本』(2005.PHP研究所)の「神社ガイド」として、ククリヒメを祀る神社は、石川県の白山比咩神社のほか、新潟市一番堀通町の白山神社、新潟県西頚城郡能生町の白山神社、岐阜県郡上市白鳥町の白山神社、福井県大野郡平泉寺村の白山神社 が掲載されているように、北陸や石川県の隣接県で多く祀られているように見受けられます。
五穀豊穣を中心とした地元の人々の幸福を願う神で、もしかすると死者を悼む神である、その「地元の神」「郷土の神」が、「白山の神」と結びつき、「白山の神」が『古事記』『日本書紀』に登場する神のうちの「ククリヒメ」と習合したことにより、「地元の神」「郷土の神」が「ククリヒメ」とも習合した・・・・ということではないか。
『東山遊歩道』リーフレットには、
≪ 719年に創建されたと伝わる。 毎年5月5日の例祭に曳き出される神楽台(屋台)は県指定重要有形民俗文化財、八角形の神輿は、市指定有形民俗文化財である。 ≫ とある。
『楽楽 飛騨高山 白川郷・上高地』(2014.JTBパブリッシング)によると、春の高山祭り(山王祭)で登場する屋台12の中に、「神楽台(かぐらだい)」があり、秋の高山祭り(八幡祭)に登場する屋台11の中にも「神楽台」があるが、写真を見ると、この2つは別のようだ。 《岐阜県HP 清流の国 ぎふ 高山祭屋台》https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/17768/yukei-minzoku/takayamanmaturiyatai.html を見ると、「神楽台」は東山白山神社が所有の神楽台と飛騨総社が所有の神楽台の2つあるらしく、『楽楽 飛騨高山 白川郷・上高地』(2014.JTBパブリッシング)に掲載されている写真と 《清流の国 岐阜 高山祭屋台》に出ている写真を見比べてみると、春に登場するのが東山白山神社の神楽台で、秋に登場するのが飛騨総社の神楽台かと思える。 「東山白山神社の神楽台」といっても、東山白山神社という山の上に屋台が収納されているわけではなく、普段は街中にある蔵にしまわれているらしい。
春の高山祭は4月半ばで、5月5日は東山白山神社の例祭が別にあって、そこで東山白山神社の神楽台が登場するらしい。 その時に来ることができればいいのだが、この場所に住みついているのでない以上、なかなか難しい。
《ウィキペディアー高山祭》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%A5%AD に≪ 「山車」や「曳山」のことを、高山など中部地方の一部では「屋台」と呼ぶ。≫と書かれているが、「屋台」というのは、お祭りの時に、お好み焼きとか焼きそばとか綿菓子とかを売る店のことではなく、山車のことである。 高山祭りの「屋台」に行っても綿菓子は売っていない。
・・・・それにつけても、「摂社 天満天神」はどこに行ったのでしょう・・・・・。
東山遊歩道[5] 東林山 香荘嚴院 大雄寺(だいおうじ)(浄土宗)
↑ 大雄寺 山門。 高山市指定文化財。
≪ 高山地域唯一の楼門造の山門。 1791年の大風で倒壊したが、1807年に名工 水間相模(みずま さがみ)の手で再建された。 ≫(『東山遊歩道』リーフレット )
≪ 寛政3年(1792)の大風で倒壊したが、17年後の文化4年(1807)飛騨権守宗安の流れをくむ近世の名工水間相模の手で再建された。≫(現地の説明書き)
↑ 中側から見た山門。
≪ 楼上に十六羅漢像と釈迦如来像を祭る堂々とした山門が人々を迎える。・・・≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.) というが、実際、この山門は相当迫力がある。
≪ カツラ材の太い十二本の丸柱に中央虹梁(こうりょう)上の出組(枡組)が持ち出され、初層の屋根を支えている。≫(現地の説明書き)
≪ 落とし込み板で囲まれた仁王座前の南北が、透かし菱形欄間になっている。 透かしを通して東山の景観を見せようとの配慮からである。
下層二手先和様枡組が深い飛檐軒を支え、下層屋根上に三斗(みつと)組腰組で垂木を張り出し、宝珠高欄で四面を囲む。 ここからの市内の眺めはすばらしい。≫(現地での説明書き)というのだが、よくわからなかった。 又、雨で霞んでいたため、「市内の眺め」は今一つだった。 今回、思ったのだが、「東山遊歩道」として、いくつもの寺社を巡るというのは、少々、無理がある。 今回、とりあえず、「東山遊歩道」を一通り、まわってみようと考えて歩き出したのだが、本来、寺社の参拝は 1日1寺、もしくは、1日1社が基本で、1寺、1社でないとしても、2社か3寺かくらいにしておいた方が、内容のある見学ができたのではないかと思う。
≪ もとは吉城郡上広瀬村(現高山市国府町)にあったが、1586年に金森長近によって現在地に移され、浄土宗の道場となった。 ≫(『東山遊歩道』リーフレット)
≪ 広い境内は本堂、鐘堂、十王堂、庫裏などが整然と立ち、東山寺町界隈屈指のぢ伽藍を誇っている。≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.) たしかに、本堂↑も大きく迫力がある。
その本堂の前に立っているのは誰かというと、若き日の法然だそうだ。↓
↑ 右下の石碑には「旅立ちの法然さま」と書かれ、下の台座には「南無阿弥陀仏」「光明遍照」と書かれている。 「光明遍照(こうみょうへんじょう)」とは、《コトバンク デジタル大辞泉の解説 光明遍照》https://kotobank.jp/word/%E5%85%89%E6%98%8E%E9%81%8D%E7%85%A7-497553 には、≪阿弥陀仏の救いの光があまねく全世界に及んでいるということ。≫を言うらしい。 鎌倉に浄土宗大本山光明寺http://komyoji-kamakura.or.jp/ があるが、「光明遍照」からつけられた名前か。
↑ 大雄寺 鐘堂。
≪ 1689年2月に建てられた飛騨地方最古の鐘楼。≫(『東山遊歩道』リーフレット)
↑ 大雄寺 境内から見た高山市街。
≪ 1856年(安政3)建立の六角形の観音堂には百体観音が安置されている。≫という「六角形の観音堂」が山門の左手前にある↑だろう。
一層と二層で屋根が平面的にずれているが、こういう屋根のものは、私はここで初めて見たが、なかなか、作るのは大変ではないかと思う。
≪また、十王堂の地獄極楽図も必見だ。≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.)というのだが、どこでどう見学をお願いすればいいのかわからない。
今回、金沢からバスで高山まで行った。 金沢から高山行のバスは予約できなかったので、金沢から白川郷まで行き、白川郷発の高山行きで高山まで行ったのだが、白川郷に行くと、白人の旅行者もいたが、日本人よりも韓国人の方が多いのではないかというくらい韓国人の旅行者が多かった。韓国人の旅行者が多いのが悪いとは言わないが、しかし、日本人より多い(のではないかというくらい多い、厳密に統計とったわけではないが)というのは、なんか、違和感を覚えた。 高山も白人の旅行者とともに中国人や韓国人の旅行者も多いのだが、東山遊歩道を歩くと、白人の旅行者はしばしば見かけるが、韓国人の旅行者には今回は出会わなかった。その国の人によって、好む所が違うのだろうか。それとも、それぞれの国で日本について紹介されているガイドブックに掲載されているものが違うのが原因だろうか。
東山遊歩道では、白人の旅行者はいても韓国人の旅行者はあまり見かけなかったのだが、それとともに、もともとは、地元の人の寺社であって、遠方から観光客を迎えるような寺社ではない所もあるのではないかと思うが、一方で、観光客を迎えたいかどうかはさておき、この大雄寺などは、「東山遊歩道」の一部分としてでなくても、大きな伽藍を持つ寺であり、1寺だけで観光に売り出しても来場者は来そうな感じがするのだが、東山遊歩道は、来場者があることはあるのだが、「さんまち」と言われる地区に比べると、ずっと人が少ない。 だからこそ、今回は雨で傘をささなければならなかったが、荷物は少な目にした上で、かつ、晴天の日ならば、寺社の間を巡り歩くのはここちよいかもしれないが、「さんまち」ほど来場者が多くないので、拝観料を受け取るために常に人を入口に置くほどではないし、「授与所」に人を置いてもそれほどの売り上げにはならないのではないかと言う感じがする・・・・からか、「必見だ」とか『アイじゃぱん 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』に書かれても、どこに行って頼めばいいのか、案内表示板があるわけでもなく、わからない。 また、きっちりと拝観料をとってもらえば、そう遠慮せずに見学も申し込めるのだが、拝観料をとるほど人は来ないということもあるかもしれないが、「境内自由」として入れてもらった手前、その宗派の檀家でもない者が「『必見』と『アイじゃぱん 高山』の載ってましたから見せてくださ~い」とも言いにくい。
※ 浄土宗公式サイト 東林山 香荘嚴院 大雄寺 http://jodo.jp/25-081/
(番号なし) 秋葉神社 ↓
大雄寺の下というのか手前というのか、西側にある。
次回https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html 、(1)雲龍寺、(2)久昌寺、(3)栄鏡院 へ行きます。
(2016.10.22.)
☆☆☆☆高山シリーズ第4回
1.日の出天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_13.html
2.大八賀神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_14.html
3.東山遊歩道(1)高山別院照蓮寺から東山白山神社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_15.html
4. 〃 (2)東山白山神社・大雄寺 〔今回〕
5. 〃 (3)雲龍寺・久昌寺・栄鏡院 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html
6. 〃 (4)洞雲院・素玄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_18.html
7. 〃 (5)東山神明神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_19.html
8. 〃 (6)天照寺・法華寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_20.html
9. 〃 (7)善応寺1.本堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_21.html
10.〃 (8)善応寺2.地蔵堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_22.html
11.〃 (9)宗猷寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_23.html
12.〃(10)町年寄川上家別邸跡 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_24.html
13.煥章館と煥章館2階から見た東山 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_25.html
14.十六銀行 高山支店、早朝は無人の安川交番 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_26.html
15.新装「高山駅」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
16.片流れ屋根のモデルハウス https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_4.html
☆☆☆高山シリーズ第3回
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋[1]床の間、釘隠し・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋[2]白洲、土縁庇・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_4.html
〔番外 宮川にかかる欄干に加圧注入木材使用の橋と 防腐防蟻剤について。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 〕
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並美術館、手長足長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.宮川交番、高山警察署、高山市役所 他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆☆ 高山シリーズ第2回は、
(1)国府町村山天神参拝1上枝駅から宮川沿い。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同3浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅・宮地家住宅https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅・平田記念館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆ 高山シリーズ第1回
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
東山遊歩道[4] 東山白山神社
右に大雄寺、左に栄鏡院を見ながら、東山白山神社の階段を東に登ります。 ↓森林の中を進む階段は快適です・・・・・が、この後、宗猷寺の後ろの「木地師の集団の墓」に行こうとしたところ、「熊出没注意」という看板を見ました。 東山白山神社とかも山の中にあるわけですが、熊が出るなんてちっとも考えずに行ってきましたが・・・・、熊はちょっとクマったもんだにゃ~。せめて猫くらいにしてほしいにゃ~。
≪ 東山神明神社、錦山神社と並び、東山三社の一つ。 創建が718年(養老2)と高山市で最も古い神社といわれる。 また、境内に建つ夫婦杉は歴史を感じさせる。 ≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.3.1. るるぶ社 JTB)
≪ 東山白山神社は、養老2年(718年)に懸ノ上(現安川通り)に鎮座され、高山郷最古の氏神として崇敬されたが、天正13年(1585年)飛騨を領国した金森長近が城下町を経営するにあたり現在地に奉遷された。≫ と現地の説明書きには書かれている。
≪ 御祭神 伊弉諾尊 いざなぎのみこと
伊弉册尊 いざなみのみこと
菊理媛命 くくりひめのみこと
摂社 天満天神(学問神) てんまんてんじん
倉稲魂命(食物神) うかのみたまのかみ ≫
とあり、
≪ 天平宝字7年(763) 社殿造営
万治3年 (1660) 社殿造営摂社配祀
天保7年 (1836) 社殿造営
弘化4年 (1847) 神楽台創建 ≫
と書かれているのですが、天満天神と倉稲魂命(稲荷 ウカノミタマノカミ)の摂社というのは、見まわしても見つかりません。 石の階段をあがりかける左手に、「豊川吒枳尼天」と書かれた幟が並ぶ栄鏡院(えいきょういん)があります。 「倉稲魂命(食物神) うかのみたまのかみ」は栄鏡院のことを言っているのか? とも思いましたが、そうだとしても、天満天神 はどこなのでしょう。
≪ ようこそお参り下さいました。 この神社の主は女神で「ククリヒメノミコト」と言い、あなたの思いを叶えてくれると云われています。
ここに取り付けられた箱に賽銭を投げ入れ、二礼二拍手一礼をして「どうぞ願いをかなえてください」と祈ればきっと貴方に幸せが訪れます。
東山白山神社 ≫
「ククリヒメ」とは何者かというと、
≪ イザナギ命(みこと)が、黄泉(よみ)の国(死の国)とこの世の境の黄泉平坂(よもつひらさか)で言い争いをしたとき、黄泉の国に通じる道の番人である泉守道者(よもつもりみちびと)と一緒にククリヒメが現れて、両神の言い分を聞き、うまくとりなした。 それでイザナギ命は、無事にこの世に戻ることができたという。
あの世の代表者イザナミとこの世の代表者イザナギ命の仲介者として、両者の話を聞き、調和を図る。 その役割は、神や死者と人間の間を媒介する巫女の霊能を連想させる。 白山神社にイザナギ・イザナミ二神が合祀されるのは、こうした神話にちなむもので、一説にククリヒメ神はイザナミ命であるともいわれる。≫
( 戸部民夫『日本の神様がわかる本』2005.1.5.PHP研究所)
というものだそうで、
≪ 白山信仰の本拠地は、加賀国(石川県)の霊峰白山を御神体とする白山比咩神社である。 その祭神がククリヒメ神で、古来、人々から「いのちの親神」と崇敬されてきた女神である。
この神の現像は巫女の神格化と考えられている。 日本の民俗信仰では、山は祖先の霊が宿る他界であり、山の神として子孫の繁栄を見守ると信じられた。 巫女の役割は、その山の神と交信し、託宣することである。 ≫(『日本の神様がわかる本』2005.)
≪ 白山さんは、農業の守護神である。それとともに、神霊が死霊と交信する機能というものが、ククリヒメ神を有力な霊威神へと高めた大きな要因である。 ≫(『日本の神様がわかる本』2005.)
で、「ご神徳」はというと、≪ 五穀豊穣、大漁満足、開運招福、良縁成就、安産・育児、除災、福徳長寿、家運長久、子孫繁栄、入試合格など。≫(『日本の神様がわかる本』2005.) というので、いわば、すべてに効能がある神さんということです。 やはり、ククリヒメを祭神とする大八賀神社もそうだったのではないかと思うのですが、農林水産業の地域において、一神教の神のように、五穀豊穣を中心として、その地域の人々の幸福につながることすべてを守護する神さまを祀っていた神社、「主祭神」がはっきりと定まっていない「土地の神さま」「郷土の神さま」と「白山の神」「ククリヒメ」は習合しやすい、ということではないでしょうか。
『日本の神様がわかる本』(2005.PHP研究所)の「神社ガイド」として、ククリヒメを祀る神社は、石川県の白山比咩神社のほか、新潟市一番堀通町の白山神社、新潟県西頚城郡能生町の白山神社、岐阜県郡上市白鳥町の白山神社、福井県大野郡平泉寺村の白山神社 が掲載されているように、北陸や石川県の隣接県で多く祀られているように見受けられます。
五穀豊穣を中心とした地元の人々の幸福を願う神で、もしかすると死者を悼む神である、その「地元の神」「郷土の神」が、「白山の神」と結びつき、「白山の神」が『古事記』『日本書紀』に登場する神のうちの「ククリヒメ」と習合したことにより、「地元の神」「郷土の神」が「ククリヒメ」とも習合した・・・・ということではないか。
『東山遊歩道』リーフレットには、
≪ 719年に創建されたと伝わる。 毎年5月5日の例祭に曳き出される神楽台(屋台)は県指定重要有形民俗文化財、八角形の神輿は、市指定有形民俗文化財である。 ≫ とある。
『楽楽 飛騨高山 白川郷・上高地』(2014.JTBパブリッシング)によると、春の高山祭り(山王祭)で登場する屋台12の中に、「神楽台(かぐらだい)」があり、秋の高山祭り(八幡祭)に登場する屋台11の中にも「神楽台」があるが、写真を見ると、この2つは別のようだ。 《岐阜県HP 清流の国 ぎふ 高山祭屋台》https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/17768/yukei-minzoku/takayamanmaturiyatai.html を見ると、「神楽台」は東山白山神社が所有の神楽台と飛騨総社が所有の神楽台の2つあるらしく、『楽楽 飛騨高山 白川郷・上高地』(2014.JTBパブリッシング)に掲載されている写真と 《清流の国 岐阜 高山祭屋台》に出ている写真を見比べてみると、春に登場するのが東山白山神社の神楽台で、秋に登場するのが飛騨総社の神楽台かと思える。 「東山白山神社の神楽台」といっても、東山白山神社という山の上に屋台が収納されているわけではなく、普段は街中にある蔵にしまわれているらしい。
春の高山祭は4月半ばで、5月5日は東山白山神社の例祭が別にあって、そこで東山白山神社の神楽台が登場するらしい。 その時に来ることができればいいのだが、この場所に住みついているのでない以上、なかなか難しい。
《ウィキペディアー高山祭》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%A5%AD に≪ 「山車」や「曳山」のことを、高山など中部地方の一部では「屋台」と呼ぶ。≫と書かれているが、「屋台」というのは、お祭りの時に、お好み焼きとか焼きそばとか綿菓子とかを売る店のことではなく、山車のことである。 高山祭りの「屋台」に行っても綿菓子は売っていない。
・・・・それにつけても、「摂社 天満天神」はどこに行ったのでしょう・・・・・。
東山遊歩道[5] 東林山 香荘嚴院 大雄寺(だいおうじ)(浄土宗)
↑ 大雄寺 山門。 高山市指定文化財。
≪ 高山地域唯一の楼門造の山門。 1791年の大風で倒壊したが、1807年に名工 水間相模(みずま さがみ)の手で再建された。 ≫(『東山遊歩道』リーフレット )
≪ 寛政3年(1792)の大風で倒壊したが、17年後の文化4年(1807)飛騨権守宗安の流れをくむ近世の名工水間相模の手で再建された。≫(現地の説明書き)
↑ 中側から見た山門。
≪ 楼上に十六羅漢像と釈迦如来像を祭る堂々とした山門が人々を迎える。・・・≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.) というが、実際、この山門は相当迫力がある。
≪ カツラ材の太い十二本の丸柱に中央虹梁(こうりょう)上の出組(枡組)が持ち出され、初層の屋根を支えている。≫(現地の説明書き)
≪ 落とし込み板で囲まれた仁王座前の南北が、透かし菱形欄間になっている。 透かしを通して東山の景観を見せようとの配慮からである。
下層二手先和様枡組が深い飛檐軒を支え、下層屋根上に三斗(みつと)組腰組で垂木を張り出し、宝珠高欄で四面を囲む。 ここからの市内の眺めはすばらしい。≫(現地での説明書き)というのだが、よくわからなかった。 又、雨で霞んでいたため、「市内の眺め」は今一つだった。 今回、思ったのだが、「東山遊歩道」として、いくつもの寺社を巡るというのは、少々、無理がある。 今回、とりあえず、「東山遊歩道」を一通り、まわってみようと考えて歩き出したのだが、本来、寺社の参拝は 1日1寺、もしくは、1日1社が基本で、1寺、1社でないとしても、2社か3寺かくらいにしておいた方が、内容のある見学ができたのではないかと思う。
≪ もとは吉城郡上広瀬村(現高山市国府町)にあったが、1586年に金森長近によって現在地に移され、浄土宗の道場となった。 ≫(『東山遊歩道』リーフレット)
≪ 広い境内は本堂、鐘堂、十王堂、庫裏などが整然と立ち、東山寺町界隈屈指のぢ伽藍を誇っている。≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.) たしかに、本堂↑も大きく迫力がある。
その本堂の前に立っているのは誰かというと、若き日の法然だそうだ。↓
↑ 右下の石碑には「旅立ちの法然さま」と書かれ、下の台座には「南無阿弥陀仏」「光明遍照」と書かれている。 「光明遍照(こうみょうへんじょう)」とは、《コトバンク デジタル大辞泉の解説 光明遍照》https://kotobank.jp/word/%E5%85%89%E6%98%8E%E9%81%8D%E7%85%A7-497553 には、≪阿弥陀仏の救いの光があまねく全世界に及んでいるということ。≫を言うらしい。 鎌倉に浄土宗大本山光明寺http://komyoji-kamakura.or.jp/ があるが、「光明遍照」からつけられた名前か。
↑ 大雄寺 鐘堂。
≪ 1689年2月に建てられた飛騨地方最古の鐘楼。≫(『東山遊歩道』リーフレット)
↑ 大雄寺 境内から見た高山市街。
≪ 1856年(安政3)建立の六角形の観音堂には百体観音が安置されている。≫という「六角形の観音堂」が山門の左手前にある↑だろう。
一層と二層で屋根が平面的にずれているが、こういう屋根のものは、私はここで初めて見たが、なかなか、作るのは大変ではないかと思う。
≪また、十王堂の地獄極楽図も必見だ。≫(『アイじゃぱん31 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』2004.)というのだが、どこでどう見学をお願いすればいいのかわからない。
今回、金沢からバスで高山まで行った。 金沢から高山行のバスは予約できなかったので、金沢から白川郷まで行き、白川郷発の高山行きで高山まで行ったのだが、白川郷に行くと、白人の旅行者もいたが、日本人よりも韓国人の方が多いのではないかというくらい韓国人の旅行者が多かった。韓国人の旅行者が多いのが悪いとは言わないが、しかし、日本人より多い(のではないかというくらい多い、厳密に統計とったわけではないが)というのは、なんか、違和感を覚えた。 高山も白人の旅行者とともに中国人や韓国人の旅行者も多いのだが、東山遊歩道を歩くと、白人の旅行者はしばしば見かけるが、韓国人の旅行者には今回は出会わなかった。その国の人によって、好む所が違うのだろうか。それとも、それぞれの国で日本について紹介されているガイドブックに掲載されているものが違うのが原因だろうか。
東山遊歩道では、白人の旅行者はいても韓国人の旅行者はあまり見かけなかったのだが、それとともに、もともとは、地元の人の寺社であって、遠方から観光客を迎えるような寺社ではない所もあるのではないかと思うが、一方で、観光客を迎えたいかどうかはさておき、この大雄寺などは、「東山遊歩道」の一部分としてでなくても、大きな伽藍を持つ寺であり、1寺だけで観光に売り出しても来場者は来そうな感じがするのだが、東山遊歩道は、来場者があることはあるのだが、「さんまち」と言われる地区に比べると、ずっと人が少ない。 だからこそ、今回は雨で傘をささなければならなかったが、荷物は少な目にした上で、かつ、晴天の日ならば、寺社の間を巡り歩くのはここちよいかもしれないが、「さんまち」ほど来場者が多くないので、拝観料を受け取るために常に人を入口に置くほどではないし、「授与所」に人を置いてもそれほどの売り上げにはならないのではないかと言う感じがする・・・・からか、「必見だ」とか『アイじゃぱん 高山・奥飛騨・白川郷・五箇山』に書かれても、どこに行って頼めばいいのか、案内表示板があるわけでもなく、わからない。 また、きっちりと拝観料をとってもらえば、そう遠慮せずに見学も申し込めるのだが、拝観料をとるほど人は来ないということもあるかもしれないが、「境内自由」として入れてもらった手前、その宗派の檀家でもない者が「『必見』と『アイじゃぱん 高山』の載ってましたから見せてくださ~い」とも言いにくい。
※ 浄土宗公式サイト 東林山 香荘嚴院 大雄寺 http://jodo.jp/25-081/
(番号なし) 秋葉神社 ↓
大雄寺の下というのか手前というのか、西側にある。
次回https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html 、(1)雲龍寺、(2)久昌寺、(3)栄鏡院 へ行きます。
(2016.10.22.)
☆☆☆☆高山シリーズ第4回
1.日の出天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_13.html
2.大八賀神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_14.html
3.東山遊歩道(1)高山別院照蓮寺から東山白山神社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_15.html
4. 〃 (2)東山白山神社・大雄寺 〔今回〕
5. 〃 (3)雲龍寺・久昌寺・栄鏡院 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html
6. 〃 (4)洞雲院・素玄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_18.html
7. 〃 (5)東山神明神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_19.html
8. 〃 (6)天照寺・法華寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_20.html
9. 〃 (7)善応寺1.本堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_21.html
10.〃 (8)善応寺2.地蔵堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_22.html
11.〃 (9)宗猷寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_23.html
12.〃(10)町年寄川上家別邸跡 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_24.html
13.煥章館と煥章館2階から見た東山 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_25.html
14.十六銀行 高山支店、早朝は無人の安川交番 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_26.html
15.新装「高山駅」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
16.片流れ屋根のモデルハウス https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_4.html
☆☆☆高山シリーズ第3回
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋[1]床の間、釘隠し・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋[2]白洲、土縁庇・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_4.html
〔番外 宮川にかかる欄干に加圧注入木材使用の橋と 防腐防蟻剤について。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 〕
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並美術館、手長足長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.宮川交番、高山警察署、高山市役所 他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆☆ 高山シリーズ第2回は、
(1)国府町村山天神参拝1上枝駅から宮川沿い。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同3浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅・宮地家住宅https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅・平田記念館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆ 高山シリーズ第1回
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
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