客宅で「ピンポンダッシュ」を勧める・自分の「特殊意志」を「会社の意思」だと考える営業本部長。「反動」的経営の会社。きれいで新しい浜松展示場vs汚れていて床鳴りのする東京展示場―― 「一条の家は完璧にすばらしい」の反証
[第715回]
「一条工務店の家は、他社と比べてすべての面にわたって完璧にすばらしい」の反証
《25》 「あまり性質の良くない飛び込み営業」には、訪問先のインタホンを押して隠れるやつというのがいる。私などは、そういうヤツが来るといても出ない。営業の仕事をしてきた者として「少々しつこい」くらいならば、何の努力もしない営業よりは「少々しつこい」くらいの営業は許容するのだが、「読売新聞の押売り」などというのはあれはカタギではないし、リフォーム屋にはまともでないのもいるし(リフォーム屋というのは、建設業の認可すら受けなくても営業できるらしいですね)、新興宗教の勧誘の人というのは、ともかく相手にすると、こちらはきっちりと断るために話しに出たつもりでも逆にそれをきっかけとして話そうとするし、さらには、我が家の近所には、近所の「体だけ元気な年寄」で自分の息子に相手になってもらえばよさそうなのに近隣の家の現役世代の人間に相手になってほしがるじいさんというのもいて、そういうじいさんにはうかつに相手になると大変だ。だから、おのれの姿を見せないような者は来ても出ないようにしている。特に、今は、カメラ付きインタホンを取り付けたので、見える範囲にいないようにしているヤツにこちらが出て行くようなことは基本的にはしない。昔から新聞は「インテリが作ってヤクザが売る」などと言ったりして、新聞屋の販売員というのは散臭い人間が多いと言われていたが、東京都大田区のアパートの1階に住んでいた時には、入口と逆側に物干しがあったのだが勝手にそちらから入ってきたり、又、通路側、入口の脇にキッチンがあったのだが、キッチンの窓を開けているとそこから手をつっこんで「すいませ~ん、ちょとと、このアパートに友達がいるはずなんですけど、部屋がわかんなくてえ」とか言って扉を開けさせたり、栃木県佐野市のアパートにいた時には、扉に外が見えるレンズ(ドアミラー)がついていたが、それは基本的には中から外を見るものだが、中から外を見ると外にその男の眼があって外から中をのぞいていたなどということもあった。 扉についている中から屋外を見るレンズ(ドアミラー)というのは中から外が見えるだけでなく外から中もある程度見えるらしく、外から中を覗くこともできるようで、その時、覗いていた男は何屋かというと「毎度おなじみ読売新聞の拡張員」だったのだが、そういうヤカラが売りに来る物というのは、たとえ、どんなにすばらしい物、どんなにお買い得なものであっても、基本的にはそういう人からは買わないようにしている。
もうひとつ、うかつにドアを開けるとドアの間に足をつっこんで閉めさせないようにするヤツというのがいる。これは、実際にされた経験としては、読売新聞の拡張員というのはたいていの人間がこれをやる(「朝日」「毎日」の人間でこれをやった者は見たことがないが、「読売」の拡張員はほとんどの人間がこれをやる。それだけ、「読売」てのは「程度低い」てことだ)。私はこういうことをする人間というのが嫌いなので、それは読売は定期購読はしないという理由のひとつでもある。他に、これをやる人間としては、2008年、東海住宅(株)http://www.10kai.co.jp/ の花見川店の店長になった「人相が悪く目つきが悪い田中」(男。当時、60歳。本人の話によると、かつて、賃貸マンションでポスティングをしていたところ、「ヤクザが来ている」と110番通報された経験があるという。韓国に本物の銃を撃ちに行くのと、韓国に行って「女性の友人」〔要するに、韓国人の商売女〕と一緒に過ごすのが趣味だという男)が、それをやってその家の奥さんにドアを思いっきりしめられて足をはさまれたという話を自分でしていた。 「あ~ら、ごめんなさい。足はさんでるなんて知らなかったわ」と言われたと田中は言っていたが、実際は、そうではなく、こういう手合には「知らなかったわ」ということにして思いっきり閉めて足を挟ませて少々痛い目をさせてやろうと思ってされたのではないか。けっこう、「家庭の主婦」てのは強い。私なんかよりよっぽど強いかもしれん・・・・。
インタホンを押すと隠れるヤツ、ドアを開けると足をつっこんで閉めさせないようにするヤツ、売っている商品によっても多少違いはあるかもしれないが、戸建住宅建築業の場合においては、いずれも、馬鹿げていると思う。なぜなら、営業というのは、お客様に、この人と話をしたい、この人に会いたい、この人に来てもらいたいという気持ちになってもらうのが仕事であるのだから、隠れることによってドアを開けて出てきてもらうのではなく、自分の姿を見せることによって、あの人が来てくれたのかと思ってもらうことでドアを開けて出てきてもらえるように努力すべき仕事であり、帰らせたい、ドアを閉めたいという気持ちになっているのに閉めさせまいとする仕事ではなく、もっといてもらいたいと思ってもらえるように努力すべき仕事であるのだから、やっていることが仕事の性質に逆行していることになるはずだ。
ところが、それをやりたがる人間というのがいたのだ。どこにいたかというと、1993年、(株)一条工務店の営業本部長 兼 松戸営業所長の天野隆夫。入社1年目、まだ、入社して3ヶ月も経っていない中途入社の新人(男。20代)に、「ぼくなら、お客さんの家に行ってインタホンを押したら、見えない所に隠れるな。見えなければ誰だろうと思って出てくるから」と教えるのだった。あきれた・・・というよりも、情けなくなった。営業本部長がそんなことを言うのかと思った。 「なんか、レベル低いなあ~あ・・・」。
その業種によっても異なるというケースというのはあるかと思う。石ノ森章太郎『ホテル』に出ていた話だが、ホテルプラトン(シェラトンホテルかヒルトンホテルかがモデルらしいが)で、入口のガラス扉を荷物をぶつけて壊してしまった宿泊客がいたらしい。そこに、新人のホテルマンがかけつけて、「弁償してください」と強く言ってその代金を支払わせた。ベテランのホテルマン 山崎さんはそれを知って悲しく思い、その新人に、「どうして、そんなことをしたんだ」と言うが、新人の男は「壊した以上は弁償してもらうのが当然です。ぼくは居酒屋に勤めていましたが、居酒屋でも何か壊した人がいた時には弁償してもらいました。ぼくはあのお客さんに弁償させることができました。ぼくはあのお客さんに勝ったんです」と言うのだった。山崎さんは「ここは居酒屋ではないし、我々ホテルマンはお客さんと勝負しているのではない。お客さんに勝つ必要はない」と言います。何より、入口のガラス扉の破損については保険に入っていて修理代は保険で出たのです。山崎さんは、そのお客様に修理代は保険で出たことでもあり、払われたお金はお返ししますと言うが、「そんなものは要らない。たしかに私はあの扉を壊してしまった。それを弁償しろと言われたから払ったんだ。もし、保険で修理代が出たのなら、それはプラトンホテルがもらっておけばいいことだ。それにしても、あの人(弁償しろと言ったホテルマン)は怖い人ですねえ」と言い、「たとえ、保険で修理代が出たとしても、そんなことは私には何の関係もないことだ。私は、明日になったら、もう、早くこのホテルを出て、この嫌な思い出を忘れたいんだ。修理代は弁償して払ったはずだ。もう、それでいいだろう。まだ、何か困ることがあるのか」と言う。山崎さんは「困ります」と言う。「いったい、何が困るんだ」と言う客に、山崎さんは「◇◇さんに、このプラトンホテルを嫌な思い出だと思われて、忘れてしまいたいと思われては困るのです」と言う。「たしかに、◇◇さんは扉を壊されましたが、わざと壊されたのではないし、修理代は保険で出ていますから必要ありません。◇◇さんに、嫌な思い出と思われるのではなく、その嫌な思い出をいい思い出にかえていただいて、プラトンホテルのことを嫌な思い出だと忘れてしまいたいと思われるのではなく、これからもいい思い出として覚えていただきたいのです」と語る・・・というお話。そして、その日、退職が決まっていた山崎さんは、「これからも、何事も、この▽▽に言ってください」と弁償しろと言った新人のホテルマンのことを言い、「はい、今後とも何事も私に言ってください」という男に、客も「わかりました。さっきは怖い人だと思ったけれども、そうじゃなかったんですね」と機嫌をなおす。居酒屋がどうかというと、チムニー(株)に勤めた時の経験から考えると、むしろ、居酒屋というのは、「酔っ払いは壊すもの」と多少あきらめているようなところがあって、特に、女性用トイレを壊す女性客というのがけっこういたようで、社長の I さんが「女性てなんでそんなに力が強いんだ・・・」とか言うていたが、「この野郎!」とか思ってぶっ壊す人というのがいたのかもしれないが、居酒屋の備品が悪いのじゃないから、やっつけるなら居酒屋の備品をやっつけるのではなく悪いやつをやっつけてほしいものだった・・・が、居酒屋としては、壊されないようにするために「頑丈に作る」・・・というのを何より心がけていたわけで、そのあたりは『ホテル』の話とはちょっと違ったけれども、ともかく、居酒屋と高級ホテルは違うということはあるだろうし、客商売でもその店のタイプによって異なるものはあるだろう。
それで。「ピンポンダッシュ」という用語は、『名探偵コナン』に出ていて「ピンポンと鳴らすと同時にダッシュして逃げる」という意味だが、そういう言い方をするのかと思ったのだが、入口のインタホンもしくはチャイムを押されて、誰か来たかと思って出て行くといない・・というもの。私が小学生の時も、同級生で、学校からの帰り道の家にそういういたずらをやるヤツがいたわ、そういえば。「そんなことやってはいけません」と先生から言われたが、私は最初からそんなことやってもおもしろいと思わなかったが、面白いと思う者がいたようだ。
それと似たことをやる人間というのが住宅建築業の会社にもたまにいるようなのだ。小堀住研(株)で1人、(株)一条工務店で1人、そういう人間の話を聞いた。小堀住研(株)では、4月、新卒社員の営業系社員向け研修で、講師役の課長のMさんが、「昔、ぼくの所に配属された新人で、一緒にお客さんの所に言ったら、インタホンを押すと同時に隠れるやつというのがいてなあ。びっくりして、 『おい、おまえ、いったい、何やってんねん?』ときいたら、『隠れてるんです』と言いよるんで、『なんで、隠れるねん』て言ったことがあったんやけども。きみらの中にはそんなおかしなことするような人間はおらんよなあ。そんなおかしな真似すんなよお」と言われた。その話を聞いて、20人余いた「営業系」(4年制大学の法学部・経済学部・商学部卒の人のコース)で入った新卒社員は全員は、変な人間がいたんだなあと思って大笑いしたものだった。
ところが。1993年、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ に入社して2年目に入った頃、千葉県の松戸展示場の事務所にて。松戸営業所長を兼任していた営業本部長(その時点での肩書は「次長」)の天野隆夫が、「お客さんの所に行って、インタホンを押したら隠れるといいよ。ぼくなら隠れるな」などと新人(男。中途入社で入社3ヶ月未満。20代後半)に言うのでびっくりした! まさか、営業本部長とかそういう役職についている人間がそんなアホなことを言うとは思わなかった( 一一)
なぜ、「インタホンを押すと隠れる」のかというと、天野隆夫が言うには「インタホンを押しても返事しないで、外を見ても姿が見えないと、『なんだろう』と思って出てくるから」と言うのです。出てくるかあ~あ? むしろ、私が客の立場なら、そういう胡散臭いことをするようなヤツには出ていくべきではないと考えるし、そういう変なことをする営業の会社というのは、そうではなく礼儀正しい態度をとる営業の会社に比べて評価は下がることになり、そういう行為をすることによって契約してもらえる可能性は下がると思う。私はそう思ったし、今もそう思う。
小堀住研(株)では、研修の際に、「インタホンを押したらどうするか」、特に「ドアミラーがある家や、カメラ付きインタホンがある家ではどうするか」という問題について、「インタホンを押したら、ドアミラーがある家やカメラ付インタホンがある家では、ドアミラーやカメラ付インタホンから最もよく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せる」と教えられた。「隠れる理由がないだろ」と。「なんで、隠れるんだ。何か、やましいことをしに行ってるのか? 違うだろうが。お客様のためにいい家を作りたいと思って行っているのだろうが。違うのか?」と。私はそれを聞いて、もっともなことだと思ったし、実際、家に尋ねてくる営業でも、隠れるヤツてのはこちらも用心するのに対し、自分の姿をはっきりと見せる人間というのは、その点において、正々堂々と、正攻法で訪問している営業であるのだから、そういう人にはきっちりと対応するべきではないかと考える。普通、そう考えないか?
そもそも、「インタホンを押すと同時に隠れる」と教える営業本部長って・・・、なんか、聞いていて情けなくなった。
「なんとも、程度低いなあ~あ・・・・」。
こういうことを言うと営業本部長の天野隆夫は怒るのだ。「そんなこと言うならエスバイエル(株)〔←小堀住研究(株)〕に行けよお」と言うのだ。なんで、そんな話になる? 会社によって異なるものというものもあるだろう。しかし、この点については、どちらの会社においても基本的には違いはないと思うのだ。 住宅の営業というのは、いかにして、見込客に大喜びでドアを開けてもらって出て来てもらえるようにするか、自分の姿を見せることで他の人間なら出てこないのに出て来てもらえるようにするか、ということを考えるものと違うのか? 隠れてどないすんねん、隠れて・・・??? 「インタホンを押すと同時に隠れる」やて、なんか、聞いてて情けのうなってきた。そんな会社とは思わんかった・・・・が、別段、(株)一条工務店の営業誰もがそういうことをやっていたというわけでもない。やっていたのは営業本部長の天野隆夫だったのだ。
しかし、ここで問題があった。小堀住研(株)にもそういうことをする人が過去に1人いた。いたけれども、所属の営業課の課長が「おまえ、いったい、何やってんねん」と言い、「おかしな真似すんな!」と注意したということだった。それに対して、(株)一条工務店では営業本部長がそれをやれと新人に教えていたのだった。聞いてて、情けのうなった。聞いてて哀しいなった。営業本部長がそんな認識をしていたのだ。しかも、「話せばわかる」と私は思いこんでいたので、それで、「小堀住研にいた時も、『お客様の所に行ってインタホンを押したら、特にドアミラーがある家とかカメラ付きインタホンのある家とかでは、ドアミラーやカメラ付インタホンから一番よく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せて、私はどこぞにいるような怪しい営業とは違います、一部上場企業の小堀住研の営業ですというところをアピールする』と研修で教えられたのですが、隠れたのでは、お客さんからその営業は隠れるような怪しいやつだと見られてしまうのと違いますか」と言ったのでした・・・が、ともかく、意見を言う人間、自分の考えを言う人間というのが(株)一条工務店の営業本部長は「腹立つ」らしいのだ。「そんなこと言うなら、エスバイエルに行けよお!」と怒られたのだ。ということは、「インタホンを押すと同時に隠れる」という「小学校の子のいたずらみたいなこと」やるのが「(株)一条工務店の営業」ということなのか???
結論を言うと違う。(株)一条工務店の営業でも、営業本部長の天野隆夫はそういうことをする人間だったようで、新人にそうしろと教えていた人間だった。しかし、私はこの会社に10年を超えて勤務して、「永年勤続表彰」の時計をもらった人間であり、その間、いろいろな営業と接してきたけれども、「インタホンを押すと同時に隠れる」などということをする人間、「インタホンを押すと同時に隠れるといい」と教える人間というのは、営業本部長の天野隆夫ただひとりであり、他には、在籍後半においては全国に千人からして営業社員がいたのだから、中に1人か2人おかしな人がいたとしてもありうることではあるけれども、私はそういう人間を見かけることはなかった。
ここで、問題は・・・、(株)一条工務店の営業本部長(その時点での肩書は「次長」)の天野隆夫に、「たとえ、営業本部長であっても、初代社長の義理の弟であっても、それでも、自分も従業員の1人である」という意識が完全に欠落している、という点である。ジャン=ジャック=ルソーは、「特殊意志」「全体意志」「一般意志」ということを言っている。「特殊意志」というのは、国民1人1人の考えのこと、会社であれば従業員1人1人の考えることで、「全体意志」というのは、「特殊意志」が総合されたもの、多数決で決められるようなもののことである。多数決で決められれば民主的のように思えるが、しかし、国においても、社会における何らかの組織にしても、常に多数決で決めたことが正解とは限らない。それとは別に、その組織にとってあるべきもの、進むべき道を示すものがあるのではないかということで、それを「一般意志」とした。国にしても組織にしても、「一般意志」に基づいて運営されるべきではないか、というのだが、しかし、これは問題も多い考え方で、これが「一般意志」なんだとして押し通されてしまうと、結局、「特殊意志」でしかないものを「一般意志」だとして、「全体意志」を無視して通されてしまうことにもなりかねない。だから、この「一般意志」という考え方は問題もある考え方なのだ・・けれども、しかし、そういう視点というものはあると思う。 ところで、お客様の家に行って「ピンポンダッシュ」やりたがる人というのは、全国に何人も営業がいたわけだから、いろいろな人もいるのだろうけれども、そこで、天野隆夫は 「たとえ、初代社長の義理の弟であっても」「たとえ、一族であったも」それでも、「自分もまた1人の従業員なのだ」という意識が完全に欠落しており、自分の「特殊意志」が「全体意志」で「一般意志」なのだという意識でいたのである。あくまで、自分個人の考え・自分個人のやり方でしかないものを、「一条工務店のやり方」だと主張してきかない、というそういう頑固な特徴があったのだ。困ったものだ・・と思ったが、「このビョーキは一生治らない」だろう。おそらく。
「見込客の家に行って、お客さんがドアを開けたら足をつっこんでしめさせないようにする」ということを主張した従業員というのも、小堀住研(株)に1人、(株)一条工務店に1人いたと聞いた。これはいずれも人から聞いた話であって見たものではなく、本人から直接聞いたものでもない。
1980年代後半、小堀住研(株)の千葉支店にいた工務課(積算)のNさん(男。当時 20代)は別に仕事に不真面目ということでもないが、若いにもかかわらず気難しいところがあって、つきあいにくい面もあった。これは少なからぬ人間が言うことだったが、最初から工務課にいたわけではなく、最初は営業だったそうで、松戸営業課の課長だった I さんが課長の営業課にいたらしいが、「課長、お客さんの所に行って、お客さんがドアを閉めようとしたら、こんな感じでドアに足をはさんで閉めさせないようにしましょうか」などと言ったことがあったそうで、「あんなこと、言ってるようでは営業はだめだ」と I さんは言っていたが、そういうことがあって営業からはずれて工務課(積算)の仕事をやるようになったようだった。そんなこと言うのかあ・・・と、別にNさんが何から何までだめだとか言うつもりはないが、その点については、それじゃあなあ・・と思った。ひとの話を聞くと、そんな変なことやる人がいるのか、そんなおかしなことを言う人がいるのか・・と思うものの、それなら自分はすばらしいのかということになる場合もあるのだけれども、小堀住研(株)においては、入社して営業の仕事に配属されている人間は、たいてい、「お客さんの所に行って、お客さんがドアを閉めようとしたら、こんな感じで足をつっこんで閉めさせないようにしましょうか」などと言う人がいると、だめだわ、そんなこと言ってるようでは・・・とたいていの人間が思うのだった。
それに対して、(株)一条工務店では、1992年、浜松の営業所長だった通算契約棟数2位という平松さんの隣の席に座っていたという小野田くん(男。入社1年目。20代前半)が、「平松所長が、『こんな感じでドアに足をつっこんで閉めさせないようにして』と教えていた」と言うので、ありぁまあ、営業所長がそんなことを教えるのかあ・・・とあきれた。
「な~んか程度低いなあ、まったくぅ~う!」。 もっとも、小野田くんの話はすべてが本当それにしても・・なあ・・・。
慶應大学の商学部の教授が講義の中で「きみたち、慶應義塾の商学部の人間が、『マーケティング』のことを『マーケッティング』と言うのはやめてくださいね。慶應義塾の卒業生が『マーケッティング』などと言ったのでは恥ですからね。『マーケティング』はマーケットと違いますから。『マーケティング』はアクセントは頭にありますから。あくまで、『マーケティング』であって、『マーケッティング』とは違いますからね。『マーケティング』には小さい『ッ』は入りませんからね。卒業して、よそで、『マーケッティング』なんて絶対に言わないでくださいね」と言われたことがあった。
〔ちなみに、agriculture は英語の名詞で語尾に-ure がつけばアクセントは頭というのが原則で agriculture と発音するのは「受験英語のベテラン」というほどでなくてもまがりなりにも「大学」と名の付く所に行こうという者なら常識だと思ったのですが、慶應の内部進学の人は、agriculture を agriculture と発音します。こういうことを言うと、慶應の教授は「そんなものは受験勉強だ。害があるんだ。その点、我々内部進学の人間には塾風というものがある」とかのたまわれるのですが、「塾風」て何やねん・・・て気がしますが、要するに「内部進学の人が持っている何か」のこと、ヤマトダマシーみたいなもののことみたいです。
それから、私なんかは、幼稚園とか小学校とかで、ブドウは自分でひとつひとつ房からちぎって自分の口に入れて食べるものですと教えられたものでしたが、内部進学の人はそうではなく、ひとに房からちぎって皮を向いてお皿に盛ってもらってスプーンですくって食べるようで、慶應幼稚舎ではそのように教えているらしく、そういう食べ方をするのが「独立自尊の精神を身に着けている」とか「自我が確立されている」とか「アイデンティティーを持っている」とか「福沢精神を身に着けている」とか言うらしい。小学校の時に受けた教育が私のように、公立小学校→公立中学校→公立高校 と行った者と、慶應幼稚舎→慶應中等部→慶應義塾高校 と行った人とは正反対みたいです。〕
ところが。最初に正社員型で勤めたコンピュータ関連のT社においてだが、同じ時期に入社した宇都宮大卒の某と話していたところ、某が「マーケッティング」などと言うので、私は、もしも彼が高卒かそこらの学歴の人間ならば「マーケッティング」と言ってもいい・・ということはないとしても、しかたがないとして、まがりなりにも国立大学卒の人間が「マーケッティング」なんて言っていたのでは彼にとって恥だと思い、親切のつもりで、他に誰もいない所で「『マーケッティング』じゃなくて『マーケティング』でしょ」と教えてあげたのだが、ところが、彼にとってはそれは面白くなかったみたいで、「『マーケティング』でも『マーケッティング』でもどっちでもいいでしょ。あんた、『マーケティング』なんて言って感じ悪いよ。『マーケッティング』と言え!」と怒られたのだ。『マーケッティング』と言え!」と。
さらに、2002年、(株)一条工務店の工場部門の(株)日本産業で、「責任者」になったという高橋(男。当時、40代?)が山梨県上野原市の「西東京工場」にやってきた、そして、「西東京工場」の正社員の従業員を集めて、何だったか、改正になったという法規を読みだして、そして、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読んだので、ああ、また、こんな人間を「責任者」にならせやがったか・・と思った。
法律用語の「責(せめ)」を「せめ」ではなく「せき」と読んでも仕事ができればいいじゃないかとか、「マーケティング」を「マーケッティング」と読んでも仕事ができればいいじゃないかとか、そういうことを言う人がいるのですが、しかし、実際問題として、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読む人とか、「マーケティング」を「マーケッティング」と読む人というのは、実際問題として、「そのていど」「そんなもの」ですよ。実際問題として。(株)日本産業の「責任者」になったという高橋に、上野原市の「西東京工場」に、部材を載せる台車がなく不便なので買ってもらいたいと私は話したのですが、すると、この男は何を言ったと思いますか? 「今年の生産部門の目標は何か知ってるか」と言うのです。「だから、経費節減でしょ」と言うと、「違う。こんなことも知らないのか」と言うのです。「それなら、何なのですか」と言うと、「経費節減じゃない。コストダウンだ。こんなことも知らないのか」などと言うのです。あきれました。アホはしかたない。「経費節減」を英語にしたものが「コストダウン」でしょうが。どうでもいいところで、あえて英語での表現にしたがるあたりが軽薄さの現れです。そして、高橋は「コストダウンが目標なんだから、台車なんて買うわけにはいかないのは当然だろうが、こんなこともわからんのか」と、そう言いやがったのです、アホが。あきれました。コストダウンというのは、まず、考えるべきことは「コストと利益を比較衡量して」考えて、コストを上回る利益があればそのコストを出す値打ちはあるわけであり、コストをかけてもそれに見合う利益がないならそのコストは意味がないことになる。台車て、いくらすると思いますか。ホームセンターで小売りで売っているものでも何千円のものですよ。それを「今年の目標はコストダウンだ」などとアホ言って、作業用具を購入することを拒否し、その結果、効率低下を招いて作業時間を長くかかるようにしたり、あるいは、作業しにくくすることでどこかにぶつけて欠損を招いたり・・ということになっていたのです。それが「コストダウン」ですか? アホです、高橋は。ま~たまた、こういうアホを「責任者」に任命しやがった、このバカ会社は、とあきれました!
慶應の商学部の先生で講義の中で「東大・京大や慶應・早稲田といった大学の卒業生ばっかりという会社に勤めるよりも、慶應あたりの大学の卒業生をなかなか採用できないというくらいの会社に勤めた方が実力を発揮する場があっていいという面がある」と言われた方がありましたが、この話をある中小企業の役員になっていた父に話したところ、「その通りや。うちの会社なんかに慶應あたりの出身の人間が来たら、車内で競争なんてないわ。社内の競争に負けるなんてありえないことや」と言うのでしたが、しかし、「東大・京大や慶應・早稲田あたりの出身の人間ばかりの会社」に勤めてそういう人間の中での競争に勝てばいいが負けてもそれはしかたがないとしても、「高卒や五流大学卒の人間ばっかりの会社」に勤めて、それで競争に負けたのでは元も子もないのではないかと思い、それを父に話したところ、「そんなことは絶対にありえないことや。慶應あたりの出身の人間が高卒や五流大学卒の人間と競争して負けるなどということは、それは天地がひっくり返っても絶対にありえない」と言うのでした・・・が、もし、あったらどうしてくれんだよお・・・と思ったりもしたものでした・・・が、実際問題として、(株)日本産業の「責任者」にならせてもらった高橋(男。当時、40代?)を見て、たしかに、こんなヤツとの競争に負けるなどということは「ありえない」ことだなあと思いました。「経費節減」であれ「コストダウン」であれ、ともかく、私は当たり前のこととして「コストと利益を比較衡量して」考えているのに対し、高橋には「コストと利益を比較衡量して」という思考は最初から欠落しており、工場で作業をするのに必要とされる用具の購入を拒否すればその費用を「コストダウン」できるといったアホなことしか考える頭がないわけです。もし、「コストと利益を比較衡量して」考える人間同士の競争であれば、競争に勝つこともあれば負けることもあるかもしれないが、「コストと利益を比較衡量して」考える人間が「必要な用具の購入を拒否すればその費用を『コストダウン』できる」というアホな思考しかできない人間と競争するのであれば、その人間の思考には量的な違いではなく質的な違いがあるのであり、高橋みたいな人間に負けることなんて、「天地がひっくり返っても百パーセント絶対にありえない」でしょう。但し、そうであるからこそ、(株)一条工務店・(株)日本産業の経営者は私にそういう仕事につかせてくれなかった、ということであり、「東大・京大や慶應・早稲田の出身者ばかりの会社」と(株)一条工務店のような「中卒・高卒のおっさんばかりの会社」ではどちらが「実力を発揮する場」があるかというと、むしろ、前者の方が「実力を発揮する場」があるようなところがありました。『巨人の星』では、青雲高校の野球部に入部した星飛雄馬に実力を発揮させてたまるものかと伴宙太が嫌がらせを続けるという話がありましたが、いわば、そんな感じのことを(株)一条工務店でされてきたわけであり、よくもまあ、あそこまでやってくれたものだとあきれます。
高橋みたいな無能を「責任者」にならせるくらいなら、そもそも、私がいるのに、なんで、この会社は私を使ってくれないんだ!?! とも思いましたが、使いたくないようでした。「うちの会社にも、慶應大学の出身の人間がいるんですよお」と言うためには採用したかったようですが、それを活かすのは絶対に嫌だったようです。だから、アホ丸出しの高卒の人間にばっかし、「責任者」にならせるのでした。高橋には「コストダウンだ」と言われると、作業に必要な道具を購入するのを拒否すればその分だけ「コストダウンだ」と思うという思考はあっても、「コストと利益を比較衡量して」考えるという思考は頭の中に存在しないのです。法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読んだって仕事ができればいいじゃないか・・とか思う人もいるようですが、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と大きな声で胸張って何人もの前で言う人というのは、結局、「その程度の人」なんです、「その程度の人」。
法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読む人なんて、《法律用語の「責(せめ)」を「せめ」と読めないけれども他のことはできる》のではなく《他のことも「その程度」》というのと似たようなことですが、見込客の家に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる・・・て、小学校の子のイタズラみたいなことするやつて・・・、ドアを開けると「読売新聞」の拡張員みたいに閉めさせないように足をつっこむやつて・・・、そういうヤツが来たら、私が戸建住宅を建てようと検討している見込客であったなら、そういう人には頼みたくないなあ・・・という気持ちになりますね。そんな人に頼んでいい家ができるとは思えない。
1980年代、私が大学生であった時、川崎市幸区のアパートに来た読売新聞・日経新聞の拡張員のにーちゃんが、「読売嫌いなんですよね。それじゃ、日経とってくださいよ、日経。ガラの悪いやつだとお思いかもしれませんが、ガラの悪いヤツと契約しても、決して『ガラの悪い日経新聞』が届いたりしませんから。間違いなく『きちい~っとした日経新聞』が届きますから。これは保証します。間違いありません。決して『ガラの悪い日経新聞』が届いたりしませんから」なんて言うので笑いそうになった・・ということがあったが、その時は営業の仕事なんてやっていなかったが、その後、自分が営業の仕事をしてみると、なんだか面白いにーちゃんだったなあと思い、その言い回し・話しぶりなどに「座布団1枚」として「日経新聞3ヶ月購読」してあげても悪くなかったかな・・なんて後から思うようになりました・・・が、その人がガラが悪いかいいかはさておき、「ガラが悪いやつ」と日経新聞を契約しても、決して「ガラの悪い日経新聞」が届くのではなく「きっちいっとした日経新聞」が届くでしょうけれども、新聞を購読する場合とは違って、戸建住宅をこれから建てるという場合には、担当者によってできるものも違ってきますし、知り合いで家を建てた人に話を聞くと、「うちは営業の担当が失敗やった」とか「うちは営業がはずれやった」と言う人も中にあります。
そして、 「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」ヤツとか、「ドアを開けると、足をつっこんで閉めさせないようにする」ヤツとかいうのは、そういうことをする人間というのは、それは営業担当のそいつがそういう人間なのか、それとも、会社がそういう体質の会社なのか? もし、後者だと判断されると、そういうことをする人間のために、他の営業も、私のようにそういうことはしない人間もまた、影響を受けることになります。
結論を言うと、 「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」ヤツとか、「ドアを開けると、足をつっこんで閉めさせないようにする」ヤツとかいうのは、そういう人というのは、それが営業上、何かプラスになるからそういうことをするのではなく、そういうことをやりたがる人間なのだと思います。そういう性格・性質の人間なのでしょう。
但し、見込客にも様々な人があり、いろいろなケースがありますから、100件に1件くらい、もし、会うことさえできれば、もし、直接、顔を合わせて話をすることさえできれば何とかなるのだけれども、どうしても会ってもらえない、何とか会ってもらう方法はないだろうか・・・と考えて、成功するかどうかわからないけれども、インタホンを押すだけ押してこちらの姿が見えない位置に隠れてみたならば、もしかすると、誰だろうと思って出てきてもらえるかもしれない・・・ということでやってみると、それで会って話ができることになる・・というケースがないとは言えないかとは思います。ですから、基本的には、インタホンを押すと、相手から一番よく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せて、「☆☆の◇◇です」ときっちりと会社名と個人名を名のるが、例外として、百回に一回くらいのものとして、どうしても会ってもらえない人に、なんとか会えさえすればということで、「インタホンを押すと同時に隠れる」ということをやってみる・・というのなら、わからないこともありませんし、そういうものについてまで絶対に否定まではしません。しかし、(株)一条工務店の営業本部長兼松戸営業所長の天野隆夫が言うのはそうではなく、《毎度毎度、どのお客さんにも「インタホンを押すと隠れる」ということをしろ》ということを、入社して3ヶ月未満の新人に教えていたのでした。なんか・・・、なんとも程度の低い人間が営業本部長になっている会社に勤めてしまったようだな・・・と思い、情けない気持ちになりました。
さらに。1992年、浜松展示場で浜松の営業所長だった平松さんの隣の席に座っていたという「平松所長の一番弟子」らしい小野田くんが言うには、浜松の営業所長の平松さん(男。当時、40代前半)は、お客様宅に訪問する際、わざと煙草に火をつけて手で持ちながら訪問して、「奥さん、奥さん、煙草の火が落ちちゃう落ちちゃう」とそれを見せて、玄関に煙草の火を落とされたのではかなわないとそこの奥さんがあわてて灰皿を捜しに奥に入ると、その間に玄関で靴を脱いで、部屋中に上がり込んで座ってしまう・・ということをやるそうだった。それを「得意技」にしていたそうで、小野田くんはそれを教えてもらって、「さすがは平松所長」と尊敬していたようだった・・・のだが、この話を母にしたところ、「うわあ~あ。そんな人、来たら、警察に電話するわ。110番通報するわ、そんな人、来たら」と言うのだった。東京圏在住の私の親戚・知人は、誰もがそう言うのだったが、これもまた、そういうことをしてうまくいくという人が百件に一件もしかするとあるのかもしれないから、そういうケースが百件に一件あったとしたならば絶対に否定はしないけれども、基本的にはそういうことはするものではないと私は思うし、そんなことをしなくても、礼儀を尽くしてマナー正しく訪問して話をすればいいことだと思う・・・のだが、そういう変なことをやりたがる人、それを真似たがる若造というのが世の中にはいるものだ・・・が、あんまりいいとは思わん。
私が見込客であったとすると、もしも、その会社に頼むかどうか、「五分と五分」だった場合に、片方の会社の営業が、「インタホンを押すと同時に隠れる」なんて小学校の子のイタズラみたいなことするだの、「ドアを開けると足をつっこんで閉めさせないようにする」なんて「読売新聞」みたいなことするとかで、他方の会社の営業はそうではなく、礼儀正しく、インタホンを押すと、一番よく見える位置に立って自分の姿を相手に見せて、その上で、「☆☆の◇◇です」ときっちりと名のって訪問する・・という態度であったなら、その点を理由として、きちんと挨拶をして訪問する営業の会社の方に頼む、という選択をする可能性は小さくないな・・・。 「奥さん、奥さん、煙草の火が落ちちゃう、落ちちゃう」などと言って、了承もなく人の家の中に入ってきて座るヤツがいたとすると、たとえ、座っても、「帰ってください」と言う、「帰らないなら、住居侵入罪、不退去罪で訴えますよ」と言う可能性は小さくないな。
そのあたり、「遠州人」〔(株)一条工務店の遠州人〕のやること・教えることというのは、なんかあんまりガラが良くないし、それが有効とも思えないし、それは、その人の評価を下げるだけではなく、会社とその会社の商品の評価もまた下げるものだった。
「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」というのは、それは(株)一条工務店の営業社員の「全体意志」ではなく「一般意志」でもなかったはずで、あくまでも営業本部長の天野隆夫の「特殊意志」であったはずだが、たとえ、その「客宅に訪問してインタホンを押すtお同時に隠れる」というのが、それまでの「(株)一条工務店の営業のやり方」であったとしても、時代は移り変わり社会は変化していき、その業界の状態も変わっていき、会社を取り巻く状況も日々刻刻変化していく。それが正しいものであれ不適切なものであれ、その時点のものをともかく守り通すというのを「保守」だと思っている人というのがいるが、それは「保守」ではなく「反動」であると考えるべきだろう。
慶應大学の商学部で、ある教授が話されたことだが、日本では、戦後、「保守」を名のる政党が「反動」みたいなことをやってきたことから、「保守」と「反動」は一緒だと思ってしまっている人がいるけれども、本来、「保守」と「反動」は別なのだ、と。「保守」というのは資本制の経済体制を守りながら、その枠組みの中で不適切なものは改め、時代とともに社会が変化してこれまでのやり方では合わなくなった部分は変革していこうというのが「保守」であって、「保守」は経済体制は資本制の経済体制を守るものの「保守」そのものが「進歩」していくもので、過去に間違っていたと否定されたものを復活させてやろうとしたり、今現在のものは絶対に変えさせてなるものかという態度を取ったりするのは、それは「反動」であって「保守」ではないというのだ。「革新」というのは、資本制という経済体制を改めて理想的な社会を築いていこうというのが「革新」であるけれども、「革新」の内部においても、これまでに正しいと言えないと否定されてきたものをあえて認めずにそのまま実行しようということならば、「革新」でありながら「反動」ということも、概念としてありうることである。もっとも、ソビエト連邦の崩壊の際には、それまでのソビエト連邦の「社会主義」を守ろうという側を「保守派」と言ったので、そうなると、どっちが「保守」でどっちが「革新」なのかよくわからなくなってしまうが、基本的な概念としてはこうなるだろう。 企業経営においても、「イノベーション戦略」「革新的経営」なんて言葉があるが、「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」というのは(株)一条工務店の営業本部長の天野隆夫はやっていたとしても、同社の営業誰もがやっていたわけではなく、そんなやり方は良くないと思っていた者もおり、決してそれは(株)一条工務店の営業社員の「全体意志」でもなければ「一般意志」でもなく、あくまでも営業本部長の天野隆夫の「特殊意志」でしかなかったのだが、それでも、自分の「特殊意志」を天野隆夫は「一条工務店のやり方」と主張していたが、たとえ、それが「一条工務店のその時までのやり方」であったとしても、その時点でのやり方に固執するのであれば、それは、いわば「反動的経営」とでもいったものだということになるだろう。「保守的」ではなく「反動的」経営である。
《26》 1992年、東京都江東区潮見にあった林野庁・東京営林局が運営していたウッディランド東京にあった(株)一条工務店の東京展示場は、玄関の上のあたりの外壁に、ベランダの網の所から下に黒い筋が外壁材の防火サイディング(窯業系サイディング)に伝っていて、来場客から、「そこの外壁、汚れてますけれども、この展示場て相当古いんですか」と言われ、たしかにできたばかりではないが、そこまで古いわけでもなく、東京都の湾岸地帯という工場もないことはない地域に建っていたとしても、それにしても、年数のわりに外壁が汚い展示場だった。「普通、展示場というのは、一般の家よりきれいなものを展示するものですよね。なんで、一条さんのこの展示場は汚いのですか」とか何人もから言われた。この場合の「汚い」というのは掃除ができていないという意味ではない。特に外壁がかなり汚れていたのであり、普通、住宅展示場というのはきれいなものを見せるものだから、外壁が汚れて汚いとなるとすぐに塗装してきれいにするものだったのだが、ところが、(株)一条工務店の場合は、「浜松で展示場を出展する場合に比べて東京で出展しようとすると、出展費が高くかかるんだよ」と営業本部長の天野隆夫が言って、それを取り返そうとするのか東京展示場は浜松の展示場に比べて費用のかかっていない建物で、東京展示場は汚れて汚くてもそのまま、外壁塗装の費用も「経費節減ではなくコストダウンだ」ということなのか東京展示場は明らかに外壁が汚れていても外壁塗装もやってもらえなかった。 「東京で総合住宅展示場に出展すると浜松で出展するより費用がかかるからその分を東京の展示場では建物で費用を省く」というこういう発想は「浜松の会社」の発想であって東京や大阪に本社がある住宅建築会社においては考えられないことだった。かつ、江東区潮見の林野庁が運営していたウッディランド東京の場合は、もともとが住宅を売るための展示場ではなく「国産材の認知を促進してその普及をはかる」ことを目的として作られた施設で、住宅展示場の部分も、一般の総合住宅展示場とは異なり、宣伝のための垂れ幕や幟を出すことは禁止されていて、そのかわりに一般の総合住宅展示場よりも出展費用は6分の1だったかずっと安い展示場で、それだけに、営業上の効果は小さい展示場、もっぱら展示するために出展するならいいのかもしれないがそこで営業して成果を出すにはやりにくい展示場、いわば、「安物買いの銭失い」の展示場であり、そこで売上がでないというのを(株)一条工務店の経営者はそこに配属された営業のせいにしていた。建てる時点から(株)一条工務店の他の展示場と比べても他社の展示場と比べても安めの物を作り、しかも、外壁が汚れて汚くなっても塗装もしてくれない東京展示場に対して、工場見学会の時に立ち寄った天竜川駅南総合展示場の中に3店、出展していた(株)一条工務店の浜松の展示場は、どの建物も皆、新しくてきれいだった。浜松の営業は、東京都ではテレビ広告など一切してもらえずに・東京都の営業が坪55万円で売らされているものを、浜松では静岡放送でテレビ番組のスポンサーになったりテレビ広告をドカンとやった上で坪48万円でダンピング販売していたのみならず、東京展示場は古くて汚い、外壁が汚れて黒い筋が玄関真上でいっていても塗装もしてもらえないのに浜松の展示場は新しいきれいな展示場を作っていたのだった。
それだけではなく、(株)一条工務店は、床を貼る時の根太(ねだ)の感覚が、一般の在来木造では45センチ間隔で根太を入れているのに対して(株)一条工務店では1尺ごと、30センチ3ミリの感覚で根太を入れていて、又、一般には根太は幅が45ミリで厚みも45ミリのものを使っているけれども、(株)一条工務店は横幅は45ミリだけれども厚みは60ミリのものを使用しているので、だから、根太の間隔が広くて厚みのない根太を使っている会社の建物に比べて床鳴りがしにくいんです・・・と言ってそれを「売り」にしていたのだが・・・、そのわりに、江東区潮見の東京展示場においては、2階ロビー部分は端から端まで床鳴りがして、来場客から、 「あれ、これ、何の音かしら。あ、こっちでも音がするわ。こっちでもする! なんで、音がするのかしら。一条さんは根太の間隔が狭くて根太が厚いから床鳴りはしにくいはずなのに、こっちでもこっちでも床鳴りがするわ。なんでなの? どうしてなのかしら? なんで、床鳴りがするの???」と何人もの人から言われたものだった。これもまた、天竜川駅南総合住宅展示場に出展していた(株)一条工務店の浜松の展示場は床鳴りはどこもしなかった。東京展示場は、せめて、床鳴りくらいなおしてほしかったが、直してもらえなかった。 浜松には新しくてきれいで床鳴りのしない展示場を作って、東京には古くて汚くて床鳴りのする展示場を押し付けるというのは、まさに「遠州人の陰謀」だったということかもしれない。
そういう展示場に勤務してきた者に向かって、「一条工務店の建物は、すべてにわたって他社よりも完璧にすばらしい」とか、名古屋南営業所の所長だったらしい、自分自身では所属も氏名も名乗らない近藤路夫がヌケヌケト言うのだった。あんた、事実を見て言っているのか、見ないから、もしくは、見えないから言っているのか、どっちなんだ?・・と思ったが、もともと、見ないでデマカセ言っていたのだろう。それが近藤路夫のいつもの態度であろう。
(2019.9.7.)
★ (株)一条工務店の浜松営業はどんな連中か。
【1】 (株)一条工務店の浜松の営業とはどういう連中か【1/ 】+遠州人の特徴 「渋谷て言ったら、小岩の東の方だらあ」 「東京駅から大手町駅に行くにはタクシーに乗るのが一番だらあ」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_1.html
【2】 (株)一条工務店の浜松営業とはどういう連中か【2/ 】ダンピング浜松・名古屋。浜松は東なのか西なのか。「悪くないと思った」と言うと気に入らない人。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_2.html
【3】 「浜松でいいもの」は東京人に?プレカット工場はプレカットせず出荷した? 住友林業は機械プレカットしているのに、「『住友林業はプレカットしてないでしょ』でそれだけで売れる」と言い張る浜松流オリジナル営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_3.html
【4】 集成材vsムク材。対住友林業は楽勝か難敵か https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_4.html
★ 「一条工務店の建物は完璧にすばらしい」「一条工務店の建物には問題点はまったくない」の反証
反証1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_5.html
【C】-4 《1》 床下換気口の真上の位置に柱が載っている。
《2》 柱の下に基礎がない。
《3》 筋交いと換気扇の穴の位置がぶつかり、筋交いを切断している。
反証2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_6.html
【C】-5 《4》 筋交いが片方の向きばかり。
《5》 寸法違いの丸太梁をそのまま入れる。工務課が工務課として機能していない。
反証3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_7.html
【C】-6 《6》 断熱材の室内側防湿層を破る。
《7》 断熱材の入れ方不適切。
《8》 やっていないのにカタログに書かれている「エアーフローシステム(壁体内換気)」
反証4 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_8.html
【C】-7 《9》 ヘルメット非着用・吊荷真下作業・無資格者玉掛作業。
反証5 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_9.html
【C】-8 《10》 「施工ミス」「施工不良」「間違った施工」と浜松の営業が言い、会社が作成したアルバム帳に写真入りで記載されている小さい束石の施工を東京都でやっている。大きい束石でも端に床束が載る。床束が束石から浮いている。
反証6-1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_11.html
【C】-9 《11》-1 擁壁と基礎のとりあい について工務課(工事担当)が打合せを拒否。(株)一条工務店の東京工務課は深基礎ができないの?
反証6-2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_12.html
【C】-10 《11》-2 深基礎の見積もりを計上し、深基礎の施工のはずが、どうも、そうなっていなかった可能性が小さくない。
反証7 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_1.html
【C】-11 《12》 地盤調査・地盤補強は要ると言いたいのか要らないと言いたいのか。ある時を画して正反対を平気で言う会社。
反証8 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_2.html
《13》「一条の家は完璧にすばらしい」の反証8.嘘の多い会社。土台は自社で注入してない。見学会限定の大道芸他
反証9 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_4.html
《14》 出過ぎた口きく設計、学んだ者に学んでいない者に服従しろと言う本部長
反証10 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_bb94655b33.html
《15》 「引き抜き抵抗力」による「箱型筋交いプレート」は「せん断抵抗力」による「プレート型筋交いプレート」より、なぜ、いいのか? 質問しても答えてくれない先輩社員、質問すると営業本部長に「報告」されて「よそに行けよ」と言われる会社。
《16》 一条工務店の建物の床下には木屑がいっぱい。煙草の吸殻もあった。
反証11 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_5.html
《17》「坪いくら」で契約させ、「施工面積」にどこまで入れるかは拡大し放題。契約時、「他社で契約するために解約する場合は契約金は返金しない」という文言を知らさずに署名捺印させる会社。
反証12 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_7.html
《18》ひとの追客中見込客を横取りして放置する「一条の土台を築いてきた人たち」、それに加担する営業本部長
反証13 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_6.html
《19》浜松のインテリア館で購入を検討していいのは「静岡市から名古屋市まで」の人が限度。「遠州人」の世界観で運営される工務店とインテリア館。
反証14 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_8.html
《20》「決定権者を見抜く」ヤツと「誘導する」ヤツには住宅は頼みたくない。
反証15 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_9.html
《21》「他社に対して見当はずれな誹謗中傷をする下品な会社」
反証16 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_10.html
《22》 親戚の契約は、(株)一条工務店ではさせられない。-RC造の地中梁を解体屋が無断で撤去。設計ミスで軒のない家を施主の承諾なく建てる。解体屋は隣家の塀も壊す。従業員の親戚の家には初めての大工・職人。引継ぎ営業は「めんどうくさいですから」と施主宅に行って言い、住宅金融公庫を高い金利で借りさせ葉とする。一条インテリアでエアコンとカーテンレールを頼むと、一緒に頼んだから問題はないかというとそうではない。
反証17 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_5.html
《23》 立ち入ると鼻やのどが苦しく眼が痛くなる家
《24》 「集成材はムク材の1.5倍強い」と自分は集成材を構造材とする会社の営業ではなくムク材を構造材とする会社の営業なのに言いまくる男の会社の家
反証18 〔今回〕
《25》 「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」ヤツの作る家と、「ドアを開けると閉めさせないように足をつっこむ」ヤツの作る家。
《26》 浜松の展示場は新しくてきれい、東京展示場は古くて汚くて床鳴りがする。
反証19
☆ 佐野展示場の新人類1
[第664回]自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか-やったことないことは【4】https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_9.html
[第665回]平日の来客を粗末にする営業・他の従業員に労働契約外の業務をさせる男、「聖教新聞」の押売り!https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_10.html
[第686回]職場でアダルトビデオを見る男と、DVDプレーヤー付パソコンをアダルトビデオで試す男。職場の新人類現象https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201903article_6.html
[第417回]トヨタの車に乗らない理由―「朝来て『おはよう』と言うと同時におっぱいもみもみい」のネッツトヨタ栃木https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201606article_2.html
[第214回]職場で他の従業員からカネを騙し取るのは「営業力」だろうか?【上】新聞代、人が買った切手、飲み会代金https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201312article_2.html 【1】
[第547回]深奥山 方広寺(浜松市)と信教の自由の侵害【3】忘年会の金を払わない男、人に立替させようとする姑息男https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201707article_3.html (イ)
☆ (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間か
【1/3】浜松独善主義の会社、宅建業法違反を要求する店長次長、軽犯罪法違反を従業員にさせて自分はやらない店長他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_9.html
【2/3】「契約前は何でもできますと言って、契約後は適当に建ててしまえ」というのは営業上何かプラスになるのか?https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_10.html
【3/3】 (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間かー真面目に対応せず人を誹謗中傷https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_11.html
☆ コーヒー出すにはどういうお盆
【1/2】《商学部的発想+インテリアコーディネーター》を生かせない会社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_5.html
【2/2】東武船橋店で見たイタリア製2点とHCで見た天然木2点https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_6.html

マナーイズマネー―礼節足りてビジネスを知る (ゴマセレクト)

できる男の靴(シューズ)学 (ゴマセレクト)

(文庫)新編 男の作法 作品対照版 (サンマーク文庫)
「一条工務店の家は、他社と比べてすべての面にわたって完璧にすばらしい」の反証
《25》 「あまり性質の良くない飛び込み営業」には、訪問先のインタホンを押して隠れるやつというのがいる。私などは、そういうヤツが来るといても出ない。営業の仕事をしてきた者として「少々しつこい」くらいならば、何の努力もしない営業よりは「少々しつこい」くらいの営業は許容するのだが、「読売新聞の押売り」などというのはあれはカタギではないし、リフォーム屋にはまともでないのもいるし(リフォーム屋というのは、建設業の認可すら受けなくても営業できるらしいですね)、新興宗教の勧誘の人というのは、ともかく相手にすると、こちらはきっちりと断るために話しに出たつもりでも逆にそれをきっかけとして話そうとするし、さらには、我が家の近所には、近所の「体だけ元気な年寄」で自分の息子に相手になってもらえばよさそうなのに近隣の家の現役世代の人間に相手になってほしがるじいさんというのもいて、そういうじいさんにはうかつに相手になると大変だ。だから、おのれの姿を見せないような者は来ても出ないようにしている。特に、今は、カメラ付きインタホンを取り付けたので、見える範囲にいないようにしているヤツにこちらが出て行くようなことは基本的にはしない。昔から新聞は「インテリが作ってヤクザが売る」などと言ったりして、新聞屋の販売員というのは散臭い人間が多いと言われていたが、東京都大田区のアパートの1階に住んでいた時には、入口と逆側に物干しがあったのだが勝手にそちらから入ってきたり、又、通路側、入口の脇にキッチンがあったのだが、キッチンの窓を開けているとそこから手をつっこんで「すいませ~ん、ちょとと、このアパートに友達がいるはずなんですけど、部屋がわかんなくてえ」とか言って扉を開けさせたり、栃木県佐野市のアパートにいた時には、扉に外が見えるレンズ(ドアミラー)がついていたが、それは基本的には中から外を見るものだが、中から外を見ると外にその男の眼があって外から中をのぞいていたなどということもあった。 扉についている中から屋外を見るレンズ(ドアミラー)というのは中から外が見えるだけでなく外から中もある程度見えるらしく、外から中を覗くこともできるようで、その時、覗いていた男は何屋かというと「毎度おなじみ読売新聞の拡張員」だったのだが、そういうヤカラが売りに来る物というのは、たとえ、どんなにすばらしい物、どんなにお買い得なものであっても、基本的にはそういう人からは買わないようにしている。
もうひとつ、うかつにドアを開けるとドアの間に足をつっこんで閉めさせないようにするヤツというのがいる。これは、実際にされた経験としては、読売新聞の拡張員というのはたいていの人間がこれをやる(「朝日」「毎日」の人間でこれをやった者は見たことがないが、「読売」の拡張員はほとんどの人間がこれをやる。それだけ、「読売」てのは「程度低い」てことだ)。私はこういうことをする人間というのが嫌いなので、それは読売は定期購読はしないという理由のひとつでもある。他に、これをやる人間としては、2008年、東海住宅(株)http://www.10kai.co.jp/ の花見川店の店長になった「人相が悪く目つきが悪い田中」(男。当時、60歳。本人の話によると、かつて、賃貸マンションでポスティングをしていたところ、「ヤクザが来ている」と110番通報された経験があるという。韓国に本物の銃を撃ちに行くのと、韓国に行って「女性の友人」〔要するに、韓国人の商売女〕と一緒に過ごすのが趣味だという男)が、それをやってその家の奥さんにドアを思いっきりしめられて足をはさまれたという話を自分でしていた。 「あ~ら、ごめんなさい。足はさんでるなんて知らなかったわ」と言われたと田中は言っていたが、実際は、そうではなく、こういう手合には「知らなかったわ」ということにして思いっきり閉めて足を挟ませて少々痛い目をさせてやろうと思ってされたのではないか。けっこう、「家庭の主婦」てのは強い。私なんかよりよっぽど強いかもしれん・・・・。
インタホンを押すと隠れるヤツ、ドアを開けると足をつっこんで閉めさせないようにするヤツ、売っている商品によっても多少違いはあるかもしれないが、戸建住宅建築業の場合においては、いずれも、馬鹿げていると思う。なぜなら、営業というのは、お客様に、この人と話をしたい、この人に会いたい、この人に来てもらいたいという気持ちになってもらうのが仕事であるのだから、隠れることによってドアを開けて出てきてもらうのではなく、自分の姿を見せることによって、あの人が来てくれたのかと思ってもらうことでドアを開けて出てきてもらえるように努力すべき仕事であり、帰らせたい、ドアを閉めたいという気持ちになっているのに閉めさせまいとする仕事ではなく、もっといてもらいたいと思ってもらえるように努力すべき仕事であるのだから、やっていることが仕事の性質に逆行していることになるはずだ。
ところが、それをやりたがる人間というのがいたのだ。どこにいたかというと、1993年、(株)一条工務店の営業本部長 兼 松戸営業所長の天野隆夫。入社1年目、まだ、入社して3ヶ月も経っていない中途入社の新人(男。20代)に、「ぼくなら、お客さんの家に行ってインタホンを押したら、見えない所に隠れるな。見えなければ誰だろうと思って出てくるから」と教えるのだった。あきれた・・・というよりも、情けなくなった。営業本部長がそんなことを言うのかと思った。 「なんか、レベル低いなあ~あ・・・」。
その業種によっても異なるというケースというのはあるかと思う。石ノ森章太郎『ホテル』に出ていた話だが、ホテルプラトン(シェラトンホテルかヒルトンホテルかがモデルらしいが)で、入口のガラス扉を荷物をぶつけて壊してしまった宿泊客がいたらしい。そこに、新人のホテルマンがかけつけて、「弁償してください」と強く言ってその代金を支払わせた。ベテランのホテルマン 山崎さんはそれを知って悲しく思い、その新人に、「どうして、そんなことをしたんだ」と言うが、新人の男は「壊した以上は弁償してもらうのが当然です。ぼくは居酒屋に勤めていましたが、居酒屋でも何か壊した人がいた時には弁償してもらいました。ぼくはあのお客さんに弁償させることができました。ぼくはあのお客さんに勝ったんです」と言うのだった。山崎さんは「ここは居酒屋ではないし、我々ホテルマンはお客さんと勝負しているのではない。お客さんに勝つ必要はない」と言います。何より、入口のガラス扉の破損については保険に入っていて修理代は保険で出たのです。山崎さんは、そのお客様に修理代は保険で出たことでもあり、払われたお金はお返ししますと言うが、「そんなものは要らない。たしかに私はあの扉を壊してしまった。それを弁償しろと言われたから払ったんだ。もし、保険で修理代が出たのなら、それはプラトンホテルがもらっておけばいいことだ。それにしても、あの人(弁償しろと言ったホテルマン)は怖い人ですねえ」と言い、「たとえ、保険で修理代が出たとしても、そんなことは私には何の関係もないことだ。私は、明日になったら、もう、早くこのホテルを出て、この嫌な思い出を忘れたいんだ。修理代は弁償して払ったはずだ。もう、それでいいだろう。まだ、何か困ることがあるのか」と言う。山崎さんは「困ります」と言う。「いったい、何が困るんだ」と言う客に、山崎さんは「◇◇さんに、このプラトンホテルを嫌な思い出だと思われて、忘れてしまいたいと思われては困るのです」と言う。「たしかに、◇◇さんは扉を壊されましたが、わざと壊されたのではないし、修理代は保険で出ていますから必要ありません。◇◇さんに、嫌な思い出と思われるのではなく、その嫌な思い出をいい思い出にかえていただいて、プラトンホテルのことを嫌な思い出だと忘れてしまいたいと思われるのではなく、これからもいい思い出として覚えていただきたいのです」と語る・・・というお話。そして、その日、退職が決まっていた山崎さんは、「これからも、何事も、この▽▽に言ってください」と弁償しろと言った新人のホテルマンのことを言い、「はい、今後とも何事も私に言ってください」という男に、客も「わかりました。さっきは怖い人だと思ったけれども、そうじゃなかったんですね」と機嫌をなおす。居酒屋がどうかというと、チムニー(株)に勤めた時の経験から考えると、むしろ、居酒屋というのは、「酔っ払いは壊すもの」と多少あきらめているようなところがあって、特に、女性用トイレを壊す女性客というのがけっこういたようで、社長の I さんが「女性てなんでそんなに力が強いんだ・・・」とか言うていたが、「この野郎!」とか思ってぶっ壊す人というのがいたのかもしれないが、居酒屋の備品が悪いのじゃないから、やっつけるなら居酒屋の備品をやっつけるのではなく悪いやつをやっつけてほしいものだった・・・が、居酒屋としては、壊されないようにするために「頑丈に作る」・・・というのを何より心がけていたわけで、そのあたりは『ホテル』の話とはちょっと違ったけれども、ともかく、居酒屋と高級ホテルは違うということはあるだろうし、客商売でもその店のタイプによって異なるものはあるだろう。
それで。「ピンポンダッシュ」という用語は、『名探偵コナン』に出ていて「ピンポンと鳴らすと同時にダッシュして逃げる」という意味だが、そういう言い方をするのかと思ったのだが、入口のインタホンもしくはチャイムを押されて、誰か来たかと思って出て行くといない・・というもの。私が小学生の時も、同級生で、学校からの帰り道の家にそういういたずらをやるヤツがいたわ、そういえば。「そんなことやってはいけません」と先生から言われたが、私は最初からそんなことやってもおもしろいと思わなかったが、面白いと思う者がいたようだ。
それと似たことをやる人間というのが住宅建築業の会社にもたまにいるようなのだ。小堀住研(株)で1人、(株)一条工務店で1人、そういう人間の話を聞いた。小堀住研(株)では、4月、新卒社員の営業系社員向け研修で、講師役の課長のMさんが、「昔、ぼくの所に配属された新人で、一緒にお客さんの所に言ったら、インタホンを押すと同時に隠れるやつというのがいてなあ。びっくりして、 『おい、おまえ、いったい、何やってんねん?』ときいたら、『隠れてるんです』と言いよるんで、『なんで、隠れるねん』て言ったことがあったんやけども。きみらの中にはそんなおかしなことするような人間はおらんよなあ。そんなおかしな真似すんなよお」と言われた。その話を聞いて、20人余いた「営業系」(4年制大学の法学部・経済学部・商学部卒の人のコース)で入った新卒社員は全員は、変な人間がいたんだなあと思って大笑いしたものだった。
ところが。1993年、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ に入社して2年目に入った頃、千葉県の松戸展示場の事務所にて。松戸営業所長を兼任していた営業本部長(その時点での肩書は「次長」)の天野隆夫が、「お客さんの所に行って、インタホンを押したら隠れるといいよ。ぼくなら隠れるな」などと新人(男。中途入社で入社3ヶ月未満。20代後半)に言うのでびっくりした! まさか、営業本部長とかそういう役職についている人間がそんなアホなことを言うとは思わなかった( 一一)
なぜ、「インタホンを押すと隠れる」のかというと、天野隆夫が言うには「インタホンを押しても返事しないで、外を見ても姿が見えないと、『なんだろう』と思って出てくるから」と言うのです。出てくるかあ~あ? むしろ、私が客の立場なら、そういう胡散臭いことをするようなヤツには出ていくべきではないと考えるし、そういう変なことをする営業の会社というのは、そうではなく礼儀正しい態度をとる営業の会社に比べて評価は下がることになり、そういう行為をすることによって契約してもらえる可能性は下がると思う。私はそう思ったし、今もそう思う。
小堀住研(株)では、研修の際に、「インタホンを押したらどうするか」、特に「ドアミラーがある家や、カメラ付きインタホンがある家ではどうするか」という問題について、「インタホンを押したら、ドアミラーがある家やカメラ付インタホンがある家では、ドアミラーやカメラ付インタホンから最もよく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せる」と教えられた。「隠れる理由がないだろ」と。「なんで、隠れるんだ。何か、やましいことをしに行ってるのか? 違うだろうが。お客様のためにいい家を作りたいと思って行っているのだろうが。違うのか?」と。私はそれを聞いて、もっともなことだと思ったし、実際、家に尋ねてくる営業でも、隠れるヤツてのはこちらも用心するのに対し、自分の姿をはっきりと見せる人間というのは、その点において、正々堂々と、正攻法で訪問している営業であるのだから、そういう人にはきっちりと対応するべきではないかと考える。普通、そう考えないか?
そもそも、「インタホンを押すと同時に隠れる」と教える営業本部長って・・・、なんか、聞いていて情けなくなった。
「なんとも、程度低いなあ~あ・・・・」。
こういうことを言うと営業本部長の天野隆夫は怒るのだ。「そんなこと言うならエスバイエル(株)〔←小堀住研究(株)〕に行けよお」と言うのだ。なんで、そんな話になる? 会社によって異なるものというものもあるだろう。しかし、この点については、どちらの会社においても基本的には違いはないと思うのだ。 住宅の営業というのは、いかにして、見込客に大喜びでドアを開けてもらって出て来てもらえるようにするか、自分の姿を見せることで他の人間なら出てこないのに出て来てもらえるようにするか、ということを考えるものと違うのか? 隠れてどないすんねん、隠れて・・・??? 「インタホンを押すと同時に隠れる」やて、なんか、聞いてて情けのうなってきた。そんな会社とは思わんかった・・・・が、別段、(株)一条工務店の営業誰もがそういうことをやっていたというわけでもない。やっていたのは営業本部長の天野隆夫だったのだ。
しかし、ここで問題があった。小堀住研(株)にもそういうことをする人が過去に1人いた。いたけれども、所属の営業課の課長が「おまえ、いったい、何やってんねん」と言い、「おかしな真似すんな!」と注意したということだった。それに対して、(株)一条工務店では営業本部長がそれをやれと新人に教えていたのだった。聞いてて、情けのうなった。聞いてて哀しいなった。営業本部長がそんな認識をしていたのだ。しかも、「話せばわかる」と私は思いこんでいたので、それで、「小堀住研にいた時も、『お客様の所に行ってインタホンを押したら、特にドアミラーがある家とかカメラ付きインタホンのある家とかでは、ドアミラーやカメラ付インタホンから一番よく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せて、私はどこぞにいるような怪しい営業とは違います、一部上場企業の小堀住研の営業ですというところをアピールする』と研修で教えられたのですが、隠れたのでは、お客さんからその営業は隠れるような怪しいやつだと見られてしまうのと違いますか」と言ったのでした・・・が、ともかく、意見を言う人間、自分の考えを言う人間というのが(株)一条工務店の営業本部長は「腹立つ」らしいのだ。「そんなこと言うなら、エスバイエルに行けよお!」と怒られたのだ。ということは、「インタホンを押すと同時に隠れる」という「小学校の子のいたずらみたいなこと」やるのが「(株)一条工務店の営業」ということなのか???
結論を言うと違う。(株)一条工務店の営業でも、営業本部長の天野隆夫はそういうことをする人間だったようで、新人にそうしろと教えていた人間だった。しかし、私はこの会社に10年を超えて勤務して、「永年勤続表彰」の時計をもらった人間であり、その間、いろいろな営業と接してきたけれども、「インタホンを押すと同時に隠れる」などということをする人間、「インタホンを押すと同時に隠れるといい」と教える人間というのは、営業本部長の天野隆夫ただひとりであり、他には、在籍後半においては全国に千人からして営業社員がいたのだから、中に1人か2人おかしな人がいたとしてもありうることではあるけれども、私はそういう人間を見かけることはなかった。
ここで、問題は・・・、(株)一条工務店の営業本部長(その時点での肩書は「次長」)の天野隆夫に、「たとえ、営業本部長であっても、初代社長の義理の弟であっても、それでも、自分も従業員の1人である」という意識が完全に欠落している、という点である。ジャン=ジャック=ルソーは、「特殊意志」「全体意志」「一般意志」ということを言っている。「特殊意志」というのは、国民1人1人の考えのこと、会社であれば従業員1人1人の考えることで、「全体意志」というのは、「特殊意志」が総合されたもの、多数決で決められるようなもののことである。多数決で決められれば民主的のように思えるが、しかし、国においても、社会における何らかの組織にしても、常に多数決で決めたことが正解とは限らない。それとは別に、その組織にとってあるべきもの、進むべき道を示すものがあるのではないかということで、それを「一般意志」とした。国にしても組織にしても、「一般意志」に基づいて運営されるべきではないか、というのだが、しかし、これは問題も多い考え方で、これが「一般意志」なんだとして押し通されてしまうと、結局、「特殊意志」でしかないものを「一般意志」だとして、「全体意志」を無視して通されてしまうことにもなりかねない。だから、この「一般意志」という考え方は問題もある考え方なのだ・・けれども、しかし、そういう視点というものはあると思う。 ところで、お客様の家に行って「ピンポンダッシュ」やりたがる人というのは、全国に何人も営業がいたわけだから、いろいろな人もいるのだろうけれども、そこで、天野隆夫は 「たとえ、初代社長の義理の弟であっても」「たとえ、一族であったも」それでも、「自分もまた1人の従業員なのだ」という意識が完全に欠落しており、自分の「特殊意志」が「全体意志」で「一般意志」なのだという意識でいたのである。あくまで、自分個人の考え・自分個人のやり方でしかないものを、「一条工務店のやり方」だと主張してきかない、というそういう頑固な特徴があったのだ。困ったものだ・・と思ったが、「このビョーキは一生治らない」だろう。おそらく。
「見込客の家に行って、お客さんがドアを開けたら足をつっこんでしめさせないようにする」ということを主張した従業員というのも、小堀住研(株)に1人、(株)一条工務店に1人いたと聞いた。これはいずれも人から聞いた話であって見たものではなく、本人から直接聞いたものでもない。
1980年代後半、小堀住研(株)の千葉支店にいた工務課(積算)のNさん(男。当時 20代)は別に仕事に不真面目ということでもないが、若いにもかかわらず気難しいところがあって、つきあいにくい面もあった。これは少なからぬ人間が言うことだったが、最初から工務課にいたわけではなく、最初は営業だったそうで、松戸営業課の課長だった I さんが課長の営業課にいたらしいが、「課長、お客さんの所に行って、お客さんがドアを閉めようとしたら、こんな感じでドアに足をはさんで閉めさせないようにしましょうか」などと言ったことがあったそうで、「あんなこと、言ってるようでは営業はだめだ」と I さんは言っていたが、そういうことがあって営業からはずれて工務課(積算)の仕事をやるようになったようだった。そんなこと言うのかあ・・・と、別にNさんが何から何までだめだとか言うつもりはないが、その点については、それじゃあなあ・・と思った。ひとの話を聞くと、そんな変なことやる人がいるのか、そんなおかしなことを言う人がいるのか・・と思うものの、それなら自分はすばらしいのかということになる場合もあるのだけれども、小堀住研(株)においては、入社して営業の仕事に配属されている人間は、たいてい、「お客さんの所に行って、お客さんがドアを閉めようとしたら、こんな感じで足をつっこんで閉めさせないようにしましょうか」などと言う人がいると、だめだわ、そんなこと言ってるようでは・・・とたいていの人間が思うのだった。
それに対して、(株)一条工務店では、1992年、浜松の営業所長だった通算契約棟数2位という平松さんの隣の席に座っていたという小野田くん(男。入社1年目。20代前半)が、「平松所長が、『こんな感じでドアに足をつっこんで閉めさせないようにして』と教えていた」と言うので、ありぁまあ、営業所長がそんなことを教えるのかあ・・・とあきれた。
「な~んか程度低いなあ、まったくぅ~う!」。 もっとも、小野田くんの話はすべてが本当それにしても・・なあ・・・。
慶應大学の商学部の教授が講義の中で「きみたち、慶應義塾の商学部の人間が、『マーケティング』のことを『マーケッティング』と言うのはやめてくださいね。慶應義塾の卒業生が『マーケッティング』などと言ったのでは恥ですからね。『マーケティング』はマーケットと違いますから。『マーケティング』はアクセントは頭にありますから。あくまで、『マーケティング』であって、『マーケッティング』とは違いますからね。『マーケティング』には小さい『ッ』は入りませんからね。卒業して、よそで、『マーケッティング』なんて絶対に言わないでくださいね」と言われたことがあった。
〔ちなみに、agriculture は英語の名詞で語尾に-ure がつけばアクセントは頭というのが原則で agriculture と発音するのは「受験英語のベテラン」というほどでなくてもまがりなりにも「大学」と名の付く所に行こうという者なら常識だと思ったのですが、慶應の内部進学の人は、agriculture を agriculture と発音します。こういうことを言うと、慶應の教授は「そんなものは受験勉強だ。害があるんだ。その点、我々内部進学の人間には塾風というものがある」とかのたまわれるのですが、「塾風」て何やねん・・・て気がしますが、要するに「内部進学の人が持っている何か」のこと、ヤマトダマシーみたいなもののことみたいです。
それから、私なんかは、幼稚園とか小学校とかで、ブドウは自分でひとつひとつ房からちぎって自分の口に入れて食べるものですと教えられたものでしたが、内部進学の人はそうではなく、ひとに房からちぎって皮を向いてお皿に盛ってもらってスプーンですくって食べるようで、慶應幼稚舎ではそのように教えているらしく、そういう食べ方をするのが「独立自尊の精神を身に着けている」とか「自我が確立されている」とか「アイデンティティーを持っている」とか「福沢精神を身に着けている」とか言うらしい。小学校の時に受けた教育が私のように、公立小学校→公立中学校→公立高校 と行った者と、慶應幼稚舎→慶應中等部→慶應義塾高校 と行った人とは正反対みたいです。〕
ところが。最初に正社員型で勤めたコンピュータ関連のT社においてだが、同じ時期に入社した宇都宮大卒の某と話していたところ、某が「マーケッティング」などと言うので、私は、もしも彼が高卒かそこらの学歴の人間ならば「マーケッティング」と言ってもいい・・ということはないとしても、しかたがないとして、まがりなりにも国立大学卒の人間が「マーケッティング」なんて言っていたのでは彼にとって恥だと思い、親切のつもりで、他に誰もいない所で「『マーケッティング』じゃなくて『マーケティング』でしょ」と教えてあげたのだが、ところが、彼にとってはそれは面白くなかったみたいで、「『マーケティング』でも『マーケッティング』でもどっちでもいいでしょ。あんた、『マーケティング』なんて言って感じ悪いよ。『マーケッティング』と言え!」と怒られたのだ。『マーケッティング』と言え!」と。
さらに、2002年、(株)一条工務店の工場部門の(株)日本産業で、「責任者」になったという高橋(男。当時、40代?)が山梨県上野原市の「西東京工場」にやってきた、そして、「西東京工場」の正社員の従業員を集めて、何だったか、改正になったという法規を読みだして、そして、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読んだので、ああ、また、こんな人間を「責任者」にならせやがったか・・と思った。
法律用語の「責(せめ)」を「せめ」ではなく「せき」と読んでも仕事ができればいいじゃないかとか、「マーケティング」を「マーケッティング」と読んでも仕事ができればいいじゃないかとか、そういうことを言う人がいるのですが、しかし、実際問題として、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読む人とか、「マーケティング」を「マーケッティング」と読む人というのは、実際問題として、「そのていど」「そんなもの」ですよ。実際問題として。(株)日本産業の「責任者」になったという高橋に、上野原市の「西東京工場」に、部材を載せる台車がなく不便なので買ってもらいたいと私は話したのですが、すると、この男は何を言ったと思いますか? 「今年の生産部門の目標は何か知ってるか」と言うのです。「だから、経費節減でしょ」と言うと、「違う。こんなことも知らないのか」と言うのです。「それなら、何なのですか」と言うと、「経費節減じゃない。コストダウンだ。こんなことも知らないのか」などと言うのです。あきれました。アホはしかたない。「経費節減」を英語にしたものが「コストダウン」でしょうが。どうでもいいところで、あえて英語での表現にしたがるあたりが軽薄さの現れです。そして、高橋は「コストダウンが目標なんだから、台車なんて買うわけにはいかないのは当然だろうが、こんなこともわからんのか」と、そう言いやがったのです、アホが。あきれました。コストダウンというのは、まず、考えるべきことは「コストと利益を比較衡量して」考えて、コストを上回る利益があればそのコストを出す値打ちはあるわけであり、コストをかけてもそれに見合う利益がないならそのコストは意味がないことになる。台車て、いくらすると思いますか。ホームセンターで小売りで売っているものでも何千円のものですよ。それを「今年の目標はコストダウンだ」などとアホ言って、作業用具を購入することを拒否し、その結果、効率低下を招いて作業時間を長くかかるようにしたり、あるいは、作業しにくくすることでどこかにぶつけて欠損を招いたり・・ということになっていたのです。それが「コストダウン」ですか? アホです、高橋は。ま~たまた、こういうアホを「責任者」に任命しやがった、このバカ会社は、とあきれました!
慶應の商学部の先生で講義の中で「東大・京大や慶應・早稲田といった大学の卒業生ばっかりという会社に勤めるよりも、慶應あたりの大学の卒業生をなかなか採用できないというくらいの会社に勤めた方が実力を発揮する場があっていいという面がある」と言われた方がありましたが、この話をある中小企業の役員になっていた父に話したところ、「その通りや。うちの会社なんかに慶應あたりの出身の人間が来たら、車内で競争なんてないわ。社内の競争に負けるなんてありえないことや」と言うのでしたが、しかし、「東大・京大や慶應・早稲田あたりの出身の人間ばかりの会社」に勤めてそういう人間の中での競争に勝てばいいが負けてもそれはしかたがないとしても、「高卒や五流大学卒の人間ばっかりの会社」に勤めて、それで競争に負けたのでは元も子もないのではないかと思い、それを父に話したところ、「そんなことは絶対にありえないことや。慶應あたりの出身の人間が高卒や五流大学卒の人間と競争して負けるなどということは、それは天地がひっくり返っても絶対にありえない」と言うのでした・・・が、もし、あったらどうしてくれんだよお・・・と思ったりもしたものでした・・・が、実際問題として、(株)日本産業の「責任者」にならせてもらった高橋(男。当時、40代?)を見て、たしかに、こんなヤツとの競争に負けるなどということは「ありえない」ことだなあと思いました。「経費節減」であれ「コストダウン」であれ、ともかく、私は当たり前のこととして「コストと利益を比較衡量して」考えているのに対し、高橋には「コストと利益を比較衡量して」という思考は最初から欠落しており、工場で作業をするのに必要とされる用具の購入を拒否すればその費用を「コストダウン」できるといったアホなことしか考える頭がないわけです。もし、「コストと利益を比較衡量して」考える人間同士の競争であれば、競争に勝つこともあれば負けることもあるかもしれないが、「コストと利益を比較衡量して」考える人間が「必要な用具の購入を拒否すればその費用を『コストダウン』できる」というアホな思考しかできない人間と競争するのであれば、その人間の思考には量的な違いではなく質的な違いがあるのであり、高橋みたいな人間に負けることなんて、「天地がひっくり返っても百パーセント絶対にありえない」でしょう。但し、そうであるからこそ、(株)一条工務店・(株)日本産業の経営者は私にそういう仕事につかせてくれなかった、ということであり、「東大・京大や慶應・早稲田の出身者ばかりの会社」と(株)一条工務店のような「中卒・高卒のおっさんばかりの会社」ではどちらが「実力を発揮する場」があるかというと、むしろ、前者の方が「実力を発揮する場」があるようなところがありました。『巨人の星』では、青雲高校の野球部に入部した星飛雄馬に実力を発揮させてたまるものかと伴宙太が嫌がらせを続けるという話がありましたが、いわば、そんな感じのことを(株)一条工務店でされてきたわけであり、よくもまあ、あそこまでやってくれたものだとあきれます。
高橋みたいな無能を「責任者」にならせるくらいなら、そもそも、私がいるのに、なんで、この会社は私を使ってくれないんだ!?! とも思いましたが、使いたくないようでした。「うちの会社にも、慶應大学の出身の人間がいるんですよお」と言うためには採用したかったようですが、それを活かすのは絶対に嫌だったようです。だから、アホ丸出しの高卒の人間にばっかし、「責任者」にならせるのでした。高橋には「コストダウンだ」と言われると、作業に必要な道具を購入するのを拒否すればその分だけ「コストダウンだ」と思うという思考はあっても、「コストと利益を比較衡量して」考えるという思考は頭の中に存在しないのです。法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読んだって仕事ができればいいじゃないか・・とか思う人もいるようですが、法律用語の「責(せめ)」を「せき」と大きな声で胸張って何人もの前で言う人というのは、結局、「その程度の人」なんです、「その程度の人」。
法律用語の「責(せめ)」を「せき」と読む人なんて、《法律用語の「責(せめ)」を「せめ」と読めないけれども他のことはできる》のではなく《他のことも「その程度」》というのと似たようなことですが、見込客の家に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる・・・て、小学校の子のイタズラみたいなことするやつて・・・、ドアを開けると「読売新聞」の拡張員みたいに閉めさせないように足をつっこむやつて・・・、そういうヤツが来たら、私が戸建住宅を建てようと検討している見込客であったなら、そういう人には頼みたくないなあ・・・という気持ちになりますね。そんな人に頼んでいい家ができるとは思えない。
1980年代、私が大学生であった時、川崎市幸区のアパートに来た読売新聞・日経新聞の拡張員のにーちゃんが、「読売嫌いなんですよね。それじゃ、日経とってくださいよ、日経。ガラの悪いやつだとお思いかもしれませんが、ガラの悪いヤツと契約しても、決して『ガラの悪い日経新聞』が届いたりしませんから。間違いなく『きちい~っとした日経新聞』が届きますから。これは保証します。間違いありません。決して『ガラの悪い日経新聞』が届いたりしませんから」なんて言うので笑いそうになった・・ということがあったが、その時は営業の仕事なんてやっていなかったが、その後、自分が営業の仕事をしてみると、なんだか面白いにーちゃんだったなあと思い、その言い回し・話しぶりなどに「座布団1枚」として「日経新聞3ヶ月購読」してあげても悪くなかったかな・・なんて後から思うようになりました・・・が、その人がガラが悪いかいいかはさておき、「ガラが悪いやつ」と日経新聞を契約しても、決して「ガラの悪い日経新聞」が届くのではなく「きっちいっとした日経新聞」が届くでしょうけれども、新聞を購読する場合とは違って、戸建住宅をこれから建てるという場合には、担当者によってできるものも違ってきますし、知り合いで家を建てた人に話を聞くと、「うちは営業の担当が失敗やった」とか「うちは営業がはずれやった」と言う人も中にあります。
そして、 「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」ヤツとか、「ドアを開けると、足をつっこんで閉めさせないようにする」ヤツとかいうのは、そういうことをする人間というのは、それは営業担当のそいつがそういう人間なのか、それとも、会社がそういう体質の会社なのか? もし、後者だと判断されると、そういうことをする人間のために、他の営業も、私のようにそういうことはしない人間もまた、影響を受けることになります。
結論を言うと、 「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」ヤツとか、「ドアを開けると、足をつっこんで閉めさせないようにする」ヤツとかいうのは、そういう人というのは、それが営業上、何かプラスになるからそういうことをするのではなく、そういうことをやりたがる人間なのだと思います。そういう性格・性質の人間なのでしょう。
但し、見込客にも様々な人があり、いろいろなケースがありますから、100件に1件くらい、もし、会うことさえできれば、もし、直接、顔を合わせて話をすることさえできれば何とかなるのだけれども、どうしても会ってもらえない、何とか会ってもらう方法はないだろうか・・・と考えて、成功するかどうかわからないけれども、インタホンを押すだけ押してこちらの姿が見えない位置に隠れてみたならば、もしかすると、誰だろうと思って出てきてもらえるかもしれない・・・ということでやってみると、それで会って話ができることになる・・というケースがないとは言えないかとは思います。ですから、基本的には、インタホンを押すと、相手から一番よく見える位置に立ってこちらの姿をはっきりと見せて、「☆☆の◇◇です」ときっちりと会社名と個人名を名のるが、例外として、百回に一回くらいのものとして、どうしても会ってもらえない人に、なんとか会えさえすればということで、「インタホンを押すと同時に隠れる」ということをやってみる・・というのなら、わからないこともありませんし、そういうものについてまで絶対に否定まではしません。しかし、(株)一条工務店の営業本部長兼松戸営業所長の天野隆夫が言うのはそうではなく、《毎度毎度、どのお客さんにも「インタホンを押すと隠れる」ということをしろ》ということを、入社して3ヶ月未満の新人に教えていたのでした。なんか・・・、なんとも程度の低い人間が営業本部長になっている会社に勤めてしまったようだな・・・と思い、情けない気持ちになりました。
さらに。1992年、浜松展示場で浜松の営業所長だった平松さんの隣の席に座っていたという「平松所長の一番弟子」らしい小野田くんが言うには、浜松の営業所長の平松さん(男。当時、40代前半)は、お客様宅に訪問する際、わざと煙草に火をつけて手で持ちながら訪問して、「奥さん、奥さん、煙草の火が落ちちゃう落ちちゃう」とそれを見せて、玄関に煙草の火を落とされたのではかなわないとそこの奥さんがあわてて灰皿を捜しに奥に入ると、その間に玄関で靴を脱いで、部屋中に上がり込んで座ってしまう・・ということをやるそうだった。それを「得意技」にしていたそうで、小野田くんはそれを教えてもらって、「さすがは平松所長」と尊敬していたようだった・・・のだが、この話を母にしたところ、「うわあ~あ。そんな人、来たら、警察に電話するわ。110番通報するわ、そんな人、来たら」と言うのだった。東京圏在住の私の親戚・知人は、誰もがそう言うのだったが、これもまた、そういうことをしてうまくいくという人が百件に一件もしかするとあるのかもしれないから、そういうケースが百件に一件あったとしたならば絶対に否定はしないけれども、基本的にはそういうことはするものではないと私は思うし、そんなことをしなくても、礼儀を尽くしてマナー正しく訪問して話をすればいいことだと思う・・・のだが、そういう変なことをやりたがる人、それを真似たがる若造というのが世の中にはいるものだ・・・が、あんまりいいとは思わん。
私が見込客であったとすると、もしも、その会社に頼むかどうか、「五分と五分」だった場合に、片方の会社の営業が、「インタホンを押すと同時に隠れる」なんて小学校の子のイタズラみたいなことするだの、「ドアを開けると足をつっこんで閉めさせないようにする」なんて「読売新聞」みたいなことするとかで、他方の会社の営業はそうではなく、礼儀正しく、インタホンを押すと、一番よく見える位置に立って自分の姿を相手に見せて、その上で、「☆☆の◇◇です」ときっちりと名のって訪問する・・という態度であったなら、その点を理由として、きちんと挨拶をして訪問する営業の会社の方に頼む、という選択をする可能性は小さくないな・・・。 「奥さん、奥さん、煙草の火が落ちちゃう、落ちちゃう」などと言って、了承もなく人の家の中に入ってきて座るヤツがいたとすると、たとえ、座っても、「帰ってください」と言う、「帰らないなら、住居侵入罪、不退去罪で訴えますよ」と言う可能性は小さくないな。
そのあたり、「遠州人」〔(株)一条工務店の遠州人〕のやること・教えることというのは、なんかあんまりガラが良くないし、それが有効とも思えないし、それは、その人の評価を下げるだけではなく、会社とその会社の商品の評価もまた下げるものだった。
「客宅に訪問して、インタホンを押すと同時に隠れる」というのは、それは(株)一条工務店の営業社員の「全体意志」ではなく「一般意志」でもなかったはずで、あくまでも営業本部長の天野隆夫の「特殊意志」であったはずだが、たとえ、その「客宅に訪問してインタホンを押すtお同時に隠れる」というのが、それまでの「(株)一条工務店の営業のやり方」であったとしても、時代は移り変わり社会は変化していき、その業界の状態も変わっていき、会社を取り巻く状況も日々刻刻変化していく。それが正しいものであれ不適切なものであれ、その時点のものをともかく守り通すというのを「保守」だと思っている人というのがいるが、それは「保守」ではなく「反動」であると考えるべきだろう。
慶應大学の商学部で、ある教授が話されたことだが、日本では、戦後、「保守」を名のる政党が「反動」みたいなことをやってきたことから、「保守」と「反動」は一緒だと思ってしまっている人がいるけれども、本来、「保守」と「反動」は別なのだ、と。「保守」というのは資本制の経済体制を守りながら、その枠組みの中で不適切なものは改め、時代とともに社会が変化してこれまでのやり方では合わなくなった部分は変革していこうというのが「保守」であって、「保守」は経済体制は資本制の経済体制を守るものの「保守」そのものが「進歩」していくもので、過去に間違っていたと否定されたものを復活させてやろうとしたり、今現在のものは絶対に変えさせてなるものかという態度を取ったりするのは、それは「反動」であって「保守」ではないというのだ。「革新」というのは、資本制という経済体制を改めて理想的な社会を築いていこうというのが「革新」であるけれども、「革新」の内部においても、これまでに正しいと言えないと否定されてきたものをあえて認めずにそのまま実行しようということならば、「革新」でありながら「反動」ということも、概念としてありうることである。もっとも、ソビエト連邦の崩壊の際には、それまでのソビエト連邦の「社会主義」を守ろうという側を「保守派」と言ったので、そうなると、どっちが「保守」でどっちが「革新」なのかよくわからなくなってしまうが、基本的な概念としてはこうなるだろう。 企業経営においても、「イノベーション戦略」「革新的経営」なんて言葉があるが、「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」というのは(株)一条工務店の営業本部長の天野隆夫はやっていたとしても、同社の営業誰もがやっていたわけではなく、そんなやり方は良くないと思っていた者もおり、決してそれは(株)一条工務店の営業社員の「全体意志」でもなければ「一般意志」でもなく、あくまでも営業本部長の天野隆夫の「特殊意志」でしかなかったのだが、それでも、自分の「特殊意志」を天野隆夫は「一条工務店のやり方」と主張していたが、たとえ、それが「一条工務店のその時までのやり方」であったとしても、その時点でのやり方に固執するのであれば、それは、いわば「反動的経営」とでもいったものだということになるだろう。「保守的」ではなく「反動的」経営である。
《26》 1992年、東京都江東区潮見にあった林野庁・東京営林局が運営していたウッディランド東京にあった(株)一条工務店の東京展示場は、玄関の上のあたりの外壁に、ベランダの網の所から下に黒い筋が外壁材の防火サイディング(窯業系サイディング)に伝っていて、来場客から、「そこの外壁、汚れてますけれども、この展示場て相当古いんですか」と言われ、たしかにできたばかりではないが、そこまで古いわけでもなく、東京都の湾岸地帯という工場もないことはない地域に建っていたとしても、それにしても、年数のわりに外壁が汚い展示場だった。「普通、展示場というのは、一般の家よりきれいなものを展示するものですよね。なんで、一条さんのこの展示場は汚いのですか」とか何人もから言われた。この場合の「汚い」というのは掃除ができていないという意味ではない。特に外壁がかなり汚れていたのであり、普通、住宅展示場というのはきれいなものを見せるものだから、外壁が汚れて汚いとなるとすぐに塗装してきれいにするものだったのだが、ところが、(株)一条工務店の場合は、「浜松で展示場を出展する場合に比べて東京で出展しようとすると、出展費が高くかかるんだよ」と営業本部長の天野隆夫が言って、それを取り返そうとするのか東京展示場は浜松の展示場に比べて費用のかかっていない建物で、東京展示場は汚れて汚くてもそのまま、外壁塗装の費用も「経費節減ではなくコストダウンだ」ということなのか東京展示場は明らかに外壁が汚れていても外壁塗装もやってもらえなかった。 「東京で総合住宅展示場に出展すると浜松で出展するより費用がかかるからその分を東京の展示場では建物で費用を省く」というこういう発想は「浜松の会社」の発想であって東京や大阪に本社がある住宅建築会社においては考えられないことだった。かつ、江東区潮見の林野庁が運営していたウッディランド東京の場合は、もともとが住宅を売るための展示場ではなく「国産材の認知を促進してその普及をはかる」ことを目的として作られた施設で、住宅展示場の部分も、一般の総合住宅展示場とは異なり、宣伝のための垂れ幕や幟を出すことは禁止されていて、そのかわりに一般の総合住宅展示場よりも出展費用は6分の1だったかずっと安い展示場で、それだけに、営業上の効果は小さい展示場、もっぱら展示するために出展するならいいのかもしれないがそこで営業して成果を出すにはやりにくい展示場、いわば、「安物買いの銭失い」の展示場であり、そこで売上がでないというのを(株)一条工務店の経営者はそこに配属された営業のせいにしていた。建てる時点から(株)一条工務店の他の展示場と比べても他社の展示場と比べても安めの物を作り、しかも、外壁が汚れて汚くなっても塗装もしてくれない東京展示場に対して、工場見学会の時に立ち寄った天竜川駅南総合展示場の中に3店、出展していた(株)一条工務店の浜松の展示場は、どの建物も皆、新しくてきれいだった。浜松の営業は、東京都ではテレビ広告など一切してもらえずに・東京都の営業が坪55万円で売らされているものを、浜松では静岡放送でテレビ番組のスポンサーになったりテレビ広告をドカンとやった上で坪48万円でダンピング販売していたのみならず、東京展示場は古くて汚い、外壁が汚れて黒い筋が玄関真上でいっていても塗装もしてもらえないのに浜松の展示場は新しいきれいな展示場を作っていたのだった。
それだけではなく、(株)一条工務店は、床を貼る時の根太(ねだ)の感覚が、一般の在来木造では45センチ間隔で根太を入れているのに対して(株)一条工務店では1尺ごと、30センチ3ミリの感覚で根太を入れていて、又、一般には根太は幅が45ミリで厚みも45ミリのものを使っているけれども、(株)一条工務店は横幅は45ミリだけれども厚みは60ミリのものを使用しているので、だから、根太の間隔が広くて厚みのない根太を使っている会社の建物に比べて床鳴りがしにくいんです・・・と言ってそれを「売り」にしていたのだが・・・、そのわりに、江東区潮見の東京展示場においては、2階ロビー部分は端から端まで床鳴りがして、来場客から、 「あれ、これ、何の音かしら。あ、こっちでも音がするわ。こっちでもする! なんで、音がするのかしら。一条さんは根太の間隔が狭くて根太が厚いから床鳴りはしにくいはずなのに、こっちでもこっちでも床鳴りがするわ。なんでなの? どうしてなのかしら? なんで、床鳴りがするの???」と何人もの人から言われたものだった。これもまた、天竜川駅南総合住宅展示場に出展していた(株)一条工務店の浜松の展示場は床鳴りはどこもしなかった。東京展示場は、せめて、床鳴りくらいなおしてほしかったが、直してもらえなかった。 浜松には新しくてきれいで床鳴りのしない展示場を作って、東京には古くて汚くて床鳴りのする展示場を押し付けるというのは、まさに「遠州人の陰謀」だったということかもしれない。
そういう展示場に勤務してきた者に向かって、「一条工務店の建物は、すべてにわたって他社よりも完璧にすばらしい」とか、名古屋南営業所の所長だったらしい、自分自身では所属も氏名も名乗らない近藤路夫がヌケヌケト言うのだった。あんた、事実を見て言っているのか、見ないから、もしくは、見えないから言っているのか、どっちなんだ?・・と思ったが、もともと、見ないでデマカセ言っていたのだろう。それが近藤路夫のいつもの態度であろう。
(2019.9.7.)
★ (株)一条工務店の浜松営業はどんな連中か。
【1】 (株)一条工務店の浜松の営業とはどういう連中か【1/ 】+遠州人の特徴 「渋谷て言ったら、小岩の東の方だらあ」 「東京駅から大手町駅に行くにはタクシーに乗るのが一番だらあ」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_1.html
【2】 (株)一条工務店の浜松営業とはどういう連中か【2/ 】ダンピング浜松・名古屋。浜松は東なのか西なのか。「悪くないと思った」と言うと気に入らない人。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_2.html
【3】 「浜松でいいもの」は東京人に?プレカット工場はプレカットせず出荷した? 住友林業は機械プレカットしているのに、「『住友林業はプレカットしてないでしょ』でそれだけで売れる」と言い張る浜松流オリジナル営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_3.html
【4】 集成材vsムク材。対住友林業は楽勝か難敵か https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_4.html
★ 「一条工務店の建物は完璧にすばらしい」「一条工務店の建物には問題点はまったくない」の反証
反証1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_5.html
【C】-4 《1》 床下換気口の真上の位置に柱が載っている。
《2》 柱の下に基礎がない。
《3》 筋交いと換気扇の穴の位置がぶつかり、筋交いを切断している。
反証2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_6.html
【C】-5 《4》 筋交いが片方の向きばかり。
《5》 寸法違いの丸太梁をそのまま入れる。工務課が工務課として機能していない。
反証3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_7.html
【C】-6 《6》 断熱材の室内側防湿層を破る。
《7》 断熱材の入れ方不適切。
《8》 やっていないのにカタログに書かれている「エアーフローシステム(壁体内換気)」
反証4 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_8.html
【C】-7 《9》 ヘルメット非着用・吊荷真下作業・無資格者玉掛作業。
反証5 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_9.html
【C】-8 《10》 「施工ミス」「施工不良」「間違った施工」と浜松の営業が言い、会社が作成したアルバム帳に写真入りで記載されている小さい束石の施工を東京都でやっている。大きい束石でも端に床束が載る。床束が束石から浮いている。
反証6-1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_11.html
【C】-9 《11》-1 擁壁と基礎のとりあい について工務課(工事担当)が打合せを拒否。(株)一条工務店の東京工務課は深基礎ができないの?
反証6-2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_12.html
【C】-10 《11》-2 深基礎の見積もりを計上し、深基礎の施工のはずが、どうも、そうなっていなかった可能性が小さくない。
反証7 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_1.html
【C】-11 《12》 地盤調査・地盤補強は要ると言いたいのか要らないと言いたいのか。ある時を画して正反対を平気で言う会社。
反証8 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_2.html
《13》「一条の家は完璧にすばらしい」の反証8.嘘の多い会社。土台は自社で注入してない。見学会限定の大道芸他
反証9 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_4.html
《14》 出過ぎた口きく設計、学んだ者に学んでいない者に服従しろと言う本部長
反証10 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_bb94655b33.html
《15》 「引き抜き抵抗力」による「箱型筋交いプレート」は「せん断抵抗力」による「プレート型筋交いプレート」より、なぜ、いいのか? 質問しても答えてくれない先輩社員、質問すると営業本部長に「報告」されて「よそに行けよ」と言われる会社。
《16》 一条工務店の建物の床下には木屑がいっぱい。煙草の吸殻もあった。
反証11 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_5.html
《17》「坪いくら」で契約させ、「施工面積」にどこまで入れるかは拡大し放題。契約時、「他社で契約するために解約する場合は契約金は返金しない」という文言を知らさずに署名捺印させる会社。
反証12 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_7.html
《18》ひとの追客中見込客を横取りして放置する「一条の土台を築いてきた人たち」、それに加担する営業本部長
反証13 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_6.html
《19》浜松のインテリア館で購入を検討していいのは「静岡市から名古屋市まで」の人が限度。「遠州人」の世界観で運営される工務店とインテリア館。
反証14 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_8.html
《20》「決定権者を見抜く」ヤツと「誘導する」ヤツには住宅は頼みたくない。
反証15 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_9.html
《21》「他社に対して見当はずれな誹謗中傷をする下品な会社」
反証16 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_10.html
《22》 親戚の契約は、(株)一条工務店ではさせられない。-RC造の地中梁を解体屋が無断で撤去。設計ミスで軒のない家を施主の承諾なく建てる。解体屋は隣家の塀も壊す。従業員の親戚の家には初めての大工・職人。引継ぎ営業は「めんどうくさいですから」と施主宅に行って言い、住宅金融公庫を高い金利で借りさせ葉とする。一条インテリアでエアコンとカーテンレールを頼むと、一緒に頼んだから問題はないかというとそうではない。
反証17 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_5.html
《23》 立ち入ると鼻やのどが苦しく眼が痛くなる家
《24》 「集成材はムク材の1.5倍強い」と自分は集成材を構造材とする会社の営業ではなくムク材を構造材とする会社の営業なのに言いまくる男の会社の家
反証18 〔今回〕
《25》 「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」ヤツの作る家と、「ドアを開けると閉めさせないように足をつっこむ」ヤツの作る家。
《26》 浜松の展示場は新しくてきれい、東京展示場は古くて汚くて床鳴りがする。
反証19
☆ 佐野展示場の新人類1
[第664回]自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか-やったことないことは【4】https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_9.html
[第665回]平日の来客を粗末にする営業・他の従業員に労働契約外の業務をさせる男、「聖教新聞」の押売り!https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_10.html
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☆ (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間か
【1/3】浜松独善主義の会社、宅建業法違反を要求する店長次長、軽犯罪法違反を従業員にさせて自分はやらない店長他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_9.html
【2/3】「契約前は何でもできますと言って、契約後は適当に建ててしまえ」というのは営業上何かプラスになるのか?https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_10.html
【3/3】 (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間かー真面目に対応せず人を誹謗中傷https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_11.html
☆ コーヒー出すにはどういうお盆
【1/2】《商学部的発想+インテリアコーディネーター》を生かせない会社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_5.html
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