バルコニーの防水の方法は、「シート防水」(「防水シート+人工芝」)とFRP防水では「なぜ」「どのように」どちらがいいのですか・・なんて質問してはいけない会社――「一条の家は完璧にすばらしい」の反証
[第716回]
「一条工務店の建物はすべてにおいて完璧にすばらしい」の反証
《27》 質問するとよくない会社。 「『シート防水+人工芝』の施工で、かつ、455mmオーバーハングさせないといけない」と「FRP防水に限る」はどちらが好ましいか・・なんて質問するとよくない、あくまで、「はいはい、御無理ごもっとも」と言わないといけない会社。
私はどういうタイプの人間だったかというと、
<1> 文武両道型の文治派。 これはどういう意味かというと、世の中には、強度のスポーツマンというのもおれば、反スポーツで事務型・お勉強型の人というのもいるのだけれども、私は、タイプとしては「文武両道型」である・・が、それでも、文治派か武断派かというと文治派であり「文武両道型文治派」である。 これは、学校という所における成績がどうということよりも、本人の意識と生活における傾向について述べたもので、ある知り合いのにーちゃんが「きのう、どうも、気分がよくなかったので、筋トレやろうと思ってやった」とか言うのを聞いて、なるほど、彼は本来的スポーツマンなんだな・・と思ったものだ。私の場合は、多少は体を動かさないと気色が悪い・・という人間であり、その点で「専業的文治派」とは異なり「文武両道型」の人間なのだが、「どうも、気分がよくなかったので」それで「筋トレやろう」という発想はない。「どうも、気分がよくなかった」となると、普段、毎日、少しずつ体を動かそうと思っていても、「きょうは、もういいやあ」とか思ってしまう・・という人間であるから、そのあたりが「本来的スポーツマン」とは異なり、「文武両道」型とはいえ文治派か武断派かというと「文治派」なのだ。又、高校で進学校の運動部にいた人間には、進学校出身ということは基本的には「文治派」のはずなのだが、「武断派みたいな文治派」の人というのも中にはいる。そういう「『文武両道の武断派』みたいな文治派」と私のような「文武両道の文治派」とは違いがあるように思う。片方で、高校で「文化部」と言われるクラブに入っていた人で、スポーツに対して、私のように「そんなに体育のできる方でもないが嫌いではない」というのではなく拒絶反応を示すような人というのがいて、「虚弱体質」なんて冗談みたいに言う人もいるが体質の問題ではなく物事の考え方として「専業的文治派」みたいな人、もしくは「フォアグラ型文治派」みたいな人がいるわけで、そういう人とも私は隔たりがあると感じてきた。これは、単にそれを好むか好まないかだけの問題ではなく、物事を考える際の思考にも違い・行動の違いが出てくるように思うのだ。
<2> 文理両道型。 高校の時、「文系」か「理系」かと言いたがる教諭がいたのですが、高校を卒業して何年か経って、そういう思考は間違いだと思うようになりました。普通に考えて、工学部で金属とか冶金とか化学とか扱う学科というのは「理系」だろうな・・と思うのですが、建築なんてのは、これは理工学の一分野と考えると「理系」でしょうけれども、芸術の一分野という見方で芸術学部・美術学部に建築学科がある大学もあり、「美術は文系」と仮定すると建築が美術なら「文系」かもしれないし、商業施設ですと、「建築は爆発だあ!」て調子で「建築家」と称するおっさんに身勝手・自分本位に「芸術作品」を作られて閑古鳥が鳴くようでも困るわけで、そうなると、建築学科は工学部・理工学部とか芸術学部・美術学部ではなく商学部・経営学部にあっても良さそうにも思えますし、住宅の場合、家族が本来のあり方で生活できるようにする場であると「ハウス(house)」ではなく「ホーム(home)」として考えるのであれば、理工学より文学・哲学・社会学などの方が近いようにも思えてきますから、文学部か阪大あたりには人間科学部なんてありますがそういう所にあっても良さそうな感じもします。
医学部は「理系」と思っている人が多いと思いますが、実際に相手にするのは生身の人間ですから、数学で相当ハイレベルの問題を解く能力なんて別に要らんのではないか、むしろ、森鴎外『青年』とか夏目漱石『三四郎』とか、あるいはアンドレ=ジッド『狭き門』『女の学校』『ロベール』『ジュヌビエーヌあるいは未完の告白』とか、ツルゲーネフ『はつ恋』とかそういう本を読んで考えるということの方が大事ではないのか、入学試験の科目にしても、たとえば、慶應大の医学部なんて今はどうか知らんが私が高校卒業した頃は数学1・2B・3と英語と物理1・2と化学1・2が試験科目だったが、数学3の相当難しい問題なんて解けなくてもいいから、むしろ、アンドレ=ジッド『女の学校』『ロベール』とかを読んでその意味をよく考えるという方が医者にとって必要じゃないのかとか思わないこともありません。
今はどうなってるか知らんが、1970年代後半、私が高校を卒業した頃、早稲田大学の法学部・政治経済学部・第一文学部というのは英語と国語と社会科1科目だけで受けることができた大学で、数列も行列も三角関数も恒等式もちっとも学習しなくても合格することができた学部であり、いわば「精神的なカタワの大学」という印象があった。早稲田大学の理工学部というのは逆に数学と英語と物理と化学だけで合格できる大学で、これもまた、日本史も世界史も現代国語も古文も漢文もまったく学習しなくても合格できる大学で、これもまた「精神的なカタワの大学」という印象が私などにはあった。私の場合、結局、慶應大学の商学部で卒業証書をもらったけれども、もともとが国立大学志向の高校の出身で国立大学に行くつもりでいた人間であり、その点で「英語と国語と社会科1科目」タイプ・「数学と英語と物理と化学」タイプではなく「総合頭脳型」の人間で「文理総合型」である。
<3> 「覚える型」ではなく「考える型」、「理学部型」もしくは「哲学科型」
人間には「覚える型」人間と「考える型」人間がいると思う。これはデジタルにどちらかに分かれるのではなく、アナログであり、「覚える」型の傾向が強い者もおれば、「考える型」の傾向が強い者もおり、中間の人間もいる。私は「考える型」の傾向が強い人間だったので、それで、こういうことに気づいた。「考える型」か「覚える型」かの傾向がそれほど強くない人の場合、こういうことに気づくこともなく人生を生きる人もいるのではないかと思う。「考える型」の人間は考えることなく「覚える」というのが苦手だ。数学や物理の公式は、こうこうこういう理由でこうなるというのを「考える」結果として「覚える」ので覚えることもできるし、日本史・世界史などはこのような社会の状況があり、こういう前提のもとでこういった事件が発生したその結果こうなった・・という理屈を理解することで「覚える」のであり数学や物理の公式を「覚える」のと似た学習法であるから「覚える」ことができるのだが、英語なんてのは理屈もへちまもないので「考える」型人間は苦手だ。かつ、「覚える」型人間は「英語なんて覚えるだけ」「英語なんて覚えればしまい」とか言うのだが、そういうことを言われると「考える」型人間はますますドツボにはまってしまう。「字引く書なり~」で「でぃくしょなり~」「dictionary」なんてのは常にあるわけじゃないし、それでも大学入試に英語のない大学なんてないから、だから、しょーことなしに「作った」のだ、野球のスイッチヒッターがもともとは右打者だったのが左打ちを「作った」ように、語学学習法を仮のものとして「作った」のだ。この「作った」というのは感覚的なもので、「考える型」「覚える型」の強くない中ほどタイプの人はなかなか理解できないのではないかと思うが、「考える」型人間として、それでも、語学の学習をやらないわけにいかないというところから、「スイッチヒッター」としての「左打ち」を「作った」のだ。
<4> 欧型・米型・英米型・邦型のうち、「欧型」
中村好文『住宅巡礼』(新潮社)に、アメリカ合衆国に向かう飛行機の中で、中村好文氏が隣席の青年に、人間の性格には、血液型と一緒で、もし、仕事ではなくどこかに旅行するならばどこに行くのを好むかという点から、ヨーロッパがいいという「欧型」、アメリカ合衆国に行きたいという「米型」、ともかく英語圏の国がいいという「英米型」、外国よりも日本がいいという「邦型」と分けられると半分冗談で話したところ、「あなた、絶対、欧型ですね」と言われたという話を書いていたが、もし、そういう分け方をするなら私も「欧型」かもしれない。もっとも、お金がないと、最近は昔に比べると外国に行きやすくなったとはいえ、それでも国内の方が行きやすいので、結果として「邦型」になってしまう面もあるが・・・、それでも、たとえ外国に行けても「おら、行かねえ。絶対に行かねえ」なんておっさんが(株)一条工務店にはいたから、そういう「絶対的邦型」のおっさんと違って、やっぱり、結果的に「邦型」の部分もあっても本来的には「欧型」だろう。
<5> 「月見草型」
野村克也が、自分のファンになってくれる人、自分の本の愛読者と長嶋のファンとは性質が異なると本に書いていたが、そうだろう。というよりも、このじいさんは、なにかと、「ながしまあ、ながしまあ」と言いまくって自分を売り込んだのであって、いつしか、長嶋は口きいてくれなくなったとか言うが、あそこまでボロクソに言われたら、もう、口きくの嫌になるかもしれない。
(株)一条工務店という会社の経営者は、なぜ、あそこまで従業員を「ひまわり」扱いされる人間(人間のカス)と逆の人間に分けるのかと思うのだが、反「ひまわり」にされてきた者としては、「ID野球」で「ひまわり」「長嶋みたいなやつ」をコテンパンにやっつけてこましたろか・・・て気持ちになるわなあ。だから、もともと、「月見草」だったということではなく、「月見草」にされてしまったのだ。〔⇒《YouTube-阪神ファンによるくたばれ読売(東京音頭) 》https://www.youtube.com/watch?v=HEyGB5M-9K0 〕
それで、だ。毛沢東は『体育の研究』(ベースボールマガジン社)という本を書いていて、「体の丈夫な人は頭脳が弱い。頭脳が優れている人は体が弱い」という考え方が中国には古来あったがそういう考え方は間違いで、そうではなく誰もが自ら体を鍛えるスポーツマンであるとともに自ら考える哲学者であるべきで、誰もが自ら体を鍛えるスポーツマンであるとともに自ら考える哲学者でもある社会が築かれるべきである、ということを述べていた・・と思う。なにせ、整理が悪いので、この本が書棚のどこにいったかわからんので、文章はその通りだったかどうかわからんがともかくそういうことを言っていたはずだ。私もそんな感じで思っていた。1970年代、私が入学した北野高校は昔から「文武両道」とか言っていて、そうは言っても、戦後すぐの時代に野球部がセンバツ大会で全国優勝したことがあるとかいうそういう時代とは高校野球の状況も今は変わっているのでその頃と同じというわけにもいかないのではないかとは思うが、「文」なのか「武」なのかといえば「文」に決まっているのだけれども、それでも、基本的な姿勢として「文武両道の文治派」であって、《「体の丈夫な人は頭脳が弱い。頭脳が優れている人は体が弱い」という考え方での文治派》ではない、という考え方は私は好きだった。
又、母は内村鑑三の息子、《ウィキペディア―内村祐之(うちむらゆうし)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%9D%91%E7%A5%90%E4%B9%8B によると、内村鑑三の息子で内村祐之(うちむらゆうし)という人らしいが、一高から東大に進学した人で、かつ、《学生野球界では特に一高時代に、早稲田・慶應義塾を久しぶりに撃破するなど名だたる左腕投手として名を馳せた。1918年には15年ぶりの全国制覇を果たした。》という「文武両道」の人だったということを、そういうすばらしい人だったと私が中学生の頃からは母は話していたので、だから、私もその内村鑑三の息子〔内村裕之(うちむらゆうし)〕みたいになろうとすればうちの親は喜んでくれるのではないかと思ったのだった。
北野高校の1年の時の担任の先生が、「本校の場合は、昔から、運動部に所属している生徒とそうでない生徒とで進学成績に違いはない」ということを話され、私もその考え方で野球部に入部したところ、父が「野球やるなら、浪商に行け、浪商に!」とか言い出し、何をわけのわからんことを言うとるのかと思ったが、「野球部の監督をどなりつけてや~る!」とか言い出し、そんなことされたのではたまらんと思った退部したということがあった。その際、私は担任の先生が言われた「北野高校の場合は、運動部に所属した生徒とそうでない生徒とで進学成績に違いはない」という話をしたし、又、野球部の卒業生で京大に何人・阪大に何人合格したという話もしたのだが、父は「そういうのは、みんな浪人です、浪人。うちは浪人させる金持ちとは違います」と言い、私が「違うみたいだよ。又、1年浪人して京大に通ったのなら現役でも阪大くらいに通った可能性はあるのじゃないか」といったことも言ったのだが、父は「運動部におって京大に通ったとか阪大に通ったとかいうようなやつは、みんな浪人じゃ、みんな浪人」と言ってきかなかったのだ。そして、私が高校3年の時、父はこういうことを言いだした。「浪人した人間の方が社会で役に立つ。あんた、浪人しなさい!」と。はあ? はあ~あ????・・・・なんとか、現役で大学に通りたいと思って努力している高校3年生に向かって、普通、父親がそんなこと言うかあ~あ????・・と思ったが、うちの父親はそういうおっさんやった。「普通、父親がそんなこと言うかあ~あ?」と思ったが、その前提で考えるならばうちの父親は「普通」ではなかったということだ。母親は「現役で東大に通ると思いあがった人間になって女を泣かすようになるから、こいつ、絶対に落としたる。こいつ、絶対に現役で合格させてなるものかあ~あ、こいつう~う!」と言って、家で学習していると背後からつかみかかって後ろに引っ張ってひっくり返し、箒を持ってきてボコボコ殴りつけ、私が学習している部屋のブレーカーを落として暗くして学習できないようにし、学校から家に帰るとインタホンのソケットを抜いて鳴らないようにして家の鍵をかけて入れてくれず、その上で高校に電話をして「息子が帰ってきませんね~ん!」と言うという、まさに獅子奮迅の働きというのかをして、そして、私は高校卒業の年、東大を落ちた。そして、浪人すると、父は言ったのだ。「あんたが浪人したおかげで、わしは相当の損をさせられた。東京まで行くための交通費が〇万円、ホテル代が〇万円、願書を郵送する時の封筒代が〇百円、切手代が〇円、予備校代が〇万円、将来の給料の合計金額が・・だけ損。わしはそれだけあんたのおかげで損をさせられた」と言い、そして、「高校は義務教育じゃないんやから、おまえは高校には行くべきではないのにからに、それを高校に行きよったんじゃ、おまえは。おまえは浪商の人間で浪商の人格の人間であって、浪商は高校には行くべきではないのにからに北野高校に行きよった。これはひとえにおまえが甘ったれとるから北野高校に行ったんじゃ、おまえは、この浪商、チャンコロめが浪商があ!」と言うのだった。なんだか、高校1年の時に行ったことと高校3年の時に言い出したことが正反対であるだけでなく、高校3年の時に行ったことと浪人した時に言ったことが正反対のように思ったのだが、それにしても、高校3年の時に夫婦で協力してあれだけ妨害しておきながら、それで落ちるとそういうことを言いだすのかと思ったものだが、我が家はそういう親でそういう家庭だった。あれだけ妨害されなかったなら、それなら絶対に現役で通ったかというと、東大でなくても京大でも阪大でも、ともかく、ある程度以上てごわい所を受ける以上は、「絶対に通る」などということはない、ある程度手ごわい所を受ける以上は「絶対」などというものはあるわけないのだけれども、それでも、あれだけ徹底して妨害しておいて、よく言うよなあと思ったものだった。父は言うのだった。「高校は義務教育と違います。義務教育でないからにはおまえは高校には行くべきではないんやぞ。わかっとんのんか、浪商! わかっとんのんか、チャンコロ! ロスケ、イタコ、プエルトリコ!」と。「高校とか大学とかいうものは、わしいのようなドイツ人が行く所であって、おまえみたいなチャンコロが行く所とは違うねんぞ。わかっとんのんか、チャンコロ。わかっとんのんか、浪商! 浪商は高校行くな、浪商! わかっとんのんか、浪商! おまえは北野高校に行ったと思っておるかもしれんけれどもやなあ、たとえ、北野高校に行ってもお~ま~え~はあ~あ、浪商じゃ、この浪商めが、よくも生まれてきおってからに、浪商めがこの浪商!」と言うのだった。実際にどこに行ったかとは別の問題として私は「人格が浪商」で「民族が浪商」だそうだった。父はどういう「民族」なのかというと、「ドイツ人でアメリカ人で慶應の民族」だそうだった。言われてみると、「いかにも慶應」て感じがする。それこそ、「慶應タイプの女たらしになりたいなりたいなりたいな・・・とか思いながらなれないタイプ」て感じ、いかにも慶應にいっぱいいそうなやつて感じ、そんなニオイがぷ~んぷんする。「ギャルにもてもて」とか「嘘でも百回言えば真実」とか思って言いまくっていつまで経っても嘘! てそんな感じの慶應タイプ!!! いかにも慶應にいっぱいいそうて感じ。そういうおっさんやった。
そのおっさんが言うのだった。「うちは医学部になんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな。4年で卒業できる学部にしなさい」と。「うちは司法試験なんか受けさせるような金持とは違います」「うちは文学部になんか行かすような金持とは違います」「うちは大学院になんか行かすような金持とは違います」「うちは学校の先生になんかならすような金持とは違います」「たとえ学校の先生でも、数学か英語以外の科目の先生にはなってはいかん。数学か英語でないと家庭教師のアルバイトができません。そやから、たとえ学校の先生でも数学か英語の先生でなかったらなってはいかん」「国家公務員は転勤が多いからなってはいかん」「マスコミに勤めるなら産経新聞にしなさい。朝日はアカやから勤めてはいかん。毎日もアカやから勤めてはいかん。マスコミなら産経かNHKでないといかん」「京大はアカやから行ってはいかん」・・・で、「うちは工学部なんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな」と言うのだった。「・・はいかん」というのがずいぶんと多い。たとえば、運動選手になりたいとか音楽家になりたいとか画家になりたいとかいうのに反対されるというのなら、そういうこともあるかとは思ったが、まさか、ここまで「・・はいかん」だらけになるとは小学生くらいの頃は思わなかったが、我が家はそういう家庭だった。「国立大学なら、何学部でも学費は一緒のはずや」と私は言ったのだが、ところが、そうすると母は言うのだった。「絶対に百パーセント国立大学に通るとは限らんでしょうが。落ちて私立大学に行く可能性だってゼロではない以上は工学部なんか受けてはいかんでしょうがあ。何を甘ったれてますのん、あんたはあ~あ!」と言うのだった。なおかつ、1つ年下の父方のイトコは京都工芸繊維大しか行けないくせしやがってからに工学部に進学した。よっぽど甘ったれておったということなのだろう・・と思ったら、母は言うのだった。「あの子はあんたなんかと違って、子供の頃から苦労してきたから、そやから、あんたなんかと違って工学部に行かせてもらえるんやわ」と。「子供の頃から」あのなんとか言うやつが「苦労してきた」か? たしか、私が幼稚園の年長組の時のことだが、クリスマスに幼稚園で先生が「幼稚園から皆さんにクリスマスプレゼントがあります」と言い、「15ゲーム」という、16マスに1マスだけ空きのマスがあって、残りに1~15の数字が書いた正方形が入っていて、それをひとつずつ動かして、縦並びを横並びに変えるなどするゲームをもらったのだ。ところが、姉が2人いたのだが、その1人もまた幼稚園で同じものをもらって持っていた。私が幼稚園でクリスマスに「15ゲーム」をもらったそのすぐ後の正月に叔父夫婦がイトコ2人を連れて我が家に来た。そして、帰り、母が私に、私がクリスマスに幼稚園でもらったばかりの「15ゲーム」を、「これをあの子らにあげなさい」と言ったのだ。信じられなかった。いったい、どこの世界に、子供が幼稚園でクリスマスにもらったばかりの物をよその子供に「これをあの子らにあげなさい」と言う母親があるか?!? と思ったのだが、そういう母親は我が家にあったのだ。私は信じられない思いで、「それは幼稚園でクリスマスにもらったばっかりの物やでえ」と言ったのだ。もっと小さい頃に遊んだ物で、年齢をいってそれでは遊ばなくなったような物をよそのもっと小さい子供に「もう、これではあんたは遊ばなくなくなったから、あの子にあげていいか」と言うのならわからないこともない。だが、イトコは姉の方は私より1つ年上で、弟の方は私より1つ年下の同年代であり、イトコもまた幼稚園に行っているのだから、イトコも幼稚園でクリスマスに何かもらった可能性があるはずで、私は「あの子らも、幼稚園でもらってるでしょ」と言ったのだが、母は「もらってないらしいねん。あの子らは、あんたとは違って、恵まれてない子やから、あんたみたいに何でも買ってもらってない子やねん」と言うのだった。私は幼稚園の同級生や近所の子供と比較すると、誰と比べても、あれ欲しいと言った時に買ってもらえない家庭であり、よその子の家に遊びに行くと、よその子が持っていて私が持っていないという物は多く逆は少なかった。その私よりもまだ買ってもらえないということは、叔父夫婦というのはよほど貧しい気の毒な家庭なんだと思った。その時、住んでいた大阪市東住吉区の家の近所に、Yアパートといって、本当にオンボロのアパートがあって、母などは片方で「誰とでも分け隔てなく遊びなさい」と言いながら、他方において「Yアパートの子とは遊んではいかん」とも言って、子供からすると「どっちやねん!」て感じだったのだが、そのYアパートのやつの家に遊びに行っても、私よりもいろいろと買ってもらって持っていたのであり、そのオンボロアパートのやつよりも買ってもらえない私よりもまだ貧しくて気の毒でかわいそうな家庭の子供であるイトコというのは、いわば、この世でもっともかわいそうな恵まれない家庭なんだと思ったものだった・・・が、それにもかかわらず、私は「うちは工学部になんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな! チャンコロっ!」で、イトコは京都工芸繊維大学しか行けない落ちこぼれのくせしやがってからに、それでも工学部に行かせてもらえるというのは、これは「ウルトラ超弩級に甘ったれとる」だけではなく、およそ許されない非行のはずだった。それで、私は言ったのだ。「なんで、・・の子は京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのできそこないのくせして工学部に行かせてもらえるんや?!?!?」と。おかしいやないか、いくらなんでも!!! すると、母は言ったのだった。「あの子らは、あんたとは違って子供の頃から苦労してきてるから、そやから工学部に行かせてもらえるんや。あんたは子供の頃から恵まれてるから、そやから、工学部みたいなもん行くことないでしょうが。甘ったれなさんな!」と。しかし、どう考えても納得いかん。「子供の頃から」幼稚園でクリスマスにもらったばかりの「15ゲーム」をイトコに取り上げられたのは私の方で、「子供の頃から」私が幼稚園でもらったばかりの「15ゲーム」を「それ、もらって帰る」と言って持ち帰ったのはイトコの方であるはずだ。どう考えても、「子供の頃から」「苦労してきた」のは私の方であってイトコの方ではないはずだ!!! なんで、あんなヤツが京都工芸繊維大しか行けないくせしやがってからに工学部に行かせてもらえるんだ!?!?! おかしいじゃないか!!! 私は小学生の頃からそこだけは首をもがれても行かされたくないと思っていた日本で一番嫌いな大学の首をもがれても行かされたくない学部だった慶應の商学部みたいなもんに行かされてしまってからに、片方で私が幼稚園でクリスマスにもらったばかりの「15ゲーム」を「それ、もらって帰る」と言って奪い取って持ち帰ったやつが、京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのクズのくせしやがってからに、工学部に行かせてもらえるとは、どう考えても理不尽だ!!! ひとつには、北野高校の2年の時の担任の旧姓S野礼子(女。当時、20代。北野高校→神戸大文学部卒)が「あなたはブンケーよ」と言って私の親に加担して、私がな~にがなんでも行かされたくないと思っていた経済学部(もしくは商学部・経営学部)に無理矢理行かせてやろうと画策したということがあったが、あの女、いったい私に何の恨みがあったのかと思うが、要するに、あの女は高校教諭として、生徒につくよりも親についた方が高校教諭としての処世術として正しい!♪! とそう考えたということであり、そんな女が北野高校の教諭になっていたのだった。そんな女が!!!
それで、だ。京都工芸繊維大の工学部土木学科だったかに進学したらしい正月に私がクリスマスに幼稚園でもらった「15ゲーム」を取り上げて持ち帰ったイトコは、京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのカスのくせしやがってからに、工学部土木学科だかを卒業してけっこういい会社に勤めたようだった。私なんかよりよっぽどいい会社に勤めたようで、年収も私なんかよりよっぽど多いだろうし、女性にとっては私なんかと結婚するより正月に私から私がクリスマスに幼稚園でもらった「15ゲーム」を取り上げて持ち帰るイトコと結婚した方が「女の幸せ」をつかむことができるであろうし、「先立つものはカネ」であって「親こっこっこ」しようとしてもカネと時間がなければやりようがないわけで、私みたいな不良企業に勤めてきた者よりも工学部卒でいい会社に勤めたイトコの方がよっぽど「親こっこっこ」「親こっこっこ」「親こっこっこ」「コオッ、コオッ、コオッ、コオッ!!!」であろう。 慶應みたいなもんに行かされてしまうのなら、小学校の時も中学校の時も同級生が遊んでいる時に勉強なんかするんじゃなかった・・・が後の祭りだった。
で、小堀住研(株)とか(株)一条工務店とかに勤めると、最初、私は小堀住研(株)とかで「設計」とかやっている人間、特に、設計課長とかになっている人間というのは、国立大学かせめて関関同立かそこらくらいの大学の工学部建築学科卒か土木学科卒の人間なのだろう・・と入社するまで思っていたのだが、小堀住研(株)の千葉支店の設計課長の I さんは、図面はなかなかいい図面を描く人だったが、東海大学の工学部建築学科卒の人だったので、ええ~え、東海大学の工学部建築学科卒の人なんかが小堀住研(株)の設計課長なんてやってるのお~ん、ええ~え・・・と正直なところ、思ったものだった。
さらに、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ では、「バカでも入れる私大の建築学科」卒の人間が、「学校でてるから」とふんぞりかえっているのだったが、「東大の建築学科でてます」とでもいうのならともかく、「バカでも入れる私大の建築学科卒」というのを自慢する人間なんてあんまりないと思うがなあ~あ・・・と思ったのだが、ところが、三流企業に勤めると、いっぱいあったのだ、そういう会社には・・・。
1990年代、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ の福島県いわき市の営業所にいた春田靖(男。当時、20代)は東洋大学工学部建築学科卒だというので、こいつの親というのはもんのすごい大金持ちなのだろうなあ~あ・・・と思っていたら、中学校の校長先生だと聞いたので、中学校の校長先生て、給料高いということなのか・・・、私の親はまがりなりにも会社の「常務さん」だったはずだが、それでも、「うちは工学部みたいなもんに行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな」ということだったはずだが、私の場合は「高校は義務教育と違います。義務教育とは違う以上はあんたは高校には行くべきと違うのであって、あんたは中学校卒業したら働かんといかんはずやのにからに、それをあんたは浪商の人間なのに北野高校に行ったというのは、そ~れ~はあ~あ、おまえが、甘ったれおるからじゃ、このチャンコロ、浪商めがこの浪商!!!」と毎日毎日言われたものだった、それを春田靖は東洋大なんてそんな学校に行くなんて、ましてや学費の高い工学部の建築学科になんて行くなんて、しかも、東大にでも行くというのならともかく、東大は東大でも東京大学の東大ではなく「東洋大学の東大」やなんてそんなもんに行くなんて、静岡県の出身という男が東京で下宿してまで東洋大なんて私立大学の工学部の建築学科に行くなんて、「中学校の校長先生」というのはどう考えても無駄に高給盗っているとしか思えない!!!
・・・だいたい、「学校の先生の息子」て、普通、東大とか京大とかに行くもんと違うんかあ? なんで、「中学校の校長先生」の息子が東洋大なんて行ってるんだあ? おかしくないかあ~あ?!?!? なんで、「中学校の校長先生」の息子が、東洋大の工学部建築学科なんて行くんだあ~あ、どう考えてもおかしくないかあ~あ?!?!? なんで、東洋大なんて学校しか行けないような人間が「大学」に行くんだあ? 東洋大て義務教育と違うはずと違うのかあ? なんで、義務教育ではないのに東洋大なんて学校に行くんだあ? 義務教育ではないからには東洋大なんて所しか行けないような人間なんて高校に行くべきではないはずと違うのかあ~あ?!?!? と、春田靖の顔を見るたびに思ったものだった・・・が、その東洋大工学部建築学科卒は、なぜか、ばかでかいオフロードカーなんてのに乗っていた。私なんかは、大学生の時には、月1万2千円のアパートに住んで、昼は慶應の生協食堂で140円のカレーライスばかり食べていたところ、父から「おまえ、140円のカレ―ライスやなんて、おまえがそんな贅沢なもんを食ってええのか。おまえは140円のカレーライスみたいな贅沢なもん食うな、チャンコロ! チャンコロはもっと安いもんにしなさい、チャンコロは!!! このチャンコロめがチャンコロっ!」と言われたものだったが、東洋大のやつはかなり高そうなばかでかいオフロードカーに乗っていた!!!
日本の学校という所でやっていることは会社という所で役に立つのか・・ということはずいぶんいろいろと言われたきたものだ。そして、「学校という所でやっていること」にしても、「大学の専門課程でやっていること」と「小学校から高校まで、および、大学の教養課程でやっていること」とがある。
それで、だ。私は結果として、慶應大学の商学部の卒業証書をもらったが、最後、新聞社が開催する説明会なんか行くと、「しょーもない大学」のやつが、女の子と手をつないできて、「同じ大卒なのに大学によって差別されるのはおかしい」とか胸張って言いよるわけで、そういうのを見ると、な~んで、あんなやつに「同じ大卒なのに」だのと言われなきゃならんのだと思い、そして、あんなのが「大卒」ならば、私だって、「大卒」の肩書くらいもらっても罰はあたらんだろう・・と思って、ともかく、意地で「大卒」になるために卒業したようなものだ。
・・そ、れ、で。 「バカでも入れる私立の美大」という文句は『モジリアンニによろしく』という漫画の作者が書いていた言い回しだ。その「バカでも入れる私立の美大」に行った学生のお話だが、ええなあ、うらやましいなあ、「バカでも入れる私立の美大」しか行けないくせして美大に行かせてもらえるやなんて、ええなあ、うらやましいなあ、ほんまにええなあ、わしぁ日陰の月見草やからなあ、ほんまにうらやましいなあ・・・と思うのだが、私なら、そんなもの、絶対に行かせてもらえなかった。「おまえは本来は生まれるべきではないのに産まれてきた人間であってやなあ、おまえが産まれたおかげで、うちの家の大事なT子さん(上の姉)が天王寺高校に行けんようにされたんや。T子さんはおまえとは違って優秀でドイツ人の民族の人間であってやなあ、チャンコロの民族のおまえとは違って、ほんまは天高(天王寺高校。最近、高速道路で「あおり運転」でつかまったおっさんの出身高校)に行って奈良女子大に行ったはずの人やのにからに、おまえが産まれたおかげでおまえに天高も奈良女子大も行けんようにされた(要するに、天王寺高校には行くだけの学力がないと中学校の先生から判断されて受けず、奈良女子大は受けたけれども、落ちたのだ)のであって、T子さんが天王寺高校に行けんかったのも奈良女子大に行けんかったのも、すべておまえが悪いのであったT子さんは悪ないねんぞ。ひとのせいにすんなよ、チャンコロ。T子さんが奈良女子大に行かれへんかったのはおまえが悪いねんぞ。T子さんのせいにすんなよ、チャンコロ。おまえみたいに、『なんやかんや言うても、落ちたからには落ちたもんが悪いんや』とか言う人間のことを心理学では『外罰的性格』と言うねんぞ。おまえが落としたのにからに、T子さんのせいにしてはならぬぞ、チャンコロっ!」と言われてきたものであって、私なんかは、たとえ、東京芸大に合格できても合格できる可能性があっても美術学部になんて絶対に行かせてもらえなかったが、それを「バカでも入れる私立の美大」なんてくそどあつかましくも行かせてもらえるやなんて、よっぽど大金持ちの息子か娘で、よっぽどウルトラ超弩級に「甘ったれとる」人間なんだろうなあ、と思ってむかつきながら「愛読」している。
何年か前、ある三田会で、私が建築関係の会社に勤めてきたことから、大変ありがたいことに、それならと、建築関係の会社の社長をしている女性を紹介してくださった方があったのだが、その女性は私に会うなりこう言ったのだ。「そんなもの、建築学科も卒業しないで、建築関係の会社に勤めたいなんて、どうかしてんじゃないのお~お。私なんかは高校の時から建築の仕事をしたいと思っていたものだから、だから、美大の建築学科に行ったんだけど。どうかしてんじゃないのお~お」と。「どうかしてんじゃないのお~お」と言われても、だ。大学卒業後、一貫して建築会社に勤めてきた以上、40過ぎて今さら他の業界に行くわけにもいかんだろうが。せっかく、三田会の方の紹介だったので、紹介してくださった方の顔をつぶすまいと思って我慢もしたのだが、私からすれば、「バカでも入れる美大の建築学科」に高校の時から行こうと思って行ったなんて、それこそ、ウルトラ超弩級にどうかしてんじゃないのお~お! 「そういうのはモラトリアム人間病という病気にかかっているから、そやからそんな所に行きたいとか頭のおかしなことを言いだすんです。慶應大学の小此木啓吾先生というエライえらいエライえらい先生がそうおっしゃってる。甘ったれとってはいかんぞ、チャンコロ! 病気は治さんといかん! モラトリアム人間病は治さんとかんぞチャンコロ! 経済学部に行くのは嫌やとか、会社という所に勤めるのは嫌やとか言うようなやつはモラトリアム人間病という病気にかかっている人間です。小此木啓吾先生がそうおっしゃってるんや、小此木啓吾先生というエライえらい先生が。んが、んが、んがぁ!」と私なら言われたところだろう。「会社という所」ではなく、大学に残って大学の教員になりたいとか、高校か中学校の先生になって「会社という所」ではなく学校という所に勤めたいとか、司法試験に通って裁判官になって「会社という所」ではなく裁判所という所に勤めたいとか、司法試験に通って弁護士になって「会社という所」ではなく法律事務所という所に勤めたいとか、そういったことを考える人間というのは、慶應大学医学部の小此木啓吾先生というエライえらいエライえら~い! という先生によると「モラトリアム人間病」という「病気」だそうなのですが、それならば、「会社という所」に勤めるのが嫌だから大学という所と「病院」という所に勤めた慶應内部進学小此木啓吾こそ、間違いなく誰よりも「モラトリアム人間病」の「病人」であり、「治療」される必要がある人間であり、薬漬け療法(「化学療法」)とか強制労働・労働搾取療法(「作業療法」)とか逮捕監禁療法(「入院療法」)とか、撲殺療法(「ロボトミー」「精神外科」)とかなんとかかんとかで「治療」される必要があることになるはずだし、義務教育というのは、あくまでも公立の小学校・公立の中学校というのが義務教育であって、小此木啓吾が行った慶應幼稚舎だの慶應中等部だのなんてのは義務教育ではないのであり、当然のことながら、「義務教育でない以上は行くべきではない」はずであり、それを慶應幼稚舎だの慶應中等部だの慶應義塾高校だのにくそどあつかましくも行った小此木啓吾というのは、これは間違いなく「モラトリアム人間病」の重症の「病人」であり、「治療」される必要がある、「治療」される義務があるのは当然であるはずだったが、当然のことながら、「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんてものに行きたいなどと高校の時から言い出すような女というのも、これもまた当然のことながら「モラトリアム人間病」という「病気」にかかっているからそんなことを考えるのであり、「治療」される必要があり、「治療」される義務がある人間のはずだった・・が、「治療」されずにいるというのは、これはなんとも摩訶不思議なことで、日本の社会のためには「治療」されないといけないはずだった。
三田会の人の知り合いだというから大金持ちのバカ娘なのだろうけれども、いくらなんでも、どうかしてんじゃないのお~お・・・と思ったものだった。私なんか、たとえ、東京芸大の美術学部建築学科でも、まず、絶対に受けさせてもらえなかった。ましてや、その女性が行ったという「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて、もとより、受けたいなんて言い出せないし、言っても、「アタマ、おかしいのとちゃうか?!?」ということになって、「クスリ飲ませた方がええで、こいつ」と言われるのがオチだったであろう。「すべてを、すべてをわしのために。親こっこっこ、親こっこっこ。すべてをすべてをわしのために。とってちってたあ~あ!」と私は父から毎日毎日鼻の頭か眼のあたりを指で突き刺すようにされて言われてきた。「すべて王、すべて王、わしのために」「すべて王、すべて王、わしのために。とってちってたあ~あ! 撃ちてしやまん、一億火の玉! とってちってたあ~あ! な~んで、そんなもん、工学部みたいなもん受けさてやらんといかんのじゃ、チャンコロにい! 甘ったれんな、チャンコロッ!」と言われ続けてきたものだ。三田会の人が紹介してくれたその女性(私と同年代)みたいに、「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて、まず、受けさせてもらえる人間というのが、私から見ると、「人種が違う」人間だった。私は父から毎日毎日、「民族の違いを忘れるな!」「階級の違いを忘れるな!」と言われ続けてきたが、たしかに、そういう「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて「高校の時から行こうと考えた」なんていう人間を見ると、「民族が違う」し「階級が違う」という感じがする!!! たしかに、「民族の違い」を感じるし、「階級の違い」も感じる! たしかに、こういう女を見ると「階級の苦しみを忘れるな(不忘階級苦)」「民族の恨みを忘れるな(不忘民族恨)」という気持ちになる、そして「革命はお客を招いてごちそうをすることではない!」という言葉も思い浮かぶ。
それで、だ。(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ で第一設計部あたりにいる「バカでも入れる私大の建築学科」卒のにーちゃん・ねーちゃんを見ると、たしかに、「バカでも入れる私大の建築学科卒」だけあるなあ、「試験会場に行って氏名と受験番号さえ書けば合格できて、カネさえあれば行ける大学」に行った人間だけのことあるなあ~あ・・て感じがする。建築学科というものを「理系の学部」と考えるならば、小学校の時の「算数」も中学校・高校の時の「数学」も、小学校の時の「理科」も中学校の「理科 第一分野」も「理科 第二分野」も、高校の「物理」も「化学」も「生物」も、小学校の「図画工作」も中学校の「美術」も、中学校の「技術家庭」も、私よりずう~っと成績の悪かったやつ。そういうやつが「大学」だけ、カネあるものだから、「バカでも入れる私大の建築学科」に行って「大卒」にならせてもらったヤツ!!! やっぱり、そういうヤツというのは、そういうヤツだけあるなあという感じがする!
・・しかし。 しかし、だ。しかし、それなら、「バカでも入れる私大の建築学科」というのは何の価値もないのかというと、私は何の価値もないと思っているわけでもない。そこでやっているものには、価値のあるものもあると思う。何より、私は、愛知産業大学の通信課程の造形学部建築学科に行かせてもらって、卒業できずに途中で止まってしまったのだが、愛知産業大学の造形学部建築学科は通学過程と通信課程があって、通学過程は試験はあるらしいが、通信課程は大学の卒業証明書を出すことができれば入学試験というものはなかった。だから、バカかどうかは知らんが・・・というより、スクーリングに来ていた人たちを見ても、いったん、大学を卒業して勤めてから、それでも通信課程の大学に行こうというくらいの気概のある人たちなので、「決してレベルは低くない」と思ったのだが、それでも、入試というものはなかったわけで、私自身が入学試験というものを経ずに入らせてもらったのであり、その点で「バカでも入れる私大の建築学科」というならばそうかもしれないが、そこでやっていることは価値がないということはないと思う。
しかし、それにしても、片方で、(株)一条工務店にゴマンといた、小学校から高校まで「ちい~っとも勉強せんといてからに」、それでもって、「バカでも入れる私大の建築学科」に行かせてもらって卒業したからということで、それで、「会社ちゅう所」においては「お殿様扱いしてもらえる権利」を獲得したみたいに思っているヤカラというのは、それは「ちょっと違う」ように思ったし、今でも、「ちょっと違う」というより、「相当違う」ように思う。
前段としての話、前提としての話に相当深入りしてしまったが・・、ともかく、私は1992年に(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ に入社した時点で、一般教養的なものとしては、数学・理科といった「理系の科目」についても、美術とか日本史における文化史とかについても、「技術家庭」のような製図とか木工とかの科目についても、(株)一条工務店に入社した大部分の「建築学科卒」もしくは「卒業すると二級建築士の受験資格を得ることができることになっている学科卒」のにーちゃんねーちゃんよりもずっと上だったはずで、そういう「しょーもない大学」しか出てないくせして「学校でてますから」とかふんぞりかえって言うようなアホよりは、ずっと上だったはずである。又、前職として、一応、同業他社に少しはいたので、まったく経験のない人よりは知っているものも少しはあったかもしれない。又、マンションではなく戸建住宅に住んできた者であり、それとともに、アパート住まいの経験もある者として、「マンションにしか住んだことがない」人間とは違う所はあったであろう。そうであったとしても、それでも、「バカでも入れる私大の建築学科」でもそこでやっているものにまったく価値がないわけでもなく、「バカでも入れる私大の建築学科」でやっていることでそういう所に行った人間は学んだが、私は学んでいないというものも中にはあったかと思う。そして、前職に同業他社にいたとはいえ、それほど長くいたわけでもないので、そこで学んだものがないわけではないものの、ものすごい知識があったわけでもないのだ。
そういう人間としては、(株)一条工務店に入社して、会社から教えられるものは、必死で頑張って吸収しなければと思ったわけだ。
そのひとつとして、1992年、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ で、「バルコニー(会社によって、バルコニーと言ったりベランダと言ったりしていたが)の防水は、(株)一条工務店では、防水シートを敷く『シート防水』という方法で、かつ、バルコニーはその下の階の外壁の中心線から455mm(1尺5寸)だけ外に出すようにして、直下階から外に出た部分にバルコニーの排水の溝をとってそこを水が流れるようにすると、このやり方でないといけない。このやり方でないと必ず、雨漏れを起こして、その補修は大変なことになる」と教えられたのでしたが、ところが、小堀住研(株)では、「455mmだけ直下階から必ず外に出して」というのはなく、逆に、「バルコニーの防水の方法は、必ず、FRP防水の方法でないとだめで、それ以外の防水では雨漏れを起こすことになるので禁止」と言っていたのでした。 こういうことは、どうも、会社によってそれぞれの「説」があるようで、2010年、千葉市中央区鵜の森町の新華ハウジング(有)〔建設業〕〔2013年11月に正式に倒産〕にいた過去に広島建設(株)https://www.hirosima.co.jp/ に在籍したことがあるらしいS井さん(男。当時、40代前半)が言うには、広島建設(株)では、バルコニーの排水は「横から排水するのはだめで、下から排水をとるようにしないとだめ」と言っていた、という。
こういうことは、相当に経験がある人、その分野を相当に学んだ人であれば、自分自身の考えでどうだと言えると思いますが、小学校から高校までの学習においては「バカでも入れる私大の建築学科」なんて行ったようなにーちゃん・ねーちゃんよりはよっぽど真面目に努力した人間であっても、わからんわけですよ、2ヵ所とか3か所とかで異なることを言われると。どっちが正しいんだ? と思うわけです。思いませんか? 思うでしょ。
「FRP防水」て言われても、まず、「FRP」て何なんだ・・て思いませんか。これは、小堀住研(株)に入社1年目、同社の営業用知識マニュアルで学びました。 「ファイバー レインフォースト プラスチック(fiber reinforced plastic)」の略で、日本語ですと「ガラス繊維強化プラスティック」の略。ガラス繊維にプラスチックを注入した素材だということです・・・が、1990年代末、(株)一条工務店の栃木県佐野市の展示場におりました時、来場客のおっさんから、「FRPて何?」ときかれて、「英語のファイバー レインフォースト プラスチックの略で」と言うと、「さっぱりわからない」と言われ、「日本語ですと、ガラス繊維強化プラスチックということになりますが」と言っても、「まったくわからない」と言われ、「ガラス繊維にプラスチックを注入したような素材で大変強く」と言っても「まったくわからないと言われ、困ったなあと思って、「湾岸戦争の時にアメリカ合衆国軍が使用したスティルス戦闘機というレーダーに写らない戦闘機というのがこのFRPでできていたらしいのですが」などと言うと、「ますますさっぱりわからない」と言われ、しかたがないから、ユニットバスの所に連れて行って、「これです、これ」と言うと、「なんだ、それか」と言われ・・・・、なんか、もう、真剣に説明するのはあほくさいような気がしてきた、特に、スティルス戦闘機の話はしても受けないし、なにより、ネタ元はどこかというと『ゴルゴ13』だし、もう、言うのやめた。
1993年に、インテリアコーディネーターの試験を1回目に受けた時、1次試験(学科)では100点満点で75点くらいが合格点だったように思ったのですが、私はほとんど勉強しないで受けたのに65点くらい取れた。なんだ、インテリアコーディネーターというのは、ほとんど勉強しないで受けても「あと10点」というくらい取れるのか・・と思ったのだけれども、翌年の1994年には、ある程度以上学習して受けたのに、「ほとんど勉強しないで受けた」前年とほとんど変わらない点数しか取れなかった。これではいかん・・・と思って、「野球はアタマでやるもんや」・・・ではなく、「受験はアタマでやるもんや」てところで、学習方法を考えて、さらに翌年の1995年に1次(学科)試験に合格したのですが、1回目の受験の時に、「ほとんど勉強しないで受けた」のに「あと10点くらいで合格というくらいの点数」をなぜ取れたかというと、住宅建築業の会社に勤めていたから、だから、仕事の上で学んだもので試験に出る内容のものもあったからでした。そのひとつとして、「( )はガラス繊維強化プラスチックの略で・・・。 ( )内に適切な用語を下記の中から選べ」みたいな問題があって、下記の選択肢のひとつに、FRP があり、他に2つか3つ、別にアルファベット3文字の略語のものが出ていました。そういう問題は、インテリアコーディネーター試験向けの学習をしなくても住宅建築業の仕事についている者はわかったのです。
その、なんというのか、どういうものか説明しろと言われると、『ゴルゴ13』の話まで引っ張り出しても「さっぱりわからない」と言われてしまうFRPてやつですが、これはユニットバスにも使われますが、バルコニーの防水にも使われるのです。小堀住研(株)では(株)一条工務店のように、絶対に直下階より1尺5寸(455mm)出さないといけないとは言わなかったが、これはひとつには小堀住研(株)は「技術の小堀、設計の小堀、デザインの小堀」と言って、その「デザインの小堀」という部分をけっこう重視したというところに原因があったかもしれません。他方、(株)一条工務店は「わんぱくでもいい、たくましく育ってくれたら」みたいな感じで「ブスでもええ、耐久性さえあれば」てところがありましたから、デザインよりも耐久性、美人薄命よりも「スーパー高耐久性ブス」みたいなところがあったからということがあるかもしれません。問題は、(株)一条工務店は「シート防水で」で、小堀住研(株)は「FRP防水でないとだめ」という点に違いがあったのです。2社で異なることを言われると、その分野について相当詳しいわけでもない者は、どっちが正しいのかわからず、困ってしまうのでした。 読んでくださっているあなた、もし、1992年の私のような立場になったなら、あなたも困ると思います。自分が勤めた会社2社から異なることを教えられると、さて、どっちが正しいのだろうか、「シート防水」と「FRP防水」はどっちがいいのだろうか、どちらでもいいのだろうか・・・て考えますでしょ。
最初、私は「FRP防水」のFRPとユニットバスのFRPが一緒と言われてもよくわからなかったのだ。なぜなら、感じが全然違うから。ユニットバスのFRPというのはツルツルしているのに対して、バルコニーのFRP防水のFRPはツルツルなんてしていない。バルコニーのFRPというのは、合板を貼り付けた上にFRPを塗るのか吹き付けるのかして防水をはかるというものらしい。
(株)一条工務店がこのやり方でないと絶対にだめだと言っていた「シート防水」というのはどういうやり方かというと、バルコニーの床の合板の上に、ゴムみたいなシートを何枚か敷いていき、その上を塗装してそれを保護するために人工芝を敷くというものだった。その「ゴムみたいなの」が防水シートで、「防水シート」を敷く方法なので「シート防水」と言ったらしい。
小堀住研(株)ではFRP防水でないとだめだと言い、(株)一条工務店では「構造については一条工務店ほどきっちりとやっている所はない」と言い、バルコニーの防水についても「一条工務店のやり方でないと絶対にだめだ」と言っていたわけで、そうなると、FRP防水でないと他の防水のやり方ではバルコニーの防水はだめだと言う会社とシート防水のやり方でないと絶対にだめだという会社とがあって、いったいどっちなんだ? と防水の専門家でもない者は困ってしまうのです。
小堀住研(株)では、新卒社員研修の時に、「カタログや知識マニュアルなどを読んで、意味がよくわからないということがあった場合には、自分自身で調べるか、営業課長か先輩社員に尋ねるか、その担当の部署の人間に訊くかして、お客様から質問を受けるより前に理解して、お客様から質問された時には答えられるようにしておく」と教えられたものでした。もっとも、1980年代終わり、千葉県の船橋営業所に配属された明治学院大卒のM田(男。当時、20代)が、配属された船橋営業課の課長のF澤にカタログだったか知識マニュアルだったかに載っていたものについて、「これはどういう意味ですか」と質問したところ・・・、「おまえ~え、そんな難しいこと、きくなあ~あ!」と言われた・・・と言っていたのだが、たぶん、知らなかったのだろう。それで、中には会社によって異なるものというのもあるでしょうけれども、この「カタログや知識マニュアルなどを読んで、意味がよくわからないということがあった場合には、自分自身で調べるか、営業課長か先輩社員に尋ねるか、その担当の部署の人間に訊くかして、お客様から質問を受けるより前に理解して、お客様から質問された時には答えられるようにしておく」というのは、これは、小堀住研(株)においても(株)一条工務店においても変わらないものであろうと私は思ったのでした。それで、私は(株)一条工務店の同社に自分より前から在籍している従業員に「エスバイエル(株)〔←小堀住研(株)〕では、バルコニーの防水はFRP防水でないと絶対にだめだと言っていたのですが、(株)一条工務店は455mm直下階より外に出して外に出た部分に排水の溝を設けた上で、シート防水にして防水シートを保護するために人工芝をしくという方法でないとだめだと言っているのですが、実際には、FRP防水と『シート防水+人工芝』とではバルコニーの防水としてどちらがいいのでしょうか」と質問したのでした。質問すると答えてもらえるものだろうと思って質問したのでしたが、ところが、(株)一条工務店では誰もまともに答えてくれないのでした。そして、営業本部長兼東京営業所長の天野隆夫が東京展示場に来店した時にも、そのように質問したのでしたが、そうするとどう言われたかというと、「おまえ、そんなこと言うのならエスバイエルに行けよ、エスバイエルに。辞めた会社に応募するのはしにくいのなら、エスバイエルの提携会社でエスバイエルの建物を建ててる所があるだろう。そういう会社に行け!」とそう言われたのです。なんで、そんな話になるのですか??? なんで、そんなことを言われなければならないのですか? (株)一条工務店の営業本部長というのは、なぜ、自社の従業員に対してそのような口をきくことが許されるのですか???
(株)一条工務店は、従業員に対して、「一条工務店ほど構造についてきっちりとしている会社はない」と教えていたのです。そして、バルコニーの防水については「『シート防水をした上で防水シートを保護するために人工芝をその上に敷く』という方法が一番良い方法であってこの方法でないとだめです」と教えていて、それを聞いて見込客にもそのように営業は話していたのです。しかし、小堀住研(株)⇒エスバイエル(株)ではそうではなく、「バルコニーの防水はFRP防水でないとだめで、それ以外の防水では雨漏れを起こす」と言っていたのであり、小堀住研(株)だけではなく他にも同様に言っていた住宅建築業の会社は何社かあったのです。ですから、そういう会社は「バルコニーの防水はFRP防水でないとだめです」と見込客に言うはずですから、それに対して、「シート防水+人工芝」でないとだめですと言っている(株)一条工務店は、なぜ、「シート防水+人工芝」でないとだめなのか、どのようにFRP防水よりも「シート防水+人工芝」の方が優れているのかということを言えないといけません。そうでないと、FRP防水の方法をとっている会社と競合になった場合に(株)一条工務店はその部分において説得力に劣ることになります。ですから、その「なぜ」「どうして」「どのように」というのを教えてほしかったのです。小堀住研(株)の新卒社員研修では、「お客さんに小堀住研の家はいいと言う場合には、『なぜ』いいのか、『どこが』『どのように』いいのか、ということを言うようにしてください。それを言わないで、ともかく、『いいです』『いいです』と言いまくっても、効果はあまりありません」と言われたもので、これもまた、小堀住研(株)ではあてはまるが、他の会社ではあてはまらないというものではなく、他の会社でも、(株)一条工務店においてもあてはまるものであろうと私は思ったのでした。実際、2000年頃、栃木県佐野市の展示場に勤務した時、岩舟町に住んでいた方だったように思うのですが、「今まで何人もの営業が来ましたが、どいつもこいつもみんな、『うちはいいですよお、いいですよお』と言うばっかりで、そんなヤツの話なんて聞いてもわかるのは、自分の所はいいんだ、自分の所で契約してほしいんだということがわかるだけで、そういう人の話を聞いても得るものはあまりない。それに対して、〇〇さんはそういう話し方じゃない。〇〇さんは、こちらのやり方だとこういう長所があるがこういう短所もある、こちらの方法だとこういう長所があるけれどもこういう問題点もある。そういったことを考えた上で自分の所はこちらの方法をとっている・・とそういう話し方をする。だから、聞いている方としては、なるほど、そういうことかとわかるし、頼むかどうかにかかわらず、〇〇さんの話を聞くとためになるし、その次の段階として、同じ、家を建てるのなら、こういう人と一緒に建てた方がいい家ができるに決まっている、と思うようになる」とそう言ってもらったことがありました。そして、「一条さんはどこがいいかというと、建物がどうかよりも、何と言っても営業がいい」と言ってもらったのでした・・・が、あいにく、その方は予算の上で(株)一条工務店で建てるのは厳しく、他社で建築することを検討されることになってしまいました・・・が、それでも、その方もまた、「『いいですよお、うちはいいですよお』とワアワア言うだけのやつ」と「こちらの方法だと・・という長所があるが・・という短所もある。こちらの方法だとこういう特徴がある。そういったことを考えて、こちらの方法をとっているのです」という話し方をする人間の方が、「話を聞こうという気持ち、話を聞きたいという気持ちになる」し、「同じ、家を建てるのなら、こういう人と一緒に建てた方がいい家ができるに決まっていると思うようになる」と言われたのでした。ですから、自分の所がやっている方法をいいと言いたいという場合も、「なぜ」「どうして」「どのように」ということを言うべきであり、言った方が効果があるはずであり、それを言わずに「一条工務店の建物は『よそお~』よりもいいんだ」とわめきまくっても、あまり効果はない・・と考えるべきだったはずです。ところが、そう思って、なぜ・どうして・どのように、「シート防水+人工芝」の方がFRP防水よりもいいのか、教えてほしいと思って質問しても、誰も答えてくれないばかりか、営業本部長の天野隆夫から「そんなこと言うならエスバイエルに行け、おまえはあ!」と怒鳴りつけられたのでした。
私は、この入社1年目の1992年の時点では知らなかったのです、(株)一条工務店という会社は「質問するとよくない会社」だということを。質問すれば答えてもらえるものだとばっかり思っていたし、不明確なことをそのままにしておく従業員よりも、きっちりと質問して確認しておこうとする従業員の方が、会社の上役からも高く評価されるはずだ・・・と(株)一条工務店における実状と正反対のことを思っていたのでした。
なんで、「そんなこと言うならエスバイエルに行け、おまえはあ」などと営業本部長から言われなければならないのか?!? そもそも、(株)一条工務店の営業本部長というのは、自分の会社の従業員に対して、なぜ・どうして、そのような口をきくことが許されるのか? いったい、どういう理屈でそのような暴言を許されると思っているのか?!?
そういう「質問すると、『エスバイエルに行けえ!』とか営業本部長から言われる会社」って、「すべてにわたって完璧にすばらしい」なんて言えますか? 質問されると何か具合の悪い所でもあるということなのでしょうか? そうでなかったら、なんで、質問するとそのようなことを言われるのでしょうか???
その3年ほど後、(株)一条工務店は、それまでの「シート防水+人工芝」というバルコニーの防水方法を改め、FRP防水の方法に変えました。・・・ということは、FRP防水の方が防水の方法として優れていたということなのか??? それなのに、(株)一条工務店は「一条のやり方が、どこの他社と比べても絶対的にいい方法であって、一条のやり方でないと絶対にだめ」などと言うから、だから、私は、そう言うからには、「シート防水(防水シート)+人工芝」の防水のやり方の方がFRP防水の防水のやり方よりも優れているという論拠があるのだろうと思って、自分なりに建築構造の本を読んだりしたものの、なかなか、ぴったりのことが書かれたものを見つけることができなかったので、それで質問したのでした。そして、質問したために、「そんなこと言うならおまえはエスバイエルに行け、おまえはあ」と天野隆夫から言われたのでした。そんなこと言うのではなく、天野隆夫は「なぜ、『シート防水+人工芝』はFRP防水の方法よりも優れているのか」ということを教えてくれればいいのと違うのか? なんで、教えてくれないのか? たとえ、学歴は中卒でも営業本部長になるくらいの人なのだから、(株)一条工務店がおこなっているバルコニーの防水の方法は、どのように他社の防水の方法より優れているのか、説明することくらいできるだろうに、なぜ、教えてくれないのか・・・と思ったのでしたが、「そんなこと言うならエスバイエルに行けよ、おまえはあ」と言うばかりで、絶対に教えてくれないのでした・・・・が、今から思うと、なぜ教えてくれなかったのかというと、「知らんかった」・・・てことじゃないか・・・て感じがします。だから、「エスバイエルに行けよ、おまえはあ」とかなんとか言ったのでしょう。その程度の人です、その程度の人。
(株)一条工務店は1992年の時点においては、バルコニーの防水の方法は絶対に「シート防水+人工芝」でないとだめで、それ以外の方法の防水ではだめで、それ以外の方法の防水によるバルコニーでは絶対に雨漏れを起こす! と断定していたのです・・・・が、ところが、それから3年程後に、(株)一条工務店はバルコニーの防水はFRP防水の方法に変更したのです。となると、1990年代初めの防水の方法が正しいのか、1990年代後半以降の防水の方法が正しいのか、いったいどっちなんだ? 1990年代初めに言っていたことが正しいのなら、1990年代後半以降のバルコニーの防水のやり方は「絶対に雨漏れを起こす」方法だということになりますし、逆に、1990年代後半以降の防水のやり方が正しいのなら、1990年代初めに(株)一条工務店の営業が話していたバルコニーの防水についての話は「嘘やった!」てことになります。どっちなんだ???
ちなみに、FRP防水によるバルコニーで、バーベキューなんてやっても大丈夫かどうか? 小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、「バーベキューはやめてください。火が飛ぶとよくないですから」と言っていたのです・・・が、ところが、2015年、フリーダムアーキテクツデザイン(株)https://www.freedom.co.jp/ (本社:東京都中央区。発祥は関西。社内公用語は大阪弁?)では、班長の榎本(男。当時、20代?)が施主に「バーベキューもできますよ」と言ったらしく、入居者である墨田区の某さんは、「ここで、バーベキューをしょっちゅうやるんですけど、いいですよお」なんて言って喜んでいたのでした。・・え? いいのか? ・・と思い、FRPはFRPでも特別に火が飛んでも大丈夫なようなFRP防水をやっていたのかと思って仕様書を見たところ、「防火FRP」なんて書いてあったので、「実施設計担当」で「班長」の榎本(男。当時、20代?)に、「この『防火FRP』というのは、FRPでも通常のFRPではなく、特に火が飛んでも大丈夫なようにできているFRPなのですか?」と確認したところ、「普通のFRPだよ」などと言うので、ええ? 「普通のFRPで、それで、バーベキューとかやるといいですよ」とか言ったのお? 小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも「バーベキューはまずいですよ」と言ってるものを。 それでもって、入居者は「設計士さま」が「バーベキューとかやるといいですよ」と言ったものだから、やればいいと思って、入居後、何度もそこでバーベキューやってるのお??? いいのか、それで??? ・・・と思ったものでしたが、なにしろ、「設計士(さま)」(無試験用高で入れる「建築専門学校卒」とかのにーちゃんのこと)のおっしゃることはフリーダムアーキテクツデザイン(株)では絶対らしく、アフター課の阿諏訪が言うには「お施主様の家と違います。設計士(さま)の家です」という認識で、そのあたりが「設計担当の家でもなく、営業担当の家でもない、営業も設計も、いかにして、最良の『お施主様の家』を作るかが仕事です」と思ってきた私とは同社の思想は正反対だったらしいので、どうしようもないようでした。しかし、それにしても、FRP防水のバルコニーでバーベキューをやる入居者には、「それ、やめた方がいいように私は思うんですけどねえ~え・・・」と言った方がよかったてことないだろうかいなあ・・・とか思ってみたり・・・しないでもありません。
永住産業(株)https://www.eijyu.co.jp/ では、FRP防水の方法に比べて同社のステンレス鋼板による金属防水は最初に施工する時に要する費用は3倍かかるけれども、FRP防水だと入居後に何年か後には塗装をやりなおす必要が出てくるのに対して、永住産業(株)のステンレス鋼板による金属防水はFRP防水のように入居後に塗装をやりなおす必要はないし、亜鉛メッキ鋼板による防水だとさらに優れている、と言っていて、同社のステンレス鋼板による防水、及び、亜鉛メッキ鋼板による防水のいいところとして、入居後に塗装をしなおす必要がなくメンテナンスが楽だという点と、FRP防水だとバルコニーや屋上に施工した時、そこに土を入れて草花や植木を植えることはできないが、永住産業(株)のステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水であれば、土を入れて草花を植えたり、それほど根を張らないそれほど背の高くならない木なら植えることも可能であり、そして、FRP防水であれば、そこでバーベキューとかはできないのに対して、ステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水の場合には、ステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板の部分に少々火が飛んでも大丈夫なので、バーベキューをそこでやることもできる♪ ということでした。小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、FRP防水による屋上施工は不可としていたが、永住産業(株)は同社のステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水なら木構造の建物でも屋上施工も可能と言っていた。ですから、防水の効果としては、比較的いいとされるのがFRP防水だけれども、小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、FRP防水でのバルコニーの施工はできても屋上の施工はできないとしていて、それとともに、FRP防水のバルコニーではバーベキューはやめてくださいと言っていたのでしたが、それに対して、フリーダムアーキテクツデザイン(株)では、FRP防水で屋上も施工していて、又、FRP防水によるバルコニーで、バーベキューをやることも勧めていた、バーベキューをやってもいいという前提でFRP防水によるバルコニーを作らせていたのでした。いいのか、それで? ・・・と思ったのでしたが、同社においては「設計士(さま)」(試験もない「建築専門学校」卒すぐのにーちゃん)がいいと言うものに逆らってはならないそうで、会社が言うなと言うからには従業員は言いにくいのですが、それでもやっぱり、「ええんかいやあ・・・?」て思いましたね、私は・・・。入居後1年余の墨田区の某様宅では、3階建の上に相当広い屋上をFRP防水のやり方で施工していましたが、入居後1年余りの時点においては特に支障はでてなかったようですが、1年余ではまだなんとも言えません。
フリーダムアーキテクツデザイン(株)では、床暖房を施工した場合には、床暖房を使用するのなら部分敷きのカーペット・絨毯は床暖房の部分には敷いてはだめで、床暖房を使用するのかカーペットを敷いて床暖房は採用しないかどちらかですよ・・という小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、プランニングの段階までに営業なり設計なりが話すことを話しておらず、千葉県船橋市の某様宅では、その結果、入居後、それを知らずにカーペットを床暖房を施工した部屋に部分敷きにして床暖房を使用し、その結果として、床材に隙間が大きく開いた・・・ということがありましたが、私個人の考えとしては、それはやっぱり、プランニングの段階で、床暖房を設置して使用するのならその部分にはカーペットは敷かない、カーペットをどうしても敷きたいと思うのならば床暖房は採用せずに他の方法による暖房にする・・ということはきっちりと話すべきであると思うのですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の同社の幹部社員らしいアフター課の山本大輔(男。当時、20代。「建築専門学校卒」)は「絶対にそういうことはお客さんに言ってはいけませんからねえ」と言うのだった。アフター課の人間から言わずに「設計士(さま)」から言わせたいのかと思ったらそうでもなく、誰からであれ、「そういうことは絶対に言ってはいけませんからねえ」と言い、どうも、幹部社員らしい山本大輔としては、床暖房を使用するのなら床暖房の上にはカーペットは敷かない、どうしてもカーペットを敷きたいのなら床暖房ではなく他の暖房の方法をとるべきであるということを言いたくない、床暖房を採用させた上でそこにカーペットを敷いてカーペットを上にしいた部分で床暖房を作動させることで床材に支障を出すようにしたいということだったようです。どうも、この会社の考え方にはよくわからないところがあります。
それで、いろいろな会社があるのですが、ともかく、バルコニーの防水について、1992年に(株)一条工務店に入社した時点で、私は「シート防水+人工芝」の施工と、FRP防水の方法と、どちらが優れているのかというのは、バルコニーの防水についてそれほど詳しいわけではなく、よく知らなかったのです。小堀住研(株)では「FRP防水の方法でないと、それ以外の防水の方法では雨漏れを起こすことになるので絶対にだめだ」と言われ、かつ、そう言っていたのは小堀住研(株)1社だけではなく他にもそう言っていた会社はあり、(株)一条工務店では《「バルコニーは直下階の外壁の中心線から外に455mm(1尺5寸)出して外に出た部分に排水の溝を設けてそこを雨水が流れるようにして」「シート防水で防水シートを保護するために人工芝を敷く」という方法が一番良い方法で、これ以外の防水の方法では雨漏れを起こす》と言われたので、それなら、FRP防水で施工している会社と競合になった場合に、(株)一条工務店の「シート防水」によるバルコニーの防水の施工は、なぜ・どのように・どうして、他社のFRP防水の方法より優れているのか・・ということを、見込客にきっちりと話せるようにと思って、それで、なぜ・どうして・どのように、「シート防水+人工芝」の方がFRP防水より優れているのか、教えてほしいと思って質問しても、誰もまともに答えてくれない。誰もまともに答えてくれないだけでなく、「そんなこと言うならエスバイエルに行けよお」と、なんでそんな話になるの??? という文句を営業本部長から言われた・・・て、そういう建物、なぜ、「防水シート+人工芝」の防水方法がFRP防水の方法よりいいのか、質問しても答えてもらえない、答えてもらえないだけではく「そんなこと言うならエスバイエルに行けよ、おまえはあ」と営業本部長から言われるようなそんな建物が、それが、「同業他社と比べて、すべての面にわたって完璧に優れている」と言えますか? こういうことを言うと、「そんなことを言うならエスバイエルに行けよお」と営業本部長から言われるのかもしれませんが、要するに、(株)一条工務店の営業本部長というのは、ともかく質問されると「腹立つ」ということだったようです。
(株)一条工務店の場合、「研修制度が充実していますので、売れなくて困るということは絶対にありません」と、1991年、「ビーイング」に掲載されていた求人広告に書かれていたのですが、そのわりに「研修制度」はちっとも充実しておらず、本社での「研修」は「アタマが浜松」の人間が勝手なこと言うばかり・・と言うと言いすぎかもしれないけれども、「浜松中心」「静岡県中西部・愛知県中心」であってそこから離れた地域においては通じないような話が少なくなかった。そして、「営業マニュアル」にも「舌足らず」なものがあった。たとえば、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」なんて書いてあったのですが、なんじゃ、こりぁ!!! と思ったものでした。三井ホームをほめたら、三井ホームで契約されてしまうやんけ!!! アホちゃうか・・・てところでしたが、それは、あくまでも、「アタマが浜松」の人間が考えたものだったのです。
1992年、同時期に入社して栃木県の宇都宮市だったか石橋町だったかの展示場に配属された、一緒に浜松の本社で一緒に研修を受けた某くんが教えてくれたのです。栃木県の宇都宮市南部とか石橋町の展示場には、自治医大の附属病院に勤務している勤務医が見込客として来ることがよくあって、そういう医者屋というのは「三井ホームで建てたい」と思うやつが多いらしい。なにしろ、三井ホームというのは「なりあがりものの医者屋」にとって魅力を感じる会社ですから!!! なんか、「なりあがり者」が魅力を感じるようなところが三井ホームにはあるみたいです。それで、自治医大の附属病院に勤務する「なりあがり者」の医者屋が「三井ホームで家を建てたい」と思いつつ、(株)一条工務店の展示場にも来るらしい。ところが、東京都では(株)一条工務店は、浜松・掛川では坪48万円、近藤ろーおの名古屋では坪49万5千円で売っているものを坪55万円で売らされていたので、そのため、(株)一条工務店と三井ホームは同程度の価格帯であり、その状況において、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」と(株)一条工務店の「営業マニュアル」に書かれている通りのことを、その会社で雇われて、会社からこの冊子を読んで学べと命令された本に書かれている以上は従業員であるからにはそれに従わないといけないのだろうと思って、そう話すとどうなるかというと、三井ホームで契約されることになったのでしたが・・・、ところが、浜松・掛川とか名古屋とかだと、(株)一条工務店は東京都で坪55万円のものを、浜松・掛川で坪48万円、名古屋で坪49万5千円でウルトラダンピング販売していましたので、(株)一条工務店は三井ホームよりずっと安い会社になっていたため、三井ホームでは予算の上で建てられないという人が(株)一条工務店では建てることができたのです。宇都宮市とか栃木県の石橋町とかでは坪50万円で、なんで、那須の山奥が「ホンダ・ヤマハ・スズキ、それになんちゃらエレクトロニクスがあり、新幹線の駅もあって、政令都市にも指定された、静岡県では県庁所在地の静岡市より人口が多い大都市であ~る!」ということらしい大浜松よりも坪あたりの値段が高いのかようわからんのだけれども、なんで、東京圏・関西圏に次ぐ都市圏である中京圏の中心都市のきしめん名古屋よりも宇都宮餃子の方が大都市で「物価が高い」ことになるのかもようわからんけれども、ともかく、名古屋で坪49万5千円のものが宇都宮市や石橋町では坪50万円、東京都・神奈川県では坪55万円であったことを考えると安く、東京都でも栃木県でも静岡県でも愛知県でも同じ値段の三井ホームと比べると、栃木県では大浜松と同様に、ずっと安かったのです。だから、「三井ホームで建てたい♪」て気持ちになったものの、なにしろ、成り上がり者であって、土地からして買わなきゃならないし、医者屋とはいえ病院に雇われているサラリーマンの医者屋であって、開業医としていざとなったらいくらでも薬漬けにしてドカンと儲けることができる「カネのなる木」とも言える「患者」を所有しているわけでもない者としては、「三井ホームで建てたい♪」と思ったものの、三井ホームで建てるお金がないというケースがけっこうあったらしいのです。もうひとつ、その某くんは知らなかったようですが、実際に自治医大を受けることも検討したことがある私は知っている。自治医大というのは「タダの大学」なのです。「な~にしろ、タダやからなあ」という大学、卒業後、何年だったか忘れたが、出身の都道府県が指定するへき地の病院に勤務するという条件で、学費はタダ! 全寮制で寮費もタダ!という実にありがたい大学、特に「わしぁ、貧乏やからな」という人間にとってはありがたい大学だったのです。その結果、自治医大卒の医者屋というのは貧乏人のせがれが多かったのです、貧乏人のこせがれが!!! 医学部といっても、慶應の医学部の学生とかと比べると自治医大の学生てのは貧乏人の息子が多いのです。わかるでしょ。慶應は法学部・経済学部・商学部・文学部については「国立大学よりは高いけれども私立大学の中では安い方」の大学だけれども、理工学部はそれよりも高く、医学部になるとさらに高いし6年間行かないといけないから、だから、国立大学の医学部の学生に比べると金持ちの息子・娘が多いし、ましてや、私立金権医大なんてのに行ったやつなんてのは、頭は正真正銘天地がひっくり返っても未来永劫にわたってアホだがカネだけはあり余ってる・・・てそういうのの息子・娘ばっかし・・でっしゃろ。なにしろ、カネが足らんかったら「患者」にクスリをもっと飲ませれば、カネみたいなもんいくらでもあふれ出してくるんやから・・てところ。だから、自治医大卒の医者屋、自治医大の附属病院に勤めている勤務医てのは貧乏人のせがれが多く、そういう貧乏人のこせがれで医者屋になったやつ、「まさに成り上がりもん」てのは、「いなかもん」と共通したところもあって、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」みたいのが多い。かつ、医者屋とはいえ、貧乏人のこせがれで、なおかつ、開業医でなく病院で雇われているサラリーマンの勤務医なもので、私よりは給料は高くても、いざとなったらいくらでも薬漬け・検査漬けにしてドカンと儲ける材料に使える「患者」と称するカネのなる木を所有している開業医と違ってたいしてカネはない・・・となると、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「患者」でありながら建てることができない! そういうおっさんには、住宅展示場にきよった時には、「三井ホームですかあ。いいですねえ~え!!!」と「ほめ殺し」にしてやると、そうかあ、一条工務店の人も三井ホームはいいと言ってくれたよなあ、三井ホームで建てようかあ~あ・・・とか思いよるらしいのだ、アホが。で、その際、同時に「ツーバイフォー工法で建てるのなら、三井ホームならいいですが、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」と吹き込んでおくというのだ。そうすると、なにしろ、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「病人」であって、この「病気」はそう簡単には治らない! ロボトミーでもやるか、それとも、「精神安定剤」の大量投与によってメロメロにしてしまうか、「入院療法」で死ぬまで「病院」に監禁するか・・・でも、たぶん、なおらんだろう、「この病気は一生治らない」という不治の病・・・であるが、それでも、三井ホームでは建てられない・・となると、それならどこで建てようかということになる。その時に、「ツーバイフォー工法で建てるのなら、三井ホームならいいですが、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」という一言が効いてくるというのだ。その一言、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「病人」にとっては、「三井ホームをほめろ」てやつ、三井ホームをせっせとほめてくれた「一条工務店の営業」てのは、好感度が一気にアップ!!! したため、そうでなければ、単に「ツーバイフォー工法の場合、三井ホームはいいですけれども、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」なんて言われると、「なんで?」となるところが、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「患者」にとっては、お気に入りの三井ホームをほめてくれた人の言うことなら、もう、何でもきいちゃう♪♪♪ ・・・てことで、その一言が効いてくる!!! ・・でもって、三井ホームで建てられないとなると、あの三井ホームをほめてくれた(株)一条工務店という会社のあの人に頼もうか♪・・・・なんてこと考えるアホが続出する。もう、たまらんで、ほんまあ~あ・・・てとこ(^^♪ ・・・ということで、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」てのは、自治医大付属病院に勤務する医者屋がいっぱいやって来る展示場に勤務する者のとっては、これこそ、最大の秘法というのか、そんなもんのようだ(^^)/ ・・・。 で、自治医大付属病院の成り上がり者がいっぱい来る展示場でなくても、浜松・掛川とか名古屋のように、東京都・神奈川県で坪55万円で売らされていたものを、浜松・掛川では坪48万円、名古屋では坪49万5千円でウルトラダンピング販売していた地域の営業にとっては、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ!」というやつを徹底し、「三井ホームですかあ。いい~いですねえ~え」と徹底して三井ホームをほめて、かつ、「三井ホームならいいですけれども、三井ホーム以外のツーバイフォーならやめた方がいいですよお」と吹き込むと、三井ホームでは建てられないおっさんが、三井ホームをあきらめた後、他のもうちょっと安いツーバイフォー工法の会社に向かうのではなく、大好きな三井ホームをほめてくれた一条工務店という工務店のおっさんの所に行く。なにしろ、まとまらなかった恋の恋人をけなすのではなくせっせとほめてくれた人なのですから、その恋人と結ばれなかった男にとっては、恋人をせっせとやっつけようとした者ではなく、恋人をせっせとほめてくれた一条工務店という工務店のおっさんの方が、ずっと好感度!!!・・・てことで、アホがそこで契約しよる・・・となるらしいのだ。それが、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」というヤツだったらしい。そう説明されると、そういうことがあるのかあ~あ・・・・とわかるのだが、東京都で勤務して、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」とだけ教えられると、アホちゃうか、「三井ホームをほめろ」なんて言われて、三井ホームをほめたら、そのまんま、三井ホームで契約されてしまうがな、なんじゃ、この「営業マニュアル」てのは、ちっとも営業マニュアルになっとらんだろうが!!! てことになるわけだった。そういう、なぜ、その文句がその冊子に書かれているのか、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」というのは、どういうことを言っているのか・・というのを、私は栃木県の自治医大の附属病院の勤務医がいっぱい来るらしい展示場に勤務した男から教えてもらって知ったけれども、そういう展示場ではなく、東京都では浜松・掛川で坪48万円、名古屋で坪49万5千円で売っているものを55万円で売らされていて、浜松・掛川や名古屋の営業が競合になる商品より一回りも二回りも上の価格帯の商品と競合になって営業させられているという者には、それはまったく使えない文句である、ということをきっちりと教えるべきであったはずであったが、ところが、それを言わないのみならず、むしろ、隠すようなことをするのが(株)一条工務店の経営者だったのだ。
(2019.9.10.)
★ (株)一条工務店の浜松営業はどんな連中か。
【1】 (株)一条工務店の浜松の営業とはどういう連中か【1/ 】+遠州人の特徴 「渋谷て言ったら、小岩の東の方だらあ」 「東京駅から大手町駅に行くにはタクシーに乗るのが一番だらあ」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_1.html
【2】 (株)一条工務店の浜松営業とはどういう連中か【2/ 】ダンピング浜松・名古屋。浜松は東なのか西なのか。「悪くないと思った」と言うと気に入らない人。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_2.html
【3】 「浜松でいいもの」は東京人に?プレカット工場はプレカットせず出荷した? 住友林業は機械プレカットしているのに、「『住友林業はプレカットしてないでしょ』でそれだけで売れる」と言い張る浜松流オリジナル営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_3.html
【4】 集成材vsムク材。対住友林業は楽勝か難敵か https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_4.html
★ 「一条工務店の建物は完璧にすばらしい」「一条工務店の建物には問題点はまったくない」の反証
反証1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_5.html
【C】-4 《1》 床下換気口の真上の位置に柱が載っている。
《2》 柱の下に基礎がない。
《3》 筋交いと換気扇の穴の位置がぶつかり、筋交いを切断している。
反証2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_6.html
【C】-5 《4》 筋交いが片方の向きばかり。
《5》 寸法違いの丸太梁をそのまま入れる。工務課が工務課として機能していない。
反証3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_7.html
【C】-6 《6》 断熱材の室内側防湿層を破る。
《7》 断熱材の入れ方不適切。
《8》 やっていないのにカタログに書かれている「エアーフローシステム(壁体内換気)」
反証4 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_8.html
【C】-7 《9》 ヘルメット非着用・吊荷真下作業・無資格者玉掛作業。
反証5 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_9.html
【C】-8 《10》 「施工ミス」「施工不良」「間違った施工」と浜松の営業が言い、会社が作成したアルバム帳に写真入りで記載されている小さい束石の施工を東京都でやっている。大きい束石でも端に床束が載る。床束が束石から浮いている。
反証6-1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_11.html
【C】-9 《11》-1 擁壁と基礎のとりあい について工務課(工事担当)が打合せを拒否。(株)一条工務店の東京工務課は深基礎ができないの?
反証6-2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_12.html
【C】-10 《11》-2 深基礎の見積もりを計上し、深基礎の施工のはずが、どうも、そうなっていなかった可能性が小さくない。
反証7 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_1.html
【C】-11 《12》 地盤調査・地盤補強は要ると言いたいのか要らないと言いたいのか。ある時を画して正反対を平気で言う会社。
反証8 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_2.html
《13》「一条の家は完璧にすばらしい」の反証8.嘘の多い会社。土台は自社で注入してない。見学会限定の大道芸他
反証9 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_4.html
《14》 出過ぎた口きく設計、学んだ者に学んでいない者に服従しろと言う本部長
反証10 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_bb94655b33.html
《15》 「引き抜き抵抗力」による「箱型筋交いプレート」は「せん断抵抗力」による「プレート型筋交いプレート」より、なぜ、いいのか? 質問しても答えてくれない先輩社員、質問すると営業本部長に「報告」されて「よそに行けよ」と言われる会社。
《16》 一条工務店の建物の床下には木屑がいっぱい。煙草の吸殻もあった。
反証11 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_5.html
《17》「坪いくら」で契約させ、「施工面積」にどこまで入れるかは拡大し放題。契約時、「他社で契約するために解約する場合は契約金は返金しない」という文言を知らさずに署名捺印させる会社。
反証12 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_7.html
《18》ひとの追客中見込客を横取りして放置する「一条の土台を築いてきた人たち」、それに加担する営業本部長
反証13 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_6.html
《19》浜松のインテリア館で購入を検討していいのは「静岡市から名古屋市まで」の人が限度。「遠州人」の世界観で運営される工務店とインテリア館。
反証14 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_8.html
《20》「決定権者を見抜く」ヤツと「誘導する」ヤツには住宅は頼みたくない。
反証15 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_9.html
《21》「他社に対して見当はずれな誹謗中傷をする下品な会社」
反証16 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_10.html
《22》 親戚の契約は、(株)一条工務店ではさせられない。-RC造の地中梁を解体屋が無断で撤去。設計ミスで軒のない家を施主の承諾なく建てる。解体屋は隣家の塀も壊す。従業員の親戚の家には初めての大工・職人。引継ぎ営業は「めんどうくさいですから」と施主宅に行って言い、住宅金融公庫を高い金利で借りさせ葉とする。一条インテリアでエアコンとカーテンレールを頼むと、一緒に頼んだから問題はないかというとそうではない。
反証17 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_5.html
《23》 立ち入ると鼻やのどが苦しく眼が痛くなる家
《24》 「集成材はムク材の1.5倍強い」と自分は集成材を構造材とする会社の営業ではなくムク材を構造材とする会社の営業なのに言いまくる男の会社の家
反証18 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_7.html
《25》 「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」ヤツの作る家と、「ドアを開けると閉めさせないように足をつっこむ」ヤツの作る家。
《26》 浜松の展示場は新しくてきれい、東京展示場は古くて汚くて床鳴りがする。
反証19 〔今回〕
《27》 バルコニーの防水の方法は《シート防水+人工芝》でないと絶対にだめだと教えながら、「シート防水」(「防水シート+人工芝」)とFRP防水では「なぜ」「どのように」《シート防水++人工芝》の方がいいのですか・・なんて質問してはいけない会社
☆ 佐野展示場の新人類1
[第664回]自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか-やったことないことは【4】https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_9.html
[第665回]平日の来客を粗末にする営業・他の従業員に労働契約外の業務をさせる男、「聖教新聞」の押売り!https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_10.html
[第686回]職場でアダルトビデオを見る男と、DVDプレーヤー付パソコンをアダルトビデオで試す男。職場の新人類現象https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201903article_6.html
[第417回]トヨタの車に乗らない理由―「朝来て『おはよう』と言うと同時におっぱいもみもみい」のネッツトヨタ栃木https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201606article_2.html
[第214回]職場で他の従業員からカネを騙し取るのは「営業力」だろうか?【上】新聞代、人が買った切手、飲み会代金https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201312article_2.html 【1】
[第547回]深奥山 方広寺(浜松市)と信教の自由の侵害【3】忘年会の金を払わない男、人に立替させようとする姑息男https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201707article_3.html (イ)
☆ (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間か
【1/3】浜松独善主義の会社、宅建業法違反を要求する店長次長、軽犯罪法違反を従業員にさせて自分はやらない店長他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_9.html
【2/3】「契約前は何でもできますと言って、契約後は適当に建ててしまえ」というのは営業上何かプラスになるのか?https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_10.html
【3/3】 (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間かー真面目に対応せず人を誹謗中傷https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_11.html
☆ コーヒー出すにはどういうお盆
【1/2】《商学部的発想+インテリアコーディネーター》を生かせない会社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_5.html
【2/2】東武船橋店で見たイタリア製2点とHCで見た天然木2点https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_6.html

住宅巡礼

かつのう 15ゲーム

毛沢東の「体育研究」 (1964年)

基督信徒のなぐさめ (岩波文庫)
「一条工務店の建物はすべてにおいて完璧にすばらしい」の反証
《27》 質問するとよくない会社。 「『シート防水+人工芝』の施工で、かつ、455mmオーバーハングさせないといけない」と「FRP防水に限る」はどちらが好ましいか・・なんて質問するとよくない、あくまで、「はいはい、御無理ごもっとも」と言わないといけない会社。
私はどういうタイプの人間だったかというと、
<1> 文武両道型の文治派。 これはどういう意味かというと、世の中には、強度のスポーツマンというのもおれば、反スポーツで事務型・お勉強型の人というのもいるのだけれども、私は、タイプとしては「文武両道型」である・・が、それでも、文治派か武断派かというと文治派であり「文武両道型文治派」である。 これは、学校という所における成績がどうということよりも、本人の意識と生活における傾向について述べたもので、ある知り合いのにーちゃんが「きのう、どうも、気分がよくなかったので、筋トレやろうと思ってやった」とか言うのを聞いて、なるほど、彼は本来的スポーツマンなんだな・・と思ったものだ。私の場合は、多少は体を動かさないと気色が悪い・・という人間であり、その点で「専業的文治派」とは異なり「文武両道型」の人間なのだが、「どうも、気分がよくなかったので」それで「筋トレやろう」という発想はない。「どうも、気分がよくなかった」となると、普段、毎日、少しずつ体を動かそうと思っていても、「きょうは、もういいやあ」とか思ってしまう・・という人間であるから、そのあたりが「本来的スポーツマン」とは異なり、「文武両道」型とはいえ文治派か武断派かというと「文治派」なのだ。又、高校で進学校の運動部にいた人間には、進学校出身ということは基本的には「文治派」のはずなのだが、「武断派みたいな文治派」の人というのも中にはいる。そういう「『文武両道の武断派』みたいな文治派」と私のような「文武両道の文治派」とは違いがあるように思う。片方で、高校で「文化部」と言われるクラブに入っていた人で、スポーツに対して、私のように「そんなに体育のできる方でもないが嫌いではない」というのではなく拒絶反応を示すような人というのがいて、「虚弱体質」なんて冗談みたいに言う人もいるが体質の問題ではなく物事の考え方として「専業的文治派」みたいな人、もしくは「フォアグラ型文治派」みたいな人がいるわけで、そういう人とも私は隔たりがあると感じてきた。これは、単にそれを好むか好まないかだけの問題ではなく、物事を考える際の思考にも違い・行動の違いが出てくるように思うのだ。
<2> 文理両道型。 高校の時、「文系」か「理系」かと言いたがる教諭がいたのですが、高校を卒業して何年か経って、そういう思考は間違いだと思うようになりました。普通に考えて、工学部で金属とか冶金とか化学とか扱う学科というのは「理系」だろうな・・と思うのですが、建築なんてのは、これは理工学の一分野と考えると「理系」でしょうけれども、芸術の一分野という見方で芸術学部・美術学部に建築学科がある大学もあり、「美術は文系」と仮定すると建築が美術なら「文系」かもしれないし、商業施設ですと、「建築は爆発だあ!」て調子で「建築家」と称するおっさんに身勝手・自分本位に「芸術作品」を作られて閑古鳥が鳴くようでも困るわけで、そうなると、建築学科は工学部・理工学部とか芸術学部・美術学部ではなく商学部・経営学部にあっても良さそうにも思えますし、住宅の場合、家族が本来のあり方で生活できるようにする場であると「ハウス(house)」ではなく「ホーム(home)」として考えるのであれば、理工学より文学・哲学・社会学などの方が近いようにも思えてきますから、文学部か阪大あたりには人間科学部なんてありますがそういう所にあっても良さそうな感じもします。
医学部は「理系」と思っている人が多いと思いますが、実際に相手にするのは生身の人間ですから、数学で相当ハイレベルの問題を解く能力なんて別に要らんのではないか、むしろ、森鴎外『青年』とか夏目漱石『三四郎』とか、あるいはアンドレ=ジッド『狭き門』『女の学校』『ロベール』『ジュヌビエーヌあるいは未完の告白』とか、ツルゲーネフ『はつ恋』とかそういう本を読んで考えるということの方が大事ではないのか、入学試験の科目にしても、たとえば、慶應大の医学部なんて今はどうか知らんが私が高校卒業した頃は数学1・2B・3と英語と物理1・2と化学1・2が試験科目だったが、数学3の相当難しい問題なんて解けなくてもいいから、むしろ、アンドレ=ジッド『女の学校』『ロベール』とかを読んでその意味をよく考えるという方が医者にとって必要じゃないのかとか思わないこともありません。
今はどうなってるか知らんが、1970年代後半、私が高校を卒業した頃、早稲田大学の法学部・政治経済学部・第一文学部というのは英語と国語と社会科1科目だけで受けることができた大学で、数列も行列も三角関数も恒等式もちっとも学習しなくても合格することができた学部であり、いわば「精神的なカタワの大学」という印象があった。早稲田大学の理工学部というのは逆に数学と英語と物理と化学だけで合格できる大学で、これもまた、日本史も世界史も現代国語も古文も漢文もまったく学習しなくても合格できる大学で、これもまた「精神的なカタワの大学」という印象が私などにはあった。私の場合、結局、慶應大学の商学部で卒業証書をもらったけれども、もともとが国立大学志向の高校の出身で国立大学に行くつもりでいた人間であり、その点で「英語と国語と社会科1科目」タイプ・「数学と英語と物理と化学」タイプではなく「総合頭脳型」の人間で「文理総合型」である。
<3> 「覚える型」ではなく「考える型」、「理学部型」もしくは「哲学科型」
人間には「覚える型」人間と「考える型」人間がいると思う。これはデジタルにどちらかに分かれるのではなく、アナログであり、「覚える」型の傾向が強い者もおれば、「考える型」の傾向が強い者もおり、中間の人間もいる。私は「考える型」の傾向が強い人間だったので、それで、こういうことに気づいた。「考える型」か「覚える型」かの傾向がそれほど強くない人の場合、こういうことに気づくこともなく人生を生きる人もいるのではないかと思う。「考える型」の人間は考えることなく「覚える」というのが苦手だ。数学や物理の公式は、こうこうこういう理由でこうなるというのを「考える」結果として「覚える」ので覚えることもできるし、日本史・世界史などはこのような社会の状況があり、こういう前提のもとでこういった事件が発生したその結果こうなった・・という理屈を理解することで「覚える」のであり数学や物理の公式を「覚える」のと似た学習法であるから「覚える」ことができるのだが、英語なんてのは理屈もへちまもないので「考える」型人間は苦手だ。かつ、「覚える」型人間は「英語なんて覚えるだけ」「英語なんて覚えればしまい」とか言うのだが、そういうことを言われると「考える」型人間はますますドツボにはまってしまう。「字引く書なり~」で「でぃくしょなり~」「dictionary」なんてのは常にあるわけじゃないし、それでも大学入試に英語のない大学なんてないから、だから、しょーことなしに「作った」のだ、野球のスイッチヒッターがもともとは右打者だったのが左打ちを「作った」ように、語学学習法を仮のものとして「作った」のだ。この「作った」というのは感覚的なもので、「考える型」「覚える型」の強くない中ほどタイプの人はなかなか理解できないのではないかと思うが、「考える」型人間として、それでも、語学の学習をやらないわけにいかないというところから、「スイッチヒッター」としての「左打ち」を「作った」のだ。
<4> 欧型・米型・英米型・邦型のうち、「欧型」
中村好文『住宅巡礼』(新潮社)に、アメリカ合衆国に向かう飛行機の中で、中村好文氏が隣席の青年に、人間の性格には、血液型と一緒で、もし、仕事ではなくどこかに旅行するならばどこに行くのを好むかという点から、ヨーロッパがいいという「欧型」、アメリカ合衆国に行きたいという「米型」、ともかく英語圏の国がいいという「英米型」、外国よりも日本がいいという「邦型」と分けられると半分冗談で話したところ、「あなた、絶対、欧型ですね」と言われたという話を書いていたが、もし、そういう分け方をするなら私も「欧型」かもしれない。もっとも、お金がないと、最近は昔に比べると外国に行きやすくなったとはいえ、それでも国内の方が行きやすいので、結果として「邦型」になってしまう面もあるが・・・、それでも、たとえ外国に行けても「おら、行かねえ。絶対に行かねえ」なんておっさんが(株)一条工務店にはいたから、そういう「絶対的邦型」のおっさんと違って、やっぱり、結果的に「邦型」の部分もあっても本来的には「欧型」だろう。
<5> 「月見草型」
野村克也が、自分のファンになってくれる人、自分の本の愛読者と長嶋のファンとは性質が異なると本に書いていたが、そうだろう。というよりも、このじいさんは、なにかと、「ながしまあ、ながしまあ」と言いまくって自分を売り込んだのであって、いつしか、長嶋は口きいてくれなくなったとか言うが、あそこまでボロクソに言われたら、もう、口きくの嫌になるかもしれない。
(株)一条工務店という会社の経営者は、なぜ、あそこまで従業員を「ひまわり」扱いされる人間(人間のカス)と逆の人間に分けるのかと思うのだが、反「ひまわり」にされてきた者としては、「ID野球」で「ひまわり」「長嶋みたいなやつ」をコテンパンにやっつけてこましたろか・・・て気持ちになるわなあ。だから、もともと、「月見草」だったということではなく、「月見草」にされてしまったのだ。〔⇒《YouTube-阪神ファンによるくたばれ読売(東京音頭) 》https://www.youtube.com/watch?v=HEyGB5M-9K0 〕
それで、だ。毛沢東は『体育の研究』(ベースボールマガジン社)という本を書いていて、「体の丈夫な人は頭脳が弱い。頭脳が優れている人は体が弱い」という考え方が中国には古来あったがそういう考え方は間違いで、そうではなく誰もが自ら体を鍛えるスポーツマンであるとともに自ら考える哲学者であるべきで、誰もが自ら体を鍛えるスポーツマンであるとともに自ら考える哲学者でもある社会が築かれるべきである、ということを述べていた・・と思う。なにせ、整理が悪いので、この本が書棚のどこにいったかわからんので、文章はその通りだったかどうかわからんがともかくそういうことを言っていたはずだ。私もそんな感じで思っていた。1970年代、私が入学した北野高校は昔から「文武両道」とか言っていて、そうは言っても、戦後すぐの時代に野球部がセンバツ大会で全国優勝したことがあるとかいうそういう時代とは高校野球の状況も今は変わっているのでその頃と同じというわけにもいかないのではないかとは思うが、「文」なのか「武」なのかといえば「文」に決まっているのだけれども、それでも、基本的な姿勢として「文武両道の文治派」であって、《「体の丈夫な人は頭脳が弱い。頭脳が優れている人は体が弱い」という考え方での文治派》ではない、という考え方は私は好きだった。
又、母は内村鑑三の息子、《ウィキペディア―内村祐之(うちむらゆうし)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%9D%91%E7%A5%90%E4%B9%8B によると、内村鑑三の息子で内村祐之(うちむらゆうし)という人らしいが、一高から東大に進学した人で、かつ、《学生野球界では特に一高時代に、早稲田・慶應義塾を久しぶりに撃破するなど名だたる左腕投手として名を馳せた。1918年には15年ぶりの全国制覇を果たした。》という「文武両道」の人だったということを、そういうすばらしい人だったと私が中学生の頃からは母は話していたので、だから、私もその内村鑑三の息子〔内村裕之(うちむらゆうし)〕みたいになろうとすればうちの親は喜んでくれるのではないかと思ったのだった。
北野高校の1年の時の担任の先生が、「本校の場合は、昔から、運動部に所属している生徒とそうでない生徒とで進学成績に違いはない」ということを話され、私もその考え方で野球部に入部したところ、父が「野球やるなら、浪商に行け、浪商に!」とか言い出し、何をわけのわからんことを言うとるのかと思ったが、「野球部の監督をどなりつけてや~る!」とか言い出し、そんなことされたのではたまらんと思った退部したということがあった。その際、私は担任の先生が言われた「北野高校の場合は、運動部に所属した生徒とそうでない生徒とで進学成績に違いはない」という話をしたし、又、野球部の卒業生で京大に何人・阪大に何人合格したという話もしたのだが、父は「そういうのは、みんな浪人です、浪人。うちは浪人させる金持ちとは違います」と言い、私が「違うみたいだよ。又、1年浪人して京大に通ったのなら現役でも阪大くらいに通った可能性はあるのじゃないか」といったことも言ったのだが、父は「運動部におって京大に通ったとか阪大に通ったとかいうようなやつは、みんな浪人じゃ、みんな浪人」と言ってきかなかったのだ。そして、私が高校3年の時、父はこういうことを言いだした。「浪人した人間の方が社会で役に立つ。あんた、浪人しなさい!」と。はあ? はあ~あ????・・・・なんとか、現役で大学に通りたいと思って努力している高校3年生に向かって、普通、父親がそんなこと言うかあ~あ????・・と思ったが、うちの父親はそういうおっさんやった。「普通、父親がそんなこと言うかあ~あ?」と思ったが、その前提で考えるならばうちの父親は「普通」ではなかったということだ。母親は「現役で東大に通ると思いあがった人間になって女を泣かすようになるから、こいつ、絶対に落としたる。こいつ、絶対に現役で合格させてなるものかあ~あ、こいつう~う!」と言って、家で学習していると背後からつかみかかって後ろに引っ張ってひっくり返し、箒を持ってきてボコボコ殴りつけ、私が学習している部屋のブレーカーを落として暗くして学習できないようにし、学校から家に帰るとインタホンのソケットを抜いて鳴らないようにして家の鍵をかけて入れてくれず、その上で高校に電話をして「息子が帰ってきませんね~ん!」と言うという、まさに獅子奮迅の働きというのかをして、そして、私は高校卒業の年、東大を落ちた。そして、浪人すると、父は言ったのだ。「あんたが浪人したおかげで、わしは相当の損をさせられた。東京まで行くための交通費が〇万円、ホテル代が〇万円、願書を郵送する時の封筒代が〇百円、切手代が〇円、予備校代が〇万円、将来の給料の合計金額が・・だけ損。わしはそれだけあんたのおかげで損をさせられた」と言い、そして、「高校は義務教育じゃないんやから、おまえは高校には行くべきではないのにからに、それを高校に行きよったんじゃ、おまえは。おまえは浪商の人間で浪商の人格の人間であって、浪商は高校には行くべきではないのにからに北野高校に行きよった。これはひとえにおまえが甘ったれとるから北野高校に行ったんじゃ、おまえは、この浪商、チャンコロめが浪商があ!」と言うのだった。なんだか、高校1年の時に行ったことと高校3年の時に言い出したことが正反対であるだけでなく、高校3年の時に行ったことと浪人した時に言ったことが正反対のように思ったのだが、それにしても、高校3年の時に夫婦で協力してあれだけ妨害しておきながら、それで落ちるとそういうことを言いだすのかと思ったものだが、我が家はそういう親でそういう家庭だった。あれだけ妨害されなかったなら、それなら絶対に現役で通ったかというと、東大でなくても京大でも阪大でも、ともかく、ある程度以上てごわい所を受ける以上は、「絶対に通る」などということはない、ある程度手ごわい所を受ける以上は「絶対」などというものはあるわけないのだけれども、それでも、あれだけ徹底して妨害しておいて、よく言うよなあと思ったものだった。父は言うのだった。「高校は義務教育と違います。義務教育でないからにはおまえは高校には行くべきではないんやぞ。わかっとんのんか、浪商! わかっとんのんか、チャンコロ! ロスケ、イタコ、プエルトリコ!」と。「高校とか大学とかいうものは、わしいのようなドイツ人が行く所であって、おまえみたいなチャンコロが行く所とは違うねんぞ。わかっとんのんか、チャンコロ。わかっとんのんか、浪商! 浪商は高校行くな、浪商! わかっとんのんか、浪商! おまえは北野高校に行ったと思っておるかもしれんけれどもやなあ、たとえ、北野高校に行ってもお~ま~え~はあ~あ、浪商じゃ、この浪商めが、よくも生まれてきおってからに、浪商めがこの浪商!」と言うのだった。実際にどこに行ったかとは別の問題として私は「人格が浪商」で「民族が浪商」だそうだった。父はどういう「民族」なのかというと、「ドイツ人でアメリカ人で慶應の民族」だそうだった。言われてみると、「いかにも慶應」て感じがする。それこそ、「慶應タイプの女たらしになりたいなりたいなりたいな・・・とか思いながらなれないタイプ」て感じ、いかにも慶應にいっぱいいそうなやつて感じ、そんなニオイがぷ~んぷんする。「ギャルにもてもて」とか「嘘でも百回言えば真実」とか思って言いまくっていつまで経っても嘘! てそんな感じの慶應タイプ!!! いかにも慶應にいっぱいいそうて感じ。そういうおっさんやった。
そのおっさんが言うのだった。「うちは医学部になんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな。4年で卒業できる学部にしなさい」と。「うちは司法試験なんか受けさせるような金持とは違います」「うちは文学部になんか行かすような金持とは違います」「うちは大学院になんか行かすような金持とは違います」「うちは学校の先生になんかならすような金持とは違います」「たとえ学校の先生でも、数学か英語以外の科目の先生にはなってはいかん。数学か英語でないと家庭教師のアルバイトができません。そやから、たとえ学校の先生でも数学か英語の先生でなかったらなってはいかん」「国家公務員は転勤が多いからなってはいかん」「マスコミに勤めるなら産経新聞にしなさい。朝日はアカやから勤めてはいかん。毎日もアカやから勤めてはいかん。マスコミなら産経かNHKでないといかん」「京大はアカやから行ってはいかん」・・・で、「うちは工学部なんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな」と言うのだった。「・・はいかん」というのがずいぶんと多い。たとえば、運動選手になりたいとか音楽家になりたいとか画家になりたいとかいうのに反対されるというのなら、そういうこともあるかとは思ったが、まさか、ここまで「・・はいかん」だらけになるとは小学生くらいの頃は思わなかったが、我が家はそういう家庭だった。「国立大学なら、何学部でも学費は一緒のはずや」と私は言ったのだが、ところが、そうすると母は言うのだった。「絶対に百パーセント国立大学に通るとは限らんでしょうが。落ちて私立大学に行く可能性だってゼロではない以上は工学部なんか受けてはいかんでしょうがあ。何を甘ったれてますのん、あんたはあ~あ!」と言うのだった。なおかつ、1つ年下の父方のイトコは京都工芸繊維大しか行けないくせしやがってからに工学部に進学した。よっぽど甘ったれておったということなのだろう・・と思ったら、母は言うのだった。「あの子はあんたなんかと違って、子供の頃から苦労してきたから、そやから、あんたなんかと違って工学部に行かせてもらえるんやわ」と。「子供の頃から」あのなんとか言うやつが「苦労してきた」か? たしか、私が幼稚園の年長組の時のことだが、クリスマスに幼稚園で先生が「幼稚園から皆さんにクリスマスプレゼントがあります」と言い、「15ゲーム」という、16マスに1マスだけ空きのマスがあって、残りに1~15の数字が書いた正方形が入っていて、それをひとつずつ動かして、縦並びを横並びに変えるなどするゲームをもらったのだ。ところが、姉が2人いたのだが、その1人もまた幼稚園で同じものをもらって持っていた。私が幼稚園でクリスマスに「15ゲーム」をもらったそのすぐ後の正月に叔父夫婦がイトコ2人を連れて我が家に来た。そして、帰り、母が私に、私がクリスマスに幼稚園でもらったばかりの「15ゲーム」を、「これをあの子らにあげなさい」と言ったのだ。信じられなかった。いったい、どこの世界に、子供が幼稚園でクリスマスにもらったばかりの物をよその子供に「これをあの子らにあげなさい」と言う母親があるか?!? と思ったのだが、そういう母親は我が家にあったのだ。私は信じられない思いで、「それは幼稚園でクリスマスにもらったばっかりの物やでえ」と言ったのだ。もっと小さい頃に遊んだ物で、年齢をいってそれでは遊ばなくなったような物をよそのもっと小さい子供に「もう、これではあんたは遊ばなくなくなったから、あの子にあげていいか」と言うのならわからないこともない。だが、イトコは姉の方は私より1つ年上で、弟の方は私より1つ年下の同年代であり、イトコもまた幼稚園に行っているのだから、イトコも幼稚園でクリスマスに何かもらった可能性があるはずで、私は「あの子らも、幼稚園でもらってるでしょ」と言ったのだが、母は「もらってないらしいねん。あの子らは、あんたとは違って、恵まれてない子やから、あんたみたいに何でも買ってもらってない子やねん」と言うのだった。私は幼稚園の同級生や近所の子供と比較すると、誰と比べても、あれ欲しいと言った時に買ってもらえない家庭であり、よその子の家に遊びに行くと、よその子が持っていて私が持っていないという物は多く逆は少なかった。その私よりもまだ買ってもらえないということは、叔父夫婦というのはよほど貧しい気の毒な家庭なんだと思った。その時、住んでいた大阪市東住吉区の家の近所に、Yアパートといって、本当にオンボロのアパートがあって、母などは片方で「誰とでも分け隔てなく遊びなさい」と言いながら、他方において「Yアパートの子とは遊んではいかん」とも言って、子供からすると「どっちやねん!」て感じだったのだが、そのYアパートのやつの家に遊びに行っても、私よりもいろいろと買ってもらって持っていたのであり、そのオンボロアパートのやつよりも買ってもらえない私よりもまだ貧しくて気の毒でかわいそうな家庭の子供であるイトコというのは、いわば、この世でもっともかわいそうな恵まれない家庭なんだと思ったものだった・・・が、それにもかかわらず、私は「うちは工学部になんか行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな! チャンコロっ!」で、イトコは京都工芸繊維大学しか行けない落ちこぼれのくせしやがってからに、それでも工学部に行かせてもらえるというのは、これは「ウルトラ超弩級に甘ったれとる」だけではなく、およそ許されない非行のはずだった。それで、私は言ったのだ。「なんで、・・の子は京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのできそこないのくせして工学部に行かせてもらえるんや?!?!?」と。おかしいやないか、いくらなんでも!!! すると、母は言ったのだった。「あの子らは、あんたとは違って子供の頃から苦労してきてるから、そやから工学部に行かせてもらえるんや。あんたは子供の頃から恵まれてるから、そやから、工学部みたいなもん行くことないでしょうが。甘ったれなさんな!」と。しかし、どう考えても納得いかん。「子供の頃から」幼稚園でクリスマスにもらったばかりの「15ゲーム」をイトコに取り上げられたのは私の方で、「子供の頃から」私が幼稚園でもらったばかりの「15ゲーム」を「それ、もらって帰る」と言って持ち帰ったのはイトコの方であるはずだ。どう考えても、「子供の頃から」「苦労してきた」のは私の方であってイトコの方ではないはずだ!!! なんで、あんなヤツが京都工芸繊維大しか行けないくせしやがってからに工学部に行かせてもらえるんだ!?!?! おかしいじゃないか!!! 私は小学生の頃からそこだけは首をもがれても行かされたくないと思っていた日本で一番嫌いな大学の首をもがれても行かされたくない学部だった慶應の商学部みたいなもんに行かされてしまってからに、片方で私が幼稚園でクリスマスにもらったばかりの「15ゲーム」を「それ、もらって帰る」と言って奪い取って持ち帰ったやつが、京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのクズのくせしやがってからに、工学部に行かせてもらえるとは、どう考えても理不尽だ!!! ひとつには、北野高校の2年の時の担任の旧姓S野礼子(女。当時、20代。北野高校→神戸大文学部卒)が「あなたはブンケーよ」と言って私の親に加担して、私がな~にがなんでも行かされたくないと思っていた経済学部(もしくは商学部・経営学部)に無理矢理行かせてやろうと画策したということがあったが、あの女、いったい私に何の恨みがあったのかと思うが、要するに、あの女は高校教諭として、生徒につくよりも親についた方が高校教諭としての処世術として正しい!♪! とそう考えたということであり、そんな女が北野高校の教諭になっていたのだった。そんな女が!!!
それで、だ。京都工芸繊維大の工学部土木学科だったかに進学したらしい正月に私がクリスマスに幼稚園でもらった「15ゲーム」を取り上げて持ち帰ったイトコは、京都工芸繊維大しか行けない落ちこぼれのカスのくせしやがってからに、工学部土木学科だかを卒業してけっこういい会社に勤めたようだった。私なんかよりよっぽどいい会社に勤めたようで、年収も私なんかよりよっぽど多いだろうし、女性にとっては私なんかと結婚するより正月に私から私がクリスマスに幼稚園でもらった「15ゲーム」を取り上げて持ち帰るイトコと結婚した方が「女の幸せ」をつかむことができるであろうし、「先立つものはカネ」であって「親こっこっこ」しようとしてもカネと時間がなければやりようがないわけで、私みたいな不良企業に勤めてきた者よりも工学部卒でいい会社に勤めたイトコの方がよっぽど「親こっこっこ」「親こっこっこ」「親こっこっこ」「コオッ、コオッ、コオッ、コオッ!!!」であろう。 慶應みたいなもんに行かされてしまうのなら、小学校の時も中学校の時も同級生が遊んでいる時に勉強なんかするんじゃなかった・・・が後の祭りだった。
で、小堀住研(株)とか(株)一条工務店とかに勤めると、最初、私は小堀住研(株)とかで「設計」とかやっている人間、特に、設計課長とかになっている人間というのは、国立大学かせめて関関同立かそこらくらいの大学の工学部建築学科卒か土木学科卒の人間なのだろう・・と入社するまで思っていたのだが、小堀住研(株)の千葉支店の設計課長の I さんは、図面はなかなかいい図面を描く人だったが、東海大学の工学部建築学科卒の人だったので、ええ~え、東海大学の工学部建築学科卒の人なんかが小堀住研(株)の設計課長なんてやってるのお~ん、ええ~え・・・と正直なところ、思ったものだった。
さらに、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ では、「バカでも入れる私大の建築学科」卒の人間が、「学校でてるから」とふんぞりかえっているのだったが、「東大の建築学科でてます」とでもいうのならともかく、「バカでも入れる私大の建築学科卒」というのを自慢する人間なんてあんまりないと思うがなあ~あ・・・と思ったのだが、ところが、三流企業に勤めると、いっぱいあったのだ、そういう会社には・・・。
1990年代、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ の福島県いわき市の営業所にいた春田靖(男。当時、20代)は東洋大学工学部建築学科卒だというので、こいつの親というのはもんのすごい大金持ちなのだろうなあ~あ・・・と思っていたら、中学校の校長先生だと聞いたので、中学校の校長先生て、給料高いということなのか・・・、私の親はまがりなりにも会社の「常務さん」だったはずだが、それでも、「うちは工学部みたいなもんに行かすような金持とは違います。甘ったれなさんな」ということだったはずだが、私の場合は「高校は義務教育と違います。義務教育とは違う以上はあんたは高校には行くべきと違うのであって、あんたは中学校卒業したら働かんといかんはずやのにからに、それをあんたは浪商の人間なのに北野高校に行ったというのは、そ~れ~はあ~あ、おまえが、甘ったれおるからじゃ、このチャンコロ、浪商めがこの浪商!!!」と毎日毎日言われたものだった、それを春田靖は東洋大なんてそんな学校に行くなんて、ましてや学費の高い工学部の建築学科になんて行くなんて、しかも、東大にでも行くというのならともかく、東大は東大でも東京大学の東大ではなく「東洋大学の東大」やなんてそんなもんに行くなんて、静岡県の出身という男が東京で下宿してまで東洋大なんて私立大学の工学部の建築学科に行くなんて、「中学校の校長先生」というのはどう考えても無駄に高給盗っているとしか思えない!!!
・・・だいたい、「学校の先生の息子」て、普通、東大とか京大とかに行くもんと違うんかあ? なんで、「中学校の校長先生」の息子が東洋大なんて行ってるんだあ? おかしくないかあ~あ?!?!? なんで、「中学校の校長先生」の息子が、東洋大の工学部建築学科なんて行くんだあ~あ、どう考えてもおかしくないかあ~あ?!?!? なんで、東洋大なんて学校しか行けないような人間が「大学」に行くんだあ? 東洋大て義務教育と違うはずと違うのかあ? なんで、義務教育ではないのに東洋大なんて学校に行くんだあ? 義務教育ではないからには東洋大なんて所しか行けないような人間なんて高校に行くべきではないはずと違うのかあ~あ?!?!? と、春田靖の顔を見るたびに思ったものだった・・・が、その東洋大工学部建築学科卒は、なぜか、ばかでかいオフロードカーなんてのに乗っていた。私なんかは、大学生の時には、月1万2千円のアパートに住んで、昼は慶應の生協食堂で140円のカレーライスばかり食べていたところ、父から「おまえ、140円のカレ―ライスやなんて、おまえがそんな贅沢なもんを食ってええのか。おまえは140円のカレーライスみたいな贅沢なもん食うな、チャンコロ! チャンコロはもっと安いもんにしなさい、チャンコロは!!! このチャンコロめがチャンコロっ!」と言われたものだったが、東洋大のやつはかなり高そうなばかでかいオフロードカーに乗っていた!!!
日本の学校という所でやっていることは会社という所で役に立つのか・・ということはずいぶんいろいろと言われたきたものだ。そして、「学校という所でやっていること」にしても、「大学の専門課程でやっていること」と「小学校から高校まで、および、大学の教養課程でやっていること」とがある。
それで、だ。私は結果として、慶應大学の商学部の卒業証書をもらったが、最後、新聞社が開催する説明会なんか行くと、「しょーもない大学」のやつが、女の子と手をつないできて、「同じ大卒なのに大学によって差別されるのはおかしい」とか胸張って言いよるわけで、そういうのを見ると、な~んで、あんなやつに「同じ大卒なのに」だのと言われなきゃならんのだと思い、そして、あんなのが「大卒」ならば、私だって、「大卒」の肩書くらいもらっても罰はあたらんだろう・・と思って、ともかく、意地で「大卒」になるために卒業したようなものだ。
・・そ、れ、で。 「バカでも入れる私立の美大」という文句は『モジリアンニによろしく』という漫画の作者が書いていた言い回しだ。その「バカでも入れる私立の美大」に行った学生のお話だが、ええなあ、うらやましいなあ、「バカでも入れる私立の美大」しか行けないくせして美大に行かせてもらえるやなんて、ええなあ、うらやましいなあ、ほんまにええなあ、わしぁ日陰の月見草やからなあ、ほんまにうらやましいなあ・・・と思うのだが、私なら、そんなもの、絶対に行かせてもらえなかった。「おまえは本来は生まれるべきではないのに産まれてきた人間であってやなあ、おまえが産まれたおかげで、うちの家の大事なT子さん(上の姉)が天王寺高校に行けんようにされたんや。T子さんはおまえとは違って優秀でドイツ人の民族の人間であってやなあ、チャンコロの民族のおまえとは違って、ほんまは天高(天王寺高校。最近、高速道路で「あおり運転」でつかまったおっさんの出身高校)に行って奈良女子大に行ったはずの人やのにからに、おまえが産まれたおかげでおまえに天高も奈良女子大も行けんようにされた(要するに、天王寺高校には行くだけの学力がないと中学校の先生から判断されて受けず、奈良女子大は受けたけれども、落ちたのだ)のであって、T子さんが天王寺高校に行けんかったのも奈良女子大に行けんかったのも、すべておまえが悪いのであったT子さんは悪ないねんぞ。ひとのせいにすんなよ、チャンコロ。T子さんが奈良女子大に行かれへんかったのはおまえが悪いねんぞ。T子さんのせいにすんなよ、チャンコロ。おまえみたいに、『なんやかんや言うても、落ちたからには落ちたもんが悪いんや』とか言う人間のことを心理学では『外罰的性格』と言うねんぞ。おまえが落としたのにからに、T子さんのせいにしてはならぬぞ、チャンコロっ!」と言われてきたものであって、私なんかは、たとえ、東京芸大に合格できても合格できる可能性があっても美術学部になんて絶対に行かせてもらえなかったが、それを「バカでも入れる私立の美大」なんてくそどあつかましくも行かせてもらえるやなんて、よっぽど大金持ちの息子か娘で、よっぽどウルトラ超弩級に「甘ったれとる」人間なんだろうなあ、と思ってむかつきながら「愛読」している。
何年か前、ある三田会で、私が建築関係の会社に勤めてきたことから、大変ありがたいことに、それならと、建築関係の会社の社長をしている女性を紹介してくださった方があったのだが、その女性は私に会うなりこう言ったのだ。「そんなもの、建築学科も卒業しないで、建築関係の会社に勤めたいなんて、どうかしてんじゃないのお~お。私なんかは高校の時から建築の仕事をしたいと思っていたものだから、だから、美大の建築学科に行ったんだけど。どうかしてんじゃないのお~お」と。「どうかしてんじゃないのお~お」と言われても、だ。大学卒業後、一貫して建築会社に勤めてきた以上、40過ぎて今さら他の業界に行くわけにもいかんだろうが。せっかく、三田会の方の紹介だったので、紹介してくださった方の顔をつぶすまいと思って我慢もしたのだが、私からすれば、「バカでも入れる美大の建築学科」に高校の時から行こうと思って行ったなんて、それこそ、ウルトラ超弩級にどうかしてんじゃないのお~お! 「そういうのはモラトリアム人間病という病気にかかっているから、そやからそんな所に行きたいとか頭のおかしなことを言いだすんです。慶應大学の小此木啓吾先生というエライえらいエライえらい先生がそうおっしゃってる。甘ったれとってはいかんぞ、チャンコロ! 病気は治さんといかん! モラトリアム人間病は治さんとかんぞチャンコロ! 経済学部に行くのは嫌やとか、会社という所に勤めるのは嫌やとか言うようなやつはモラトリアム人間病という病気にかかっている人間です。小此木啓吾先生がそうおっしゃってるんや、小此木啓吾先生というエライえらい先生が。んが、んが、んがぁ!」と私なら言われたところだろう。「会社という所」ではなく、大学に残って大学の教員になりたいとか、高校か中学校の先生になって「会社という所」ではなく学校という所に勤めたいとか、司法試験に通って裁判官になって「会社という所」ではなく裁判所という所に勤めたいとか、司法試験に通って弁護士になって「会社という所」ではなく法律事務所という所に勤めたいとか、そういったことを考える人間というのは、慶應大学医学部の小此木啓吾先生というエライえらいエライえら~い! という先生によると「モラトリアム人間病」という「病気」だそうなのですが、それならば、「会社という所」に勤めるのが嫌だから大学という所と「病院」という所に勤めた慶應内部進学小此木啓吾こそ、間違いなく誰よりも「モラトリアム人間病」の「病人」であり、「治療」される必要がある人間であり、薬漬け療法(「化学療法」)とか強制労働・労働搾取療法(「作業療法」)とか逮捕監禁療法(「入院療法」)とか、撲殺療法(「ロボトミー」「精神外科」)とかなんとかかんとかで「治療」される必要があることになるはずだし、義務教育というのは、あくまでも公立の小学校・公立の中学校というのが義務教育であって、小此木啓吾が行った慶應幼稚舎だの慶應中等部だのなんてのは義務教育ではないのであり、当然のことながら、「義務教育でない以上は行くべきではない」はずであり、それを慶應幼稚舎だの慶應中等部だの慶應義塾高校だのにくそどあつかましくも行った小此木啓吾というのは、これは間違いなく「モラトリアム人間病」の重症の「病人」であり、「治療」される必要がある、「治療」される義務があるのは当然であるはずだったが、当然のことながら、「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんてものに行きたいなどと高校の時から言い出すような女というのも、これもまた当然のことながら「モラトリアム人間病」という「病気」にかかっているからそんなことを考えるのであり、「治療」される必要があり、「治療」される義務がある人間のはずだった・・が、「治療」されずにいるというのは、これはなんとも摩訶不思議なことで、日本の社会のためには「治療」されないといけないはずだった。
三田会の人の知り合いだというから大金持ちのバカ娘なのだろうけれども、いくらなんでも、どうかしてんじゃないのお~お・・・と思ったものだった。私なんか、たとえ、東京芸大の美術学部建築学科でも、まず、絶対に受けさせてもらえなかった。ましてや、その女性が行ったという「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて、もとより、受けたいなんて言い出せないし、言っても、「アタマ、おかしいのとちゃうか?!?」ということになって、「クスリ飲ませた方がええで、こいつ」と言われるのがオチだったであろう。「すべてを、すべてをわしのために。親こっこっこ、親こっこっこ。すべてをすべてをわしのために。とってちってたあ~あ!」と私は父から毎日毎日鼻の頭か眼のあたりを指で突き刺すようにされて言われてきた。「すべて王、すべて王、わしのために」「すべて王、すべて王、わしのために。とってちってたあ~あ! 撃ちてしやまん、一億火の玉! とってちってたあ~あ! な~んで、そんなもん、工学部みたいなもん受けさてやらんといかんのじゃ、チャンコロにい! 甘ったれんな、チャンコロッ!」と言われ続けてきたものだ。三田会の人が紹介してくれたその女性(私と同年代)みたいに、「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて、まず、受けさせてもらえる人間というのが、私から見ると、「人種が違う」人間だった。私は父から毎日毎日、「民族の違いを忘れるな!」「階級の違いを忘れるな!」と言われ続けてきたが、たしかに、そういう「バカでも入れる私立の美大の建築学科」なんて「高校の時から行こうと考えた」なんていう人間を見ると、「民族が違う」し「階級が違う」という感じがする!!! たしかに、「民族の違い」を感じるし、「階級の違い」も感じる! たしかに、こういう女を見ると「階級の苦しみを忘れるな(不忘階級苦)」「民族の恨みを忘れるな(不忘民族恨)」という気持ちになる、そして「革命はお客を招いてごちそうをすることではない!」という言葉も思い浮かぶ。
それで、だ。(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ で第一設計部あたりにいる「バカでも入れる私大の建築学科」卒のにーちゃん・ねーちゃんを見ると、たしかに、「バカでも入れる私大の建築学科卒」だけあるなあ、「試験会場に行って氏名と受験番号さえ書けば合格できて、カネさえあれば行ける大学」に行った人間だけのことあるなあ~あ・・て感じがする。建築学科というものを「理系の学部」と考えるならば、小学校の時の「算数」も中学校・高校の時の「数学」も、小学校の時の「理科」も中学校の「理科 第一分野」も「理科 第二分野」も、高校の「物理」も「化学」も「生物」も、小学校の「図画工作」も中学校の「美術」も、中学校の「技術家庭」も、私よりずう~っと成績の悪かったやつ。そういうやつが「大学」だけ、カネあるものだから、「バカでも入れる私大の建築学科」に行って「大卒」にならせてもらったヤツ!!! やっぱり、そういうヤツというのは、そういうヤツだけあるなあという感じがする!
・・しかし。 しかし、だ。しかし、それなら、「バカでも入れる私大の建築学科」というのは何の価値もないのかというと、私は何の価値もないと思っているわけでもない。そこでやっているものには、価値のあるものもあると思う。何より、私は、愛知産業大学の通信課程の造形学部建築学科に行かせてもらって、卒業できずに途中で止まってしまったのだが、愛知産業大学の造形学部建築学科は通学過程と通信課程があって、通学過程は試験はあるらしいが、通信課程は大学の卒業証明書を出すことができれば入学試験というものはなかった。だから、バカかどうかは知らんが・・・というより、スクーリングに来ていた人たちを見ても、いったん、大学を卒業して勤めてから、それでも通信課程の大学に行こうというくらいの気概のある人たちなので、「決してレベルは低くない」と思ったのだが、それでも、入試というものはなかったわけで、私自身が入学試験というものを経ずに入らせてもらったのであり、その点で「バカでも入れる私大の建築学科」というならばそうかもしれないが、そこでやっていることは価値がないということはないと思う。
しかし、それにしても、片方で、(株)一条工務店にゴマンといた、小学校から高校まで「ちい~っとも勉強せんといてからに」、それでもって、「バカでも入れる私大の建築学科」に行かせてもらって卒業したからということで、それで、「会社ちゅう所」においては「お殿様扱いしてもらえる権利」を獲得したみたいに思っているヤカラというのは、それは「ちょっと違う」ように思ったし、今でも、「ちょっと違う」というより、「相当違う」ように思う。
前段としての話、前提としての話に相当深入りしてしまったが・・、ともかく、私は1992年に(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ に入社した時点で、一般教養的なものとしては、数学・理科といった「理系の科目」についても、美術とか日本史における文化史とかについても、「技術家庭」のような製図とか木工とかの科目についても、(株)一条工務店に入社した大部分の「建築学科卒」もしくは「卒業すると二級建築士の受験資格を得ることができることになっている学科卒」のにーちゃんねーちゃんよりもずっと上だったはずで、そういう「しょーもない大学」しか出てないくせして「学校でてますから」とかふんぞりかえって言うようなアホよりは、ずっと上だったはずである。又、前職として、一応、同業他社に少しはいたので、まったく経験のない人よりは知っているものも少しはあったかもしれない。又、マンションではなく戸建住宅に住んできた者であり、それとともに、アパート住まいの経験もある者として、「マンションにしか住んだことがない」人間とは違う所はあったであろう。そうであったとしても、それでも、「バカでも入れる私大の建築学科」でもそこでやっているものにまったく価値がないわけでもなく、「バカでも入れる私大の建築学科」でやっていることでそういう所に行った人間は学んだが、私は学んでいないというものも中にはあったかと思う。そして、前職に同業他社にいたとはいえ、それほど長くいたわけでもないので、そこで学んだものがないわけではないものの、ものすごい知識があったわけでもないのだ。
そういう人間としては、(株)一条工務店に入社して、会社から教えられるものは、必死で頑張って吸収しなければと思ったわけだ。
そのひとつとして、1992年、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ で、「バルコニー(会社によって、バルコニーと言ったりベランダと言ったりしていたが)の防水は、(株)一条工務店では、防水シートを敷く『シート防水』という方法で、かつ、バルコニーはその下の階の外壁の中心線から455mm(1尺5寸)だけ外に出すようにして、直下階から外に出た部分にバルコニーの排水の溝をとってそこを水が流れるようにすると、このやり方でないといけない。このやり方でないと必ず、雨漏れを起こして、その補修は大変なことになる」と教えられたのでしたが、ところが、小堀住研(株)では、「455mmだけ直下階から必ず外に出して」というのはなく、逆に、「バルコニーの防水の方法は、必ず、FRP防水の方法でないとだめで、それ以外の防水では雨漏れを起こすことになるので禁止」と言っていたのでした。 こういうことは、どうも、会社によってそれぞれの「説」があるようで、2010年、千葉市中央区鵜の森町の新華ハウジング(有)〔建設業〕〔2013年11月に正式に倒産〕にいた過去に広島建設(株)https://www.hirosima.co.jp/ に在籍したことがあるらしいS井さん(男。当時、40代前半)が言うには、広島建設(株)では、バルコニーの排水は「横から排水するのはだめで、下から排水をとるようにしないとだめ」と言っていた、という。
こういうことは、相当に経験がある人、その分野を相当に学んだ人であれば、自分自身の考えでどうだと言えると思いますが、小学校から高校までの学習においては「バカでも入れる私大の建築学科」なんて行ったようなにーちゃん・ねーちゃんよりはよっぽど真面目に努力した人間であっても、わからんわけですよ、2ヵ所とか3か所とかで異なることを言われると。どっちが正しいんだ? と思うわけです。思いませんか? 思うでしょ。
「FRP防水」て言われても、まず、「FRP」て何なんだ・・て思いませんか。これは、小堀住研(株)に入社1年目、同社の営業用知識マニュアルで学びました。 「ファイバー レインフォースト プラスチック(fiber reinforced plastic)」の略で、日本語ですと「ガラス繊維強化プラスティック」の略。ガラス繊維にプラスチックを注入した素材だということです・・・が、1990年代末、(株)一条工務店の栃木県佐野市の展示場におりました時、来場客のおっさんから、「FRPて何?」ときかれて、「英語のファイバー レインフォースト プラスチックの略で」と言うと、「さっぱりわからない」と言われ、「日本語ですと、ガラス繊維強化プラスチックということになりますが」と言っても、「まったくわからない」と言われ、「ガラス繊維にプラスチックを注入したような素材で大変強く」と言っても「まったくわからないと言われ、困ったなあと思って、「湾岸戦争の時にアメリカ合衆国軍が使用したスティルス戦闘機というレーダーに写らない戦闘機というのがこのFRPでできていたらしいのですが」などと言うと、「ますますさっぱりわからない」と言われ、しかたがないから、ユニットバスの所に連れて行って、「これです、これ」と言うと、「なんだ、それか」と言われ・・・・、なんか、もう、真剣に説明するのはあほくさいような気がしてきた、特に、スティルス戦闘機の話はしても受けないし、なにより、ネタ元はどこかというと『ゴルゴ13』だし、もう、言うのやめた。
1993年に、インテリアコーディネーターの試験を1回目に受けた時、1次試験(学科)では100点満点で75点くらいが合格点だったように思ったのですが、私はほとんど勉強しないで受けたのに65点くらい取れた。なんだ、インテリアコーディネーターというのは、ほとんど勉強しないで受けても「あと10点」というくらい取れるのか・・と思ったのだけれども、翌年の1994年には、ある程度以上学習して受けたのに、「ほとんど勉強しないで受けた」前年とほとんど変わらない点数しか取れなかった。これではいかん・・・と思って、「野球はアタマでやるもんや」・・・ではなく、「受験はアタマでやるもんや」てところで、学習方法を考えて、さらに翌年の1995年に1次(学科)試験に合格したのですが、1回目の受験の時に、「ほとんど勉強しないで受けた」のに「あと10点くらいで合格というくらいの点数」をなぜ取れたかというと、住宅建築業の会社に勤めていたから、だから、仕事の上で学んだもので試験に出る内容のものもあったからでした。そのひとつとして、「( )はガラス繊維強化プラスチックの略で・・・。 ( )内に適切な用語を下記の中から選べ」みたいな問題があって、下記の選択肢のひとつに、FRP があり、他に2つか3つ、別にアルファベット3文字の略語のものが出ていました。そういう問題は、インテリアコーディネーター試験向けの学習をしなくても住宅建築業の仕事についている者はわかったのです。
その、なんというのか、どういうものか説明しろと言われると、『ゴルゴ13』の話まで引っ張り出しても「さっぱりわからない」と言われてしまうFRPてやつですが、これはユニットバスにも使われますが、バルコニーの防水にも使われるのです。小堀住研(株)では(株)一条工務店のように、絶対に直下階より1尺5寸(455mm)出さないといけないとは言わなかったが、これはひとつには小堀住研(株)は「技術の小堀、設計の小堀、デザインの小堀」と言って、その「デザインの小堀」という部分をけっこう重視したというところに原因があったかもしれません。他方、(株)一条工務店は「わんぱくでもいい、たくましく育ってくれたら」みたいな感じで「ブスでもええ、耐久性さえあれば」てところがありましたから、デザインよりも耐久性、美人薄命よりも「スーパー高耐久性ブス」みたいなところがあったからということがあるかもしれません。問題は、(株)一条工務店は「シート防水で」で、小堀住研(株)は「FRP防水でないとだめ」という点に違いがあったのです。2社で異なることを言われると、その分野について相当詳しいわけでもない者は、どっちが正しいのかわからず、困ってしまうのでした。 読んでくださっているあなた、もし、1992年の私のような立場になったなら、あなたも困ると思います。自分が勤めた会社2社から異なることを教えられると、さて、どっちが正しいのだろうか、「シート防水」と「FRP防水」はどっちがいいのだろうか、どちらでもいいのだろうか・・・て考えますでしょ。
最初、私は「FRP防水」のFRPとユニットバスのFRPが一緒と言われてもよくわからなかったのだ。なぜなら、感じが全然違うから。ユニットバスのFRPというのはツルツルしているのに対して、バルコニーのFRP防水のFRPはツルツルなんてしていない。バルコニーのFRPというのは、合板を貼り付けた上にFRPを塗るのか吹き付けるのかして防水をはかるというものらしい。
(株)一条工務店がこのやり方でないと絶対にだめだと言っていた「シート防水」というのはどういうやり方かというと、バルコニーの床の合板の上に、ゴムみたいなシートを何枚か敷いていき、その上を塗装してそれを保護するために人工芝を敷くというものだった。その「ゴムみたいなの」が防水シートで、「防水シート」を敷く方法なので「シート防水」と言ったらしい。
小堀住研(株)ではFRP防水でないとだめだと言い、(株)一条工務店では「構造については一条工務店ほどきっちりとやっている所はない」と言い、バルコニーの防水についても「一条工務店のやり方でないと絶対にだめだ」と言っていたわけで、そうなると、FRP防水でないと他の防水のやり方ではバルコニーの防水はだめだと言う会社とシート防水のやり方でないと絶対にだめだという会社とがあって、いったいどっちなんだ? と防水の専門家でもない者は困ってしまうのです。
小堀住研(株)では、新卒社員研修の時に、「カタログや知識マニュアルなどを読んで、意味がよくわからないということがあった場合には、自分自身で調べるか、営業課長か先輩社員に尋ねるか、その担当の部署の人間に訊くかして、お客様から質問を受けるより前に理解して、お客様から質問された時には答えられるようにしておく」と教えられたものでした。もっとも、1980年代終わり、千葉県の船橋営業所に配属された明治学院大卒のM田(男。当時、20代)が、配属された船橋営業課の課長のF澤にカタログだったか知識マニュアルだったかに載っていたものについて、「これはどういう意味ですか」と質問したところ・・・、「おまえ~え、そんな難しいこと、きくなあ~あ!」と言われた・・・と言っていたのだが、たぶん、知らなかったのだろう。それで、中には会社によって異なるものというのもあるでしょうけれども、この「カタログや知識マニュアルなどを読んで、意味がよくわからないということがあった場合には、自分自身で調べるか、営業課長か先輩社員に尋ねるか、その担当の部署の人間に訊くかして、お客様から質問を受けるより前に理解して、お客様から質問された時には答えられるようにしておく」というのは、これは、小堀住研(株)においても(株)一条工務店においても変わらないものであろうと私は思ったのでした。それで、私は(株)一条工務店の同社に自分より前から在籍している従業員に「エスバイエル(株)〔←小堀住研(株)〕では、バルコニーの防水はFRP防水でないと絶対にだめだと言っていたのですが、(株)一条工務店は455mm直下階より外に出して外に出た部分に排水の溝を設けた上で、シート防水にして防水シートを保護するために人工芝をしくという方法でないとだめだと言っているのですが、実際には、FRP防水と『シート防水+人工芝』とではバルコニーの防水としてどちらがいいのでしょうか」と質問したのでした。質問すると答えてもらえるものだろうと思って質問したのでしたが、ところが、(株)一条工務店では誰もまともに答えてくれないのでした。そして、営業本部長兼東京営業所長の天野隆夫が東京展示場に来店した時にも、そのように質問したのでしたが、そうするとどう言われたかというと、「おまえ、そんなこと言うのならエスバイエルに行けよ、エスバイエルに。辞めた会社に応募するのはしにくいのなら、エスバイエルの提携会社でエスバイエルの建物を建ててる所があるだろう。そういう会社に行け!」とそう言われたのです。なんで、そんな話になるのですか??? なんで、そんなことを言われなければならないのですか? (株)一条工務店の営業本部長というのは、なぜ、自社の従業員に対してそのような口をきくことが許されるのですか???
(株)一条工務店は、従業員に対して、「一条工務店ほど構造についてきっちりとしている会社はない」と教えていたのです。そして、バルコニーの防水については「『シート防水をした上で防水シートを保護するために人工芝をその上に敷く』という方法が一番良い方法であってこの方法でないとだめです」と教えていて、それを聞いて見込客にもそのように営業は話していたのです。しかし、小堀住研(株)⇒エスバイエル(株)ではそうではなく、「バルコニーの防水はFRP防水でないとだめで、それ以外の防水では雨漏れを起こす」と言っていたのであり、小堀住研(株)だけではなく他にも同様に言っていた住宅建築業の会社は何社かあったのです。ですから、そういう会社は「バルコニーの防水はFRP防水でないとだめです」と見込客に言うはずですから、それに対して、「シート防水+人工芝」でないとだめですと言っている(株)一条工務店は、なぜ、「シート防水+人工芝」でないとだめなのか、どのようにFRP防水よりも「シート防水+人工芝」の方が優れているのかということを言えないといけません。そうでないと、FRP防水の方法をとっている会社と競合になった場合に(株)一条工務店はその部分において説得力に劣ることになります。ですから、その「なぜ」「どうして」「どのように」というのを教えてほしかったのです。小堀住研(株)の新卒社員研修では、「お客さんに小堀住研の家はいいと言う場合には、『なぜ』いいのか、『どこが』『どのように』いいのか、ということを言うようにしてください。それを言わないで、ともかく、『いいです』『いいです』と言いまくっても、効果はあまりありません」と言われたもので、これもまた、小堀住研(株)ではあてはまるが、他の会社ではあてはまらないというものではなく、他の会社でも、(株)一条工務店においてもあてはまるものであろうと私は思ったのでした。実際、2000年頃、栃木県佐野市の展示場に勤務した時、岩舟町に住んでいた方だったように思うのですが、「今まで何人もの営業が来ましたが、どいつもこいつもみんな、『うちはいいですよお、いいですよお』と言うばっかりで、そんなヤツの話なんて聞いてもわかるのは、自分の所はいいんだ、自分の所で契約してほしいんだということがわかるだけで、そういう人の話を聞いても得るものはあまりない。それに対して、〇〇さんはそういう話し方じゃない。〇〇さんは、こちらのやり方だとこういう長所があるがこういう短所もある、こちらの方法だとこういう長所があるけれどもこういう問題点もある。そういったことを考えた上で自分の所はこちらの方法をとっている・・とそういう話し方をする。だから、聞いている方としては、なるほど、そういうことかとわかるし、頼むかどうかにかかわらず、〇〇さんの話を聞くとためになるし、その次の段階として、同じ、家を建てるのなら、こういう人と一緒に建てた方がいい家ができるに決まっている、と思うようになる」とそう言ってもらったことがありました。そして、「一条さんはどこがいいかというと、建物がどうかよりも、何と言っても営業がいい」と言ってもらったのでした・・・が、あいにく、その方は予算の上で(株)一条工務店で建てるのは厳しく、他社で建築することを検討されることになってしまいました・・・が、それでも、その方もまた、「『いいですよお、うちはいいですよお』とワアワア言うだけのやつ」と「こちらの方法だと・・という長所があるが・・という短所もある。こちらの方法だとこういう特徴がある。そういったことを考えて、こちらの方法をとっているのです」という話し方をする人間の方が、「話を聞こうという気持ち、話を聞きたいという気持ちになる」し、「同じ、家を建てるのなら、こういう人と一緒に建てた方がいい家ができるに決まっていると思うようになる」と言われたのでした。ですから、自分の所がやっている方法をいいと言いたいという場合も、「なぜ」「どうして」「どのように」ということを言うべきであり、言った方が効果があるはずであり、それを言わずに「一条工務店の建物は『よそお~』よりもいいんだ」とわめきまくっても、あまり効果はない・・と考えるべきだったはずです。ところが、そう思って、なぜ・どうして・どのように、「シート防水+人工芝」の方がFRP防水よりもいいのか、教えてほしいと思って質問しても、誰も答えてくれないばかりか、営業本部長の天野隆夫から「そんなこと言うならエスバイエルに行け、おまえはあ!」と怒鳴りつけられたのでした。
私は、この入社1年目の1992年の時点では知らなかったのです、(株)一条工務店という会社は「質問するとよくない会社」だということを。質問すれば答えてもらえるものだとばっかり思っていたし、不明確なことをそのままにしておく従業員よりも、きっちりと質問して確認しておこうとする従業員の方が、会社の上役からも高く評価されるはずだ・・・と(株)一条工務店における実状と正反対のことを思っていたのでした。
なんで、「そんなこと言うならエスバイエルに行け、おまえはあ」などと営業本部長から言われなければならないのか?!? そもそも、(株)一条工務店の営業本部長というのは、自分の会社の従業員に対して、なぜ・どうして、そのような口をきくことが許されるのか? いったい、どういう理屈でそのような暴言を許されると思っているのか?!?
そういう「質問すると、『エスバイエルに行けえ!』とか営業本部長から言われる会社」って、「すべてにわたって完璧にすばらしい」なんて言えますか? 質問されると何か具合の悪い所でもあるということなのでしょうか? そうでなかったら、なんで、質問するとそのようなことを言われるのでしょうか???
その3年ほど後、(株)一条工務店は、それまでの「シート防水+人工芝」というバルコニーの防水方法を改め、FRP防水の方法に変えました。・・・ということは、FRP防水の方が防水の方法として優れていたということなのか??? それなのに、(株)一条工務店は「一条のやり方が、どこの他社と比べても絶対的にいい方法であって、一条のやり方でないと絶対にだめ」などと言うから、だから、私は、そう言うからには、「シート防水(防水シート)+人工芝」の防水のやり方の方がFRP防水の防水のやり方よりも優れているという論拠があるのだろうと思って、自分なりに建築構造の本を読んだりしたものの、なかなか、ぴったりのことが書かれたものを見つけることができなかったので、それで質問したのでした。そして、質問したために、「そんなこと言うならおまえはエスバイエルに行け、おまえはあ」と天野隆夫から言われたのでした。そんなこと言うのではなく、天野隆夫は「なぜ、『シート防水+人工芝』はFRP防水の方法よりも優れているのか」ということを教えてくれればいいのと違うのか? なんで、教えてくれないのか? たとえ、学歴は中卒でも営業本部長になるくらいの人なのだから、(株)一条工務店がおこなっているバルコニーの防水の方法は、どのように他社の防水の方法より優れているのか、説明することくらいできるだろうに、なぜ、教えてくれないのか・・・と思ったのでしたが、「そんなこと言うならエスバイエルに行けよ、おまえはあ」と言うばかりで、絶対に教えてくれないのでした・・・・が、今から思うと、なぜ教えてくれなかったのかというと、「知らんかった」・・・てことじゃないか・・・て感じがします。だから、「エスバイエルに行けよ、おまえはあ」とかなんとか言ったのでしょう。その程度の人です、その程度の人。
(株)一条工務店は1992年の時点においては、バルコニーの防水の方法は絶対に「シート防水+人工芝」でないとだめで、それ以外の方法の防水ではだめで、それ以外の方法の防水によるバルコニーでは絶対に雨漏れを起こす! と断定していたのです・・・・が、ところが、それから3年程後に、(株)一条工務店はバルコニーの防水はFRP防水の方法に変更したのです。となると、1990年代初めの防水の方法が正しいのか、1990年代後半以降の防水の方法が正しいのか、いったいどっちなんだ? 1990年代初めに言っていたことが正しいのなら、1990年代後半以降のバルコニーの防水のやり方は「絶対に雨漏れを起こす」方法だということになりますし、逆に、1990年代後半以降の防水のやり方が正しいのなら、1990年代初めに(株)一条工務店の営業が話していたバルコニーの防水についての話は「嘘やった!」てことになります。どっちなんだ???
ちなみに、FRP防水によるバルコニーで、バーベキューなんてやっても大丈夫かどうか? 小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、「バーベキューはやめてください。火が飛ぶとよくないですから」と言っていたのです・・・が、ところが、2015年、フリーダムアーキテクツデザイン(株)https://www.freedom.co.jp/ (本社:東京都中央区。発祥は関西。社内公用語は大阪弁?)では、班長の榎本(男。当時、20代?)が施主に「バーベキューもできますよ」と言ったらしく、入居者である墨田区の某さんは、「ここで、バーベキューをしょっちゅうやるんですけど、いいですよお」なんて言って喜んでいたのでした。・・え? いいのか? ・・と思い、FRPはFRPでも特別に火が飛んでも大丈夫なようなFRP防水をやっていたのかと思って仕様書を見たところ、「防火FRP」なんて書いてあったので、「実施設計担当」で「班長」の榎本(男。当時、20代?)に、「この『防火FRP』というのは、FRPでも通常のFRPではなく、特に火が飛んでも大丈夫なようにできているFRPなのですか?」と確認したところ、「普通のFRPだよ」などと言うので、ええ? 「普通のFRPで、それで、バーベキューとかやるといいですよ」とか言ったのお? 小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも「バーベキューはまずいですよ」と言ってるものを。 それでもって、入居者は「設計士さま」が「バーベキューとかやるといいですよ」と言ったものだから、やればいいと思って、入居後、何度もそこでバーベキューやってるのお??? いいのか、それで??? ・・・と思ったものでしたが、なにしろ、「設計士(さま)」(無試験用高で入れる「建築専門学校卒」とかのにーちゃんのこと)のおっしゃることはフリーダムアーキテクツデザイン(株)では絶対らしく、アフター課の阿諏訪が言うには「お施主様の家と違います。設計士(さま)の家です」という認識で、そのあたりが「設計担当の家でもなく、営業担当の家でもない、営業も設計も、いかにして、最良の『お施主様の家』を作るかが仕事です」と思ってきた私とは同社の思想は正反対だったらしいので、どうしようもないようでした。しかし、それにしても、FRP防水のバルコニーでバーベキューをやる入居者には、「それ、やめた方がいいように私は思うんですけどねえ~え・・・」と言った方がよかったてことないだろうかいなあ・・・とか思ってみたり・・・しないでもありません。
永住産業(株)https://www.eijyu.co.jp/ では、FRP防水の方法に比べて同社のステンレス鋼板による金属防水は最初に施工する時に要する費用は3倍かかるけれども、FRP防水だと入居後に何年か後には塗装をやりなおす必要が出てくるのに対して、永住産業(株)のステンレス鋼板による金属防水はFRP防水のように入居後に塗装をやりなおす必要はないし、亜鉛メッキ鋼板による防水だとさらに優れている、と言っていて、同社のステンレス鋼板による防水、及び、亜鉛メッキ鋼板による防水のいいところとして、入居後に塗装をしなおす必要がなくメンテナンスが楽だという点と、FRP防水だとバルコニーや屋上に施工した時、そこに土を入れて草花や植木を植えることはできないが、永住産業(株)のステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水であれば、土を入れて草花を植えたり、それほど根を張らないそれほど背の高くならない木なら植えることも可能であり、そして、FRP防水であれば、そこでバーベキューとかはできないのに対して、ステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水の場合には、ステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板の部分に少々火が飛んでも大丈夫なので、バーベキューをそこでやることもできる♪ ということでした。小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、FRP防水による屋上施工は不可としていたが、永住産業(株)は同社のステンレス鋼板や亜鉛メッキ鋼板による防水なら木構造の建物でも屋上施工も可能と言っていた。ですから、防水の効果としては、比較的いいとされるのがFRP防水だけれども、小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、FRP防水でのバルコニーの施工はできても屋上の施工はできないとしていて、それとともに、FRP防水のバルコニーではバーベキューはやめてくださいと言っていたのでしたが、それに対して、フリーダムアーキテクツデザイン(株)では、FRP防水で屋上も施工していて、又、FRP防水によるバルコニーで、バーベキューをやることも勧めていた、バーベキューをやってもいいという前提でFRP防水によるバルコニーを作らせていたのでした。いいのか、それで? ・・・と思ったのでしたが、同社においては「設計士(さま)」(試験もない「建築専門学校」卒すぐのにーちゃん)がいいと言うものに逆らってはならないそうで、会社が言うなと言うからには従業員は言いにくいのですが、それでもやっぱり、「ええんかいやあ・・・?」て思いましたね、私は・・・。入居後1年余の墨田区の某様宅では、3階建の上に相当広い屋上をFRP防水のやり方で施工していましたが、入居後1年余りの時点においては特に支障はでてなかったようですが、1年余ではまだなんとも言えません。
フリーダムアーキテクツデザイン(株)では、床暖房を施工した場合には、床暖房を使用するのなら部分敷きのカーペット・絨毯は床暖房の部分には敷いてはだめで、床暖房を使用するのかカーペットを敷いて床暖房は採用しないかどちらかですよ・・という小堀住研(株)でも(株)一条工務店でも、プランニングの段階までに営業なり設計なりが話すことを話しておらず、千葉県船橋市の某様宅では、その結果、入居後、それを知らずにカーペットを床暖房を施工した部屋に部分敷きにして床暖房を使用し、その結果として、床材に隙間が大きく開いた・・・ということがありましたが、私個人の考えとしては、それはやっぱり、プランニングの段階で、床暖房を設置して使用するのならその部分にはカーペットは敷かない、カーペットをどうしても敷きたいと思うのならば床暖房は採用せずに他の方法による暖房にする・・ということはきっちりと話すべきであると思うのですが、フリーダムアーキテクツデザイン(株)の同社の幹部社員らしいアフター課の山本大輔(男。当時、20代。「建築専門学校卒」)は「絶対にそういうことはお客さんに言ってはいけませんからねえ」と言うのだった。アフター課の人間から言わずに「設計士(さま)」から言わせたいのかと思ったらそうでもなく、誰からであれ、「そういうことは絶対に言ってはいけませんからねえ」と言い、どうも、幹部社員らしい山本大輔としては、床暖房を使用するのなら床暖房の上にはカーペットは敷かない、どうしてもカーペットを敷きたいのなら床暖房ではなく他の暖房の方法をとるべきであるということを言いたくない、床暖房を採用させた上でそこにカーペットを敷いてカーペットを上にしいた部分で床暖房を作動させることで床材に支障を出すようにしたいということだったようです。どうも、この会社の考え方にはよくわからないところがあります。
それで、いろいろな会社があるのですが、ともかく、バルコニーの防水について、1992年に(株)一条工務店に入社した時点で、私は「シート防水+人工芝」の施工と、FRP防水の方法と、どちらが優れているのかというのは、バルコニーの防水についてそれほど詳しいわけではなく、よく知らなかったのです。小堀住研(株)では「FRP防水の方法でないと、それ以外の防水の方法では雨漏れを起こすことになるので絶対にだめだ」と言われ、かつ、そう言っていたのは小堀住研(株)1社だけではなく他にもそう言っていた会社はあり、(株)一条工務店では《「バルコニーは直下階の外壁の中心線から外に455mm(1尺5寸)出して外に出た部分に排水の溝を設けてそこを雨水が流れるようにして」「シート防水で防水シートを保護するために人工芝を敷く」という方法が一番良い方法で、これ以外の防水の方法では雨漏れを起こす》と言われたので、それなら、FRP防水で施工している会社と競合になった場合に、(株)一条工務店の「シート防水」によるバルコニーの防水の施工は、なぜ・どのように・どうして、他社のFRP防水の方法より優れているのか・・ということを、見込客にきっちりと話せるようにと思って、それで、なぜ・どうして・どのように、「シート防水+人工芝」の方がFRP防水より優れているのか、教えてほしいと思って質問しても、誰もまともに答えてくれない。誰もまともに答えてくれないだけでなく、「そんなこと言うならエスバイエルに行けよお」と、なんでそんな話になるの??? という文句を営業本部長から言われた・・・て、そういう建物、なぜ、「防水シート+人工芝」の防水方法がFRP防水の方法よりいいのか、質問しても答えてもらえない、答えてもらえないだけではく「そんなこと言うならエスバイエルに行けよ、おまえはあ」と営業本部長から言われるようなそんな建物が、それが、「同業他社と比べて、すべての面にわたって完璧に優れている」と言えますか? こういうことを言うと、「そんなことを言うならエスバイエルに行けよお」と営業本部長から言われるのかもしれませんが、要するに、(株)一条工務店の営業本部長というのは、ともかく質問されると「腹立つ」ということだったようです。
(株)一条工務店の場合、「研修制度が充実していますので、売れなくて困るということは絶対にありません」と、1991年、「ビーイング」に掲載されていた求人広告に書かれていたのですが、そのわりに「研修制度」はちっとも充実しておらず、本社での「研修」は「アタマが浜松」の人間が勝手なこと言うばかり・・と言うと言いすぎかもしれないけれども、「浜松中心」「静岡県中西部・愛知県中心」であってそこから離れた地域においては通じないような話が少なくなかった。そして、「営業マニュアル」にも「舌足らず」なものがあった。たとえば、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」なんて書いてあったのですが、なんじゃ、こりぁ!!! と思ったものでした。三井ホームをほめたら、三井ホームで契約されてしまうやんけ!!! アホちゃうか・・・てところでしたが、それは、あくまでも、「アタマが浜松」の人間が考えたものだったのです。
1992年、同時期に入社して栃木県の宇都宮市だったか石橋町だったかの展示場に配属された、一緒に浜松の本社で一緒に研修を受けた某くんが教えてくれたのです。栃木県の宇都宮市南部とか石橋町の展示場には、自治医大の附属病院に勤務している勤務医が見込客として来ることがよくあって、そういう医者屋というのは「三井ホームで建てたい」と思うやつが多いらしい。なにしろ、三井ホームというのは「なりあがりものの医者屋」にとって魅力を感じる会社ですから!!! なんか、「なりあがり者」が魅力を感じるようなところが三井ホームにはあるみたいです。それで、自治医大の附属病院に勤務する「なりあがり者」の医者屋が「三井ホームで家を建てたい」と思いつつ、(株)一条工務店の展示場にも来るらしい。ところが、東京都では(株)一条工務店は、浜松・掛川では坪48万円、近藤ろーおの名古屋では坪49万5千円で売っているものを坪55万円で売らされていたので、そのため、(株)一条工務店と三井ホームは同程度の価格帯であり、その状況において、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」と(株)一条工務店の「営業マニュアル」に書かれている通りのことを、その会社で雇われて、会社からこの冊子を読んで学べと命令された本に書かれている以上は従業員であるからにはそれに従わないといけないのだろうと思って、そう話すとどうなるかというと、三井ホームで契約されることになったのでしたが・・・、ところが、浜松・掛川とか名古屋とかだと、(株)一条工務店は東京都で坪55万円のものを、浜松・掛川で坪48万円、名古屋で坪49万5千円でウルトラダンピング販売していましたので、(株)一条工務店は三井ホームよりずっと安い会社になっていたため、三井ホームでは予算の上で建てられないという人が(株)一条工務店では建てることができたのです。宇都宮市とか栃木県の石橋町とかでは坪50万円で、なんで、那須の山奥が「ホンダ・ヤマハ・スズキ、それになんちゃらエレクトロニクスがあり、新幹線の駅もあって、政令都市にも指定された、静岡県では県庁所在地の静岡市より人口が多い大都市であ~る!」ということらしい大浜松よりも坪あたりの値段が高いのかようわからんのだけれども、なんで、東京圏・関西圏に次ぐ都市圏である中京圏の中心都市のきしめん名古屋よりも宇都宮餃子の方が大都市で「物価が高い」ことになるのかもようわからんけれども、ともかく、名古屋で坪49万5千円のものが宇都宮市や石橋町では坪50万円、東京都・神奈川県では坪55万円であったことを考えると安く、東京都でも栃木県でも静岡県でも愛知県でも同じ値段の三井ホームと比べると、栃木県では大浜松と同様に、ずっと安かったのです。だから、「三井ホームで建てたい♪」て気持ちになったものの、なにしろ、成り上がり者であって、土地からして買わなきゃならないし、医者屋とはいえ病院に雇われているサラリーマンの医者屋であって、開業医としていざとなったらいくらでも薬漬けにしてドカンと儲けることができる「カネのなる木」とも言える「患者」を所有しているわけでもない者としては、「三井ホームで建てたい♪」と思ったものの、三井ホームで建てるお金がないというケースがけっこうあったらしいのです。もうひとつ、その某くんは知らなかったようですが、実際に自治医大を受けることも検討したことがある私は知っている。自治医大というのは「タダの大学」なのです。「な~にしろ、タダやからなあ」という大学、卒業後、何年だったか忘れたが、出身の都道府県が指定するへき地の病院に勤務するという条件で、学費はタダ! 全寮制で寮費もタダ!という実にありがたい大学、特に「わしぁ、貧乏やからな」という人間にとってはありがたい大学だったのです。その結果、自治医大卒の医者屋というのは貧乏人のせがれが多かったのです、貧乏人のこせがれが!!! 医学部といっても、慶應の医学部の学生とかと比べると自治医大の学生てのは貧乏人の息子が多いのです。わかるでしょ。慶應は法学部・経済学部・商学部・文学部については「国立大学よりは高いけれども私立大学の中では安い方」の大学だけれども、理工学部はそれよりも高く、医学部になるとさらに高いし6年間行かないといけないから、だから、国立大学の医学部の学生に比べると金持ちの息子・娘が多いし、ましてや、私立金権医大なんてのに行ったやつなんてのは、頭は正真正銘天地がひっくり返っても未来永劫にわたってアホだがカネだけはあり余ってる・・・てそういうのの息子・娘ばっかし・・でっしゃろ。なにしろ、カネが足らんかったら「患者」にクスリをもっと飲ませれば、カネみたいなもんいくらでもあふれ出してくるんやから・・てところ。だから、自治医大卒の医者屋、自治医大の附属病院に勤めている勤務医てのは貧乏人のせがれが多く、そういう貧乏人のこせがれで医者屋になったやつ、「まさに成り上がりもん」てのは、「いなかもん」と共通したところもあって、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」みたいのが多い。かつ、医者屋とはいえ、貧乏人のこせがれで、なおかつ、開業医でなく病院で雇われているサラリーマンの勤務医なもので、私よりは給料は高くても、いざとなったらいくらでも薬漬け・検査漬けにしてドカンと儲ける材料に使える「患者」と称するカネのなる木を所有している開業医と違ってたいしてカネはない・・・となると、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「患者」でありながら建てることができない! そういうおっさんには、住宅展示場にきよった時には、「三井ホームですかあ。いいですねえ~え!!!」と「ほめ殺し」にしてやると、そうかあ、一条工務店の人も三井ホームはいいと言ってくれたよなあ、三井ホームで建てようかあ~あ・・・とか思いよるらしいのだ、アホが。で、その際、同時に「ツーバイフォー工法で建てるのなら、三井ホームならいいですが、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」と吹き込んでおくというのだ。そうすると、なにしろ、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「病人」であって、この「病気」はそう簡単には治らない! ロボトミーでもやるか、それとも、「精神安定剤」の大量投与によってメロメロにしてしまうか、「入院療法」で死ぬまで「病院」に監禁するか・・・でも、たぶん、なおらんだろう、「この病気は一生治らない」という不治の病・・・であるが、それでも、三井ホームでは建てられない・・となると、それならどこで建てようかということになる。その時に、「ツーバイフォー工法で建てるのなら、三井ホームならいいですが、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」という一言が効いてくるというのだ。その一言、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「病人」にとっては、「三井ホームをほめろ」てやつ、三井ホームをせっせとほめてくれた「一条工務店の営業」てのは、好感度が一気にアップ!!! したため、そうでなければ、単に「ツーバイフォー工法の場合、三井ホームはいいですけれども、それ以外の会社はやめた方がいいですよ」なんて言われると、「なんで?」となるところが、「三井ホームで建てたい建てたい症候群」の「患者」にとっては、お気に入りの三井ホームをほめてくれた人の言うことなら、もう、何でもきいちゃう♪♪♪ ・・・てことで、その一言が効いてくる!!! ・・でもって、三井ホームで建てられないとなると、あの三井ホームをほめてくれた(株)一条工務店という会社のあの人に頼もうか♪・・・・なんてこと考えるアホが続出する。もう、たまらんで、ほんまあ~あ・・・てとこ(^^♪ ・・・ということで、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」てのは、自治医大付属病院に勤務する医者屋がいっぱいやって来る展示場に勤務する者のとっては、これこそ、最大の秘法というのか、そんなもんのようだ(^^)/ ・・・。 で、自治医大付属病院の成り上がり者がいっぱい来る展示場でなくても、浜松・掛川とか名古屋のように、東京都・神奈川県で坪55万円で売らされていたものを、浜松・掛川では坪48万円、名古屋では坪49万5千円でウルトラダンピング販売していた地域の営業にとっては、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ!」というやつを徹底し、「三井ホームですかあ。いい~いですねえ~え」と徹底して三井ホームをほめて、かつ、「三井ホームならいいですけれども、三井ホーム以外のツーバイフォーならやめた方がいいですよお」と吹き込むと、三井ホームでは建てられないおっさんが、三井ホームをあきらめた後、他のもうちょっと安いツーバイフォー工法の会社に向かうのではなく、大好きな三井ホームをほめてくれた一条工務店という工務店のおっさんの所に行く。なにしろ、まとまらなかった恋の恋人をけなすのではなくせっせとほめてくれた人なのですから、その恋人と結ばれなかった男にとっては、恋人をせっせとやっつけようとした者ではなく、恋人をせっせとほめてくれた一条工務店という工務店のおっさんの方が、ずっと好感度!!!・・・てことで、アホがそこで契約しよる・・・となるらしいのだ。それが、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」というヤツだったらしい。そう説明されると、そういうことがあるのかあ~あ・・・・とわかるのだが、東京都で勤務して、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」とだけ教えられると、アホちゃうか、「三井ホームをほめろ」なんて言われて、三井ホームをほめたら、そのまんま、三井ホームで契約されてしまうがな、なんじゃ、この「営業マニュアル」てのは、ちっとも営業マニュアルになっとらんだろうが!!! てことになるわけだった。そういう、なぜ、その文句がその冊子に書かれているのか、「ツーバイフォー工法と競合になったら三井ホームをほめろ」というのは、どういうことを言っているのか・・というのを、私は栃木県の自治医大の附属病院の勤務医がいっぱい来るらしい展示場に勤務した男から教えてもらって知ったけれども、そういう展示場ではなく、東京都では浜松・掛川で坪48万円、名古屋で坪49万5千円で売っているものを55万円で売らされていて、浜松・掛川や名古屋の営業が競合になる商品より一回りも二回りも上の価格帯の商品と競合になって営業させられているという者には、それはまったく使えない文句である、ということをきっちりと教えるべきであったはずであったが、ところが、それを言わないのみならず、むしろ、隠すようなことをするのが(株)一条工務店の経営者だったのだ。
(2019.9.10.)
★ (株)一条工務店の浜松営業はどんな連中か。
【1】 (株)一条工務店の浜松の営業とはどういう連中か【1/ 】+遠州人の特徴 「渋谷て言ったら、小岩の東の方だらあ」 「東京駅から大手町駅に行くにはタクシーに乗るのが一番だらあ」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_1.html
【2】 (株)一条工務店の浜松営業とはどういう連中か【2/ 】ダンピング浜松・名古屋。浜松は東なのか西なのか。「悪くないと思った」と言うと気に入らない人。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_2.html
【3】 「浜松でいいもの」は東京人に?プレカット工場はプレカットせず出荷した? 住友林業は機械プレカットしているのに、「『住友林業はプレカットしてないでしょ』でそれだけで売れる」と言い張る浜松流オリジナル営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_3.html
【4】 集成材vsムク材。対住友林業は楽勝か難敵か https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_4.html
★ 「一条工務店の建物は完璧にすばらしい」「一条工務店の建物には問題点はまったくない」の反証
反証1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_5.html
【C】-4 《1》 床下換気口の真上の位置に柱が載っている。
《2》 柱の下に基礎がない。
《3》 筋交いと換気扇の穴の位置がぶつかり、筋交いを切断している。
反証2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_6.html
【C】-5 《4》 筋交いが片方の向きばかり。
《5》 寸法違いの丸太梁をそのまま入れる。工務課が工務課として機能していない。
反証3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_7.html
【C】-6 《6》 断熱材の室内側防湿層を破る。
《7》 断熱材の入れ方不適切。
《8》 やっていないのにカタログに書かれている「エアーフローシステム(壁体内換気)」
反証4 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_8.html
【C】-7 《9》 ヘルメット非着用・吊荷真下作業・無資格者玉掛作業。
反証5 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_9.html
【C】-8 《10》 「施工ミス」「施工不良」「間違った施工」と浜松の営業が言い、会社が作成したアルバム帳に写真入りで記載されている小さい束石の施工を東京都でやっている。大きい束石でも端に床束が載る。床束が束石から浮いている。
反証6-1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_11.html
【C】-9 《11》-1 擁壁と基礎のとりあい について工務課(工事担当)が打合せを拒否。(株)一条工務店の東京工務課は深基礎ができないの?
反証6-2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201904article_12.html
【C】-10 《11》-2 深基礎の見積もりを計上し、深基礎の施工のはずが、どうも、そうなっていなかった可能性が小さくない。
反証7 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_1.html
【C】-11 《12》 地盤調査・地盤補強は要ると言いたいのか要らないと言いたいのか。ある時を画して正反対を平気で言う会社。
反証8 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_2.html
《13》「一条の家は完璧にすばらしい」の反証8.嘘の多い会社。土台は自社で注入してない。見学会限定の大道芸他
反証9 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_4.html
《14》 出過ぎた口きく設計、学んだ者に学んでいない者に服従しろと言う本部長
反証10 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201905article_bb94655b33.html
《15》 「引き抜き抵抗力」による「箱型筋交いプレート」は「せん断抵抗力」による「プレート型筋交いプレート」より、なぜ、いいのか? 質問しても答えてくれない先輩社員、質問すると営業本部長に「報告」されて「よそに行けよ」と言われる会社。
《16》 一条工務店の建物の床下には木屑がいっぱい。煙草の吸殻もあった。
反証11 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_5.html
《17》「坪いくら」で契約させ、「施工面積」にどこまで入れるかは拡大し放題。契約時、「他社で契約するために解約する場合は契約金は返金しない」という文言を知らさずに署名捺印させる会社。
反証12 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_7.html
《18》ひとの追客中見込客を横取りして放置する「一条の土台を築いてきた人たち」、それに加担する営業本部長
反証13 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_6.html
《19》浜松のインテリア館で購入を検討していいのは「静岡市から名古屋市まで」の人が限度。「遠州人」の世界観で運営される工務店とインテリア館。
反証14 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_8.html
《20》「決定権者を見抜く」ヤツと「誘導する」ヤツには住宅は頼みたくない。
反証15 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_9.html
《21》「他社に対して見当はずれな誹謗中傷をする下品な会社」
反証16 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_10.html
《22》 親戚の契約は、(株)一条工務店ではさせられない。-RC造の地中梁を解体屋が無断で撤去。設計ミスで軒のない家を施主の承諾なく建てる。解体屋は隣家の塀も壊す。従業員の親戚の家には初めての大工・職人。引継ぎ営業は「めんどうくさいですから」と施主宅に行って言い、住宅金融公庫を高い金利で借りさせ葉とする。一条インテリアでエアコンとカーテンレールを頼むと、一緒に頼んだから問題はないかというとそうではない。
反証17 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_5.html
《23》 立ち入ると鼻やのどが苦しく眼が痛くなる家
《24》 「集成材はムク材の1.5倍強い」と自分は集成材を構造材とする会社の営業ではなくムク材を構造材とする会社の営業なのに言いまくる男の会社の家
反証18 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201908article_7.html
《25》 「客宅に行ってインタホンを押すと隠れる」ヤツの作る家と、「ドアを開けると閉めさせないように足をつっこむ」ヤツの作る家。
《26》 浜松の展示場は新しくてきれい、東京展示場は古くて汚くて床鳴りがする。
反証19 〔今回〕
《27》 バルコニーの防水の方法は《シート防水+人工芝》でないと絶対にだめだと教えながら、「シート防水」(「防水シート+人工芝」)とFRP防水では「なぜ」「どのように」《シート防水++人工芝》の方がいいのですか・・なんて質問してはいけない会社
☆ 佐野展示場の新人類1
[第664回]自分に該当するものがなければ営業所ごとの報告を止める男はどうしたものか-やったことないことは【4】https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_9.html
[第665回]平日の来客を粗末にする営業・他の従業員に労働契約外の業務をさせる男、「聖教新聞」の押売り!https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201901article_10.html
[第686回]職場でアダルトビデオを見る男と、DVDプレーヤー付パソコンをアダルトビデオで試す男。職場の新人類現象https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201903article_6.html
[第417回]トヨタの車に乗らない理由―「朝来て『おはよう』と言うと同時におっぱいもみもみい」のネッツトヨタ栃木https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201606article_2.html
[第214回]職場で他の従業員からカネを騙し取るのは「営業力」だろうか?【上】新聞代、人が買った切手、飲み会代金https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201312article_2.html 【1】
[第547回]深奥山 方広寺(浜松市)と信教の自由の侵害【3】忘年会の金を払わない男、人に立替させようとする姑息男https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201707article_3.html (イ)
☆ (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間か
【1/3】浜松独善主義の会社、宅建業法違反を要求する店長次長、軽犯罪法違反を従業員にさせて自分はやらない店長他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_9.html
【2/3】「契約前は何でもできますと言って、契約後は適当に建ててしまえ」というのは営業上何かプラスになるのか?https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_10.html
【3/3】 (株)一条工務店「お客様相談室」の「責任者」とはどういう人間かー真面目に対応せず人を誹謗中傷https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_11.html
☆ コーヒー出すにはどういうお盆
【1/2】《商学部的発想+インテリアコーディネーター》を生かせない会社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_5.html
【2/2】東武船橋店で見たイタリア製2点とHCで見た天然木2点https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201902article_6.html

住宅巡礼

かつのう 15ゲーム

毛沢東の「体育研究」 (1964年)

基督信徒のなぐさめ (岩波文庫)
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