日下部民芸館5ー榑葺屋根と金属材屋根。「金属屋根+雪止め+樋」で積雪に工夫の家。頑丈なアーケード。高山駅の平な屋根。
[第739回]高山シリーズ6回 日下部民芸館5
日下部民芸館(日下部家住宅)(岐阜県高山市大新町)の5回目です。



高山市では、高山市三町 と 高山市下二之町(しもにのまち)・大新町(おおじんまち) の2か所が伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、同時に指定されたわけではなく、三町が昭和54年(1979年)に選定、下二之町・大新町が平成16年(2004年)選定で、下二之町・大新町は後から追加して選定されたようです。
吉澤政己『日本列島民家の旅(6) 中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)に記載されている高山市の民家では、重要文化財に指定されている民家は、日下部家・吉島家・松本家と荒川家で、日下部家・吉島家・松本家は町屋で、高山市丹生川町(旧丹生川村)の荒川家は農家です。それに、飛騨の里に移築されている民家で旧田中家(現在の行政区画では、高山市中切町で建てられて高山市冬頭町に移築されたものを移築。)が記載されていますが、飛騨の里に移築されたものでは、他に旧若山家(現在の行政区画では高山市荘川町より移築)・旧田口家(現在の行政区画では、下呂市金山町卯野原より移築)・旧吉真(よしざね)家(現在の行政区画では、飛騨市河合町角川 より移築。)が重要文化財の指定を受けています。
ところで、日下部民芸館(日下部家住宅)の屋根は何で拭かれていたかな・・・と思って2階から見ますと ↓

↑ 木です。 たしか、陣屋に木を屋根材とした「石置長榑葺(いしおき ながくれぶき)」の展示がありました。〔⇒[第353回]《高山陣屋[2]式台。白州。曲がった木は梁。土縁庇。榑葺き。 ~高山シリーズ第3回(3)》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html 〕 飛騨の里(といっても、隆の里・若の里・稀勢の里と違って力士名ではない)の旧田中家住宅の前に「榑(くれ)」を貯蔵する「榑小屋」がありました。 日下部民芸館(日下部家住宅)は「石置き」ではありませんが、1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木です。
雪が降ると、↓ のようになります。

積雪地では、瓦や彩色スレートはメーカーが保証できないと言っている・・と(株)一条工務店の工務課(工事担当)が言っていたので、そうかいなあ・・・と思ったのでしたが、そのわりに、積雪地でも瓦の家て建ってますよね。今、思うと、私なんかは信じやすい方の人間なので、自分が勤めた住宅建築業の会社から言われると、そうなんだあ~あ・・と信じてしまうのでしたが、ところが、(株)一条工務店という会社は嘘つきの会社です。何しろ、カタログとか求人広告に「(株)一条ヨーロッパ」なんていう名前の輸入家具を扱う会社を持っていてスペインのバルセロナに駐在所があるなんて書いていたのですが、(株)一条ヨーロッパに誰が行っているとか誰が帰ってきたとかいう話なんてまったくないので、それをベテランの某さんに話してみたところ、「一条ヨーロッパなんて、そんな会社、最初からありませんよ」という話だった。「ヨーロッパにも会社を持っている、ということにすると会社の評価が上がると思って、あることにしただけですよ」ということで、「しかし、カタログとか求人広告とかにも、活字になって印刷されてましたよね。営業の誰かが言ったというのなら、全国で何人もの営業がおれば、いいかげんなことを言う人もいたとしてもありうるでしょうけれども、会社として作成したカタログとか求人雑誌に掲載された求人広告とかに活字になって印刷されてましたよね。普通、そこまでやりますかあ」と言うと、「だから、普通の会社じゃないでしょうよ。いったい、何年、一条工務店にいるんですか。普通じゃないでしょ、この会社」と言われ、そう言われればそうかも・・なんて思ったのでした。そのうち、カタログから「(株)一条ヨーロッパ」という文言は消えました。なんか、いいかげんな会社やなあ~あ・・と思ったのですが、それをベテランの某さんに話すと、「今まで知らなかったんですか」なんて言われてしまうのでしたが、まさか、そこまで・・と思うことがいっぱいありました。カタログには「エアーフローシステム(壁体内換気)」なんて書いて、その原理を説明しているような絵まで描いて掲載されていたのですが、(株)一条工務店の建築現場に行って見ても、壁体内換気として空気が流れるようできているように見えず、入社直後に配属された東京展示場の「リーダー」だった宮崎さんにそれを質問したところ、「お客さんに説明する時には・・」とか「お客さんに説明する時には」ばかり言って、実際にどうなのか話してくれず、お客さんにどのように話すかはそれは自分で考えるとして、実際にはどうなのかを教えてほしいと思って質問しているのに、なんで、この人は「お客さんに説明する時には」ばかり言うのかなあ・・と思ったのでしたが、そのうち、「エアーフローシステム(壁体内換気)」というのはカタログから消えました。やっぱり、実際にやっていないことをカタログに描いていたのでした。「やってないこと載せてもしゃあないもん」と私に「お客さんに説明する時には」ばっかり言った「リーダー」の宮崎さんは言うのでしたが、なんだよ、それなら、私が質問した時に、「それ、実際はやってないこと載せてんだよ」と教えてくれればよかったのに、どうも、(株)一条工務店という会社では、そういうことを社内で教えるというのはタブーだったようです。どうも、(株)一条工務店の経営者というのは、どう見てもそういう「システム」はないと思われるものがカタログに掲載されていてもいっこうに気にしない、というそういう人間が好きだったようです。だから、私みたいな実証的態度の人間というのは、その点だけでも気に入らなかったのかもしれませんね。(株)一条工務店の建築現場に行って、どんなに目を凝らして見ても、そんな「システム」なんてないというものについては、お客様から指摘されるよりも前に、営業は自分自身でそれは実際にはどうなのか把握しておいて、お客様から指摘された時にどう対処するか、あらかじめ、用意しておくべきで、又、お不用意なことを言って、お客様からその矛盾を指摘されて困ることがないよう、又、同業他社から反撃(カウンターパンチ)をくらって大きなダメージを受けないよういいかげんなことは言わないようにしておくべきであると私は思っていたのですが、(株)一条工務店の経営者、特に営業本部長の天野隆夫などはその「いいかげんなこと」をわあわあ言うヤツというのが好きだったようです。入社後、そのあたりを見て、(株)一条工務店の営業というのはレベル低いなあ、と思いました。この会社を辞めた後、総合住宅展示場の(株)一条工務店の展示場をのぞいたことがあるのですが、そこの営業のおっさんはけっこう熱心でしたが、しかし、「一条オリジナルトーク」の矛盾を私が指摘しても、それに対してきっちりと答えることはできず、「そんなもの、だから、構造をきっちりとして建てている所とそうでない所の違いじゃないですか」と(株)一条工務店の建物の構造の問題点を指摘されているのにわあわあ言いまくるという対応をしました。(株)一条工務店のオーナー経営者、特に営業本部長の天野隆夫はこういう人が好きなんだなあ、と思いました。瓦と彩色スレートはメーカーが保証できないと言っている、という話も、実際は違う可能性もあります。現実に、積雪地に行っても、瓦の家はあるのですから。もしかすると、「メーカー」はそこまでは言ってなかったという可能性もありそうな気がしないでもありませんが、ともかく、彩色スレートは雪が長く上に積もった状態では浸透してしまうおそれがあり、瓦は浸透したものが凍って割れる恐れもあり、2階の雪が凍ったものが1階の屋根に落下した時に割れる危険がある・・といったことは実際に考えられるでしょうから、積雪地では瓦や彩色スレートの屋根材よりも金属系の屋根材にした方がいい、という考え方は間違いということではないでしょう。「メーカーがこう言っている」とか住宅建築業の会社の工事担当者から言われると、そうかいなあ~あ・・と思いがちですが、実際は、メーカーはそこまでは言っていないということは、(株)一条工務店という嘘つき会社の場合は十分にあることです・・・が、嘘つき会社に10年超勤めると、なんだか、世の中、信じられなくなりそうな・・・。それで、瓦や彩色スレートは避けるとすると金属系の屋根材ということになるのか・・と思ったのですが、日下部家住宅では1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木でできています。

↑ 西側の庭の側から見たものです。1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木です。
飛騨の里の「榑小屋」は ↓


《 板葺き屋根は4、5年毎に葺替をするため、材料の榑(くれ)をこの小屋に貯えています。榑替(くれかえ)は今まで使用してきた榑を剥がして良い榑は再度利用し、不足の分はここにある榑を補充します。
木材は、くり、ねずこ等を使用しますが、製材したものでは雨水の滑りが悪いため、正目を生かして、一枚一枚剥いだものです。
この地方では、葺き替えることを「板がやし」と言います。》
と説明書きに出ていました。 旧田中家住宅の東面にも、「榑」と思われるものが置かれていました。↓


クリとはどういう木材かというと、今里隆『これだけは知っておきたい建築用木材の知識』(1985.5.6.鹿島出版会)によると、
《 栗(栗属。シバ栗、タンバ栗、シダレ栗、トゲナシ栗など。)
ブナ科。
産地:落葉高木で樹高10~20mに達する。北海道西南部、本州の福島県、岩手県、島根県、岐阜県、山梨県、四国、九州の宮崎県が主産地であるが、現在の蓄積量はきわめて少ない。
性状」:辺材は帯褐灰白色で心材は褐色、心辺材の区別は明瞭である。肌目あらく重硬で、弾力に富み、耐久性、耐水性、保存性にもきわめて優れた良材の一つである。加工性やや困難で割れや狂いが出やすく、またピンホールが多い。乾燥もむずかしい材で表面仕上げは中くらいである。
用途:建築用材、特に土台に最適である。その他造作材、屋根板、家具装飾材など。》
宮本茂紀編『原色インテリア木材ブック』(1996.9.25.建築資料研究社 )には、
クリ 栗。 ヤマグリ、シバグリ。Japanese chestnut
ブナ科。山地:日本。木理:租。・・・・
・・加工しにくいが、割裂は容易。乾燥は困難。耐朽・保存性はきわめて高く、水湿に耐える。・・・・》
と出ています。
ネズコとは、
《ウィキペディア―クロベ》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%99 には、
《 クロベ(黒檜、𣜌(木へんに鼠)、学名:Thuja standishii)は、日本特産のヒノキ科常緑高木。別名はネズコ。ゴロウヒバ、クロベスギ、クロビとも呼ばれることがある。木曽五木の1つ。・・・》
と出ています。「木曽五木の1つ」として木曽地方、長野県南西部で生えていたからには岐阜県の飛騨地方でも採れたのでしょう。今里隆『これだけは知っておきたい建築用木材の知識』にも、宮本茂紀編『原色インテリア木材ブック』(1996.9.25.建築資料研究社 )にも「ネズコ」「クロベ」は出ていません。建築用・インテリア用木材として、全国的にはそれほど使われていないのかもしれません。

↑ 北東側の庭を「くちの間」「仏間」の側の広縁(廊下)から見たものです。窓の格子を通して見るのもいいですね。 ひとつには、ガラスが今のガラスとは少々異なる、ということがあります。日下部民芸館(日下部家住宅)は「岩魚(いわな)ごっそり、千島樺太交換条約」の千島樺太交換条約が結ばれた1875年に焼失して、その4年後の1879年(明治12年)に建てられたということですが、窓ガラスもその頃のガラスが残っているのではないか。どちらがいいのかよくわかりませんが、今のガラスとは少々違うようです。 今のガラスの方が向こう側がきれいに見えるかもしれませんが、むしろ、戦前のガラスの方が風情があるようなところもあるかもしれません。

↑ 雪が積もると、こうなります。温暖地に住んでいる者が、何も、寒冷地に冬に行かなくても・・と思わないこともなかったのですが、雪景色はなかなか素敵です。
日下部民芸館(日下部家住宅)の1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木ですが、2階の屋根は、↓

↑ 2階の屋根は金属系の屋根材になっているようです。 そもそも、雪というものは、雪止めをつけて止めるべきものなのか、それとも、雪止めなどつけずに、さっさと落とすようにした方がいいのか。 積雪地では金属系の屋根材を設置することが多いのですが、金属の屋根材というのは、瓦や彩色スレートよりも滑りやすく落ちやすいはずですが、しかし、高山の街を歩くと、金属の屋根材であって、雪止めをつけている家を見かけます。落としたいのか止めたいのか、どっちなんだろ・・て思ったのですが、日下部民芸館(日下部家住宅)の2階の屋根は ↑ のように、金属の屋根材で、縦の桟があって、その上に雪止めとして横の桟が設置されており、少々の雪ならば、縦の桟に沿って落ちるが、相当の量の雪が降って積もった場合には、横の桟で止まり、下の方から融けたものは流れていき、樋に落ちるというようにできているようです。

↑ は、西側の庭の側から見たものですが、

↑ は、いったい何だろうなあ・・と思ったのですが、互い違いに設けた雪止めなのかもしれませんね・・。
高山の街を歩いていると、「普通の家」の屋根でも、「ああ、こうやるのかあ~あ」と思うものを見かけます。↓



↑ は、それぞれ、別の家ですが、「◇◇民芸館」とか「◇◇記念館」とかいう名称で公開している家とかではなく商店でもなく「普通の家」なので、全体写真は掲載しません。又、詳細な場所は示しません・・というよりも、高山の街を歩いていて、「ああ、こうやるのかあ」と感心して、それで撮らせてもらったものなので、もう一度、そこに行けと言われても行けるかどうかわかりません・・が、高山の街を歩いていると、同様の屋根は見かけるのではないかと思います。
切妻の屋根にして隣家の側にはできるだけ雪を落とさないようにして、金属系の屋根材で、屋根の下の先端に大きな雪止めを設けて道路側に雪が落ちないようにして、なおかつ、その大きな雪止めは屋根から少しだけ離して設置し、その間の樋に雪が解けた水が流れるようにし、又、雪の塊がすべて樋の上に落ちないように、その手前に小さい横桟の雪止めを設け、かつ、横桟だけでなく縦残を設置していて、縦残の上に横桟を設置して、ある程度のものは縦残に沿って落ちるようにして、樋の手前で縦桟の上に横桟を設置して、樋に一度に大量の雪が塊のまま落ちないようにしている・・ということかと思います。よく工夫されていると思いました。
夏に高山に来た時、国分寺通り・安川通りのアーケードを見て、アーケードでも、なんだかずいぶんと頑丈な造りのアーケードだな・・と思ったのでしたが、冬、雪が積もった時も雪の重みで壊れないように、温暖地のアーケードよりも頑丈に造られていた、ということだと思います。 ↓

( ↑ 国分寺通り。)

( ↑ 宮川の西の南北の通り。)
1960年代、私がまだ小学校に行く前、大阪市東住吉区の家の近所の商店街のアーケードが積雪で壊れたということがありました。大阪市の商店街のアーケードは、雨や日差しを防ぐことは考えていても、積雪についてはたいした積雪を想定していなかったが、大阪市でも何十年かに1回はかなりの積雪があることがあって、それで壊れてしまったようです。高山のアーケードが、なんだか、ずいぶんと頑丈にできているように見えたのですが、最初から積雪を想定して積雪に耐えられるように作られていた、ということだったのかと思います。
JR「高山」駅は、かつては、「古い町並みの高山」のひとつとしての「懐かしさを感じる木造駅舎」だったのですが、2016年に今の新しい駅舎に建て替えられました。かつての木造駅舎に親しみを感じていた者としては残念ではあったのですが、東側からのみの利用であった高山駅が、今は西側からも利用できるようになり、駅の東側から西側へ、西側から東側へも簡単に行き来できるようになりました。その新しい高山駅の駅舎ですが、↓


↑ これは、デザインの上からこういう形状にしたのかと最初は思ったのですが、それだけではありませんね。そうではなく、この形状は、雪を落とさないように、という工夫ですね。少しだけの雪ならよくても、相当積もった雪が上から落下すると、下を通行している人の上に落ちた時に危険なので、おそらく、それで、落とさないようにこういう形状にした、ということでしょう。
※ 高山駅については、
[第471回]《新装「高山駅」。周囲の景観との調和を考えた建物だが。及、屋根とは何かわかっていない建築会社について》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
高山市では、彩色スレートの家というのは見たことがありませんが、瓦屋根の建物はあります。↓

↑ 高山市総和町 真宗大谷派 不遠寺。
「 落雪注意
ここから中へ入らないでください。」
と書かれています。

真宗大谷派の寺で、照蓮寺という名前の寺が高山市には2つあるのですが、高山別院の方の照蓮寺では ↓

↑「 落雪注意
ここは落雪のおそれがありますので駐車できません。
高山別院 」
と書かれています。

親切でというのか、被害が出ないように、こういう注意書きが出ているということで、注意書きが出ている所だけで落雪が起きるというわけでもなく、注意書きが出ていない所でも落雪は起こる可能性はあるのでしょう。
瓦以外の屋根材でも、↓

↑ 飛騨の里 旧若山家住宅。
「 軒下をお通りください。屋根からの落雪にご注意ください。
Please walk under the roof. Watch out for falling snow. 」
と掲示が出ています。屋根材が瓦でなくても、屋根形状の方が大きく影響するのでしょう。

合掌造りの大きい屋根に積もった雪がどどどお~と落ちてきたとすると、雪に埋もれてしまって・・てありそうな・・。「ちょっとだけ」ならいいのですが、合掌造りの屋根の上の雪が一時に落ちてきたりしたならば、悪くすると脱出不可能に・・なんてなって、「天は我々を見放したかあ~あ」とか言わなくていいようにするには軒下を歩くようにした方がいいようですね。
次回、日下部民芸館6 雪景色の庭と雪のない庭。和風も考えられるシャンデリア。棟木の丸太梁。思いのほかごつい土蔵の扉。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_5.html
(2020.2.17.)

飛騨牛しぐれ 100g
↑ これ、おいしい(^^♪ 高山駅の東口駅前の土産物店「さくら井や」で買って、自宅でご飯にふりかけて食べたけれども、まず、封を開けると同時に、いい香りがする。「そんなもん、飛騨牛やなんて言うても、ふりかけにしてもうたら、オーストラリア産の牛とたいしてかわらんやろう~」なんて思ってたら、全然違う。味が違う。生タイプのふりかけはスーパーで売ってるものでもいくつかあるけれども、そういうのとも違う。ほんと、おいしいわ♪ これは、「ふりかけ」でもごちそうやな。 お勧め(^^♪
「原材料名」は「醤油(国内製造)、粒状大豆たん白、牛肉(岐阜県産)、砂糖、ごま、ぶどう糖、乾燥おから、ココアパウダー、酵母エキス、香辛料、野菜エキスパウダー、食塩/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・牛肉・大豆・ごまを含む)」ということで、牛肉もきっちりと「岐阜県産」と明記されているし、「販売者」は「天狗中央精肉店」だそうで、高山市の住所が書いてある。ほんと、「たかが、ふりかけ」なんてことないで。ほんと、おいしいわ♪ 念のため、断っとくけど、わし、1円も口銭もろてへんで。ほんまやで。
(2020.2.17.)
☆ 高山シリーズ
☆高山シリーズ第6回 2020年
1.雪山が車窓から見える東京から高山へのバス。長良川が見える高山から大阪へのバス。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_5.html
2.日下部民芸館1 吉島家住宅に比べて「男性的」とは? 「せがい造」とは? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_9.html
3.日下部民芸館2 床の間と付書院。付書院は床の間のすぐ横からか手前からか。付書院部分の広縁はどうなるか。縦格子は良くても横桟は不衛生・・て飲食店経営者はわからんのか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_1.html
4.日下部民芸館3 7か所それぞれ特色のある日下部民芸館の床の間。廊下が垂直に交差する部分の床板の施工 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_2.html
5.日下部民芸館4 欄間・釘隠し・仏間、魅力的な窓からの雪景色。「いなか」と「いなかくさい」は同じでない。会社の新人類・会社のビョーキ人間。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_3.html
6.日下部民芸館5 榑葺屋根と金属材屋根。「金属屋根+雪止め+樋」の家。頑丈なアーケード。高山駅の平な屋根。〔今回〕
7.日下部民芸館6 雪景色の庭と雪のない庭。和風も考えられるシャンデリア。棟木の丸太梁。思いのほかごつい土蔵の扉。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_5.html
8.日下部民芸館7 飛騨地方の神棚は、その下を通るのが一般的なのか。及、施主の希望を無視して神棚もどきをつけた(株)一条工務店の東京の営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_6.html
9.吉島家住宅1 杉玉があるのが吉島家。じっくり見ると日下部家住宅より「女性的」かもしれない・・かな。卯建と似てるが異なる火垣。男が雪かきすると部屋中に入って座ってコーヒー飲む「おばさん帝国主義」。
https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_7.html
10.吉島家住宅2 「女性的」は架構でけでない。床の間。長押が床脇の内部まで周っている床脇。みやびな色の釣り床。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_8.html
11.吉島家住宅3 「茶室風」「数寄屋風」「京風」な感じが全体に感じられる吉島家住宅。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_9.html
12.高山別院の方の光曜山照蓮寺。 農家の家の部材を利用して建築した庫裏。高山風を考慮した耐震補強。落雪注意と水道管の断熱材は寒冷地を思わせる。三流以下企業の経営者は普通ならわかるだめな原因を理解しない。他。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_10.html
13.高山別院でない方の光「耀」山照蓮寺。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_11.html
14.護国神社+『まれに見るバカ女との闘い』、雪かきする女性に敬意を表したい。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_12.html
15.筏橋、中橋、「高山の夜」碑、山岡鉄舟立像、高山陣屋 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_13.html
16.高山駅から飛騨の里までの前半。西小学校、苔川。「木の国 飛騨」「古い町並み 高山」を売りにしつつ「新しい木質建材」も利用。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_14.html
17.高山駅から飛騨の里までの後半。飛騨民俗村から文学の小径を通り、飛騨の里へ。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_15.html
18.飛騨の里1-凍った五阿弥池と鳥。六地蔵、馬頭観音。不明な動物。「子供」を名分に定時に帰りオットと妊活やって3人目産んだ女とそのオットに殺された水子を供養する。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_1.html
19.飛騨の里2-旧田中家住宅。土間の「おえ」、板貼りの「でい」。「捕手の力」を無視する営業本部長。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_2.html
20.飛騨の里3-旧若山家住宅(1)迫力ある巨大な合掌造。「えん」はベランダ? ではないが・・。「まやどうじ」「こうまや」「どうじ」「えん」。命名にセンスのない経営者の会社。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_3.html
21.飛騨の里4-旧若山家住宅(2)「おえ」「すえのでい」「なかのでい」。仏間と神棚。「やったことない」ことはできるか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_4.html
22.飛騨の里5ー旧若山家住宅(3) だいどこ・うすなか・みんじゃ・ちょうだ。「水屋」には3通りの意味があった。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_6.html
23.飛騨の里6ー旧若山家住宅(4) 荘川村様式の合掌造の特徴とは。「せがい造」とは。上座・下座ができてしまう「和風」の家。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_7.html
24.飛騨の里7ー旧田口家住宅 縁側の内側に雨戸、長方形の囲炉裏、続き間にできる柔軟性のある間取り。奥に仏間のある部屋の右手に床の間。「両親が離婚した」などと自慢する高校教諭ははた迷惑。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_8.html
25.飛騨の里8ー旧吉真家住宅 入母屋の妻面を大きく取る萱葺の家。車田。雪をかぶった山脈がきれい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_9.html
26.高山の町並にて(1)—「和風のドーマー」は違和感なく存在する。高山警察署は新社屋にて営業中。重要伝統的建造物群保存地区の周囲に「市街地景観保存区域」を設定する高山市の姿勢を評価する。用途地域の趣旨を踏みにじる千葉県習志野市の態度は不適切。千葉工大名誉教授山本明氏の権威主義を笑う。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_10.html
27.高山の町並にて(2)—高山の雪景色・無人の駅前交番・さるぼぼ・冬ならでは、吊るされた柿。入居者が引越する日に中を見せろと言う非常識な営業を指導しない所長。「指名手配犯」と似ている男というのは通報すべきか否か・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_11.html
28.高山の宿泊施設。 最新のホテルは、もう一回り低い高さにできないか。浜松に本社のチェーンは利用に抵抗を感じる。フィレオフィッシュはミラノにもパリにも高山にもある。研修に一人だけ遅刻してきて平気な浜松営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_12.html
29.高山の食堂数か所。飛騨牛重は後で「食べた」感が出てくる。降雪時、平湯付近の道路は雪が積もる。保護義務違反の会社に尽くしたバカの話。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_13.html
☆ 高山シリーズ第1回 2013年
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
☆ 高山シリーズ第2回 2014年
(1)国府町村山天神参拝(1)上枝駅から宮川沿い https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同(2) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同(3)浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅上・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅下・宮地家住宅上https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅下・平田記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆高山シリーズ第3回 2015年
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋[1]床の間、釘隠し・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋[2]白洲、土縁庇・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_4.html
〔番外 宮川にかかる欄干に加圧注入木材使用の橋と 防腐防蟻剤について。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 〕
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並美術館、手長足長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.宮川交番、高山警察署、高山市役所 他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺、「和風ドーマー」、二重サッシ他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆高山シリーズ第4回 2016年
1.日の出天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_13.html
2.大八賀神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_14.html
3.東山遊歩道(1)高山別院照蓮寺から東山白山神社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_15.html
4. 〃 (2)東山白山神社・大雄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_16.html
5. 〃 (3)雲龍寺・久昌寺・栄鏡院 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html
6. 〃 (4)洞雲院・素玄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_18.html
7. 〃 (5)東山神明神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_19.html
8. 〃 (6)天照寺・法華寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_20.html
9. 〃 (7)善応寺1.本堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_21.html
10.〃 (8)善応寺2.地蔵堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_22.html
11.〃 (9)宗猷寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_23.html
12.〃(10)町年寄川上家別邸跡 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_24.html
13.煥章館と煥章館2階から見た東山 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_25.html
14.十六銀行 高山支店、早朝は無人の安川交番 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_26.html
15.新装「高山駅」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
16.片流れ屋根のモデルハウス https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_4.html
☆高山シリーズ第5回 2017年
1.内田康夫『風の盆 幻想』と巡る高山(1)喫茶店「ロスト」を探す https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_5.html
2. 同 (2)高山ラーメン https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_6.html
3. 同 (3)「K病院」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_7.html
4. 同 (4)高山市役所 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_8.html
5.旧 野首(のくび)家住宅 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_9.html
6.旧 新宮村 郷倉 ほか https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_10.html
7.山岳資料館(旧 高山測候所)、飛騨民俗村とは https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_1.html
8.飛騨合掌苑 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_2.html
9.「飛騨民俗村 文学散歩道」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_3.html
10.飛騨高山美術館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_4.html
11.名古屋から高山へ「ワイドビュー飛騨」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_5.html
12.高山駅から飛騨民俗村へ[上]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_6.html
13. 同 [下]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_7.html
14.新上野橋から三福寺橋、山小屋て、なぜ洋風なの? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_8.html
15.「旧 吉城郡細江村の民家」(熱田神宮内) http://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_9.ht

これだけは知っておきたい住宅の設計と施工の知識 - 高田 秀三

建築用木材の知識 (これだけは知っておきたい) - 今里 隆

原色インテリア木材ブック (コンフォルトライブラリィ) - 茂紀, 宮本
日下部民芸館(日下部家住宅)(岐阜県高山市大新町)の5回目です。


高山市では、高山市三町 と 高山市下二之町(しもにのまち)・大新町(おおじんまち) の2か所が伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、同時に指定されたわけではなく、三町が昭和54年(1979年)に選定、下二之町・大新町が平成16年(2004年)選定で、下二之町・大新町は後から追加して選定されたようです。
吉澤政己『日本列島民家の旅(6) 中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)に記載されている高山市の民家では、重要文化財に指定されている民家は、日下部家・吉島家・松本家と荒川家で、日下部家・吉島家・松本家は町屋で、高山市丹生川町(旧丹生川村)の荒川家は農家です。それに、飛騨の里に移築されている民家で旧田中家(現在の行政区画では、高山市中切町で建てられて高山市冬頭町に移築されたものを移築。)が記載されていますが、飛騨の里に移築されたものでは、他に旧若山家(現在の行政区画では高山市荘川町より移築)・旧田口家(現在の行政区画では、下呂市金山町卯野原より移築)・旧吉真(よしざね)家(現在の行政区画では、飛騨市河合町角川 より移築。)が重要文化財の指定を受けています。
ところで、日下部民芸館(日下部家住宅)の屋根は何で拭かれていたかな・・・と思って2階から見ますと ↓

↑ 木です。 たしか、陣屋に木を屋根材とした「石置長榑葺(いしおき ながくれぶき)」の展示がありました。〔⇒[第353回]《高山陣屋[2]式台。白州。曲がった木は梁。土縁庇。榑葺き。 ~高山シリーズ第3回(3)》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html 〕 飛騨の里(といっても、隆の里・若の里・稀勢の里と違って力士名ではない)の旧田中家住宅の前に「榑(くれ)」を貯蔵する「榑小屋」がありました。 日下部民芸館(日下部家住宅)は「石置き」ではありませんが、1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木です。
雪が降ると、↓ のようになります。

積雪地では、瓦や彩色スレートはメーカーが保証できないと言っている・・と(株)一条工務店の工務課(工事担当)が言っていたので、そうかいなあ・・・と思ったのでしたが、そのわりに、積雪地でも瓦の家て建ってますよね。今、思うと、私なんかは信じやすい方の人間なので、自分が勤めた住宅建築業の会社から言われると、そうなんだあ~あ・・と信じてしまうのでしたが、ところが、(株)一条工務店という会社は嘘つきの会社です。何しろ、カタログとか求人広告に「(株)一条ヨーロッパ」なんていう名前の輸入家具を扱う会社を持っていてスペインのバルセロナに駐在所があるなんて書いていたのですが、(株)一条ヨーロッパに誰が行っているとか誰が帰ってきたとかいう話なんてまったくないので、それをベテランの某さんに話してみたところ、「一条ヨーロッパなんて、そんな会社、最初からありませんよ」という話だった。「ヨーロッパにも会社を持っている、ということにすると会社の評価が上がると思って、あることにしただけですよ」ということで、「しかし、カタログとか求人広告とかにも、活字になって印刷されてましたよね。営業の誰かが言ったというのなら、全国で何人もの営業がおれば、いいかげんなことを言う人もいたとしてもありうるでしょうけれども、会社として作成したカタログとか求人雑誌に掲載された求人広告とかに活字になって印刷されてましたよね。普通、そこまでやりますかあ」と言うと、「だから、普通の会社じゃないでしょうよ。いったい、何年、一条工務店にいるんですか。普通じゃないでしょ、この会社」と言われ、そう言われればそうかも・・なんて思ったのでした。そのうち、カタログから「(株)一条ヨーロッパ」という文言は消えました。なんか、いいかげんな会社やなあ~あ・・と思ったのですが、それをベテランの某さんに話すと、「今まで知らなかったんですか」なんて言われてしまうのでしたが、まさか、そこまで・・と思うことがいっぱいありました。カタログには「エアーフローシステム(壁体内換気)」なんて書いて、その原理を説明しているような絵まで描いて掲載されていたのですが、(株)一条工務店の建築現場に行って見ても、壁体内換気として空気が流れるようできているように見えず、入社直後に配属された東京展示場の「リーダー」だった宮崎さんにそれを質問したところ、「お客さんに説明する時には・・」とか「お客さんに説明する時には」ばかり言って、実際にどうなのか話してくれず、お客さんにどのように話すかはそれは自分で考えるとして、実際にはどうなのかを教えてほしいと思って質問しているのに、なんで、この人は「お客さんに説明する時には」ばかり言うのかなあ・・と思ったのでしたが、そのうち、「エアーフローシステム(壁体内換気)」というのはカタログから消えました。やっぱり、実際にやっていないことをカタログに描いていたのでした。「やってないこと載せてもしゃあないもん」と私に「お客さんに説明する時には」ばっかり言った「リーダー」の宮崎さんは言うのでしたが、なんだよ、それなら、私が質問した時に、「それ、実際はやってないこと載せてんだよ」と教えてくれればよかったのに、どうも、(株)一条工務店という会社では、そういうことを社内で教えるというのはタブーだったようです。どうも、(株)一条工務店の経営者というのは、どう見てもそういう「システム」はないと思われるものがカタログに掲載されていてもいっこうに気にしない、というそういう人間が好きだったようです。だから、私みたいな実証的態度の人間というのは、その点だけでも気に入らなかったのかもしれませんね。(株)一条工務店の建築現場に行って、どんなに目を凝らして見ても、そんな「システム」なんてないというものについては、お客様から指摘されるよりも前に、営業は自分自身でそれは実際にはどうなのか把握しておいて、お客様から指摘された時にどう対処するか、あらかじめ、用意しておくべきで、又、お不用意なことを言って、お客様からその矛盾を指摘されて困ることがないよう、又、同業他社から反撃(カウンターパンチ)をくらって大きなダメージを受けないよういいかげんなことは言わないようにしておくべきであると私は思っていたのですが、(株)一条工務店の経営者、特に営業本部長の天野隆夫などはその「いいかげんなこと」をわあわあ言うヤツというのが好きだったようです。入社後、そのあたりを見て、(株)一条工務店の営業というのはレベル低いなあ、と思いました。この会社を辞めた後、総合住宅展示場の(株)一条工務店の展示場をのぞいたことがあるのですが、そこの営業のおっさんはけっこう熱心でしたが、しかし、「一条オリジナルトーク」の矛盾を私が指摘しても、それに対してきっちりと答えることはできず、「そんなもの、だから、構造をきっちりとして建てている所とそうでない所の違いじゃないですか」と(株)一条工務店の建物の構造の問題点を指摘されているのにわあわあ言いまくるという対応をしました。(株)一条工務店のオーナー経営者、特に営業本部長の天野隆夫はこういう人が好きなんだなあ、と思いました。瓦と彩色スレートはメーカーが保証できないと言っている、という話も、実際は違う可能性もあります。現実に、積雪地に行っても、瓦の家はあるのですから。もしかすると、「メーカー」はそこまでは言ってなかったという可能性もありそうな気がしないでもありませんが、ともかく、彩色スレートは雪が長く上に積もった状態では浸透してしまうおそれがあり、瓦は浸透したものが凍って割れる恐れもあり、2階の雪が凍ったものが1階の屋根に落下した時に割れる危険がある・・といったことは実際に考えられるでしょうから、積雪地では瓦や彩色スレートの屋根材よりも金属系の屋根材にした方がいい、という考え方は間違いということではないでしょう。「メーカーがこう言っている」とか住宅建築業の会社の工事担当者から言われると、そうかいなあ~あ・・と思いがちですが、実際は、メーカーはそこまでは言っていないということは、(株)一条工務店という嘘つき会社の場合は十分にあることです・・・が、嘘つき会社に10年超勤めると、なんだか、世の中、信じられなくなりそうな・・・。それで、瓦や彩色スレートは避けるとすると金属系の屋根材ということになるのか・・と思ったのですが、日下部家住宅では1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木でできています。

↑ 西側の庭の側から見たものです。1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木です。
飛騨の里の「榑小屋」は ↓


《 板葺き屋根は4、5年毎に葺替をするため、材料の榑(くれ)をこの小屋に貯えています。榑替(くれかえ)は今まで使用してきた榑を剥がして良い榑は再度利用し、不足の分はここにある榑を補充します。
木材は、くり、ねずこ等を使用しますが、製材したものでは雨水の滑りが悪いため、正目を生かして、一枚一枚剥いだものです。
この地方では、葺き替えることを「板がやし」と言います。》
と説明書きに出ていました。 旧田中家住宅の東面にも、「榑」と思われるものが置かれていました。↓

クリとはどういう木材かというと、今里隆『これだけは知っておきたい建築用木材の知識』(1985.5.6.鹿島出版会)によると、
《 栗(栗属。シバ栗、タンバ栗、シダレ栗、トゲナシ栗など。)
ブナ科。
産地:落葉高木で樹高10~20mに達する。北海道西南部、本州の福島県、岩手県、島根県、岐阜県、山梨県、四国、九州の宮崎県が主産地であるが、現在の蓄積量はきわめて少ない。
性状」:辺材は帯褐灰白色で心材は褐色、心辺材の区別は明瞭である。肌目あらく重硬で、弾力に富み、耐久性、耐水性、保存性にもきわめて優れた良材の一つである。加工性やや困難で割れや狂いが出やすく、またピンホールが多い。乾燥もむずかしい材で表面仕上げは中くらいである。
用途:建築用材、特に土台に最適である。その他造作材、屋根板、家具装飾材など。》
宮本茂紀編『原色インテリア木材ブック』(1996.9.25.建築資料研究社 )には、
クリ 栗。 ヤマグリ、シバグリ。Japanese chestnut
ブナ科。山地:日本。木理:租。・・・・
・・加工しにくいが、割裂は容易。乾燥は困難。耐朽・保存性はきわめて高く、水湿に耐える。・・・・》
と出ています。
ネズコとは、
《ウィキペディア―クロベ》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%99 には、
《 クロベ(黒檜、𣜌(木へんに鼠)、学名:Thuja standishii)は、日本特産のヒノキ科常緑高木。別名はネズコ。ゴロウヒバ、クロベスギ、クロビとも呼ばれることがある。木曽五木の1つ。・・・》
と出ています。「木曽五木の1つ」として木曽地方、長野県南西部で生えていたからには岐阜県の飛騨地方でも採れたのでしょう。今里隆『これだけは知っておきたい建築用木材の知識』にも、宮本茂紀編『原色インテリア木材ブック』(1996.9.25.建築資料研究社 )にも「ネズコ」「クロベ」は出ていません。建築用・インテリア用木材として、全国的にはそれほど使われていないのかもしれません。

↑ 北東側の庭を「くちの間」「仏間」の側の広縁(廊下)から見たものです。窓の格子を通して見るのもいいですね。 ひとつには、ガラスが今のガラスとは少々異なる、ということがあります。日下部民芸館(日下部家住宅)は「岩魚(いわな)ごっそり、千島樺太交換条約」の千島樺太交換条約が結ばれた1875年に焼失して、その4年後の1879年(明治12年)に建てられたということですが、窓ガラスもその頃のガラスが残っているのではないか。どちらがいいのかよくわかりませんが、今のガラスとは少々違うようです。 今のガラスの方が向こう側がきれいに見えるかもしれませんが、むしろ、戦前のガラスの方が風情があるようなところもあるかもしれません。

↑ 雪が積もると、こうなります。温暖地に住んでいる者が、何も、寒冷地に冬に行かなくても・・と思わないこともなかったのですが、雪景色はなかなか素敵です。
日下部民芸館(日下部家住宅)の1階の屋根は「榑(くれ)」というのか、木ですが、2階の屋根は、↓

↑ 2階の屋根は金属系の屋根材になっているようです。 そもそも、雪というものは、雪止めをつけて止めるべきものなのか、それとも、雪止めなどつけずに、さっさと落とすようにした方がいいのか。 積雪地では金属系の屋根材を設置することが多いのですが、金属の屋根材というのは、瓦や彩色スレートよりも滑りやすく落ちやすいはずですが、しかし、高山の街を歩くと、金属の屋根材であって、雪止めをつけている家を見かけます。落としたいのか止めたいのか、どっちなんだろ・・て思ったのですが、日下部民芸館(日下部家住宅)の2階の屋根は ↑ のように、金属の屋根材で、縦の桟があって、その上に雪止めとして横の桟が設置されており、少々の雪ならば、縦の桟に沿って落ちるが、相当の量の雪が降って積もった場合には、横の桟で止まり、下の方から融けたものは流れていき、樋に落ちるというようにできているようです。

↑ は、西側の庭の側から見たものですが、

↑ は、いったい何だろうなあ・・と思ったのですが、互い違いに設けた雪止めなのかもしれませんね・・。
高山の街を歩いていると、「普通の家」の屋根でも、「ああ、こうやるのかあ~あ」と思うものを見かけます。↓



↑ は、それぞれ、別の家ですが、「◇◇民芸館」とか「◇◇記念館」とかいう名称で公開している家とかではなく商店でもなく「普通の家」なので、全体写真は掲載しません。又、詳細な場所は示しません・・というよりも、高山の街を歩いていて、「ああ、こうやるのかあ」と感心して、それで撮らせてもらったものなので、もう一度、そこに行けと言われても行けるかどうかわかりません・・が、高山の街を歩いていると、同様の屋根は見かけるのではないかと思います。
切妻の屋根にして隣家の側にはできるだけ雪を落とさないようにして、金属系の屋根材で、屋根の下の先端に大きな雪止めを設けて道路側に雪が落ちないようにして、なおかつ、その大きな雪止めは屋根から少しだけ離して設置し、その間の樋に雪が解けた水が流れるようにし、又、雪の塊がすべて樋の上に落ちないように、その手前に小さい横桟の雪止めを設け、かつ、横桟だけでなく縦残を設置していて、縦残の上に横桟を設置して、ある程度のものは縦残に沿って落ちるようにして、樋の手前で縦桟の上に横桟を設置して、樋に一度に大量の雪が塊のまま落ちないようにしている・・ということかと思います。よく工夫されていると思いました。
夏に高山に来た時、国分寺通り・安川通りのアーケードを見て、アーケードでも、なんだかずいぶんと頑丈な造りのアーケードだな・・と思ったのでしたが、冬、雪が積もった時も雪の重みで壊れないように、温暖地のアーケードよりも頑丈に造られていた、ということだと思います。 ↓

( ↑ 国分寺通り。)

( ↑ 宮川の西の南北の通り。)
1960年代、私がまだ小学校に行く前、大阪市東住吉区の家の近所の商店街のアーケードが積雪で壊れたということがありました。大阪市の商店街のアーケードは、雨や日差しを防ぐことは考えていても、積雪についてはたいした積雪を想定していなかったが、大阪市でも何十年かに1回はかなりの積雪があることがあって、それで壊れてしまったようです。高山のアーケードが、なんだか、ずいぶんと頑丈にできているように見えたのですが、最初から積雪を想定して積雪に耐えられるように作られていた、ということだったのかと思います。
JR「高山」駅は、かつては、「古い町並みの高山」のひとつとしての「懐かしさを感じる木造駅舎」だったのですが、2016年に今の新しい駅舎に建て替えられました。かつての木造駅舎に親しみを感じていた者としては残念ではあったのですが、東側からのみの利用であった高山駅が、今は西側からも利用できるようになり、駅の東側から西側へ、西側から東側へも簡単に行き来できるようになりました。その新しい高山駅の駅舎ですが、↓


↑ これは、デザインの上からこういう形状にしたのかと最初は思ったのですが、それだけではありませんね。そうではなく、この形状は、雪を落とさないように、という工夫ですね。少しだけの雪ならよくても、相当積もった雪が上から落下すると、下を通行している人の上に落ちた時に危険なので、おそらく、それで、落とさないようにこういう形状にした、ということでしょう。
※ 高山駅については、
[第471回]《新装「高山駅」。周囲の景観との調和を考えた建物だが。及、屋根とは何かわかっていない建築会社について》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
高山市では、彩色スレートの家というのは見たことがありませんが、瓦屋根の建物はあります。↓

↑ 高山市総和町 真宗大谷派 不遠寺。
「 落雪注意
ここから中へ入らないでください。」
と書かれています。
真宗大谷派の寺で、照蓮寺という名前の寺が高山市には2つあるのですが、高山別院の方の照蓮寺では ↓

↑「 落雪注意
ここは落雪のおそれがありますので駐車できません。
高山別院 」
と書かれています。
親切でというのか、被害が出ないように、こういう注意書きが出ているということで、注意書きが出ている所だけで落雪が起きるというわけでもなく、注意書きが出ていない所でも落雪は起こる可能性はあるのでしょう。
瓦以外の屋根材でも、↓

↑ 飛騨の里 旧若山家住宅。
「 軒下をお通りください。屋根からの落雪にご注意ください。
Please walk under the roof. Watch out for falling snow. 」
と掲示が出ています。屋根材が瓦でなくても、屋根形状の方が大きく影響するのでしょう。

合掌造りの大きい屋根に積もった雪がどどどお~と落ちてきたとすると、雪に埋もれてしまって・・てありそうな・・。「ちょっとだけ」ならいいのですが、合掌造りの屋根の上の雪が一時に落ちてきたりしたならば、悪くすると脱出不可能に・・なんてなって、「天は我々を見放したかあ~あ」とか言わなくていいようにするには軒下を歩くようにした方がいいようですね。
次回、日下部民芸館6 雪景色の庭と雪のない庭。和風も考えられるシャンデリア。棟木の丸太梁。思いのほかごつい土蔵の扉。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_5.html
(2020.2.17.)

飛騨牛しぐれ 100g
↑ これ、おいしい(^^♪ 高山駅の東口駅前の土産物店「さくら井や」で買って、自宅でご飯にふりかけて食べたけれども、まず、封を開けると同時に、いい香りがする。「そんなもん、飛騨牛やなんて言うても、ふりかけにしてもうたら、オーストラリア産の牛とたいしてかわらんやろう~」なんて思ってたら、全然違う。味が違う。生タイプのふりかけはスーパーで売ってるものでもいくつかあるけれども、そういうのとも違う。ほんと、おいしいわ♪ これは、「ふりかけ」でもごちそうやな。 お勧め(^^♪
「原材料名」は「醤油(国内製造)、粒状大豆たん白、牛肉(岐阜県産)、砂糖、ごま、ぶどう糖、乾燥おから、ココアパウダー、酵母エキス、香辛料、野菜エキスパウダー、食塩/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・牛肉・大豆・ごまを含む)」ということで、牛肉もきっちりと「岐阜県産」と明記されているし、「販売者」は「天狗中央精肉店」だそうで、高山市の住所が書いてある。ほんと、「たかが、ふりかけ」なんてことないで。ほんと、おいしいわ♪ 念のため、断っとくけど、わし、1円も口銭もろてへんで。ほんまやで。
(2020.2.17.)
☆ 高山シリーズ
☆高山シリーズ第6回 2020年
1.雪山が車窓から見える東京から高山へのバス。長良川が見える高山から大阪へのバス。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_5.html
2.日下部民芸館1 吉島家住宅に比べて「男性的」とは? 「せがい造」とは? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_9.html
3.日下部民芸館2 床の間と付書院。付書院は床の間のすぐ横からか手前からか。付書院部分の広縁はどうなるか。縦格子は良くても横桟は不衛生・・て飲食店経営者はわからんのか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_1.html
4.日下部民芸館3 7か所それぞれ特色のある日下部民芸館の床の間。廊下が垂直に交差する部分の床板の施工 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_2.html
5.日下部民芸館4 欄間・釘隠し・仏間、魅力的な窓からの雪景色。「いなか」と「いなかくさい」は同じでない。会社の新人類・会社のビョーキ人間。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_3.html
6.日下部民芸館5 榑葺屋根と金属材屋根。「金属屋根+雪止め+樋」の家。頑丈なアーケード。高山駅の平な屋根。〔今回〕
7.日下部民芸館6 雪景色の庭と雪のない庭。和風も考えられるシャンデリア。棟木の丸太梁。思いのほかごつい土蔵の扉。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_5.html
8.日下部民芸館7 飛騨地方の神棚は、その下を通るのが一般的なのか。及、施主の希望を無視して神棚もどきをつけた(株)一条工務店の東京の営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_6.html
9.吉島家住宅1 杉玉があるのが吉島家。じっくり見ると日下部家住宅より「女性的」かもしれない・・かな。卯建と似てるが異なる火垣。男が雪かきすると部屋中に入って座ってコーヒー飲む「おばさん帝国主義」。
https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_7.html
10.吉島家住宅2 「女性的」は架構でけでない。床の間。長押が床脇の内部まで周っている床脇。みやびな色の釣り床。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_8.html
11.吉島家住宅3 「茶室風」「数寄屋風」「京風」な感じが全体に感じられる吉島家住宅。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_9.html
12.高山別院の方の光曜山照蓮寺。 農家の家の部材を利用して建築した庫裏。高山風を考慮した耐震補強。落雪注意と水道管の断熱材は寒冷地を思わせる。三流以下企業の経営者は普通ならわかるだめな原因を理解しない。他。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_10.html
13.高山別院でない方の光「耀」山照蓮寺。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_11.html
14.護国神社+『まれに見るバカ女との闘い』、雪かきする女性に敬意を表したい。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_12.html
15.筏橋、中橋、「高山の夜」碑、山岡鉄舟立像、高山陣屋 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_13.html
16.高山駅から飛騨の里までの前半。西小学校、苔川。「木の国 飛騨」「古い町並み 高山」を売りにしつつ「新しい木質建材」も利用。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_14.html
17.高山駅から飛騨の里までの後半。飛騨民俗村から文学の小径を通り、飛騨の里へ。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_15.html
18.飛騨の里1-凍った五阿弥池と鳥。六地蔵、馬頭観音。不明な動物。「子供」を名分に定時に帰りオットと妊活やって3人目産んだ女とそのオットに殺された水子を供養する。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_1.html
19.飛騨の里2-旧田中家住宅。土間の「おえ」、板貼りの「でい」。「捕手の力」を無視する営業本部長。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_2.html
20.飛騨の里3-旧若山家住宅(1)迫力ある巨大な合掌造。「えん」はベランダ? ではないが・・。「まやどうじ」「こうまや」「どうじ」「えん」。命名にセンスのない経営者の会社。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_3.html
21.飛騨の里4-旧若山家住宅(2)「おえ」「すえのでい」「なかのでい」。仏間と神棚。「やったことない」ことはできるか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_4.html
22.飛騨の里5ー旧若山家住宅(3) だいどこ・うすなか・みんじゃ・ちょうだ。「水屋」には3通りの意味があった。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_6.html
23.飛騨の里6ー旧若山家住宅(4) 荘川村様式の合掌造の特徴とは。「せがい造」とは。上座・下座ができてしまう「和風」の家。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_7.html
24.飛騨の里7ー旧田口家住宅 縁側の内側に雨戸、長方形の囲炉裏、続き間にできる柔軟性のある間取り。奥に仏間のある部屋の右手に床の間。「両親が離婚した」などと自慢する高校教諭ははた迷惑。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_8.html
25.飛騨の里8ー旧吉真家住宅 入母屋の妻面を大きく取る萱葺の家。車田。雪をかぶった山脈がきれい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_9.html
26.高山の町並にて(1)—「和風のドーマー」は違和感なく存在する。高山警察署は新社屋にて営業中。重要伝統的建造物群保存地区の周囲に「市街地景観保存区域」を設定する高山市の姿勢を評価する。用途地域の趣旨を踏みにじる千葉県習志野市の態度は不適切。千葉工大名誉教授山本明氏の権威主義を笑う。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_10.html
27.高山の町並にて(2)—高山の雪景色・無人の駅前交番・さるぼぼ・冬ならでは、吊るされた柿。入居者が引越する日に中を見せろと言う非常識な営業を指導しない所長。「指名手配犯」と似ている男というのは通報すべきか否か・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_11.html
28.高山の宿泊施設。 最新のホテルは、もう一回り低い高さにできないか。浜松に本社のチェーンは利用に抵抗を感じる。フィレオフィッシュはミラノにもパリにも高山にもある。研修に一人だけ遅刻してきて平気な浜松営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_12.html
29.高山の食堂数か所。飛騨牛重は後で「食べた」感が出てくる。降雪時、平湯付近の道路は雪が積もる。保護義務違反の会社に尽くしたバカの話。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_13.html
☆ 高山シリーズ第1回 2013年
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html
☆ 高山シリーズ第2回 2014年
(1)国府町村山天神参拝(1)上枝駅から宮川沿い https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同(2) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同(3)浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅上・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅下・宮地家住宅上https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅下・平田記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html
☆高山シリーズ第3回 2015年
1.藤井美術民芸館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋[1]床の間、釘隠し・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋[2]白洲、土縁庇・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_4.html
〔番外 宮川にかかる欄干に加圧注入木材使用の橋と 防腐防蟻剤について。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 〕
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並美術館、手長足長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.宮川交番、高山警察署、高山市役所 他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺、「和風ドーマー」、二重サッシ他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html
☆高山シリーズ第4回 2016年
1.日の出天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_13.html
2.大八賀神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_14.html
3.東山遊歩道(1)高山別院照蓮寺から東山白山神社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_15.html
4. 〃 (2)東山白山神社・大雄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_16.html
5. 〃 (3)雲龍寺・久昌寺・栄鏡院 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html
6. 〃 (4)洞雲院・素玄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_18.html
7. 〃 (5)東山神明神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_19.html
8. 〃 (6)天照寺・法華寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_20.html
9. 〃 (7)善応寺1.本堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_21.html
10.〃 (8)善応寺2.地蔵堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_22.html
11.〃 (9)宗猷寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_23.html
12.〃(10)町年寄川上家別邸跡 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_24.html
13.煥章館と煥章館2階から見た東山 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_25.html
14.十六銀行 高山支店、早朝は無人の安川交番 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_26.html
15.新装「高山駅」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
16.片流れ屋根のモデルハウス https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_4.html
☆高山シリーズ第5回 2017年
1.内田康夫『風の盆 幻想』と巡る高山(1)喫茶店「ロスト」を探す https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_5.html
2. 同 (2)高山ラーメン https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_6.html
3. 同 (3)「K病院」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_7.html
4. 同 (4)高山市役所 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_8.html
5.旧 野首(のくび)家住宅 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_9.html
6.旧 新宮村 郷倉 ほか https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_10.html
7.山岳資料館(旧 高山測候所)、飛騨民俗村とは https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_1.html
8.飛騨合掌苑 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_2.html
9.「飛騨民俗村 文学散歩道」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_3.html
10.飛騨高山美術館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_4.html
11.名古屋から高山へ「ワイドビュー飛騨」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_5.html
12.高山駅から飛騨民俗村へ[上]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_6.html
13. 同 [下]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_7.html
14.新上野橋から三福寺橋、山小屋て、なぜ洋風なの? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_8.html
15.「旧 吉城郡細江村の民家」(熱田神宮内) http://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_9.ht

これだけは知っておきたい住宅の設計と施工の知識 - 高田 秀三

建築用木材の知識 (これだけは知っておきたい) - 今里 隆

原色インテリア木材ブック (コンフォルトライブラリィ) - 茂紀, 宮本
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