吉島家住宅2-「女性的」は架構だけでない。床の間と長押が床脇の内部まで周っている床脇。みやびな色の釣り床。

[第743回]高山シリーズ6回の(10) 吉島家住宅2
  吉島家住宅(岐阜県高山市大新町)の2回目です。
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《 天明8年(1786年)初代重兵衛が荒城郷より高山にでてきた時より、吉島家は始まる。代々酒造を家業としたために酒神を祭る三輪神社の杉玉を軒先に下げている。また入口にかかる「引兩」紋のついた暖簾は 幕府に多額の運用金を献じたことによって賜ったもので、これは吉島家が身もとよろしき豪商であったことを示している。》
と出ています。
  高山市の市街地には、秋葉神社の祠があちらこちらにありますが、木造の民家が密接して建っている市街地においては火災による被害が出ることがあり、それゆえに、火災除けの神様として秋葉神社(平成の大合併により、静岡県の遠州地方の山の上の秋葉神社が建っている場所は今では浜松市の一部になったようですが)を祀っているらしいのですが、火災除けの神様というと、全国的には、静岡県の遠州地方の山中に本社がある秋葉神社と京都の西の方にある愛宕神社がありますが、高山では秋葉神社の方を祀っているようです。酒の神様というと、尾瀬あきら『夏子の酒』(講談社)では、京都の松尾大社が酒の神様として書かれていますが、地域によって祀る神様は異なるのか、吉島家住宅では三輪神社を酒の神様として祀ったようです。
  三輪神社というと奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)のことなのでしょうか。大神神社HPの「大神(おおみわ)神社について」http://oomiwa.or.jp/jinja/gosaijin/ を見ると、《ご祭神(さいじん)は国造りの神様として、農業、工業、商業すべての産業開発、 方除(ほうよけ)、治病、造酒、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた人間生活の守護神として尊崇(そんすう)されています。 》と出ています。奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)の神さんというと、『古事記』によると、矢に化けて便所に忍び込んで女性が排便に来た時に下から突き上げたとかいう変態の神様? みたいな話がありますが、『古事記』には時々ようわからん話が出てくるのですが、たぶん、「変態の守護神」というわけではないと思います。
  もっとも、吉島家住宅でいただいたリーフレットには「大神神社(おおみわじんじゃ)」ではなく「三輪神社」と書かれていますから、高山の酒造業の店で祀っているのは、奈良県の大神神社そのものではなく、大神神社と縁はあっても別の他の三輪神社の可能性もあるかもしれません。

  吉島家住宅は、南隣の日下部家住宅が「男性的」と言われるのに対し、「女性的」と表現されるというのですが、その表現が最適かというと、必ずしもぴったりではないようにも思いますが、それに代わるぴったりの表現があるかというと思い浮かびませんし、言われてみると、そうかもしれない・・という気もします。
  吉島家住宅でもらった説明書によると、
《 現在、国の重要文化財として指定されているこの住宅は、明治38年(1905年)の火災後に再建されたもので、その棟梁は名工をうたわれた西田伊三郎である。飛騨の匠依頼つちかわれてきた優れた技が、ここには凝縮され光を放っている。》
と書かれています。日下部家住宅の方は、日下部民芸館(日下部家住宅)でもらったリーフレットには、
《 当家(日下部家)の邸宅は、明治8年(1875年)の大火で類焼し、4年後の明治12年(1879年)に完成したのが、現在の建物である。棟梁は当時の名工川尻治助で、彼は自己の技量をこの家に傾注し、江戸時代の建築様式をそのままの、見事な住宅に作り上げた。》
と書かれており、隣同士に建っていても、担当した棟梁は別人で、同じ人間が「男性的」な建物と「女性的」な建物との特色を出そうとして建てたわけではなく、別の棟梁が作ったものが隣同士に建っていて、それが「男性的」だったり「女性的」だったりすることになったようです。

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↑ が吉島家住宅の、入口を入ってすぐの「ナカドウジ」の上あたりの架構ですが、日下部家住宅の方は ↓
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↑ 見比べると、言われてみると、その表現方法が最適かどうかはさておき、日下部家の方が「男性的」、吉島家の方が「女性的」という感じがしないでもないかな・・とも思えてきます。 形状だけでなく、色合いも、吉島家の方が赤っぽい色で、たとえば、金沢市の成巽閣の兼六園側の入口の門が赤門になっていますが、成巽閣は殿様のお母さんの家として作られたものだったはずで、赤っぽい色というのは女性の使用する家に使われることがあったようですが、吉島家住宅の場合は、女性が使う家ということではなく男性も女性も住む家だったはずですが、あくまで、比較すればですが、日下部家住宅の架構と比べて吉島家住宅の架構の色合いの方がいくらか赤っぽい色であり、「比較すれば」「そう言われれば」「・・かもしれない」というくらいなのですが、その点でも、「女性的」と言われれば、そうなのかな、という気がしないでもありません。

  今回、自分が撮ってきた写真を見て思ったのですが、その「女性的」と言われれば、あくまで「比較すれば」「そう言われれば」「・・かもしれない」というくらいであって、かつ、その「男性的」「女性的」という表現が最適な表現かどうかというと違うことはないとしても最適な表現でもなく他に何か表現方法がないかなという気もするものであるのですが、日下部家住宅に比べて「女性的」と言われればそうかもしれない、というのは、吹き抜け部分の架構だけのことではなく、内部の意匠についても、そういう傾向はあるのではないか、と思いました。
  今回は、内部でも、特に和室・・といっても、吉島家などでは板貼りの部屋でも「洋室」ではなく「和室」だと考えられますから、和室であるとともに畳敷の部屋の中で、床の間・床脇を中心に考えます。
  日下部家は床の間が何か所もありましたが、吉島家も床の間はいくつかあります。まず、↓
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↑ やはり、この部屋の床の間がこの家の一番の床の間で、一番の部屋ではないでしょうか。床の間は本床で、左に付書院があり、右に床脇棚があります。和室の天井は竿縁天井ですが床刺しにならないように「竿」は床の間と並行に配置されています。床柱は角柱です。
  床脇棚ですが、↓
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↑  「棚」について、『インテリアコーディネーター ハンドブック 技術編』(1994.1.10.インテリア産業協会)の「第2章 インテリアの歴史」「近世」には、
《  書院造では形式を重んじ、違棚・西楼棚といった棚がつくられることを原則とした。48種の棚を書いたものがあるが、遺構を見る限りでは、書院造様式のなかで用いられているのはそのうちの数種で、ほとんどが違棚と西楼棚である。・・・
   棚の意匠について記した雛形本(棚雛形)は、明治時代末までに先述の48種の棚意匠を記したもの、そのほかに「外五十二棚」と名付けられた52種の棚を記したものがあり、都合100種の変化が考えられた。それ以外に、床や書院などとの融合を図った意匠を記したものも発刊されている。》
と出ており、『新感覚の和風住宅』(1985.2.1.講談社)所収の小林盛太「和風住宅の構成とディテール 和風のよさを見直そう」では、「床脇棚のいろいろ」として60種類のものの絵が描かれていて、それぞれに名称があるようですが、↑ の吉島家の床脇棚は「二階(にかい)」と名付けられた床脇棚の様式のようです。
  床の間・床脇の上部には落とし掛けを取り付けますが、床の間の上には長押はきません。それに対して、床脇の上には長押はまわるものか、床脇の手前で長押は止めるものなのか。(株)一条工務店の床の間と床脇では床脇の上には長押がまわり、長押の下に落とし掛けがついていましたが、住宅雑誌に掲載されている和室と床の間の写真を見ると、長押は床脇の上まで来ているものが多いように思いましたが、しかし、歴史的建造物・有名建築物の和室と床の間を実際に行って見たり写真を見たりすると、床の間の上には長押はきませんが、床脇の上に長押はまわっていない、床脇の上は落とし掛けだけというものが多いように思いました。はたして、床脇の上には長押はまわすべきものか、床脇の上は落とし掛けだけで長押はまわさないものなのか。そういったことを思案していたのですが、そう思って ↑ の吉島家の床脇を見ますと、ここでは、長押よりも落とし掛けの方が高い位置にあり、長押は床脇の中まで入ってまわっています。こういうやり方もあるのかと思いました。
  もちろん、「現代風」の床の間と床脇ということで「斬新な」ものを作って悪いということはないでしょうけれども、「斬新な」ものを作るにしても、基本は押さえた上で、その上で、あえてこの部分は基本を崩したものをやってみようというのと、基本を理解もしないで無茶苦茶やるのとは同じではないはずです。吉島家住宅の ↑ の床脇では、長押は床脇の内部にまでまわっており、床柱の右側で止まっているのです。
  床の間と床脇との間には「狆潜り(ちんくぐり)」「犬くぐり」があります。床脇の床は押板になっています。

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  ↑ こちらの床の間は、右側に床脇棚がありますが、棚は「敷込袋(しきこみふくろ)」という様式のようです。
  こちらの床の間では床柱は丸柱が使われています。今里隆『これだけは知っておきたい建築用木材の知識』(1985.5.6.鹿島出版会)では、《 床柱は一般に角柱が格調高いものとされ、間内柱(その部屋の一般柱)と同材とする場合は一般柱より太めの良材を選び、異種材は違和感のない色調や木肌のものを選ぶのが品位もあり無難であるとの見方が一般である。》と出ていますが、吉島家住宅では、上に写真を掲載した床の間の方が角柱であり、付書院もあり床脇も押板を敷いた床脇であり、格が上の和室で床の間という扱いではないかと思われるのですが、角柱の場合は部屋の一般柱と同材・同寸法のものを使用しており、丸柱の方が、むしろ、特別の柱を床柱に使用している、という面もあります。
  床脇の部分の床は部屋と同じ畳がそのまま敷かれています。 床の間の方は部屋の畳をそのまま敷き込む釣り床ではなく一段高くして床框を取り付け畳を敷く本床ですが、床脇の部分には部屋の畳と同じものがそのまま敷かれています。こういうやり方もあるんだ、と思って見ていたのですが、ここだけではなく、高山陣屋の大広間に続く御座の間でも、床の間の右側の床脇棚の部分は、床は部屋の畳がそのまま敷かれています。 ↓
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↑ 高山陣屋の大広間から御座の間において、床の間の右手の床脇の部分に部屋と同じ畳が敷かれているのは、
《 儀式や会議に使用された場所で、文化13年(1816年)当時の姿を残す。本来は48畳だが、割り切れる偶数は切腹を連想させるため、床棚の下の1畳を加えて49畳にした。》(『楽楽 飛騨高山 白川郷 上高地』2014.5.1.JTBパブリッシング)
という事情があったらしいのですが、吉島家は武家ではなく商人ですから、《切腹を連想させる》とかさせないとかいったことは考える必要はなさそうですが、ここでも、床脇棚の下は部屋と同じ畳がしかれています。陣屋の床脇の下が部屋と同じ畳になっているのも、最初から《「割り切れる」偶数は切腹を印象するから》床脇の下も部屋と同じ畳を敷いたのか、それとも、部屋と同じ畳を床脇の下にも敷く施工にしたが、なぜ、ここは部屋と同じ畳なんだと文句を言う人が出てきたので、それで「割り切れる偶数は切腹を連想するから」という理由が後から作られたのか、どちらなのか、両方の可能性がありそうに思います。「理屈は後から貨車で来る」なんて言葉もありますよね(^^)/

  高山陣屋の大広間から御座の間にかけての床脇も、長押が床脇の中までまわっていますね。高山陣屋の床脇棚は「通(とおり)」という様式のようです。
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  ↑ この部屋の床の間は、部屋の右側に床の間がある「逆勝手」で、床の間の右側から採光する「逆床」になっています。
 床框はなく押板を敷いた押板床で、床脇はありませんが、床の間の中に床脇棚を組み込んで床の間と床脇を融合したような床の間になっています。

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  ↑ 写真の写りが良くないようで見にくいのですが、「はんなりした」「みやびな」色彩の壁で、ここは「釣り床」のようです。

  そして、どうも、こちらも写真の写りが良くないのですが、
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↑ の部分、壁に和紙が貼られており、「織部床」のようにも見えますが、「釣り床」でしょう。
※ 《ウィキペディアー古田重然(しげなり)》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%94%B0%E9%87%8D%E7%84%B6

  次回、内部の造りと色彩について述べます。 「はんなりしたええお色どすう」という「みやびな」色づかいがあります。 吉島家住宅は、日下部家住宅と比べて「女性的」と言われるようですが、架構だけでなく、↑ の最初に掲載した床の間の写真など見ても、色合いが赤っぽい色合いになっていますし、内部の意匠においても「女性的」と言えば「女性的」かなという感じはありますが、「女性的」というよりも、「京風」という感じもしますし、又、茶室部分に限らず全体が「茶室風」とも言えるのではないか、と思われるところもあります。次回、そのあたりを述べたいと思います。

  (2020.2.21.)

  次回、吉島家住宅3 「茶室風」「数寄屋風」「京風」な感じが全体に感じられる吉島家住宅。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_9.html

☆ 高山シリーズ
☆高山シリーズ第6回 2020年
1.雪山が車窓から見える東京から高山へのバス。長良川が見える高山から大阪へのバス。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_5.html
2.日下部民芸館1 吉島家住宅に比べて「男性的」とは? 「せがい造」とは? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202001article_9.html
3.日下部民芸館2 床の間と付書院。付書院は床の間のすぐ横からか手前からか。付書院部分の広縁はどうなるか。縦格子は良くても横桟は不衛生・・て飲食店経営者はわからんのか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_1.html
4.日下部民芸館3 7か所それぞれ特色のある日下部民芸館の床の間。廊下が垂直に交差する部分の床板の施工 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_2.html
5.日下部民芸館4 欄間・釘隠し・仏間、魅力的な窓からの雪景色。「いなか」と「いなかくさい」は同じでない。会社の新人類・会社のビョーキ人間。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_3.html
6.日下部民芸館5 榑葺屋根と金属材屋根。「金属屋根+雪止め+樋」の家。頑丈なアーケード。高山駅の平な屋根。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_4.html
7.日下部民芸館6 雪景色の庭と雪のない庭。和風も考えられるシャンデリア。棟木の丸太梁。思いのほかごつい土蔵の扉。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_5.html
8.日下部民芸館7 飛騨地方の神棚は、その下を通るのが一般的なのか。及、施主の希望を無視して神棚もどきをつけた(株)一条工務店の東京の営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_6.html
9.吉島家住宅1 杉玉があるのが吉島家。じっくり見ると日下部家住宅より「女性的」かもしれない・・かな。卯建と似てるが異なる火垣。男が雪かきすると部屋中に入って座ってコーヒー飲む「おばさん帝国主義」。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_7.html
10.吉島家住宅2 「女性的」は架構だけでない。床の間。長押が床脇の内部まで周っている床脇。みやびな色の釣り床。 〔今回〕
11.吉島家住宅3 「茶室風」「数寄屋風」「京風」な感じが全体に感じられる吉島家住宅。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_9.html
12.高山別院の方の光曜山照蓮寺。 農家の家の部材を利用して建築した庫裏。高山風を考慮した耐震補強。落雪注意と水道管の断熱材は寒冷地を思わせる。三流以下企業の経営者は普通ならわかるだめな原因を理解しない。他。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_10.html
13.高山別院でない方の光「耀」山照蓮寺。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_11.html
14.護国神社+『まれに見るバカ女との闘い』、雪かきする女性に敬意を表したい。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_12.html
15.筏橋、中橋、「高山の夜」碑、山岡鉄舟立像、高山陣屋 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_13.html
16.高山駅から飛騨の里までの前半。西小学校、苔川。「木の国 飛騨」「古い町並み 高山」を売りにしつつ「新しい木質建材」も利用。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_14.html
17.高山駅から飛騨の里までの後半。飛騨民俗村から文学の小径を通り、飛騨の里へ。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202002article_15.html
18.飛騨の里1-凍った五阿弥池と鳥。六地蔵、馬頭観音。不明な動物。「子供」を名分に定時に帰りオットと妊活やって3人目産んだ女とそのオットに殺された水子を供養する。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_1.html
19.飛騨の里2-旧田中家住宅。土間の「おえ」、板貼りの「でい」。「捕手の力」を無視する営業本部長。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_2.html
20.飛騨の里3-旧若山家住宅(1)迫力ある巨大な合掌造。「えん」はベランダ? ではないが・・。「まやどうじ」「こうまや」「どうじ」「えん」。命名にセンスのない経営者の会社。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_3.html
21.飛騨の里4-旧若山家住宅(2)「おえ」「すえのでい」「なかのでい」。仏間と神棚。「やったことない」ことはできるか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_4.html
22.飛騨の里5ー旧若山家住宅(3) だいどこ・うすなか・みんじゃ・ちょうだ。「水屋」には3通りの意味があった。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_6.html
23.飛騨の里6ー旧若山家住宅(4) 荘川村様式の合掌造の特徴とは。「せがい造」とは。上座・下座ができてしまう「和風」の家。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_7.html 
24.飛騨の里7ー旧田口家住宅 縁側の内側に雨戸、長方形の囲炉裏、続き間にできる柔軟性のある間取り。奥に仏間のある部屋の右手に床の間。「両親が離婚した」などと自慢する高校教諭ははた迷惑。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_8.html
25.飛騨の里8ー旧吉真家住宅 入母屋の妻面を大きく取る萱葺の家。車田。雪をかぶった山脈がきれい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_9.html
26.高山の町並にて(1)—「和風のドーマー」は違和感なく存在する。高山警察署は新社屋にて営業中。重要伝統的建造物群保存地区の周囲に「市街地景観保存区域」を設定する高山市の姿勢を評価する。用途地域の趣旨を踏みにじる千葉県習志野市の態度は不適切。千葉工大名誉教授山本明氏の権威主義を笑う。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_10.html
27.高山の町並にて(2)—高山の雪景色・無人の駅前交番・さるぼぼ・冬ならでは、吊るされた柿。入居者が引越する日に中を見せろと言う非常識な営業を指導しない所長。「指名手配犯」と似ている男というのは通報すべきか否か・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_11.html
28.高山の宿泊施設。 最新のホテルは、もう一回り低い高さにできないか。浜松に本社のチェーンは利用に抵抗を感じる。フィレオフィッシュはミラノにもパリにも高山にもある。研修に一人だけ遅刻してきて平気な浜松営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_12.html
29.高山の食堂数か所。飛騨牛重は後で「食べた」感が出てくる。降雪時、平湯付近の道路は雪が積もる。保護義務違反の会社に尽くしたバカの話。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202003article_13.html

☆ 高山シリーズ第1回 2013年
上 [第202回]飛騨天満宮、松本家住宅他https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_7.html
中 [第203回]「天神」考察。居酒屋はいいかげんhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_8.html
下 [第204回]高山市の白山神社。高山市役所https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201309article_9.html 

☆ 高山シリーズ第2回 2014年
(1)国府町村山天神参拝(1)上枝駅から宮川沿い https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_2.html
(2)同(2) https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_3.html
(3)同(3)浸透桝で雨水処理 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_4.html
(4)あじめ峡、あじか、廣瀬神社、国府小学校https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_5.html
(5)国府大仏、阿多由太神社https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_6.html
(6)飛騨国府駅周辺。「耳付片流れ屋根」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_7.html
(7)松本家住宅上・ヒラノグラーノhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_8.html
(8)松本家住宅下・宮地家住宅上https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_9.html
(9)宮地家住宅下・平田記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_10.html
(10)飛騨民族考古館1 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_11.html
(11)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_12.html
(12)同3 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_13.html
(13)同4 喫茶ばれん、質屋の入口から逃げる裁判官 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_14.html
(14)飛騨高山まちの博物館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_15.html
(15)東西反転プランでは玄関だけ移動するのかhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_16.html
〔(16)~(20)の前提、権威主義的パーソナリティーの「デザイナー」が「建築家」の名前で敬意を表した慶應日吉(新)図書館について https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_17.html 〕
(16)高山の町家で曲がった松をわざわざ柱に使用するか? 1 JR日光駅はライトの設計でなければ価値はないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_18.html
(17)同2 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_19.html
(18)同3 マーケティング的発想のない店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_20.html
(19)同4 店のコンセプトが理解できない建設部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_21.html
(20)同5 「酒が飲めない人にも飲める酒」を勧められない「日本酒ソムリエ」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_22.html 
(21)飛騨総社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201409article_23.html

☆高山シリーズ第3回 2015年
1.藤井美術民芸館  https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_1.html
2.高山陣屋[1]床の間、釘隠し・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_2.html
3.高山陣屋[2]白洲、土縁庇・・ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_3.html
4.高山市政記念館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_4.html
〔番外 宮川にかかる欄干に加圧注入木材使用の橋と 防腐防蟻剤について。 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_5.html 〕
5.桜山八幡宮 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_6.html
6.桜山八幡宮 摂社 天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_7.html
7.山桜神社、古い町並美術館、手長足長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_8.html
8.宮川交番、高山警察署、高山市役所 他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_9.html
9.飛騨国分寺、「和風ドーマー」、二重サッシ他 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
10.新宿‐高山のバスの予約をインターネットで「後部」を希望すると。「労災」のおかげで歩行困難にされた話  https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_11.html

☆高山シリーズ第4回 2016年
1.日の出天満神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_13.html
2.大八賀神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_14.html
3.東山遊歩道(1)高山別院照蓮寺から東山白山神社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_15.html
4. 〃 (2)東山白山神社・大雄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_16.html
5. 〃 (3)雲龍寺・久昌寺・栄鏡院 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_17.html
6. 〃 (4)洞雲院・素玄寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_18.html
7. 〃 (5)東山神明神社 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_19.html
8. 〃 (6)天照寺・法華寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_20.html
9. 〃 (7)善応寺1.本堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_21.html
10.〃 (8)善応寺2.地蔵堂 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_22.html
11.〃 (9)宗猷寺 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_23.html
12.〃(10)町年寄川上家別邸跡 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_24.html
13.煥章館と煥章館2階から見た東山 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_25.html
14.十六銀行 高山支店、早朝は無人の安川交番 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_26.html
15.新装「高山駅」 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201610article_27.html
16.片流れ屋根のモデルハウス https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_4.html

☆高山シリーズ第5回 2017年
1.内田康夫『風の盆 幻想』と巡る高山(1)喫茶店「ロスト」を探す https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_5.html
2. 同 (2)高山ラーメン https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_6.html
3. 同 (3)「K病院」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_7.html
4. 同 (4)高山市役所 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_8.html
5.旧 野首(のくび)家住宅 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_9.html
6.旧 新宮村 郷倉 ほか https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201710article_10.html
7.山岳資料館(旧 高山測候所)、飛騨民俗村とは https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_1.html
8.飛騨合掌苑 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_2.html
9.「飛騨民俗村 文学散歩道」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_3.html
10.飛騨高山美術館 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_4.html
11.名古屋から高山へ「ワイドビュー飛騨」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_5.html
12.高山駅から飛騨民俗村へ[上]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_6.html
13. 同 [下]https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_7.html
14.新上野橋から三福寺橋、山小屋て、なぜ洋風なの? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201711article_8.html
15.「旧 吉城郡細江村の民家」(熱田神宮内) http://shinkahousinght.at.webry.info/201711/article_9.ht 

新感覚の和風住宅 (Home life) - 講談社
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インテリアコーディネーターハンドブック 技術編 - インテリア産業協会
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建築用木材の知識 (これだけは知っておきたい) - 今里 隆
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