地下鉄「新大阪」駅の変化と「千里中央」駅付近の変化ーセンスの良い新大阪駅の休憩室。千里丘陵になぜニュータウン計画を否定する高層ビルを作るか。
[第803回]
【A】大阪市地下鉄「新大阪」駅
東京方面から新幹線で新大阪駅まで行き、新大阪から大阪・梅田に行く場合には、そのまま、JRの東海道本線で大阪駅まで行きますが、大阪市内の「淀屋橋」「本町」「心斎橋」「なんば」「天王寺」方面に行く場合や、北大阪急行「千里中央」駅方面に行く場合には大阪市地下鉄「新大阪」駅を利用します。
北向きの電車は、千里中央行と新大阪止まりの電車の2種類です。 実は、昨年だったか、北向きの電車に乗ろうとしていて、新大阪止まりの電車が来て、「この電車は新大阪止まりです」という放送が流れたので、この電車はここで折り返して戻るのかと思い、電車の北側から北方向を見ていたら、後ろから電車が発進してきて、あやうく、ごっつんこするところだった・・・なんてことがありました。
「この電車は当駅止まりです」と言うものだから、そこから南側に向かって走るのか・・と思うとそうではなく、北側に進んで、両側の線路の真ん中にある折り返し用線路で向きを変えて南向きホームに入ってくるようになっていたのです。


↑ 左側の線路が、東三国・江坂・緑地公園・桃山台・千里中央と進む北向き路線、右側の路線が西中島南方・中津・梅田・淀屋橋・・と進む南向き路線で、中央に停車中の電車が、左側の路線で新大阪駅まで来た電車が北側に行き、ここで逆向き、南向きに発車して右側の線路に入ります。
それを理解しないで、「当駅止まりです」と言うから、これより北向きには進まないものだと思いこんでしまった。なんだか、「お上りさんみたい」でしたが、こういう時に、東京もん のおっさんは、自分の方が「おのぼりさん」と考えないで、「大阪って変わってますよね」とか言って大阪と「大阪の人間」のせいにするのです。
私は、在東京圏関西人ですから、そんなもん、そんじょそこらの関西人よりも関西人・・のつもりでしたが、東京圏での暮らしが長くなると、どうも、大阪の感覚が弱くなっていたようでした。
※ 新大阪駅 構内図 https://subway.osakametro.co.jp/station_guide/M/m13/index.php

( ↑ 新大阪駅。 東西の路線が新幹線。左側の南北の路線が「大阪メトロ」御堂筋線「新大阪」駅。 右側の南北の路線が東海道本線。
↑ の地図でマーカーは新幹線の「新大阪」駅についている。 )
そう言えば、子供の頃、1964年に新幹線が開通して「新大阪」駅ができるより前、地下鉄御堂筋線は「1号線」と言っていて、北側は「梅田」駅まで、南側は「天王寺」駅までだったのが「あびこ」駅まで伸びていましたが、不思議だったのは梅田駅。 終着駅というと、その頃は国鉄、今はJRになりましたが、阪和線の「天王寺」駅みたいに、もしくは、阪急「梅田」駅みたいに、もしくは阪神「梅田」駅みたいに、もしくはその頃の近鉄「上本町」駅みたいに櫛形ホームになっていて、電車の先頭の先は「車止め」があって、それより先に電車が暴走することがあっても、ごっつんこして止まるようになっていたはずで、たいして大きくない駅でも、阪急箕面線「箕面」駅みたいに ↓

↑ こんな感じになっていて(あるいは野上電鉄「日方」駅みたいに)(京福電鉄「四条大宮」駅みたいに)、逆方向に進む時は、そこで逆向きに走り出すものではないのかと思っていたのです。 そう思いませんか?
ところが、1964年に新幹線が開通して、大阪市地下鉄御堂筋線(1号線)が、梅田から中津・西中島南方・新大阪まで延伸する前はというと、南側から梅田駅までやってきた電車は乗客を降ろすと、逆向きに走るのではなく、乗客なしでそのまま北側に向かって走るのでした。
あの電車、いったいどこに行くのだろうか? ・・・地下の穴ぼこを突き進んで、どこに行くのだろう? 又、南向きの電車は、北側の穴ぼこの中から出てくるのですが、いったいどこからやってくるのだろうか?・・・これ、考え出すと、今晩、寝られなくなっちゃうね・・・
・・・と言っても、まあ、そのうち、寝ましたけどね・・・。
ちなみに、「西中島南方」ですが、これを 東京もんのおっさん は「にし なかのしま なんぽう」と読むのですが、「にしなかじま みなみかた」です。 うちの姉が梅田あたりの会社に勤めていた時、東京もんのおっさん から、「ねーちゃん、『にしなかのしまなんぽう』へはどう行ったらいいの?」ときかれて、「はあ???」と思ったことがあったそうです。 そういう時はですね、今ならば「地下鉄御堂筋線で天王寺行もしくは中百舌鳥行に乗りまして、1駅目の淀屋橋駅で下車して、すぐ北側の京阪 中之島線「大江橋」駅から西向き、中之島行きに乗って終点の「中之島」駅で下車して地上に出まして南側に進むと、『西 中之島 の南方』です」と、こない教えてあげるといい・・のかもしれません。
「何が『ねーちゃん』じゃ。何があ!
!
!」と怒ってました・・「それが、ひとに物を尋ねる態度か?!?」と怒ってましたが、東京もん には自分の方がよっぽど礼儀知らずのくせして、「大阪の人間はマナーが悪い」とか言いたがる者がいますが、それはおのれの独善的な東京中心主義を認めない人が関西および大阪には他の地域よりも多く、東京中心主義が通じないから、自分たちは東京で住んできたからエライんだという変な優越感を持っている人には、それが通じない関西地域は不愉快だということなのだと思います。
で、今回、これまでになかったものが新大阪駅のホームの北端にできている♪ ↓


↑ なかなか、センスがいいし素敵だと思いませんか? 少なくとも、辻元清美の「ヒョウ柄のおばはん」よりはよっぽどセンスがいい(^^♪
・・大塚家具もこういうのを手掛けるようにすれば良かったてことないか・・?
↑ ですが、もしかすると、この御堂筋線「新大阪駅」のホームの北端から北側の電車の折り返しを見物したがる人間がけっこういて、私みたいに「昔取った杵柄」というのか「三つ子の魂百まで」というのか、電車好きの男がカメラ持ってホーム北端で写真とりたがるから、だから、単に「プラットホームがあるだけ」では危ないから、だから、↑ を作ったのか? ・・・もしれませんね・・。
なかなか、いいと思います。 しつこいようだが、辻元清美の「ヒョウ柄のおばはん」よりは、よっぽどセンスがいいし、よっぽど「大阪的」だと思います。
「ヒョウ柄のおばはん」が「大阪の女」だと思っているらしい辻元清美の「大阪の女」観というのは、あれは世界観がおかしいと思うのです。 私の知っている「大阪の女」というのはあんな感じではないですね。 辻元清美は「大阪の女」でも、なんか、あんまり、本来的ではない「大阪の女」を「大阪の女」と思っているのではありませんか。 清原が覚せい剤中毒だったからといって、岸和田の人間は誰もが覚せい剤中毒てわけでもありませんでしょ。変てこりんな「ヒョウ柄のおばはん」が大阪のどこかに1人か2人いたとしても、それが「大阪の女」ではないし、そんなものを「大阪の女」だなどと広められたのでは迷惑です。 かつて、今東光というナマグサボーズが「八尾の人間はスケベエ」だと日本国中に広めて、「何も八尾の人間は誰もが(今東光みたいに)スケベエではない」「八尾を誤解させた」と言って不愉快だと言っていた八尾市の住民がいましたが、「大阪の女」を誤解させるようなことはやめてほしいと思いますね。
【B】 北大阪急行「千里中央」駅付近。
大阪府の豊中市北部・吹田市北部にかけての千里丘陵を「ニュータウン計画」によって住宅地にしたのは1970年(昭和45)年の大阪万博の頃だったと思います。 その「ニュータウン計画」を否定するような高層マンションが建っています。↓


↑ 何でしょうね、これは。 千里中央駅付近、「セルシー」とかこういった施設は計画的に作られて、ある程度以上の成功を収めていたはずでしたが、なんで、その脇にこういう巨大な人工の岩山を作って、千里中央駅とその周囲の施設を人工的谷底にするのでしょう?

( ↑ 「ザ・千里タワー」 )
千葉県船橋市のJR「船橋」駅の北側に「プラウドタワー船橋」ができた時も、「なんじゃ、こりぁ!」と思いました。 なんで、駅の北側のロータリーの部分を「谷底」にするのか? ↓


( ↑ プラウドタワー船橋。
千葉県船橋市本町(ほんちょう)5丁目4 )
・・・別の表現で言いますと、「炭鉱住宅みたい」と思いました。1990年代、福島県いわき市に勤務していた時、戸建住宅建築業の会社に勤めていましたので、そうでなければ行かないような所にもずいぶんと行きました。 なにしろ、公道を普通に歩いていても、「どこに行くのですか」と民間人に「職務質問」されたりする土地柄ですし、他県ナンバーのクルマで停車していると、けーさつ漢から「何やってるんですか」と何もしてなくても尋問され、「何もやってないと思いますけれども、何か問題のあることしていますか」と言うと「他県ナンバーですから」とか言われ、福島県人は他県ナンバーがそんなに珍しいんかい!?! ・・というと、どうも珍しいらしい・・・という土地柄の場所でしたから、私のような「観光地でもない所を歩くのが好き」という人間がうかつに歩きまわるというのがそう簡単ではなかったのですが、仕事ですから、あっちやらこっちやらにずいぶんと行きました。 ・・それで、元炭鉱住宅という場所にも行ったことがありますが、そこは両側が山の谷合で、一本の道がふもとから坂道で通じていて、その道の両側が宅地になっていたのですが、谷が深いので、けっこう早くに暗くなります。自然環境は悪くない場所ですが、一本しか道がないので、もしも、その途中の家で火災が発生したということがあったなら、それより山側の住人は避難しようと思っても困難かな・・という点が問題点かと思いました。もうひとつは、近隣と仲が良ければいいのですが、もし、仲が悪くなった場合、その家の前を通らずに「別の道から行こう」というわけにいかないという問題点がありました。 炭鉱住宅というのは、すべてのものがということではないでしょうけれども、他の地域から炭鉱に働きにきた人のための住宅なので、もとからそこに先祖代々住んでいる人の家に比べると条件が悪い場所にあるというケースがあるようでした。 そこでも、道の両側に家が並んで、ひとつの集落になって、仲良く住めれば悪くない場所かとも思ったのですが、両側の山が高くて、谷底のようになった地形というのは、やはり、先祖代々その地域に住んできた人が住む場所よりも条件が悪い場所に建てられたということなのかな・・という感じがしました。
JR総武線「船橋」駅の周囲というのはもともとは平地であり、JR・東武「船橋」駅の北側のロータリーは、東武百貨店船橋店・イトーヨーカドー船橋店など、8階建てくらいの建物が建つという前提で計画された場所です。ところが、その北東側に巨大な高層マンションの船橋プラウドタワーが建ってしまいました。 船橋駅前のロータリーというのは船橋市民共有の場所だと思っていたのに、なんで、この場所を「谷底」にされなきゃならないんだ?・・と思いましたし、又、 「空は誰のものか?」という疑問も感じました。第一種低層住居専用地域ならば、2階建てか3階建てくらいまでの家を建てて、その屋根の上2mか3m上あたりまではその土地の所有者のものだとして、はてしなく上までその土地の所有者のものというわけでもないでしょう。 現実に我が家の上も飛行機とか飛んでいますしね。私は飛んでいいと許可した覚えはないのだけれども。 JRの快速・私鉄の特急が停まる駅の前のロータリー周辺というのは商業地域になっていることが多く、そういう場所では、東武百貨店船橋店とかイトーヨーカドー船橋店のように8階建てくらいの建物が建つことが多く、その屋上の3mか4mくらい上まではその土地建物の所有者のものでしょうけれども、それよりさらに上は市民共有のもののはずだ・・・と思いこんでいたのでしたが、ところが、ある時、突然、プラウドタワーに「空」を占拠されて、それを売却されてしまい、駅前は「谷底」みたいにされてしまった。 しかも、2005年のことでしたが、リフォーム屋に勤めていた時、そのマンションの住人から依頼されて訪問した時には、警備員から入館時刻とこちらの住所・氏名を書けと「命令」され、いちいち、そんなものを警備員なのか管理人なのかに管理されなきゃならんのか? 入居者の誰に誰が何日の何時何分に来たといったことを、いちいち管理会社に管理されなければならないものなのか?・・と思って入り、その警備員に挨拶して退去しようとすると、その警備員なのか管理人なのかは、「こらあ~あ! 退館時刻を書いていかんかあ~あ!」と怒鳴りつけるのでしたが、あの男はいったい何様なのか? 入居者から依頼されて訪問した来館者に対して、「こらあ~あ! 退館時刻を書いていかんかあ~あ!」とは、その口のきき方は何だ!?! その態度は何だ!?! そういう口をきかれる筋合いはないし、そんなもの、書かずに出て行ったとしても、特にとがめられる筋合いもないはずなのだ。ひとつには、警備員には「警察崩れ」というのか「警察上がり」というのか、上がったのか下がったのかわからんが、元警察官の警備員というのが時々いて、市民に対して、「こらあ~あ! ・・しろお、こらあ!」と警察官の時にやっていたことを民間人である警備員や管理人になってもやる人間がいるようでしたが、その類だったのかもしれません。警察官なら通じても民間人では通じない(本来、警察官でも通じていいものではないはずなのですが)ものをやる人間がいるようで、船橋プラウドタワーもそういう人間を雇っていたのかもしれません。しかし、その警備員だか管理人だかがどうかの問題よりも、もともと、船橋市民の共有のものであった「空」を勝手に占拠しておいて、そこに市民が入るのに、「こらあ!」とかいう口をきくマンションというのはいかがなものか? そういう「マンション」はそのマンションの存在が「反社会的勢力」ではないのか?
だいたい、船橋市や習志野市の住民というのは、↓ のようなものがない所に住みたいと思うから船橋市や習志野市に住んでいるはずなのです。↓



( ↑ 「プラウドタワー船橋」 )


( ↑ ↓「津田沼ザ・タワー」
千葉県習志野市谷津1丁目15 ↑ ↓ )

↑ のようなものに住みたければ東京都内で住めばいいのです。 ↑ のようなものを建てられたのでは船橋市や習志野市の価値が低下してしまいます。 なんで、↑ のようなものに住みたいと思う人間が船橋市や習志野市に住みたがるのか、大いに疑問です。


↑ の写真、北側が「ザ・千里タワー」というもののようですが、南側は何でしょう。
※ 《ウィキペディア―ザ・千里タワー》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC
昔、どんぶり を箸で叩きながら、
「銭じゃあ、銭じゃ♪ 天井から銭こがばらばら降って、来んかいな♪
銭じゃあ、銭じゃ♪ 天井から銭こがばらばら降って、来んかいな♪」
と歌うと、金持ちになるとか貧乏がやってくるとかいう話があったが・・・、
《ウィキペディアーザ・千里タワー》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC によると、
《 2008年11月に柱のひび割れが発見され、補修工事が行われた。》
と出ているのだが、千里中央駅 セルシー付近にいると、上からコンクリートの塊がバラバラ降ってくる・・なんてことないか?
梅田で飛び下りやった高校生にぶつかられて死亡した女子大生がいたというが、そんな感じで上からコンクリートの塊が降ってきてこの「高層マンション」と関係のない人間が下敷きになり、「高層マンション」住民は平気で生活を続ける・・・なんてことにならないだろうな・・。
見上げると、なんか、ありそうな感じがしてこないでもないのだが・・。
この2つの人工的な塔ですが、足元の「千里中央」駅付近にいると、なんだか、谷底にいるような感覚ですが、いくらか離れた所から見るとどうかというと・・・↓

↑ これは、大阪府箕面市 箕面 の 海抜150mくらいの場所から見たものですが、向う側に見える山よりもこの人工物は高いのです。下劣だと覆いませんか? 日本の人口は特に増えていないのに、なんで、こんなものを造らなければならないのですか?
地図で見ますと、ビルの向こう側に見える山は、信貴山のあたりだと思われるのですが、大阪平野を取り囲む山よりも高いようなマンションというのは、それは「反社会的」だと私は思います。思いませんか?
「大阪都構想」の投票をするなんて言っていますが、大阪平野を取り囲む山よりも高いような高層マンションの建造を平気で認めているならば、それは大阪を破壊する行為を認めることだと思いますよ。 ビルの高さと信貴山など周囲の山の高さを比較すると、山の方が高いのじゃ? ・・と思うことがあるかもしれませんが、千里丘陵というのは「丘陵」と言うだけあって、すでにその地盤面がある程度の高さなのです。 北大阪急行電鉄が「千里中央」駅から北に、「箕面船場阪大前」「箕面萱野」駅と2駅延伸する工事をおこなっていますが、「千里中央」駅からその北の「箕面船場阪大前」駅までは地下を走るが、その北で地上に出て高架になり、「箕面萱野」駅では高架に駅ができる予定になっていますが、「箕面萱野」駅付近と比較しても「千里中央」駅付近というのは地盤面がいくらか高いので、それで、北大阪急行電鉄は普通にまっすぐ走っても「千里中央」駅付近では地下になり「箕面萱野」駅付近では高架になるということだと思います。「箕面萱野」駅のすぐ東を千里川という川が北から南へと流れていますが、国道171号の付近で西に流れを変えて流れていき、猪名川に合流しますから、流れを西に変えるあたりより南は少々高くなっているということでしょう。ですから、 「千里中央」駅の周囲に建つ建物というのは、海抜ゼロmの所に建つのではなく、もともと、ある程度の高さの場所の上に建つのです。だから、単純にビルの高さと山の高さを比較して、ビルの高さの方が低いのではないかと思っても、それはビルが建つ地盤面の海抜をたしていないからであり、海抜にビルの高さをたすと、ビルの方が周囲の山より高いものになったりするのです。
なんで、こんな下劣なビルを建てたがるのでしょうか?
大阪府箕面市の粟生地区にある大阪大学外国語学部(旧 大阪外国語大学)を北大阪急行「箕面船場阪大前」駅の近くに高層ビルを建てて移転するとかいう話があり、それで駅名も「箕面船場」ではなく「箕面船場阪大前」だという話をききましたが、せっかく、「箕面キャンパス」があるのに、なんで、オフィスビルみたいな高層ビルにしなければならないのか? (そんなことするなら、いっそ、北大阪急行を「箕面萱野」駅止まりではなく、もう1駅、元大阪外大の大阪大学箕面キャンパスの付近の「箕面粟生」まで延伸したらどうか? もしくは、阪急千里線を大阪大箕面キャンパス付近まで延伸したらどうか? ) もしかして、広い敷地の中に大学の講義がおこなわれる建物がいくつか建つという従来の大学キャンパスの造り方であると、ハイドパークの「スピーカーズコーナー」のように大学内で、演説したりする大学生が出てくるので、そういったことをさせないようにするために、又、従来の大学の造りだと、その大学の大学生でない者も入ってくるが、それを入れないようにするために、大学の建物を「オフィスビルみたいな高層ビル」にしてしまおうという構想なのか? 社会の在り方を自分自身で考え、議論しようというような者を「モラトリアム人間病」と「診断」して「治療」(=人格改造、「人間による人間の加工」)をし、社会に迎合し、体制に順応しようとする者を「自我が確立されている」「独立自尊の精神をもっている」「アイデンティティーをもっている」と「診断」して奨励しようという慶應大学医学部助教授の内部進学 故 小此木啓吾シンドロームの流れか?
大阪大学はかつては大阪市内にあったが、豊中地区(石橋地区)(「待兼山芋畑」地区)と吹田地区(北千里地区)、それに元大阪外大の箕面地区と北摂地区3か所に移ったが、たしか、
豊中地区・・文学部・法学部・経済学部・理学部・基礎工学部
吹田地区・・医学部・歯学部・薬学部・工学部
箕面地区・・外国語学部
という配置だったと思うのだが、大阪モノレールが走り、電車の駅から遠かった箕面市粟生地区の元大阪外大の箕面キャンパスも、大阪モノレール「彩都西」駅という至近の駅ができ、阪急千里線「北千里」から少々あるく吹田地区にも東側に「阪大病院前」駅ができ、阪急「石橋」駅から少々歩いた豊中地区も南東側に「柴原阪大前」駅ができ、彩都線は「千里中央」止まりだけれども、これを頑張って何本か「蛍池」まで、もしくは「大阪空港」まで来させるようにすれば、「彩都西」「阪大病院前」「柴原阪大前」の3駅により1本の電車で3つのキャンパスがつながれることになる・・と思うのだが、なんでまた、「彩都西」駅付近の目玉として地元にプラスになるであろうと思われる箕面市粟生地区のものを箕面市新船場に高層ビルなんて作って移動させようとするのか。「箕面船場阪大前」駅では、他の2キャンパスに移動しようとすると「千里中央」で乗り換えないと行けない。3地区の移動を考えると、北大阪急行線の「箕面船場阪大前」よりも大阪モノレールで「彩都西」「阪大病院前」「柴原阪大前」と3駅で移動できる箕面市粟生地区(「彩都西」)の方が便利ということはないか。大阪市内に移動するには、もしくは、大阪市内などから行くには大阪モノレール彩都線よりも御堂筋線直結の北大阪急行線の方が便利だろうけれども。「必要もない所に高層ビルを作りたい症候群」の「病人」が全国にいるのではないか。「薬漬け療法」(=「化学療法」「薬物療法」)とかで、もしくは、「電気ショック療法」とか「ロボトミー」とかで、あるいは「逮捕監禁療法」(=「入院療法」)とかで「治療」してやった方がいいということはないか?
愛知産業大学の通信課程の建築学科でスクーリングの時に、M先生が「高さを競うなどというのは、それは後進国の発想だ」と言われたことがありましたが、私もそう思います。同感です。 高さを競うのではなく、「その場所にふさわしい高さ」をどれだけ実現できているか・・ということを考えるべきです。
「大阪都構想」という話題がニュースにもでますが、 「大阪市を解体して変な分け方で『区』と称する小さい市に分けるだけ」なのか、「大阪府を、西日本における東京に準ずる街にするのか」によって、意味は変わってくると思います。 大阪府には似合わない、あるいは、大阪市内ならともかく、「郊外」である千里などには似合わない高層建築を認めるのか、そんなものは「後進国のすること」であって、文化的ではないもので、本来、「東京よりも文化的に上」であったはずの関西(本来、「ヒョウ柄のおばはん」とは逆であったはずの大阪)(本来、東京よりもあか抜けた場所であったはずの大阪)としては、関西独自の街づくりとして、東京の後ばっかり追いかけるようなことはやらないで、大阪に似合う街づくりを考えるのか。 そのあたりをよく考える必要があると思います。
↑ の高層マンションは野蛮であり、不必要なものです。 まず、向う側に見える山より高いマンションて、その傲慢な態度はいったい何? ・・と思いませんか? なんで、千里中央駅付近を谷底にされなきゃならないの? ・・と思いませんか?
(2020.10.31.)

↑ 北大阪急行電鉄 延伸工事 進行中。 「箕面萱野」~「箕面船場阪大前」駅間にて。
大阪市地下鉄御堂筋線が豊中市に入った「江坂」駅から北は、阪急電鉄が筆頭株主で大阪府も株主に入っているが大阪市は株主ではない北大阪急行電鉄(株)の路線であって、「発注者 大阪市高速電気軌道株式会社」てのも、なんかよくわからんような・・・。そう思いませんか?

↑ 大阪府、北摂地区 某市にて。
「 の吸い殻を ください!!」・・・て、誰の吸い殻が欲しいねん?・・て突っ込みたくなる看板だが、
・・おそらく、もともとは「煙草の吸殻を 捨てないでください!!」で、「煙草」と「捨てないで」が別の色の字で書かれていたが、そこだけ消えてしまって、「の吸殻を ください」と、なんだか、「吸い殻ほしい」みたいな看板になってしまった・・ということか。
(2020.11.7.)

大阪府の歴史散歩 上 大阪市・豊能・三島 (歴史散歩 27) - 大阪府の歴史散歩編集委員会

大阪府の歴史散歩 下 河内・堺・和泉 (歴史散歩 27) - 大阪府の歴史散歩編集委員会

建築とは何か (SD選書 95) - ブルーノ・タウト, 篠田 英雄

日本美の再発見 増補改訳版 (岩波新書) - ブルーノ・タウト, 篠田 英雄

異議あり!臨海副都心 (岩波ブックレット) - 尾島 俊雄
【A】大阪市地下鉄「新大阪」駅
東京方面から新幹線で新大阪駅まで行き、新大阪から大阪・梅田に行く場合には、そのまま、JRの東海道本線で大阪駅まで行きますが、大阪市内の「淀屋橋」「本町」「心斎橋」「なんば」「天王寺」方面に行く場合や、北大阪急行「千里中央」駅方面に行く場合には大阪市地下鉄「新大阪」駅を利用します。
北向きの電車は、千里中央行と新大阪止まりの電車の2種類です。 実は、昨年だったか、北向きの電車に乗ろうとしていて、新大阪止まりの電車が来て、「この電車は新大阪止まりです」という放送が流れたので、この電車はここで折り返して戻るのかと思い、電車の北側から北方向を見ていたら、後ろから電車が発進してきて、あやうく、ごっつんこするところだった・・・なんてことがありました。
「この電車は当駅止まりです」と言うものだから、そこから南側に向かって走るのか・・と思うとそうではなく、北側に進んで、両側の線路の真ん中にある折り返し用線路で向きを変えて南向きホームに入ってくるようになっていたのです。


↑ 左側の線路が、東三国・江坂・緑地公園・桃山台・千里中央と進む北向き路線、右側の路線が西中島南方・中津・梅田・淀屋橋・・と進む南向き路線で、中央に停車中の電車が、左側の路線で新大阪駅まで来た電車が北側に行き、ここで逆向き、南向きに発車して右側の線路に入ります。
それを理解しないで、「当駅止まりです」と言うから、これより北向きには進まないものだと思いこんでしまった。なんだか、「お上りさんみたい」でしたが、こういう時に、東京もん のおっさんは、自分の方が「おのぼりさん」と考えないで、「大阪って変わってますよね」とか言って大阪と「大阪の人間」のせいにするのです。
私は、在東京圏関西人ですから、そんなもん、そんじょそこらの関西人よりも関西人・・のつもりでしたが、東京圏での暮らしが長くなると、どうも、大阪の感覚が弱くなっていたようでした。
※ 新大阪駅 構内図 https://subway.osakametro.co.jp/station_guide/M/m13/index.php
( ↑ 新大阪駅。 東西の路線が新幹線。左側の南北の路線が「大阪メトロ」御堂筋線「新大阪」駅。 右側の南北の路線が東海道本線。
↑ の地図でマーカーは新幹線の「新大阪」駅についている。 )
そう言えば、子供の頃、1964年に新幹線が開通して「新大阪」駅ができるより前、地下鉄御堂筋線は「1号線」と言っていて、北側は「梅田」駅まで、南側は「天王寺」駅までだったのが「あびこ」駅まで伸びていましたが、不思議だったのは梅田駅。 終着駅というと、その頃は国鉄、今はJRになりましたが、阪和線の「天王寺」駅みたいに、もしくは、阪急「梅田」駅みたいに、もしくは阪神「梅田」駅みたいに、もしくはその頃の近鉄「上本町」駅みたいに櫛形ホームになっていて、電車の先頭の先は「車止め」があって、それより先に電車が暴走することがあっても、ごっつんこして止まるようになっていたはずで、たいして大きくない駅でも、阪急箕面線「箕面」駅みたいに ↓

↑ こんな感じになっていて(あるいは野上電鉄「日方」駅みたいに)(京福電鉄「四条大宮」駅みたいに)、逆方向に進む時は、そこで逆向きに走り出すものではないのかと思っていたのです。 そう思いませんか?
ところが、1964年に新幹線が開通して、大阪市地下鉄御堂筋線(1号線)が、梅田から中津・西中島南方・新大阪まで延伸する前はというと、南側から梅田駅までやってきた電車は乗客を降ろすと、逆向きに走るのではなく、乗客なしでそのまま北側に向かって走るのでした。
あの電車、いったいどこに行くのだろうか? ・・・地下の穴ぼこを突き進んで、どこに行くのだろう? 又、南向きの電車は、北側の穴ぼこの中から出てくるのですが、いったいどこからやってくるのだろうか?・・・これ、考え出すと、今晩、寝られなくなっちゃうね・・・
・・・と言っても、まあ、そのうち、寝ましたけどね・・・。
ちなみに、「西中島南方」ですが、これを 東京もんのおっさん は「にし なかのしま なんぽう」と読むのですが、「にしなかじま みなみかた」です。 うちの姉が梅田あたりの会社に勤めていた時、東京もんのおっさん から、「ねーちゃん、『にしなかのしまなんぽう』へはどう行ったらいいの?」ときかれて、「はあ???」と思ったことがあったそうです。 そういう時はですね、今ならば「地下鉄御堂筋線で天王寺行もしくは中百舌鳥行に乗りまして、1駅目の淀屋橋駅で下車して、すぐ北側の京阪 中之島線「大江橋」駅から西向き、中之島行きに乗って終点の「中之島」駅で下車して地上に出まして南側に進むと、『西 中之島 の南方』です」と、こない教えてあげるといい・・のかもしれません。
「何が『ねーちゃん』じゃ。何があ!


で、今回、これまでになかったものが新大阪駅のホームの北端にできている♪ ↓


↑ なかなか、センスがいいし素敵だと思いませんか? 少なくとも、辻元清美の「ヒョウ柄のおばはん」よりはよっぽどセンスがいい(^^♪
・・大塚家具もこういうのを手掛けるようにすれば良かったてことないか・・?
↑ ですが、もしかすると、この御堂筋線「新大阪駅」のホームの北端から北側の電車の折り返しを見物したがる人間がけっこういて、私みたいに「昔取った杵柄」というのか「三つ子の魂百まで」というのか、電車好きの男がカメラ持ってホーム北端で写真とりたがるから、だから、単に「プラットホームがあるだけ」では危ないから、だから、↑ を作ったのか? ・・・もしれませんね・・。
なかなか、いいと思います。 しつこいようだが、辻元清美の「ヒョウ柄のおばはん」よりは、よっぽどセンスがいいし、よっぽど「大阪的」だと思います。
「ヒョウ柄のおばはん」が「大阪の女」だと思っているらしい辻元清美の「大阪の女」観というのは、あれは世界観がおかしいと思うのです。 私の知っている「大阪の女」というのはあんな感じではないですね。 辻元清美は「大阪の女」でも、なんか、あんまり、本来的ではない「大阪の女」を「大阪の女」と思っているのではありませんか。 清原が覚せい剤中毒だったからといって、岸和田の人間は誰もが覚せい剤中毒てわけでもありませんでしょ。変てこりんな「ヒョウ柄のおばはん」が大阪のどこかに1人か2人いたとしても、それが「大阪の女」ではないし、そんなものを「大阪の女」だなどと広められたのでは迷惑です。 かつて、今東光というナマグサボーズが「八尾の人間はスケベエ」だと日本国中に広めて、「何も八尾の人間は誰もが(今東光みたいに)スケベエではない」「八尾を誤解させた」と言って不愉快だと言っていた八尾市の住民がいましたが、「大阪の女」を誤解させるようなことはやめてほしいと思いますね。
【B】 北大阪急行「千里中央」駅付近。
大阪府の豊中市北部・吹田市北部にかけての千里丘陵を「ニュータウン計画」によって住宅地にしたのは1970年(昭和45)年の大阪万博の頃だったと思います。 その「ニュータウン計画」を否定するような高層マンションが建っています。↓


↑ 何でしょうね、これは。 千里中央駅付近、「セルシー」とかこういった施設は計画的に作られて、ある程度以上の成功を収めていたはずでしたが、なんで、その脇にこういう巨大な人工の岩山を作って、千里中央駅とその周囲の施設を人工的谷底にするのでしょう?
( ↑ 「ザ・千里タワー」 )
千葉県船橋市のJR「船橋」駅の北側に「プラウドタワー船橋」ができた時も、「なんじゃ、こりぁ!」と思いました。 なんで、駅の北側のロータリーの部分を「谷底」にするのか? ↓

( ↑ プラウドタワー船橋。
千葉県船橋市本町(ほんちょう)5丁目4 )
・・・別の表現で言いますと、「炭鉱住宅みたい」と思いました。1990年代、福島県いわき市に勤務していた時、戸建住宅建築業の会社に勤めていましたので、そうでなければ行かないような所にもずいぶんと行きました。 なにしろ、公道を普通に歩いていても、「どこに行くのですか」と民間人に「職務質問」されたりする土地柄ですし、他県ナンバーのクルマで停車していると、けーさつ漢から「何やってるんですか」と何もしてなくても尋問され、「何もやってないと思いますけれども、何か問題のあることしていますか」と言うと「他県ナンバーですから」とか言われ、福島県人は他県ナンバーがそんなに珍しいんかい!?! ・・というと、どうも珍しいらしい・・・という土地柄の場所でしたから、私のような「観光地でもない所を歩くのが好き」という人間がうかつに歩きまわるというのがそう簡単ではなかったのですが、仕事ですから、あっちやらこっちやらにずいぶんと行きました。 ・・それで、元炭鉱住宅という場所にも行ったことがありますが、そこは両側が山の谷合で、一本の道がふもとから坂道で通じていて、その道の両側が宅地になっていたのですが、谷が深いので、けっこう早くに暗くなります。自然環境は悪くない場所ですが、一本しか道がないので、もしも、その途中の家で火災が発生したということがあったなら、それより山側の住人は避難しようと思っても困難かな・・という点が問題点かと思いました。もうひとつは、近隣と仲が良ければいいのですが、もし、仲が悪くなった場合、その家の前を通らずに「別の道から行こう」というわけにいかないという問題点がありました。 炭鉱住宅というのは、すべてのものがということではないでしょうけれども、他の地域から炭鉱に働きにきた人のための住宅なので、もとからそこに先祖代々住んでいる人の家に比べると条件が悪い場所にあるというケースがあるようでした。 そこでも、道の両側に家が並んで、ひとつの集落になって、仲良く住めれば悪くない場所かとも思ったのですが、両側の山が高くて、谷底のようになった地形というのは、やはり、先祖代々その地域に住んできた人が住む場所よりも条件が悪い場所に建てられたということなのかな・・という感じがしました。
JR総武線「船橋」駅の周囲というのはもともとは平地であり、JR・東武「船橋」駅の北側のロータリーは、東武百貨店船橋店・イトーヨーカドー船橋店など、8階建てくらいの建物が建つという前提で計画された場所です。ところが、その北東側に巨大な高層マンションの船橋プラウドタワーが建ってしまいました。 船橋駅前のロータリーというのは船橋市民共有の場所だと思っていたのに、なんで、この場所を「谷底」にされなきゃならないんだ?・・と思いましたし、又、 「空は誰のものか?」という疑問も感じました。第一種低層住居専用地域ならば、2階建てか3階建てくらいまでの家を建てて、その屋根の上2mか3m上あたりまではその土地の所有者のものだとして、はてしなく上までその土地の所有者のものというわけでもないでしょう。 現実に我が家の上も飛行機とか飛んでいますしね。私は飛んでいいと許可した覚えはないのだけれども。 JRの快速・私鉄の特急が停まる駅の前のロータリー周辺というのは商業地域になっていることが多く、そういう場所では、東武百貨店船橋店とかイトーヨーカドー船橋店のように8階建てくらいの建物が建つことが多く、その屋上の3mか4mくらい上まではその土地建物の所有者のものでしょうけれども、それよりさらに上は市民共有のもののはずだ・・・と思いこんでいたのでしたが、ところが、ある時、突然、プラウドタワーに「空」を占拠されて、それを売却されてしまい、駅前は「谷底」みたいにされてしまった。 しかも、2005年のことでしたが、リフォーム屋に勤めていた時、そのマンションの住人から依頼されて訪問した時には、警備員から入館時刻とこちらの住所・氏名を書けと「命令」され、いちいち、そんなものを警備員なのか管理人なのかに管理されなきゃならんのか? 入居者の誰に誰が何日の何時何分に来たといったことを、いちいち管理会社に管理されなければならないものなのか?・・と思って入り、その警備員に挨拶して退去しようとすると、その警備員なのか管理人なのかは、「こらあ~あ! 退館時刻を書いていかんかあ~あ!」と怒鳴りつけるのでしたが、あの男はいったい何様なのか? 入居者から依頼されて訪問した来館者に対して、「こらあ~あ! 退館時刻を書いていかんかあ~あ!」とは、その口のきき方は何だ!?! その態度は何だ!?! そういう口をきかれる筋合いはないし、そんなもの、書かずに出て行ったとしても、特にとがめられる筋合いもないはずなのだ。ひとつには、警備員には「警察崩れ」というのか「警察上がり」というのか、上がったのか下がったのかわからんが、元警察官の警備員というのが時々いて、市民に対して、「こらあ~あ! ・・しろお、こらあ!」と警察官の時にやっていたことを民間人である警備員や管理人になってもやる人間がいるようでしたが、その類だったのかもしれません。警察官なら通じても民間人では通じない(本来、警察官でも通じていいものではないはずなのですが)ものをやる人間がいるようで、船橋プラウドタワーもそういう人間を雇っていたのかもしれません。しかし、その警備員だか管理人だかがどうかの問題よりも、もともと、船橋市民の共有のものであった「空」を勝手に占拠しておいて、そこに市民が入るのに、「こらあ!」とかいう口をきくマンションというのはいかがなものか? そういう「マンション」はそのマンションの存在が「反社会的勢力」ではないのか?
だいたい、船橋市や習志野市の住民というのは、↓ のようなものがない所に住みたいと思うから船橋市や習志野市に住んでいるはずなのです。↓



( ↑ 「プラウドタワー船橋」 )


( ↑ ↓「津田沼ザ・タワー」
千葉県習志野市谷津1丁目15 ↑ ↓ )
↑ のようなものに住みたければ東京都内で住めばいいのです。 ↑ のようなものを建てられたのでは船橋市や習志野市の価値が低下してしまいます。 なんで、↑ のようなものに住みたいと思う人間が船橋市や習志野市に住みたがるのか、大いに疑問です。


↑ の写真、北側が「ザ・千里タワー」というもののようですが、南側は何でしょう。
※ 《ウィキペディア―ザ・千里タワー》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC
昔、どんぶり を箸で叩きながら、
「銭じゃあ、銭じゃ♪ 天井から銭こがばらばら降って、来んかいな♪
銭じゃあ、銭じゃ♪ 天井から銭こがばらばら降って、来んかいな♪」
と歌うと、金持ちになるとか貧乏がやってくるとかいう話があったが・・・、
《ウィキペディアーザ・千里タワー》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E5%8D%83%E9%87%8C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC によると、
《 2008年11月に柱のひび割れが発見され、補修工事が行われた。》
と出ているのだが、千里中央駅 セルシー付近にいると、上からコンクリートの塊がバラバラ降ってくる・・なんてことないか?
梅田で飛び下りやった高校生にぶつかられて死亡した女子大生がいたというが、そんな感じで上からコンクリートの塊が降ってきてこの「高層マンション」と関係のない人間が下敷きになり、「高層マンション」住民は平気で生活を続ける・・・なんてことにならないだろうな・・。
見上げると、なんか、ありそうな感じがしてこないでもないのだが・・。
この2つの人工的な塔ですが、足元の「千里中央」駅付近にいると、なんだか、谷底にいるような感覚ですが、いくらか離れた所から見るとどうかというと・・・↓

↑ これは、大阪府箕面市 箕面 の 海抜150mくらいの場所から見たものですが、向う側に見える山よりもこの人工物は高いのです。下劣だと覆いませんか? 日本の人口は特に増えていないのに、なんで、こんなものを造らなければならないのですか?
地図で見ますと、ビルの向こう側に見える山は、信貴山のあたりだと思われるのですが、大阪平野を取り囲む山よりも高いようなマンションというのは、それは「反社会的」だと私は思います。思いませんか?
「大阪都構想」の投票をするなんて言っていますが、大阪平野を取り囲む山よりも高いような高層マンションの建造を平気で認めているならば、それは大阪を破壊する行為を認めることだと思いますよ。 ビルの高さと信貴山など周囲の山の高さを比較すると、山の方が高いのじゃ? ・・と思うことがあるかもしれませんが、千里丘陵というのは「丘陵」と言うだけあって、すでにその地盤面がある程度の高さなのです。 北大阪急行電鉄が「千里中央」駅から北に、「箕面船場阪大前」「箕面萱野」駅と2駅延伸する工事をおこなっていますが、「千里中央」駅からその北の「箕面船場阪大前」駅までは地下を走るが、その北で地上に出て高架になり、「箕面萱野」駅では高架に駅ができる予定になっていますが、「箕面萱野」駅付近と比較しても「千里中央」駅付近というのは地盤面がいくらか高いので、それで、北大阪急行電鉄は普通にまっすぐ走っても「千里中央」駅付近では地下になり「箕面萱野」駅付近では高架になるということだと思います。「箕面萱野」駅のすぐ東を千里川という川が北から南へと流れていますが、国道171号の付近で西に流れを変えて流れていき、猪名川に合流しますから、流れを西に変えるあたりより南は少々高くなっているということでしょう。ですから、 「千里中央」駅の周囲に建つ建物というのは、海抜ゼロmの所に建つのではなく、もともと、ある程度の高さの場所の上に建つのです。だから、単純にビルの高さと山の高さを比較して、ビルの高さの方が低いのではないかと思っても、それはビルが建つ地盤面の海抜をたしていないからであり、海抜にビルの高さをたすと、ビルの方が周囲の山より高いものになったりするのです。
なんで、こんな下劣なビルを建てたがるのでしょうか?
大阪府箕面市の粟生地区にある大阪大学外国語学部(旧 大阪外国語大学)を北大阪急行「箕面船場阪大前」駅の近くに高層ビルを建てて移転するとかいう話があり、それで駅名も「箕面船場」ではなく「箕面船場阪大前」だという話をききましたが、せっかく、「箕面キャンパス」があるのに、なんで、オフィスビルみたいな高層ビルにしなければならないのか? (そんなことするなら、いっそ、北大阪急行を「箕面萱野」駅止まりではなく、もう1駅、元大阪外大の大阪大学箕面キャンパスの付近の「箕面粟生」まで延伸したらどうか? もしくは、阪急千里線を大阪大箕面キャンパス付近まで延伸したらどうか? ) もしかして、広い敷地の中に大学の講義がおこなわれる建物がいくつか建つという従来の大学キャンパスの造り方であると、ハイドパークの「スピーカーズコーナー」のように大学内で、演説したりする大学生が出てくるので、そういったことをさせないようにするために、又、従来の大学の造りだと、その大学の大学生でない者も入ってくるが、それを入れないようにするために、大学の建物を「オフィスビルみたいな高層ビル」にしてしまおうという構想なのか? 社会の在り方を自分自身で考え、議論しようというような者を「モラトリアム人間病」と「診断」して「治療」(=人格改造、「人間による人間の加工」)をし、社会に迎合し、体制に順応しようとする者を「自我が確立されている」「独立自尊の精神をもっている」「アイデンティティーをもっている」と「診断」して奨励しようという慶應大学医学部助教授の内部進学 故 小此木啓吾シンドロームの流れか?
大阪大学はかつては大阪市内にあったが、豊中地区(石橋地区)(「待兼山芋畑」地区)と吹田地区(北千里地区)、それに元大阪外大の箕面地区と北摂地区3か所に移ったが、たしか、
豊中地区・・文学部・法学部・経済学部・理学部・基礎工学部
吹田地区・・医学部・歯学部・薬学部・工学部
箕面地区・・外国語学部
という配置だったと思うのだが、大阪モノレールが走り、電車の駅から遠かった箕面市粟生地区の元大阪外大の箕面キャンパスも、大阪モノレール「彩都西」駅という至近の駅ができ、阪急千里線「北千里」から少々あるく吹田地区にも東側に「阪大病院前」駅ができ、阪急「石橋」駅から少々歩いた豊中地区も南東側に「柴原阪大前」駅ができ、彩都線は「千里中央」止まりだけれども、これを頑張って何本か「蛍池」まで、もしくは「大阪空港」まで来させるようにすれば、「彩都西」「阪大病院前」「柴原阪大前」の3駅により1本の電車で3つのキャンパスがつながれることになる・・と思うのだが、なんでまた、「彩都西」駅付近の目玉として地元にプラスになるであろうと思われる箕面市粟生地区のものを箕面市新船場に高層ビルなんて作って移動させようとするのか。「箕面船場阪大前」駅では、他の2キャンパスに移動しようとすると「千里中央」で乗り換えないと行けない。3地区の移動を考えると、北大阪急行線の「箕面船場阪大前」よりも大阪モノレールで「彩都西」「阪大病院前」「柴原阪大前」と3駅で移動できる箕面市粟生地区(「彩都西」)の方が便利ということはないか。大阪市内に移動するには、もしくは、大阪市内などから行くには大阪モノレール彩都線よりも御堂筋線直結の北大阪急行線の方が便利だろうけれども。「必要もない所に高層ビルを作りたい症候群」の「病人」が全国にいるのではないか。「薬漬け療法」(=「化学療法」「薬物療法」)とかで、もしくは、「電気ショック療法」とか「ロボトミー」とかで、あるいは「逮捕監禁療法」(=「入院療法」)とかで「治療」してやった方がいいということはないか?
愛知産業大学の通信課程の建築学科でスクーリングの時に、M先生が「高さを競うなどというのは、それは後進国の発想だ」と言われたことがありましたが、私もそう思います。同感です。 高さを競うのではなく、「その場所にふさわしい高さ」をどれだけ実現できているか・・ということを考えるべきです。
「大阪都構想」という話題がニュースにもでますが、 「大阪市を解体して変な分け方で『区』と称する小さい市に分けるだけ」なのか、「大阪府を、西日本における東京に準ずる街にするのか」によって、意味は変わってくると思います。 大阪府には似合わない、あるいは、大阪市内ならともかく、「郊外」である千里などには似合わない高層建築を認めるのか、そんなものは「後進国のすること」であって、文化的ではないもので、本来、「東京よりも文化的に上」であったはずの関西(本来、「ヒョウ柄のおばはん」とは逆であったはずの大阪)(本来、東京よりもあか抜けた場所であったはずの大阪)としては、関西独自の街づくりとして、東京の後ばっかり追いかけるようなことはやらないで、大阪に似合う街づくりを考えるのか。 そのあたりをよく考える必要があると思います。
↑ の高層マンションは野蛮であり、不必要なものです。 まず、向う側に見える山より高いマンションて、その傲慢な態度はいったい何? ・・と思いませんか? なんで、千里中央駅付近を谷底にされなきゃならないの? ・・と思いませんか?
(2020.10.31.)

↑ 北大阪急行電鉄 延伸工事 進行中。 「箕面萱野」~「箕面船場阪大前」駅間にて。
大阪市地下鉄御堂筋線が豊中市に入った「江坂」駅から北は、阪急電鉄が筆頭株主で大阪府も株主に入っているが大阪市は株主ではない北大阪急行電鉄(株)の路線であって、「発注者 大阪市高速電気軌道株式会社」てのも、なんかよくわからんような・・・。そう思いませんか?

↑ 大阪府、北摂地区 某市にて。
「 の吸い殻を ください!!」・・・て、誰の吸い殻が欲しいねん?・・て突っ込みたくなる看板だが、
・・おそらく、もともとは「煙草の吸殻を 捨てないでください!!」で、「煙草」と「捨てないで」が別の色の字で書かれていたが、そこだけ消えてしまって、「の吸殻を ください」と、なんだか、「吸い殻ほしい」みたいな看板になってしまった・・ということか。
(2020.11.7.)

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