中村家住宅【2/6】「和小屋組と扠首(さす)組が合わさった小屋組」、「浜松なのにイナカくさくない」、元梁材を「柱」にするのではなく上り口に使用。「鳥衾」とは。主屋の前後にきれいに咲く桜。

[第831回]
  中村家住宅はいつ建てられた建物なのか。浜松市西区役所まちづくり推進課・浜松市市民部文化財課編集『【国指定】重要文化財中村家住宅』(2021年1月版。浜松市西区役所まちづくり推進課 発行)には、
中村家に保管されていた貞享(じょうきょう)5年(1688年)・三州細谷(さんしゅうほそや)(現在の愛知県豊橋市細谷町)と箆書き(へらがき)されていた鬼瓦と、棟に上がっていた鳥衾(とりぶすま)との取り合いが一致し、主屋が貞享5年には建設されていたことがわかりました。 貞享5年は9月30日に元禄元年と改まっていますので、現在の中村家住宅は、17世紀末の建築物を復元したものということになります。》
と出ています。 吉澤政己『日本列島民家の旅(6)中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)には、《 建築年代―18世紀中ごろ 》と書かれていますが、中村家住宅はいつ建てられた建物なのか。浜松市西区役所まちづくり推進課・浜松市市民部文化財課編集『【国指定】重要文化財中村家住宅』(2021年1月版。浜松市西区役所まちづくり推進課 発行)の方が後から発行されたものなので、17世紀後半の可能性が大きいのではないでしょうか。
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( ↑ 中村家住宅 主屋 南面。)

  「鬼瓦」はわかるが、「鳥衾(とりぶすま)」て何なのか? ・・というと、《コトバンク デジタル大辞泉の解説 鳥衾》https://kotobank.jp/word/%E9%B3%A5%E8%A1%BE-586015 によると《大棟(おおむね)または隅棟(すみむね)などの鬼瓦の上に、反って長く突き出した円筒状の瓦。雀瓦。》らしい。《石川商店 得する屋根知識 「鳥衾 とりぶすま」》https://kotobank.jp/word/%E9%B3%A5%E8%A1%BE-586015 に写真で示されている。言われてみると、「ああ、あれか」となる、そう難しいものではない。
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  主屋の背面(北面)は、↓
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  南から見て、東寄りに土間があり、その西に板敷きの部屋があってその西に畳敷きの部屋がありますが、この配置はこういった農家もしくは「武家と農家の間」の家屋にはよく見かける並びです。
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( ↑ 東より、土間から西側の板敷きの部屋を見る。)
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↑ その手前、もともと、梁として使用されていたものか? と思われる木が上り口に置かれていますが、これは中村家で長く使用されてきたものなのか、それとも、公開される際に上り口に配置されたものなのか。後者か・・・。
  2005年、チムニー(株)https://www.chimney.co.jp/ で、「はなの舞」の新しい店が完成した時、建設部にいた私が店舗を見に行くと、「ありぁ」と思ったのは、チムニー(株)は雑居ビルや地下街などのスペースを借りて「はなの舞」「花の舞」「炎」という名前の店は「古民家風」(特に「高山風」らしいが)にしつらえにし、「チムニー」という名前の店は「チムニー」という名前のように飾りの洋風煙突を店の中に設けた「洋風居酒屋」だったのですが、「はなの舞」「花の舞」「炎」では「古民家風」「民芸風」にするために、骨董品屋から火鉢を購入して置いたり、内装には古材を購入して配置したりしていたのですが、もともと、梁材として使用されていたらしい松丸太が柱のように縦にして配置されていたので、私は「デザイナー」の「1000万円越プレーヤー」の「(おっさん+にーちゃん)÷2」に「ああいうのは、ちょっとおかしいですね」と言ったのです。やっぱり、その居酒屋の建物自体の構造は鉄筋コンクリート造か鉄骨造でできたビルであってその内装に古民家風にしているのであって古民家風の建物の木構造でその店舗を支えているわけではないとしても、木構造の原理は踏まえた造りにするべきで、木造としてありえない内装というのは、来客で木構造について学んだ人や自分自身が今も実家は「古民家」だという人があった時に「これぁいったいなんだべえ?」と口に出していうかどうか、たとえ口に出して言わなかったとしても、そう思うはずであり、木構造の原理を踏まえたしつらえにするべきです。 昔から、桧や杉が柱材にいいと言われるのは、ひとつには、桧や杉はまっすぐに伸びる木なので柱として使いやすいというところがあります。「松はたいてい曲がっている」なんてことを、1980年代後半、私が小堀住研(株)にいた時、千葉県松戸展示場の課長だった I さんがお客様に話すのを聞いて、入社すぐだった私は「なるほど、そうかあ。松はたいてい曲がっているんだなあ」と思ったのでしたが、その後、実際に山に生えている松を見てみると、必ずしも松は曲がっていないのです。「松はたいてい曲がっている」というのは、それは「お寺の庭に生えている松」のことであって「山に生えている松」はけっこうまっすぐに伸びている松もあるのです。だから、「松はたいてい曲がっている」という話は、「お寺の庭に生えている松」と「山に生えている松」を混同して言っているようにも思います。しかし、あえて、曲がった松を使用して、上に凸になるように入れることで屋根の荷重が上から下にかかった時に元に戻る力を発揮するように入れるということはやりますし、又、上が凸か下が凸かにかかわらず、曲がりくねった松の木を組み合わせることで梁桁材ががっしりと組み合わされるということもあるようです。 「松はたいてい曲がっている」という説はちょっと違うのではないのかとも思うのですが、「曲がった松」を梁桁材に使用するということは「古民家」ではやっていますし、そういった曲がった木を梁桁材に使用している家屋を見ると、最近のまっすぐに加工された角材の米松(べいまつ)(ダグラスファー)の梁による家屋と違った風情を感じたりもするのではないかと思います・・・・が、それはあくまでも梁桁材のことであって、柱にわざわざ曲がった木を使ったりはしません。それを、チムニー(株)の「はなの舞」の店では、もともと、梁桁材として使用されていたのがわかる仕口の加工跡が見える曲がった松材を柱のように縦にして配置していたので、「これは変だ」と私は思い、そういったことは早めに建設部のスタッフで共有の認識として持ち、その後の問題として改善するべきだと思ったのでしたが、ところが、「デザイナー」の「1000万円越プレーヤー」の「(おっさん+にーちゃん)÷2」は私からそれを聞いて何と言ったかというと、「あの曲がっているところがいいんですよお~お」と。はあ? はあ~あ??? ・・・もしかして、アホちゃうか・・。
・・まあ、「デザイナー」とか「建築家」とか「なんちゃらアーキテクト」とかそういった名称・肩書を名のりだすとそうなるみたいですね。たとえ、実際にその店舗の建物を支えているものでなかったとしても、私は建築の構造としてありえないようなものを内装に入れるというのは、それは、こっけい以外の何物でもなく、「曲がってるのがいいんですよお」なんてそんなアホなこと考えるのは「デザイナー」とか「建築家」とか「なんちゃらアーキテクト」とか、もしくは「いっきゅうけんちくしい~い」とか、そういった連中だけでしょう。 曲がった梁桁材で使用しなくなったものをどこかで使おうということならば、土間から板敷きの部屋にあがる上り口に置いて使うとか、そういった使い方をするとかにした方がいいでしょう。「曲がっているのがいいんですよお」などとアホなことを言って、実際の木構造ならありえない配置にしてみせるというのは、それは「デザイナー」「建築家」「なんちゃらアーキテクト」「いっきゅうけんちくしい~い」といった肩書を名のれば「人は言うことをきく」と思っているようなハッタリで生きている人の思うことでしょう。
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地震と木造住宅 - 杉山 英男
地震と木造住宅 - 杉山 英男
木造建築を見直す (岩波新書) - 坂本 功
木造建築を見直す (岩波新書) - 坂本 功

  それで、この中村家住宅の特徴はいくつもあるのですが、私が、まず思ったのは、「浜松なのに田舎くさくない」という点です。もちろん、17世紀の建物ですから最近の建物とは違いはあります。しかし、「古い建物」と「田舎くさい建物」は同じではないのです。 「浜松といえば『イナカくさい』」「『イナカくさい』といえば浜松」という先入観からすると、この中村家住宅は「イナカくさい」ことないのです。なぜ、「浜松というと『イナカくさい』」という公式ができたかというと、それは(株)一条工務店がそういう公式を作ったのであり、(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ がそのイメージを広めたのです。
  普通に考えて、浜松というのは都会か「地方」かというと「地方」なのですが、「地方」だったら何か悪いかというと、別に悪いことないはずなのです。又、もし、住むのなら、「地方」であっても本当のへき地と言われる場所は住むのに大変な所もあるかもしれないけれども、県庁所在地とか浜松のように県庁所在地の市よりも人口が多いか同じくらいという市の場合、東京みたいな大都市圏よりも住みやすかったりするのです。福沢諭吉は「『いなかもの』という言葉には2通りの意味がある。『いなかの住人』とか『いなかの生まれ』とかいうのは別に悪いことはない。しかし、『精神面がいなかもの』というのは、これはよくない」と語ったというのですが、「(株)一条工務店の遠州人」には「精神面がいなかもの」が大変多いのです。ですから、そういう人を見ると、「うわっ、いなかくせえ!」という印象を受けるのです。
  もうひとつ、「いなかくさい」という言葉に似たものとして、関西弁で「じじむさい」という言葉あります。「あかぬけない」も近いですね。 なんかこう、「どてえっとした」て感じ。 そういうのは遠州地方と結びついたものか・・・と思っていたら、遠州地方でも、別に「いなかくさいことない」ものはあるのです。これって、何だろうなあ・・。 「いなか」の住人・「いなか」の出身の人間にも、「精神面がいなかもの」とそうでない人がいるのではないか。
  これ、私が言っていることがよくわからない方は、中村家住宅は今は公開されていて、金・土・日と祝日は見学させてもらうことができるので、一度、行って見学してくるといいと思います。17世紀の建物だということですが、最近の建物とは違いますが、「いなかくさい」ということはないと私は感じたのです。この感じ方・印象は自分自身で言って感じてみるべきだと思います。浜松・遠州地方で「いなかくさい」のは(株)一条工務店であって浜松そのもの・遠州地方そのものではないように思います。

  それから、「浜松と言えば地震」「地震と言えば浜松」と(株)一条工務店https://www.ichijo.co.jp/ は長年にわたって言いまくってきたのですが、そのわりに、1990年代初めから2020年を超えた今まで約30年間、奥尻島とか釧路・八戸、それから阪神淡路・中越・東北・熊本と浜松以外の地域で大地震が発生して、浜松ではそれほど大きな地震は来ていない。これは何じゃらほい?
  「地震が来るぞお、浜松に地震が来るぞお~お」と狼少年みたいに叫びまくって家を建てさせてきた(株)一条工務店。 何か一言くらい言ってみたらどうかと思いませんか。

  中村家住宅は公開に際して、文化財保存の為、床下に「ダンパー」を取りつけたらしいが、床下をのぞいて見たものの、よくわからなかった。

  武田邦彦氏のYouTuve に入っている話によると、東大系の地震学者と京大系の地震学者では、東大系の地震学者の方が東海地震の近いうちでの発生予想確率が高いらしい。 なんで、そういう違いが出るのかというと、実は地震発生の予想というものは、そんなに正確にできるものではなく、東海地震というものを他の地域よりも特に高い確率で発生するかのように東大系の学者が言いまくってきたのは、それは東海地方というのが「東京から適度に近い場所だから」のようだった・・らしい。で、実際、東海地震が発生しないと決まったわけではないが、他の地域と比較して、東海地方が無茶苦茶発生確率が高いわけでもなく、他の地域では地震は発生しないというものでもなかったようなのだ。あまりにも、東海地震、東海地震と言い過ぎていたことから、他の地域での地震に対する備えが不足する結果になったというのが、それが東日本大震災における被害を大きくした原因のひとつではないのかと武田邦彦氏も話していたが、そういうことはあるでしょう。
  東海地震がないということではないし、浜松に地震が来ないと決まったわけでもないが、「地震が来るぞお、地震が来るぞお、浜松に地震が来るぞお」と叫びまくってきた(株)一条工務店。 実際には浜松および遠州地方よりも、奥尻島やら釧路やら八戸やら、阪神淡路、中越、東北、熊本といった所で大地震が発生したという点について、何か一言くらいは言うべきではないのか? そう思いませんか?

  2018年、大阪府北部で大地震が発生しましたが、その震源と言われた大阪府高槻市に住んでいたうちの親戚の家は倒壊などはしなかったけれども、窓ガラスが割れたそうです。 1993年、(株)一条工務店の営業本部長の天野隆夫は「そんなもの、地震の時に窓ガラスなんて割れることないわ!」と言ったのですが、2018年の大阪府北部地震の際に高槻市のうちの親戚の家では窓ガラスが割れました。 1993年、「台風で窓ガラスが割れるということはまずないのです」と(株)一条工務店の設計担当の堤は契約客に言うので、そうなのか? ・・と思ったら、2019年の台風の時に千葉県市原市役所の窓ガラスが割れたというニュースが出ました。 嘘つき大好きの(株)一条工務店ですね。なんで、嘘つかなきゃならんのか? もしも、自分がよく知らないのなら、よく知らないことは言わないか、もしくは断定的な言い方は避けるようにするかした方がいいように私は思うのですが、 (株)一条工務店の営業本部長の天野隆夫さんは「地震で窓ガラスが割れるなんてことはないわ!」と断定したのですが、2018年の大阪府北部地震で高槻市に住んでいたうちの親戚の家では窓ガラスが割れたのです。ほんと、””うそつき大好き一条工務店”” です。
※ ウィキペディアー大阪府北部地震 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E5%8C%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87

  私が、この中村家住宅を訪問して気づいた点というと、17世紀からの建物なので「古い建物」かもしれないけれども、「古い建物」ではあっても「浜松なのにイナカくさくない」という点と、もうひとつ。
  もうひとつは、小屋組みが変わっている・・という点。 「あれ、どこかで見たような・・・」と思ったのですが、どこで見たかというと、岐阜県の飛騨地方、大野郡白川村の合掌造りの建物、もしくは高山市の飛騨の里に移築された合掌造りの建物。 小屋組みが外から見たものは頂部だけ瓦葺きという特色はあるものの「一般的な古民家の屋根」なのですが、内側から見ると、和小屋組みもしくは洋小屋組みの上に細い垂木(たるき)が載って屋根を支えるのではなく、合掌造の建物と同様に、両側から太い丸太材が合わさって屋根を支えているのです。↓
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  吉澤政己『日本列島民家の旅(6)中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)には、
《 降雨像は、上屋と下屋からなる形式で、上屋柱筋から半間持ち出して上屋梁を架け、この上に二重梁の和小屋を架けて扠首(さす)を組んでいる。ゲンカンの梁組は低い位置にあり、その上に太い竿縁天井をはっている。》
と書かれている。ここで言う「ゲンカン」は、南面中央部、現在、現地でもらったリーフレットに掲載されている平面図では「ヒロマ」と記載されている部屋のことです。現在は、中村家住宅が建築された頃の間取りに戻して公開されていますが、吉澤政己『日本列島民家の旅(6)中部1 東海・中央高地の住まい』(1996.4.30.INAX出版)に掲載されている平面図は現在の建物の間取りとは少々異なり、中村さんが居住されているうちに手を加えられて変更され、南面中央の「ヒロマ」から入る入口を設けられていたことから「ゲンカン」と吉澤政己は表現していたのでしょう。
東海・中央高地の住まい―日本列島民家の旅〈6〉中部 1 (INAX ALBUM) - 吉澤 政己, 入澤企画制作事務所
東海・中央高地の住まい―日本列島民家の旅〈6〉中部 1 (INAX ALBUM) - 吉澤 政己, 入澤企画制作事務所
《 主屋の小屋組は、和小屋組と 扠首(さす)組が合わさった形式です。》と現地の説明書きに書かれています。
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大野郡白川村の合掌造の建物や、高山市の飛騨の里で見た合掌造の建物と似ている部分もあるが違う部分もあると思ったのは、扠首(さす)組だけではなく、その内側に和小屋組も設けられている ↑ ところだったようです。
  こういった「古民家」の建物はいくつか見てきましたが、「和小屋組と 扠首(さす)組が合わさった形式」というのは、私はここで初めて見ました。


※ 浜松市HP 中村家住宅 https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/shitei/yuto/yuto/nakamurake.html
ウィキペディアー中村家住宅(静岡県) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%AE%B6%E4%BD%8F%E5%AE%85_(%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C)
YAHOO!ロコ 中村家住宅 https://loco.yahoo.co.jp/place/g-UjOVGKKqIWQ/?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spt_slo_p_ttl&lsbe=1
浜松・浜名湖大好きネット 中村家住宅 https://hamamatsu-daisuki.net/search/area/are-west/post-396.html
じゃらん 中村家住宅 https://www.jalan.net/kankou/spt_22505ae2180022423/

  次回、中村家住宅の内部、その他の所について・・・

  (2021.4.12.)

☆ 中村家住宅(浜松市西区雄踏町宇布見)
1.浜松IC・浜松西ICから中村家住宅まで。長屋門。茅葺と瓦葺のミックスの屋根。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202104article_2.html
2.「和小屋組と扠首(さす)組が合わさった小屋組」、「浜松なのにイナカくさくない」、元梁材を「柱」にするのではなく上り口に使用。〔今回〕
3.「押板」・畳敷きの部屋の囲炉裏・女性的な造りの和室。茶室。「浜松に『浜松流』、他の場所にはその場所流」と考えることができない浜松中心主義は困りもの。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202104article_4.html
4.「鏡戸」「板戸」。内側の雨戸、縦桟の格子。「面取り」した柱とそうでない柱。噛み合わせを設けて継いだ木材。細くない「貫」。飲食店なのに不衛生なしつらえの「花の舞」。嫌がらせの配置をされて学ぶ者と去る者。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202104article_5.html
5.胞衣塚・天神社跡地・茶室・屋敷神祠・井戸屋形、満開の桜。中家住宅(大阪府熊取町)・大国家住宅(岡山県和気町)について。3月下旬、中村家住宅の桜はきれい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202104article_6.html
6.中村家 北西の天神社。元 中村家の氏神だった天神社。岩長姫は長寿の神? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202104article_7.html  

☆ 大鐘家と相良城跡(静岡県牧之原市)
(1)田沼意次の城下町相良の牧之原市片浜にある大鐘家住宅 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202009article_7.html
(2)井桁に組んだ梁・千木の載る長屋門・酔芙蓉。なぜ川勝平太は事故を起こした原子力発電を製造した会社の責任を問わずに、放射線量検査の方を拒否するのか https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202010article_1.html
(3)地形に合わせた建物の配置。「母屋」「上屋」と「庇」「下屋」。表側の庭と裏側の「小堀遠州庭園」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202010article_2.html
(4)床の間と床脇。床柱と長押の位置関係。遠州流を他の地域の人に押しつける(株)一条工務店。会社のために協力する従業員を罠にかける(株)一条工務店 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202010article_3.html
(5)神棚の造りについて。その地域のやり方を無視する(株)一条工務店の営業。会社のルールを無視する営業本部長 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202010article_4.html
(6)土蔵・資料館。大鐘家の裏の丘からの眺望。相良城跡と田沼意次。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202010article_6.html

☆ 加茂荘花鳥園・加茂邸(掛川市)
1.「森掛川」I.C.より加茂荘花鳥園。温室と鳥舎。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202006article_2.html
2.花菖蒲園と長屋門。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202006article_3.html
3.加茂家住宅(1) 正玄関、土間、大黒柱・梁、庭の池と亀島と花。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202006article_4.html 
4.加茂家住宅(2) 座敷、広縁・濡れ縁、廊下交差箇所の納まり、差鴨居。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202007article_1.html
5.加茂家住宅(3) 床の間 2か所。一般の柱と同材同寸法の床柱と長押の関係。床の手前の横の位置の付書院。きれいな襖絵。 
6.加茂家住宅(4) 加茂家住宅の神棚は「竈の神さま」なのか。「浜松流神棚」を他地域に押しつける一条の営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202007article_3.html
7.加茂家住宅(5) 窓の格子。「理由のある」桟の作りと「理由のない」作り。味噌蔵・米蔵。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202007article_4.html

☆ 東京都 狛江市立古民家園
上  旧荒井家住宅主屋 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201509article_1.html
下  旧高木家住宅長屋門 https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201509article_2.html

☆ 旧近藤家 長屋門(東葉学園 東葉門 )(千葉県船橋市)https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201907article_3.html

☆ 旧安西家住宅(千葉県木更津市)https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202009article_5.html 
民家のこころ - 道塚 元嘉
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民家に学ぶ家づくり (平凡社新書) - 吉田 桂二
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建築用木材の知識 (これだけは知っておきたい) - 今里 隆
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