中銀タワー(解体工事中)見学【1/8】解体工事は始まったが4/21現在、中銀タワーの姿は見えた。あいみ互いの「コシノ某と安藤忠雄」。黒川紀章はなぜ女優と結婚したか、若尾文子はなぜ黒川紀章と結婚したか。「すかした」の意味はわからないであろう「建築家のつくる家」を得意とする自称「建築家」の東京人。

[第914回]
  東京都千代田区東京都中央区銀座8-16-10 の「中銀カプセルタワービル」が解体中とインターネット上に出ていましたので、これは完全に解体される前に大急ぎで見てきたいと思い、見学に足を運びました。 「銀座の中銀カプセルタワービル」と言われていましたが、銀座にそんなもの、あったかなあ・・と思ったのですが、一般の人間が考える「銀座」とはちょっと違って、最寄駅も都営浅草線「東銀座」か、JR「新橋」。
  銀座というよりも、私の感覚では「汐留」か「築地」。 ちょっと南東側に築地の朝日新聞本社ビル 建設産業図書館が入っている建設プラザビル がある。 ちょっと南には浜離宮庭園がある。 ちょっと南西には「旧新橋停車場」があり、パナソニック汐留美術館https://panasonic.co.jp/ew/museum/ が入っているパナソニック東京汐留ビルがある。 前の道を北西側に歩いて行くと、JR東海道本線・東海道新幹線・京浜東北線・山手線の高架の右手前に「世界の丹下健三」設計のひょっとこビル、「静岡放送 静岡新聞 新橋ビル」がある。こちらは「銀座」と言わずに「新橋」と普通入っている・・が、そのすぐ近くにあった「フーターズ」は「フーターズ 銀座店」と言っているが、ええ? そこは「新橋」やないのお、銀座なの? て感じ。中銀カプセルタワービルも、ええ~え、ここって「銀座」なのお? て感じだが住居表示は「かろうじて中央区銀座」。 住居表示は「かろうじて中央区銀座」だが前の道路を隔てて向かいは「港区東新橋1丁目」。だから、銀座というと私ならば、三越銀座店とか、松屋 銀座店とか、山野楽器とか和光ビルとか教文館とかがあるあたり・・という感覚なのだが、そんな所に「中銀カプセルタワービル」なんて、そんなのあったかなあ・・と思ったのだが、山野楽器とか教文館とかヤマハホールとか和光ビルとかがある銀座ではなく、近くには朝日新聞本社ビルとか浜離宮とか旧新橋停車場とかがある「かろうじて銀座」「おまけみたいな銀座」て感じの銀座
※ 《ウィキペディアー中銀カプセルタワービル》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%8A%80%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB

( ↑ 東京都千代田区東京都中央区銀座8-16-10 「中銀カプセルタワービル」 )
  「中銀」というのは「ちゅうぎん」かと思ったら「なかぎん」。北京の中国銀行は関係なさそうだから、岡山の方の中国銀行か、もしくは現在は静岡市に本社があるらしい中部銀行のビルかと思ったらそうではなく、《「中銀」と冠されているが、これは管理会社の「中銀グループ」のことであり、中部銀行や中国銀行などとは一切関係ない。》(《ウィキペディアー中銀カプセルタワービル》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%8A%80%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB )ということらしい。
※ 《ウィキペディアー中部銀行》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%83%A8%E9%8A%80%E8%A1%8C
  その「中銀グループ」というのは、岡山の中国銀行か静岡市に本社がある中部銀行の関連の賃貸不動産会社なのか? ・・というと、中銀グループ HP の「会社沿革」https://nakagin.co.jp/group/company_info/company_info1.html を見ると、岡山の中国銀行とも中部銀行とも関係なく、ましてや北京の中国銀行とは関係なくて、《  昭和32年(1957年) 中銀を冠した中銀建物株式会社が設立される。 央区座から、中銀(なかぎん)とした。》という会社らしい。中国銀行も中部銀行も関係ないだけでなく、銀行と関係ないらしい。

  ブランド化した地名は周囲に広がっていく傾向があって、軽井沢なんてのも、元からの軽井沢だけでなく、その周囲も、なんとか軽井沢と名付けられて広がっているらしい。大阪市の「なんば」「難波」は、駅名としては元々は大阪市地下鉄(現 大阪メトロ)御堂筋線の駅名が「なんば」、南海本線・高野線の駅名が「難波」で、大阪市地下鉄(大阪メトロ)四つ橋線の駅名は「なんば元町」、国鉄(現 JR)の関西本線の始発駅の駅名は「湊町(みなとまち)」であって「湊町(みなとまち)」は「難波(なんば)」ではなかったはずだった。ところが、東西に地下鉄千日前線が通って駅が四つ橋線「なんば元町」と御堂筋線「なんば」にかけての間にできて、千日前線の駅の端と端で「なんば元町」と「なんば」がつながってしまったことから、それならいっそのこと全部、「なんば」にしてしまえと御堂筋線・千日前線だけでなく四つ橋線の駅名も「なんば元町」から「なんば」に変わった。「なんば」「難波」のあたりは、大阪駅の南のあたりが「キタ」と言われるのに対して「ミナミ」と言われる中心地であることから、国鉄がJRに変わって「もうかりまっか」方針に変わったことから、いっそのこと「湊町」も「なんば」にしてしまえと強引に「なんば元町」のまだ西に位置する「湊町」まで「JR難波」にしてしまった。今では東京もんのおっさんは「JR難波」駅付近も「難波(なんば)」だと思っているが、大阪人からすると、そこは「湊町」であって「難波」とは違うでえ~え・・・て感じなのだが、言ってもききそうにない。

「銀座」も同様ではないか。そもそも、「有楽町」と「銀座」てどう違うんだ? もともとは別だったのだろうけれども、今では一緒みたいになってしまった。

  最寄駅としては、都営大江戸線「築地市場」か「汐留」からも遠くないようだが、千葉県の総武線沿線住民としては、「両国」で大江戸線に乗り換えるにはJR総武線「両国」と都営大江戸線「両国」は少々離れていて乗換に不便なので、今回はJR総武線普通で「浅草橋」まで行き、「浅草橋」で都営浅草線に乗り換えて「東銀座」で下りて行き、帰りはJR「新橋」から総武線快速に乗って帰りました。
  今回は、都営「東銀座」駅から中銀カプセルタワービルまでの経路については、あえて後で述べることにして、「中銀カプセルタワービル」について先に述べます。 都営「東銀座」駅で「浅草橋」から乗って前よりで地上に出ると、晴海通り(都道304号) と 昭和通り(都道316号) が交わる「三原橋」交差点に出ます。そこから昭和通りの方を南西方向に進むと、複雑な歩道橋がかかっている交差点があるのですが、最初の方は「銀座東7丁目」という交差点で、ここから南東に進む道は地下を都営大江戸線が通っていて 中央市場通 というらしく、中銀カプセルタワービル はこの道沿いではなく、少し南西にもうひとつ、複雑な歩道橋がかかっている交差点「蓬莱橋」交差点、首都高速道路の高架が中央にある海岸通りという道を南東に行った東側にあります。

  もう、解体工事が始まっているとインターネット上には出ていたのですが、今となっては十年以上前、京都の建仁寺に行った時、建築中だったか補修工事中だったかのお堂があり、工事中のものを見学できたのですが、工事中であるからこそ、こうやって工事を進めているんだ・・というものを見ることができた、ということがありました。だから、今回も、解体工事中だからこそ見ることができるものがあるかもしれない、と思い見学に行ったのでしたが・・・
  「蓬莱橋」交差点にかかる歩道橋に登って南方を見ると、
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ありぁりぁ・・・、ネットで覆われて良く見えないのが、あれが「中銀カプセルタワービル」か?
( 正面の黒いでっかいのが「住友不動産 汐留浜離宮ビル ベルサール汐留」。 右が首都高速道路で、このあたりについては道路地図をみると「東京高速道路」と書いてあって、「汐留ジャンクション」があり、右手高架上に見えるのが「汐留料金所」。)

  「建築家」になるためにはどうすればいいか?
「建築士」の場合は一級建築士・二級建築士・木造建築士という国家資格があって、そのいずれかの試験に合格して登録してこそ「建築士」を名乗ることができるけれども、「建築家」というのは一般用語であり、誰であれ「言ったもの勝ち」の称号ですから、だから、「建築家」になるためには、
《1》 「建築家 村野木造」と書いた名刺を印刷して配りまくれば「建築家」
《2》 ヒゲはやせば「建築家」
《3》 スタンドカラーシャツを着れば「建築家」
という説があり、少々、難易度が高いのが
《4》 女優と結婚すれば「建築家」
なんてのがあって、
《5》 都知事選に出て落選すれば「建築家」
なんてのもあったが、この《4》と《5》を満たしたお方が黒川紀章先生。
その「女優と結婚すれば『建築家』」・・なんて言うとお怒りになるお方もあるかもしれませんが、その黒川紀章さんの代表作というと、
六本木の国立新美術館とか、
熊本市の前川国男設計の熊本県立美術館のちょっと北にある 市立熊本博物館
他に1970年の大阪万博の時の東芝IHI館タカラビューティリオン を私は見たが、
六本木の国立新美術館は、これはなかなか・・とも思ったが、愛知産業大学の建築学科の「現代建築論」のテキストに写真入りで出ていた 中銀タワービル については、な~んか、比較的近くにある「世界の丹下健三」の静岡放送静岡新聞ビルと似た感じの「ひょっとこ建築」て感じがして、写真で見る限り、あんまりいい印象はなかった。使いづらいてことないか? ・・なんて思った。だから、一度、見学に訪れてみたいとは思いながらも、優先順位が必ずしも前の方ではなく、今日まで見に行くことがなかった。
  その黒川紀章さん設計の「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」を完全に解体されてしまう前に自分自身の眼で見ておきたい・・と思ってきたのに、すでにネットに覆われて見えないやんけ

  しかし、だ。当方は建築探偵団。 ちょっと見て、見えないと思っても、めげることなく周囲を巡回すれば、どこか見える場所がある可能性がある・・・と思い、歩道橋を降りて「中銀カプセルタワービル」の前まで行くことにした。
なにしろ、当方は建築探偵団である。 少々のことではめげない。
「ぼ、ぼ、ぼくらは建築探偵団♪ 勇気、りんりん、瑠璃の色・・・♪」
※ 《YouTube-少年探偵団の歌(テレビ原音)》https://www.youtube.com/watch?v=98smURw4ig0

  建築探偵団はきょうも行く♪
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↑ 1室だけ室内照明がついているということは、この1室だけ、解体工事現場事務所として使っているのだろうか。
  そして、北側のそれほど広くない道を入ってみると、背後は、
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  逆に海側に行ってみると、南側半分はネットで覆われていないので見える。↓
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↑ てっぺん、2面に「中銀」と書かれている。

  南側のそれほど広くない道を入ってみると、こちらからも、↓
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↑ こっちから見ると、上の方は何階も続いているものの、その下はすいていて、「これ、落ちてけえへんかあ」て、ちょっと怖いような感じがしないこともない。

  そして、前の広い道、真ん中を高速道路の高架が走っている道を、少し南まで行って信号で渡って向かいまで行って見ると、↓
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  網で覆われているのはまだ一部分で、覆われずに見ることができる部分がけっこう残っている。・・良かった。

  「建築家」になるにはどうすればいいのか? ヒゲはやせばいいのか? まっかなスポーツカーに乗って「建築家のつくる家」とか書いた名刺を印刷して配ればいいのか?  ちょっと変わった帽子かぶって、いわば「大久保清みたいな格好」すれば「建築家」か?
  何年前だったか、六本木の黒川紀章設計の国立新美術館で「安藤忠雄展」が開催されていたのを見にいったのだが、そこに、「服飾デザイナー コシノジュンコ」だったか「コシノ ヒロコ」だったか の家を「建築家 安藤忠雄」が設計した、というのが出ていた。あほくさ! 「コシノジュンコ」だったか「コシノヒロコ」だったかは「建築家 安藤忠雄」に自宅の設計を依頼して「建築家安藤忠雄設計の家」に住むことで「デザイナー」としてのハクをつけようとして、そして、「建築家安藤忠雄」もまた「服飾デザイナー コシノジュンコ」だったか「コシノヒロコ」だったかの家を設計しましたあ~あ・・ということで「建築家」としてのハクをつけようとした、ということだ。お互い様というのか、あいみ互いというもののようだ。 さらに、《ウィキペディアー安藤忠雄》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4%E5%BF%A0%E9%9B%84 を見ると、「小篠邸」はどこに建てられたかというと、兵庫県芦屋市 らしいのだ。あほくさ! 「建築家 安藤忠雄」+「芦屋」ということで、またもや、これでハクをつけようとしたということだ。・・なんか、ちっぽけな連中やな・・て感じがする。・・しませんか?
  「服飾デザイナー」のおばさんは、「建築家 安藤忠雄」+「芦屋」でハクをつけようとして、「建築家安藤忠雄」の方もまた「服飾デザイナー コシノだれそれ」+「芦屋の家」でハクをつけようとした。 なんかさあ、日本語で十分表現できるものを「フランス」「フランス語」の単語を使って表現して、しかも、「フランス」「フランス語」に丁寧語の「お」つけたら、それで「いかしてる」みたいに思ってるような、「イナカモン」と変わらんて感じがしませんか? むしろ精神面が「イナカモン」て感じがしませんか?
  別に、芦屋市に住んで悪いということはないよ。しかし、芦屋市に住めば、それでおのれにハクがつく・・みたいな思考。「建築家」と称すれば人は評価してくれる・・というあほくさい思考と一緒。 コシノなんとか子さんという「服飾デザイナー」のおばさんと「建築家 下の方の高校卒の安藤忠雄」とは似たもの同士、あいみ互いだったということのようだ。

  千葉市中央区鵜の森町 にあった新華ハウジング(有)〔建築業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕〔いずれも、2013年11月に正式に倒産〕に設計の仕事に入っていたN村設計事務所のおっさんもまた、あほくさいのだが、ちょっと変わった帽子を被って、まっかなスポーツカーに乗って、名刺には「建築家のつくる家 N村なんとか 一級建築士」なんて書いておったが、あほくさ( 一一) ・・て感じやった。
  野村じいさんも「野球選手は野球で勝負するものなんやから、茶髪・長髪・ヒゲはいかん!」と言うておったが、「『建築家』と言いたがるおっさん症候群」のビョーキにかかった人というのは、中村設計事務所のおっさんみたいに「大久保清みたいな格好」したがる傾向がある。
「服飾デザイナー」のおばさんにしても、もうちょっと「普通の格好」できんもんか? もうちょっと「普通の顔」できんもんか?
  「ヒゲはやせば建築家」というのは愛知産業大学の建築学科のM先生が「あくまでも半分冗談で」言われたことで、そんなおっさん、おるなあ~あ・・と私も思ったものだったのだが、M先生は「ヒゲはやせば建築家」なんて言いながらも、私などには「ヒゲはやすなよ」と言われ、(「ヒゲはやせば建築家」というのは、あくまでも冗談であって)そんな人間になっては良くないよと言ってもらったものだったのだ。
  ところが、な~んかこう、「まっかなスポーツカーに乗ったら建築家」とか、「ちょっと変わった帽子かぶって大久保清みたいな格好すれば建築家」とか、そんな「いっきゅうけんちくしい~い」と言いたくて言いたくてしようがないおっさんシンドローム の人というのがいるのだ( 一一)
  大久保清は「ルパシカ」というロシアの衣装を身にまとって「画家」を名乗り、若い女性がいると「絵のモデルに興味ありませんか」と声をかけたというが、「強姦殺人はやってない大久保清」みたいなおっさん というのが自称「建築家」には多いのだ( 一一)

  「建築家のつくる家」というフレーズを名刺に入れていた中村設計事務所のおっさんの場合は、それは三井ホームの悪影響なのだ。三井ホームは比較的最近までも住宅展示場に「建築家とインテリアコーディネーターがつくる家」と横書きした横断幕をベランダに掲げていた。
  三井ホームの「建築家とインテリアコーディネーターがつくる家」というフレーズはどういう意味かというと、住宅建築業の会社でも1990年頃までの小堀住研(株)は「技術の小堀・設計の小堀・デザインの小堀」と言い、「小堀ならではのデザイン」の家を設計することができる設計担当者がいます・・というのを「売り」にしていたのだが、それに対して、三井ホームは住宅建築業の会社としては後発の会社だったということもあり、自社で設計担当者を持たずに、「そのへんの設計事務所のおっさん」に設計の仕事は依頼して進めていたのだ。 make or buy (メイク オア バイ)といったことが言われるが、「作るか買うか」で、自社で設計担当者を持って戸建住宅建築業を進めるか、それとも、「そのへんの設計事務所のおっさん」に設計の仕事を依頼して進めるか、それはいちがいにどちらがいいとは決まっていないが、三井ホームは「そのへんの設計事務所のおっさん」に設計を依頼するという方法を取ったのだ。それを「建築家・・がつくる家」と表現したわけだ。
  「建築家がつくる家」と言われると、「世界の丹下健三」とか「名建築家 磯崎新」とか「女優と結婚した黒川紀章」とか「高卒の安藤忠雄」とかが設計担当してくれるのか・・と思いがちだが、実際は「そのへんの設計事務所のおっさん」が「建築家とインテリアコーディネーターがつくる家 N村なんとか 一級建築士」と印刷した名刺を差し出して渡した上で進める・・というそういうことだ。「建築家」でも愛知産業大学の「建築設計(1)」のスクーリングを担当された某先生が自分が設計した戸建住宅の写真を見せていただいたことがあったが、写真で見たところ、住みやすそうでデザインも魅力的で、この家に住みたいかと言われれば住みたいと思う家だったが、それに対して「世界の丹下健三」設計の家なんて、住みやすいものが多いとは思えないのだが、それにしても、三井ホームが「建築家とインテリアコーディネーターが作る家」というフレーズで言っている「建築家・・がつくる家」の「建築家」というのは「世界の丹下健三」「名建築家 磯崎新」「女優と結婚した黒川紀章」「高卒の安藤忠雄」といった「建築家」ではなく、「そのへんの設計事務所のおっさん」なのだ。「バカでも入れる私大の建築学科か無試験で入れる建築専門学校卒でそのへんの設計事務所やってるおっさん」のことを三井ホームは「建築家」とか言って持ち上げていたのだ。・・だから悪いとは決まっていないけれども、「ヒゲはやせば建築家」とか「建築家と称すれば人は言うことをきく」とかいう思想を強く持つようになったおっさん・・なんて、ええことないと思うけどな・・と私は思う。
  三井ホームが言う「・・とインテリアコーディネーターがつくる家」の「インテリアコーディネーター」については、これは「インテリアコーディネーター」という資格は、私が合格した1996年、登録した1997年頃は「業界団体のインテリア産業協会が試験を実施して、合格者が登録したならば『通産省認定 国家資格』になる」という資格だったが、後に小泉ええかっこしい内閣の時の行政改革で民間資格に格下げされて今は民間資格だが、昔昔は三井ホームの社内資格だったらしいのだ。なぜ、そういうことをしたのか、よくわからない。
  1969年にうちの親が小堀住研(株)で在来木造の家を建てた頃はインテリアコーディネーターなんてそんな資格はないし、そんな人はいなかった。設計担当と営業担当が「色合わせ」「仕様うちあわせ」もおこなっていた。ところが、三井ホームがツーバイフォー工法(枠組壁工法)という北米由来の木質系の構法を取り入れて建てだした時に、ひとつの「売り」にするものとして、インテリアコーディネーターと称する女性に「色合わせ」「仕様うちあわせ」を専門に担当させて、それを「売り」にしたらしい。それが他のハウスメーカーにも普及して、他のハウスメーカーでも「色合わせ」「仕様うちあわせ」はインテリアコーディネーターのような女性が担当するようになった。女性の方が男性よりも色彩感覚がいいからとかいう大義名分を主張する人がいるようだが、それならば、ピカソは色彩感覚が悪いのか? ルノワールは男性だからという理由で色彩感覚が悪いと言うのか? 違うと思うのだ。
  かつては建築関係の仕事というのは男性が多い仕事だったから、何らかの口実で女性のスタッフが入るというのはプラスになることが考えられた。しかし、今では「女性の社会進出」ならまだいいのだが、「オバタリアンの職場侵略」みたいに・・と言うと怒る人もあるかもしれないが、事実として、「進出」ではなく「侵略」と表現した方がいいのではないか・・て感じで、女性が多くなったのだ。だから、今さら「女性的な発想」だの何だの言うことはおかしいのだ・・・が、インテリアコーディネーターは元々が三井ホームの社内資格だったから、三井ホームの「色合わせ」「仕様うちあわせ」担当の女性社員というのはインタレイアコーディネーターの資格を持っていたのだが、三井ホーム以外のハウスメーカーではインテリアコーディネーターの資格試験に合格できていない女性が担当していることもけっこう多かった。1990年頃の小堀住研(株)で「色合わせ」「仕様打ち合わせ」を担当していた女性はインテリアコーディネーターなんて持っていなかった。1990年代から2000年代にかけて、(株)一条工務店で「色合わせ」「仕様うちあわせ」を担当していた女性社員もインテリアコーディネーターなんて持っていなかった。だから、三井ホームが横断幕に書いていた「建築家とインテリアコーディネーターがつくる家」の「インテリアコーディネーターが」の方は、三井ホームではインテリアコーディネーターの資格試験に合格した人が担当しています・・ということを言っていて、「資格試験に合格した人」であって(株)一条工務店みたいに「そのへんのねーちゃん」ではありません・・という意味はあった。しかし、最近では多くのハウスメーカーがインテリアコーディネーターの資格試験に合格・登録した人に担当させており、「インテリアコーディネーターが」という文句はそれほど意味を持たなくなった。又、設計担当者と「仕様うちあわせ」「色合わせ」担当者が別人というのがいいのか? という問題もある。 設計担当者はそこで使用する物の色・模様・デザインを無視して図面を作成するのか? それがいいのか? という問題は間違いなくあると私は思っている。

  「建築家」という言葉の意味を、日本ではビル建築の場合においては、構造設計・設備設計・意匠設計 の3つの分野を別の人間が担当して、構造設計担当者を「構造家」設備設計担当者を「設備家」意匠設計担当者を「建築家」と呼び、この場合、全体をコーディネートするのは意匠設計担当の「建築家」である場合が多いようですが、《 (構造家は)協働設計の上で建築家とは対等の立場にあり、建築家と対立する存在でなく、また従属関係にある存在でもない。》 《 自然災害の多い日本では建築構造設計の重要性は高く、建築作品に対する構造家の貢献度も大きいことから、建築家と構造家が連名で建築作品を発表あるいは表彰される事例は少なくない。》と《ウィキペディアー構造家》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E5%AE%B6 に書かれているように、構造・設備・意匠の3分野の担当者というのは分業しておこなっているのであって、意匠設計担当の「建築家」が他の2分野を担当する者よりエライとかいうことではないはずのものです但し、世間一般には意匠設計担当の「建築家」が何かと表にでて芸術家ぶりっこぶりっこしていますが、3分野のうちの意匠設計担当という意味で「建築家」と言うのならいいのですが、そうではなく、「『建築家』と言えば『人は言うことをきく』みたいに思っているちっぽけなおっさん」を「建築家」と言う、「建築家」と呼ぶことが少なくないのは事実です。
※ 《日本設備設計事務所連合会 設備設計とは》 https://www.jafmec.or.jp/eqdesign/
※ 《ウィキペディアー構造家》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E5%AE%B6
  戸建住宅の設計の仕事を担当している人間で「建築家」とか名乗りたがるおっさんがいますが、戸建住宅の場合は、構造・設備・意匠の3分野での設計の分業なんてありませんし、「設計士(さま)」なんて自分で名のりたがるちっぽけなやつがいますが〔フリーダムアーキテクツデザイン(株) のヘボ設計あたりにけっこういますが〕、日本には建築士とか建築施工管理技士とかいった資格はありますが「設計士(さま)」なんて資格は存在しませんからね。

  安藤忠雄の場合は「服飾デザイナー コシノジュンコ」だったか「コシノヒロコ」だったかの家を設計した、それも「芦屋の家」だというハク漬けをしたのだが、黒川紀章は女優と結婚しましたあ・・というのを、それでハク漬け・・。なんだか、「建築家」と称する人たちというのはハク漬け権威主義人間だらけて感じだ。
  但し、だから、設計した内容がだめだと決まったわけでもなく、それは実物をひとつひとつ見て判断するしかない。黒川紀章設計の国立新美術館は私は悪くないと思った・・が、ハク漬け人間症候群という傾向については、そんあたりは、あまりいい印象はない。なんか、そのあたりは、むしろ、「ちっぽけな野郎だなあ」て感じすらする。安藤忠雄の建築みたいなもん、私はいいとは思わん。
権威主義的人間―現代人の心にひそむファシズム (有斐閣選書 (697)) - 曽良中 清司
権威主義的人間―現代人の心にひそむファシズム (有斐閣選書 (697)) - 曽良中 清司
現代社会学大系 12 権威主義的パーソナリティ - T.W.アドルノ, 田中 義久, 矢沢 修次郎
現代社会学大系 12 権威主義的パーソナリティ - T.W.アドルノ, 田中 義久, 矢沢 修次郎

  三井ホームの「建築家とインテリアコーディネーターがつくる家」なんてフレーズがけっこう受けたというのも、ひとつには医者屋で三井ホームで建てたがる軽佻浮薄な人間が多いという理由がある。成り上がりの医者屋には自分は医者屋であり医者屋はエライんだと言いたい症候群みたいな人間がおり、そういう人間は三井ホームで家を建てたがる傾向がある。「ほとんどビョーキ」て感じがするのだが、そういう人が現実に多い。 医者屋やってる人間というのは、そういった「権威主義的パーソナリティー」の人間が多いのであり、それにつけこむのを三井ホームは得意としているのだ。
  もうひとつは、ハウスメーカーは都市型の方の会社が多いのだが、中には(株)一条工務店のような地方型、都市圏よりも地方都市を得意とする会社もあるのだが、三井ホームの場合は都市型の会社であるだけでなく、東京圏志向か関西圏志向かというと、かつての小堀住研(株)が「どちらかというと関西圏志向」であったのと逆に東京圏志向の会社だということがある。 今では少しは変わってきたが、かつては(株)一条工務店の家を東京で見ると「いなかくさっ!」て感じがしたが、同じ物を浜松で見ると「ちょうどいい」と感じるところがあった。それと共通するものがあるのだが、今では関西でも三井ホームで建てる人はけっこうあるのだけれども、三井ホームの家というのは東京圏で見ると違和感はないのだが、関西で三井ホームの家を見ると・・、「東京もんが建てたすかした家」という感じを受ける家が、けっこうある。  東京で東京もんが見るとそうは思わないであろうけれども、関西で関西人が見ると「東京もんが建てたすかした家」と言う印象が三井ホームの家には実際問題としてあるのだ。この「すかした」というのは関西弁であって東京にはない言葉であり、「東京もんのおっさん」には、この言葉の意味を説明しても理解させることは極めて難しいのだが、実際のところ、その「すかしたデザインの家」をいいと思うセンスというのは「いなかもん」なのだ。この場合の「いなかもん」というのは「いなかの出身」とかいう意味での「いなかもの」ではなく「精神面が『いなかもん』」という意味だ。三井ホームの「すかした家」と「建築家がつくる家」というフレーズには共通点がある。三井ホームの経営者はおそらくわかっているけれども、それを求める層が一定以上存在することを知っているから、その「すかした家」を建てているのだと思う。

  私は、プロとしてそれを職業としてやる以上は男性であっても「女性の気持ち」を理解できるように努めるべきであると思っているし、女性であっても「男性的発想」がある程度はできるように努力すべきだと思っている同様に、たとえ、東京の人間が東京で建てて住む家を東京の人間が設計する場合であっても、関西人が感じる「すかした」とはどういう感覚なのか、それを理解できる人というのは理解できない人よりも建築に携わる者として優れていると考える。但し、理解できない人が担当した方が医者屋民族には喜ばれる・・なんてこともないとは言えないだろうけれども。

  設計事務所のおっさんで、「いっきゅうけんちくしい」と名のれば「人は言うことをきく」という信仰を持ってしまっている「ちっぽけな野郎」とか、「ヒゲはやせば建築家」とか「大久保清みたいな格好すれば建築家」とか「まっかなスポーツカーに乗れば建築家」とか思っているおっさんを見ると、むしろ、程度の低いやつだなあ・・て印象を受ける。 自分自身に値打ちのある思想がないから、だから、そういうことをしたがるのではないか。
  そういう人は、建築の勉強するより、むしろ、サルトルの本を読むとか、あるいはサルトルが「たいした人間じゃないよ」と『(鼎談)反逆は正しい』(人文書院)で言っているロマン=ロランの『ジャン=クリストフ』を読んで芸術とは何か考えてみるとか、ベートーベンの交響曲第6番「田園」を落ち着いて聴いてみるとか、あるいはエーリヒ=フロム『自由からの逃走』を読むとか、フリードリヒ=ニーチェ『ツァラトゥストラはこう語った』を熟読するとか、あるいは桂離宮でも見学してみるとか、そういった作業でもした方が人間的に向上するのではないかと思う・・・が、「まっかなスポーツカーに乗ったら建築家」「大久保清みたいな格好したら建築家」とか「『いっきゅうけんちくしい~い』と言えば人は言うことをきく」とかいう思想に犯された人というのは・・・読まんだろうな・・と思う。
ジャン・クリストフ 全4冊 (岩波文庫) - ロマン・ロラン, 豊島 与志雄
ジャン・クリストフ 全4冊 (岩波文庫) - ロマン・ロラン, 豊島 与志雄
ベートーヴェン:交響曲全集 - ベーム(カール), ジョーンズ(ギネス), トロヤノス(タティアーナ), トーマス(ジェス), リッダーブッシュ(カール), ベートーヴェン, ベーム(カール), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲全集 - ベーム(カール), ジョーンズ(ギネス), トロヤノス(タティアーナ), トーマス(ジェス), リッダーブッシュ(カール), ベートーヴェン, ベーム(カール), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
※ 《YouTube-ベーム ウィーンフィルの「田園」ライヴ 1975年》 https://www.youtube.com/watch?v=WW-a9-pq1Vo

  「建築家」とか「設計士(さま)」とか「いっきゅうけんちくしい~い」とか名乗れば「人は言うことをきく」という思想を強固に持つに至ったような人というのは、それはその人が「卒業」した建築専門学校の講師の認識が根本的に間違っているということが1点、もうひとつは、建築専門学校を「卒業」して勤めた設計事務所の社員教育が根本的におかしい、という点が2点。考えてみると、間違った教育を受けてきたかわいそうな人・・なのかもしれないが、自分自身の精神構造については自分自身で省みて、本来的でないものは自分自身で改めるべきであろう

  次回、中銀(なかぎん)カプセルタワービル を四方からなめるように見て回ることにする。その後、この付近の思い出と晴海通りの思い出について語るつもりである。

  今回の後半について、むかつく人も中にいるかもしれないが、たとえ、むかつかれても、私は本当のことを言っていると自信を持っているから文句を言われても変更するつもりはない。

  (2022.4.22.) 

☆ 中銀(なかぎん)カプセルタワービル 見学
1.解体工事は始まったが4/21現在、中銀タワーの姿は見えた。あいみ互いの「コシノ某と安藤忠雄」。黒川紀章はなぜ女優と結婚したか、若尾文子はなぜ黒川紀章と結婚したか。「すかした」の意味はわからないであろう「建築家のつくる家」を得意とする自称「建築家」の東京人。〔今回〕
2.北側の道からはカプセルタワーが見えた。警備員に劣る警察官の立哨。警備員を自分達の小使いと勘違いしている法務省職員。建築・解体現場の高所作業なんて自分はやらない「名建築家」。「名建築」は本当に名建築なのか、それとも権威主義による幻覚なのか。工事現場監督の仕事をしていない(株)フジタ工業の「工事監督」。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202204article_5.html
3.北側から見て。道路側に窓、隣接ビル側は壁。補修用梯子、階と階の間の充填。50年で解体はひょっとこ建築の宿命か。真っ黒ビルは街を暗くする。「マンション住民に戸建住宅の設計させるとマンションみたいな戸建の家にする」説。未熟で基本を理解していない設計を「世界でただひとつの家」と勘違いしている人。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202204article_6.html
4.道路を隔てた向かいから見て。屋上の「塔」に隠された貯水槽など。住居表示では「銀座」でも「汐留浜離宮ビル」とする会社と山梨県なのに「西東京工場」とする会社の違い。建築の基本を理解していないことを「世界でただひとつの家」などという詭弁。エアコン室外機・灯油タンク・ダクト・樋は隠すかデザイン化する必要はあるか。「リフォームのナカヤマ」の押売り的営業。東京地裁の裁判官と「地方」の裁判所の裁判官はどちらがいいか。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202204article_8.html
[別稿]ロシア軍ウクライナ侵攻により採用取消された在日ロシア人と「リフォームのナカヤマ」に採用取消された何年か前の私の話。後の就職席にまで誹謗中傷を加える卑劣な者。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202204article_9.html
5.南面・西面。隣室のプライバシー配慮の為の覆い? 「解体中」だからこそ遠慮なく見学可。「建築家」建物は長持ちしないか? https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202205article_1.html
6.浜離宮・芝離宮・世界貿易センタービル・浜離宮建設産業ビル・朝日新聞社本社・築地本願寺・聖路加病院。舌やノドがヒリヒリする料理は高級料理ではなく化学調味料使い過ぎの可能性有。縁がなかった朝日新聞社。「あんたに世話になることは絶対にないんやからな」と言ってすぐに「息子の結婚式に出てくれ」と頼んでくるスポーツマン。「(株)一条工務店の遠州人」はロシア連邦の「はう国境線」みたいなもの。浜松での研修にひとりだけ遅刻してきて大きな顔して着席する浜松営業。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202205article_2.html
7.新幹線で東京に来た人間の眼に入る位置のモニュメント建築「静岡新聞静岡放送東京支社ビル」・銀座の手前に駅を設けた旧新橋停車場・日本では厳しそうなフーターズ。銀座か新橋かで自転車買ってどうすんだろ。「うち」と「よそ」しか2社しか住宅建築業の会社がない「一条オリジナル」の世界観。戸建住宅建築は敷地が道路と高低差がある場合は門の位置・アプローチの取り方を考え、車庫はあらかじめ設けておいた方がいい場合はアドバイスするのが専門家ではないのか。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202205article_3.html
8.歌舞伎座ビル・銀座三越・晴海通り。大阪出店に際しての三越の傲慢。銀座通りと昭和通りの違い。銀座ピアスビルhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202205article_4.html

建築とは何か (SD選書 95) - ブルーノ・タウト, 篠田 英雄
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