多賀大社参拝[2/9]名神「多賀」S.A.より近江鉄道「多賀大社前」駅へ。お茶色の近江鉄道電車。鳥居をくぐり「絵馬通り」へ。

[第960回]
  多賀大社参拝の2回目です。名神高速道路の「多賀」サービスエリアの「東行き」(西側)に駐車した上で陸橋で「西行き」(東側)に移動して、陸橋の足の横から外にでました。外に出ると、
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「敏満寺(びんまんじ)遺跡跡」と説明書きがある場所があり、その北側の道を東に行くと名神高速道路と並行して南北に走る一般道に出ます。↓
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ここを北に進みます。↓
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  右側の木の向こうに川がありそうな気配がしましたが、川ではなく「高宮池」という南北に細長い池がありました。近江鉄道多賀線が本線から分岐する「高宮」駅は彦根市高宮 にありますが、高宮池は犬神郡多賀町多賀 にあり、別の場所です。
  この道を逆向き(南向き)に見ると、↓
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↑ 左の案内板には
「 多賀大社・多賀大社前駅
 絵馬通り
  ←   」
と書かれています。
↑ 左(東)の下の方に高宮池があり、右(西)の少し高い所が名神高速道路のはずです。

  少し歩くと、名神高速道路の下をくぐる道と交差します。↓
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↑ 電柱手前の案内板には
「 多賀大社
 絵馬通り
 多賀大社前駅
   →   」
と書かれています。
  地図で見ると、この名神高速道路をくぐる道を西に行くと、キリンビール・大日本スクリーンの前を通り、近江鉄道「高宮」駅からJR東海道本線「南彦根」駅付近に行くようで、東に行くと多賀大社の南側の道に至るので、この場所から多賀大社に最短で行くにはこの名神高速道路をくぐる東西の道を東側、名神高速道路をくぐらない側に行くのが近いようでしたが、今回、近江鉄道多賀線を見たいという気持もあったので、この交差点を渡ってさらに直進しました。すると、↓
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↑ 近江鉄道 多賀線。名神高速道路が上を通っています。
  東側、多賀大社前駅の方は、↓
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  都市圏の電車とは違って、そう頻繁に来る電車ではないのですが、生きていてもいいことあんまりないなあ~あ・・とか思っていると、たまにはちょっとだけいいこともあるみたいで、その近江鉄道多賀線の電車がやってきました。↓
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↑ 1980年代、慶應大学の商学部の「会計学総論」という講義の時に助教授が「滋賀県に行って見たら、近江鉄道というのはあれは西武の系列なんですね。ライオンのマークつけて走ってました」と言われたので、なんじゃ、近江商人の地、滋賀県の近江鉄道は東京もんの西武に侵略されたんかい・・・と思ったことがありました。記憶がはっきりしなくなってしまったのですが、滋賀県の彦根から南、現在の東近江市付近までは新幹線の西側(琵琶湖側)を近江鉄道本線が走り、米原から南では新幹線の東側(山側)を近江鉄道本線が走っていますが、1979年、クラウンライターライオンズを西武が買収して西武ライオンズになった後の時期、新幹線の窓から西武ライオンズが使用していた手塚治虫『ジャングル大帝』のパンジャの絵を車体に描いた電車が走っていたのを見たような気がします・・が、ここでは西武ライオンズが描いていた手塚治虫の『ジャングル大帝』のパンジャの絵、「白い獅子~レオ~♪」の絵〔⇒《YouTube-【公式】ジャングル大帝(1965) 第1話『行けパンジャの子』》https://www.youtube.com/watch?v=nNVjhZF0dEA 〕ではなくて、
「伊藤園 お~い お茶 おいしさは香り 伊藤園」
と書かれたお茶色の電車がやってきました。パンジャの絵は描かれていません。・・さらに見ていると、↓
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↑ 2両連結で、2種類の色のお茶が走っていきました。
後ろの車両、濃い緑のお茶の方は、
「伊藤園 シャキっと濃い茶 日本のお茶 お~い濃い茶 伊藤園」
と書かれています。

 ここを右(東)に行くと、↓
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↑ 鳥居が見えてきました。額には「多賀大社」と書かれているようです。「昭和の一の鳥居」と呼ばれる鳥居らしい。
  滋賀県の歴史散歩編集委員会編『滋賀県の歴史散歩 (下)彦根・湖東・湖北・湖西』(2008.5.25.山川出版社)
《 ・・本来は、国道8号(旧中山道)からが正面の参道にあたる。高宮宿の中ほどに、一の鳥居が聳える。また、多賀大社前駅の前には「昭和の一の鳥居」とよばれる大鳥居が聳え立ち、10分ほど歩くと正面の鳥居にたどり着く。昔からの参道風景を味わいながら多賀詣(もうで)をするには、歩いて行くのがよい。》
と出ている。もともとは、彦根市高宮 の国道8号の「高宮町南」交差点のあたりから東に進む道が参道で、「一の鳥居」は《彦根市高宮町の高宮郵便局右隣にある。》(《ウィキペディアー多賀大社》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%B3%80%E5%A4%A7%E7%A4%BE )らしい。
  《ウィキペディアー近江鉄道》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E6%B1%9F%E9%89%84%E9%81%93 によると、近江鉄道の多賀線が開通したのは1914年(大正3年)3月8日だそうで、その後に近江鉄道多賀線「多賀大社前」駅の近くに「昭和の一の鳥居」が造られたということか。
滋賀県の歴史散歩〈下〉彦根・湖東・湖北・湖西 - 滋賀県歴史散歩編集委員会
滋賀県の歴史散歩〈下〉彦根・湖東・湖北・湖西 - 滋賀県歴史散歩編集委員会

  左側(北側)に近江鉄道「多賀大社前」駅。↓
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「 多賀駅前コミュニティハウス」と書かれています。

( ↑ 近江鉄道多賀線「多賀大社前」駅。)

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↑ 先ほどの「お~い お茶」の電車が停まっています。
  《ウィキペディアー近江鉄道》https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E6%B1%9F%E9%89%84%E9%81%93 を見ると、今では近江鉄道(株)は西武鉄道(株)が100%、株を持っている会社になっているらしい。滋賀県の鉄道が、なんで東京都・埼玉県の西武なんだよ・・という気がするが、
最初は《旧彦根藩士族と有力近江商人を中心に近江鉄道株式会社が設立され》たらしいが、
その後、《電化のため、電力会社の宇治川電気(関西電力の前身の一つ)の系列に入った》が、
さらにその後、《1943年(昭和18年)に近江鉄道沿線の愛知郡八木荘村(現在の愛荘町)出身の堤康次郎率いる箱根土地(後のコクド、現在のプリンスホテル)の経営傘下に入った》ということらしい。
  戦後、元西鉄ライオンズを買収して西武ライオンズにしたみたいに、そして、日本全国に「リゾート開発」したりして自然環境破壊をおこなったりし、日本の国土の相当の割合の土地を買い占めているらしい西武・国土開発・プリンスホテルのグループに関西人の魂とも言える鉄道まで強奪されたのか・・と思ったら、「終戦」「敗戦」より前に西武の系列に入ったらしく、西武の堤家の堤康次郎という人は滋賀県の愛荘町の出身だったらしい。・・だから、滋賀県と全然縁がない東京もんに買い取られてしまったということではなかったらしいが、しかし、だ。《また、社員が西武ライオンズ(当時)の応援にかり出されたことがある。1985年の日本シリーズで、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場では地元阪神タイガースの応援が圧倒的であり、座席の確保もままならない状況で、ライオンズファンを球場内に少しでも多くアピールするため、地理的に近い同社社員が駆けつけたものである。》などと書かれているのだが、関西人にとって鉄道事業というのは魂のようなものであり、その魂のような会社の従業員に、関西人の魂のような阪神タイガースではなく、その阪神タイガースと対戦する西武の応援に行かせるというのは、それは横暴であり、その無神経な態度というのは、やはり、堤は東京もんであって関西人とは言えないように思える。従業員で西武ライオンズのファンがいるなら西武ライオンズの応援に行けばいいが、そうでなければ滋賀県人はたいてい阪神ファンのはずなのだ。雇用関係を悪用して関西人に阪神タイガース対西武ライオンズの対戦で西武の応援に強制的に行かせるというのは、これは「思想・良心の自由」の侵害というものであろう。やっぱり、西武は関西人をバカにしていると言わざるをえないのではないか。関西人に職場の雇用関係を悪用して対阪神の試合で《西武「東京もん」ライオンズ》を応援させるというのは横暴であり「パワハラ」であり、そのようなふるまいに抵抗せず受け入れるものは裏切者であり、「民族の誇り」を捨てた人間のカスである。「不忘民族恨(民族の恨みを忘れるな)」というものである。
  デーブ大久保がYouTube で、かつての近鉄バファローズの応援はすごかった、と話していたが、秋山の打順になると「わたしはわたしはスランプ~♪ スランプ~スランプ~♪ わたしはわたしは打てない~打てない~スランプ~♪」と歌われて秋山は三振したとか、清原の打順になると「態度がでかい清原」とか言われたとか、甲子園球場に行ったとすると、たとえ「西武系列の会社」から言ってこいと言われてしょーことなしに行ったとしても「関西人の魂」が呼び起こされて阪神タイガース・大阪タイガースを応援しようという気持になるのではないか〔⇒《YouTube-大阪タイガースの歌 【六甲颪】》https://www.youtube.com/watch?v=1rXn3kg-sn4 〕
・・と思うがな。それが関西人の愛国心というものであろう。それを無理矢理、東京・埼玉の西武を雇用関係を悪用して応援させようとする無神経な堤一族というのは人間性に問題があるのではないか。そもそも、「大阪商人」と「近江商人」というのは相当共通しているのであり、滋賀県人に大阪タイガースの敵側のチームを応援しろと「命令」するなどとは人権侵害であり、関西人の心を土足で踏みにじるものであろう。それは「業務」ではないから「業務命令」とは言えないし、そのような「命令」をしてもそのような行為は労働契約に含まれておらず、そのような命令は無効であろう。西武は大企業・有名企業ならばそのくらいのことは認識するべきであろう。
  インターネット上の記事やYouTube など見ると、近江鉄道は赤路に苦しんでおり、かつ、そうであっても地元は存続を望んでいるというが、赤字になる一つの理由として「西武が株主であること」というものがあると思う。今回、見た多賀線の電車は「お~いお茶」の伊藤園のラッピングをされた電車だったが、かつて、近江鉄道では車体に西武のライオンマークが描かれた電車が走っていたことがあったはずで、又、今、どうかわからないが、近江鉄道のバスには車体に西武のライオンマークが描かれたものがあったはずだが、あれを見ると関西人は乗らないでおこうか・・という気持になる。西武のライオンマークではなく阪神タイガースの絵柄が車体に書かれていたなら「ぜひ乗ろう」という気持になるところを「なんで、西武に乗らんといかんのじゃ。ふざけてんのかあ! 関西人をなめとんのか」という気持になる。西武は創業者の堤が滋賀県の出身であったとしても今現在は明らかに実質的に「東京もんの会社」であり、西武ライオンズが使用している『ジャングル大帝』に登場した「白い獅子」「パンジャ」の絵の手塚治虫は大阪出身の人間であっても今ではパンジャのマークは「東京もん」の西武のマークという印象が定着しており、滋賀県を「東京もん」に支配されるということに関西人は強い抵抗を感じるはずだ。それを考えると、たとえ、西武が株主であっても、近江鉄道の電車やバスに西武ライオンズのマークを描くのは、近江鉄道を赤字にしないためにはそれはやめた方がいいはずだ。
  「東京もん」は地方の人間は何でも東京のものをありがたがるだろうという傲慢な意識の人間が多い。阪急ブレーブスをオリックスが買収した時も、長く反巨人で強い阪急を運営してきた上田を解任して元巨人の土井を監督にならせて、「長嶋の子分の土井」は「巨人ではなあ」とそればっかり言って元阪急の選手と阪急ファンと関西人を敵にまわした、さらに「長嶋の子分の土井」が監督をやめたと思ったらが次は元西武の石毛を監督にした、オリックスというのはけっこう大企業だと思うのだが阪神地域の球団を東京オリックス大阪営業所にしたいのか。オリックスの経営者は何を考えているのか・・と思ったが、そんなことだから「オリックスブルーウェーブ(だかオリックスバファローズだか)のファンは全国で5人しかいない」だか言われる状態になるのだ。アホちゃうか、と思うが日本の会社にはアホはけっこう多いようだ。
  鉄道なんてどんな絵柄の車体でも関係なく客は乗るだろうなんて思っているなら西武の経営者は「マーケティング的発想」が欠落していると言わざるをえない。大阪モノレールはチキンラーメンの絵柄のラッピング電車を走らせていたが、日清食品から広告料を受け取ってチキンラーメンのラッピング電車を走らせて広告料の収入を得たのであろうけれども、大阪モノレールにとってチキンラーメンの絵柄はマイナスにはならない。「すぐおいしい、すごくおいしい♪」とその電車、食べたくなる♪・・というのか乗りたくなる。それに対して、西武「東京もん」ライオンズの絵柄を車体に描かれてしまったら、「乗るのやめようかな」という気持に関西人はなるはずなのだ。「オリックスブルーウェーブ」は野球屋さんだから、わざわざ、そんなチームを応援する理由はないということで関西人のファンは減っただろうけれども、その点、鉄道・バスの場合はそんな会社は利用したくないと思っても利用しなければ生活できない場合は利用してしまう・・という性質があるのだが、しかし、それなら、「利用したくない」と沿線住人に思われても関係ないのか・・というと、そうではないと思うのだ。「何で《西武『東京もん』ライオンズ》の絵柄の電車に乗らんといかんのんじゃい」と思われたら、そうでなかったら「地元の電車」をできるだけ利用しようという気持になる人間が乗らなくなる。そのあたりを理解できないなら西武の経営者はあまり賢明とは言えない。
  今もあるかどうかわからんが、何年か前、JR「大阪」駅と阪急「大阪梅田」駅の間を行き来する通路の真ん中に「東京スタイル」などという名称の婦人服店が出店していたが、「この場所にそういう名前の店を出すとは、ええ根性しとるのお」・・て感じがした。「石 投げつけたろか」という気持になるが実際に投げつけるわけにもいかないが、「火炎瓶でも投げ込んだろか」というくらいの気持になるが実行するわけにはいかないだろうが、「しょんべん、ひっかけたろか」という気持になるがそうもいかないだろうが・・・その地域の人間がそういう気持「石 投げつけたろか」というくらいの気持ちになるような名前の店をその場所に出店する人間の気持ちが理解できないいっそのこと、「東京スタイル」という店は実態に即して「東京帝国主義スタイル」とでも改名してはどうか。「東京スタイル」は婦人服の店だったので男性はもとから利用しないが、関西人の矜持として私ならそんな店はどんなにいい商品を置いていても利用したくない。
  阪急と阪神が同じ会社になるなどということはそう簡単にはないだろうと思っていたら、なんだか、簡単に両方が阪急阪神ホールディングスの会社になってしまった。阪急は長く「マルーンの車体の阪急」としてそれをブランドにしてきたが、阪急と阪神が同じ経営母体の会社になっても、それでも阪神は阪神として運営しているが、鉄道というのはたとえ私鉄・民営の鉄道であってもその地域の住人にとっては思い入れのあるものであり、阪神は阪神として運営しないと阪急と同じ会社になったからといって阪急の「マルーン」の電車を走らせては具合が悪いであろうし、阪急阪神ホールディングスの経営者はそのあたりはわかっているからか、それはしない。それこそ、阪神電鉄でオレンジ色の車体の電車を走らせたことについて、株主総会に出た人が「巨人色の電車に乗せられるのは不愉快だ」と発言したらしいが関西人の意識としてはそんなものだ。近江鉄道の経営者はそのあたりの感覚がないなら経営者としておかしい。「西武のマークつけたような電車になんか、乗れるかあ!!」という気持になる住人はいるはずなのだ。そういえば、今は昔、(株)一条工務店 で、愛知県の方で営業所長になっていた人が自分が担当していた展示場の営業社員の配属を中日ファンと巨人ファンとで分けたということがあったそうで、なぜ、そうしたのか尋ねたところ、「巨人ファンなんかと一緒に仕事できるかあ!」とおっしゃったそうだった(笑)・・が、近江鉄道(株)の経営者および、その株主の西武鉄道(株)の経営者は、近江鉄道を犠牲にして西武ライオンズを広めるのか、野球は副業なのだから野球のために本業を犠牲にしてはいけないと考えて、近江鉄道もまた本業のうちであって犠牲にしていいものではないと考えるのか、そのどちらを選ぶのか、考えてみた方がいいだろう。
  東京の中央線は水道橋駅を通過する快速がオレンジ色で停車する各停が黄色というのは最近始まったことではなく昔から、巨人がオレンジ色を採用するより前からなのだが、ふと思ったのだが、もしかして、あれは東京ドームでの試合で阪神が負けた時に、怒りの阪神ファンによって「おんどれ、何、巨人色しとんじゃ、われえ。なめとんかあ!!」とオレンジ色の電車をひっくり返されてしまうのを恐れて、それでオレンジ色の電車はプラットホームから離れた所を通過するようにして、阪神色の電車を停車させているのか・・て、それはないとしても、近江鉄道の電車やバスが車体に 西武「東京もん」ライオンズ のマークをつけて走っているのを見ると、関西人は「なんで、こんな電車に乗らされんといかんのんじゃい!」「なんで、こんなバスに乗らされんといかんのんじゃい!」て気持になるはずだ。「なめとんのか、われえ」とひっくり返す・・わけにはいかないとしても、「そのくらいの気持ち」になるマークである。名古屋の中日新聞は東京では「東京新聞」という名前で発行している。東京圏に本社がある会社であっても「東京色」が強くない会社であればまだいいが、西武は明らかに「東京もんの会社」というイメージの会社であり、そのマークを車体につけた電車やバスというのは、他に交通手段があれば避けようという気持になりがちなものだ。百パーセントの株主の西武鉄道が近江鉄道を犠牲にしてつぶしていいから西武ライオンズを関西に広めたいと思ってやっているのなら、それは近江鉄道をつぶすための株主に株を百パーセント握られてしまったことの結果ということだろうが、西武が近江鉄道をつぶしたくないのなら、このあたりを考えるべきであるし、考える頭がないなら、もしかすると「天下の西武」とか勝手に思っておるかもしれんが、アホである。
  大阪の摂稜高校が何年か前に早稲田大学と提携して「早稲田摂稜大学」になったが、その際、「週刊現代」だったかに載っていた話だが「上位3割に入れば早稲田大学に内部進学で進学できる」ということだったが、「上位3割に入れなかったらどうしてくれんだよお」てことで、早稲田大学の経営者は自分の所は「東大の次の大学」みたいに思っていて、それゆえ「上位3割に入ったら早稲田大学に内部進学で行ける」と言われたら誰もが大喜びするだろうとか思っているのだろうけれども、関西人はそんなこと思っていない、関西人の意識としては早稲田大学なんて「関関同立と同じくらい」か、「もしかすると関関同立よりちょっとだけ上かもしれん」くらいにしか思っていない、早稲田の人間はそれを理解できない・・と書いていたが、その通りであり、「東京もん」には「いなかの人間は東京のものは何でも喜ぶだろう」と思っていて、そして、関西は「いなか」だと断定したがるのだが、その傲慢な態度というものがその地域の住人の気持ちを土足で踏みにじるものだということを理解しない。関西人には西武のマークをつけて走る近江鉄道の電車やバスを見て「侵略者のマーク」と感じた人間は少なからずいるはずだ。近江鉄道の電車やバスの車体に 西武「東京もん」ライオンズ のマークをつけさせた者は、近江鉄道を犠牲にして西武ライオンズを関西に広めようという意識がはっきりとあってやったのならともかく、そうでなかったら「アホのやること」であり、意図的に赤字にしてやろうという行為を無意識のうちにやるような白痴が経営者になっていたということだろう。・・私はそう感じた。

  鳥居をくぐって進むと、↓
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↑ 突き当りの左右の道が県道225号・多賀停車場線「絵馬通り」と名づけられた道で、先ほどの名神高速道路をくぐる道をくぐらない側に進んできた場合はこの道の右側(西側)から来ることになるようです。
  この橋の上流側を見ると、↓
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この川を上流の方に行くと、多賀大社の鳥居と境内の間に至り、多賀大社の太鼓橋がこの川を越えることになります。多賀大社境内の地図を見ると、この付近ではこの川は「車戸川」と言うらしいのですが、『県別マップル 滋賀県道路地図』(昭文社)を見ると、この川は逆側、下流の側に進むと、太田川・犬神川となって、「高宮」駅の南で近江鉄道本線・「南彦根」駅の南でJR東海道本線をくぐり、琵琶湖に注ぐようです。

  次回は、ここより多賀大社へ進みます。

  (2022.11.13.)

☆ 多賀大社(滋賀県犬神郡多賀町多賀)参拝。
1.名神高速道路「多賀」サービスエリア。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_1.html
2.「多賀」S. A.より近江鉄道「多賀」駅へ。〔今回〕
3.「多賀大社前」駅から絵馬通りを経て多賀大社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_3.html
4.鳥居・太鼓橋・愛宕神社・秋葉神社・御神門(表門)・手水舎・神馬舎。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_4.html
5.拝殿・本殿。旧中山道から多賀道に入る場所に一の鳥居があるらしい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_5.html
6.神輿庫・鐘楼・日向神社。「美人薄命」と「スーパー高耐久性何何」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_6.html
7.天満神社。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_7.html
8.多賀大社から多賀町役場前・胡宮神社前を通り「多賀」サービスエリアへhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_8.html
9.刈谷P.A.・足柄S.A.・東京料金所P.A.? 「国民を」でなく「国家を守る公務員」自衛隊。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_9.html 

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