金目山 光明寺(平塚市)参拝【3/4】大聖歓喜天を祀る歓喜堂。

[第976回]
  神奈川県平塚市南金目 の 金目山 光明寺(天台宗)(坂東33観音霊場第7番)参拝の3回目です。
  仁王門(平塚市指定文化財)をくぐって正面に観音堂(観世音本堂)(神奈川県指定文化財)がありますが、
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  観音堂の左奥(北西)に大聖歓喜天(聖天)を祀る歓喜堂があります。↓
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↑  2枚の写真を並べてみるとよくわかりますが、観音堂(観世音本堂)と歓喜堂は一見、似ているのですが、よく見ると観音堂(観世音本堂)の方がやや大きい。又、壁の仕上げが違う。観音堂は板壁ですが、歓喜堂の壁は、これは「しっくい」でしょうか。
  どちらにも赤色の幟が立っていますが、観音堂の幟は「奉納 南無観世音菩薩」で、歓喜堂の幟は「奉納 南無大聖歓喜天」と書かれている内容は違います。
  大聖歓喜天、略称 聖天とはインドの神で、体が人間で頭は象の男女の二体が抱き合った姿をしている像らしく、見てもありがたみを感じるような姿ではないので、たいてい、「秘仏」として像の姿は見えないようになっています。
  私がこれまでに参拝した寺で大聖歓喜天を祀っていた寺というと、まず、大阪府箕面市の大聖歓喜天が日本で最初に出現したという聖天宮西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)https://www.saikouji-minoh.com/ 。箕面市の西江寺(さいこうじ)は地図には「西江寺」と書かれているのですが地元の人は「しょうてんさん」と言っており、「さいこうじ」とか「にしえでら」とか言う人はあまりない。どっちなのだろうと子供の頃は思っていて、又、西江寺は「西国七福神」https://www.hankyu.co.jp/area_info/brochure/7ifuku/ の大黒天を祀る寺でもあり、これは阪急電鉄と沿線寺社が商売でやってるものかもしれないが、その寺でまったく祀っていない神さんを七福神と言うわけにもいかないわけで、同じ箕面駅が最寄りの瀧安寺は弁財天を祀り、西江寺では大黒天を祀っており、寺の名前は地図では「西江寺」と書かれていて、これは「さいこうじ」と読むのか「にしえでら」と読むのか・・とずいぶんと頭を悩ませたものでした。又、近くに「ひしょうてん(被昇天)」というカトリック系の女の子の学校があって、「ひしょうてん(被昇天)」と「しょうてん(聖天)」は関係あんのか~あ? とか子供の頃は思ったりもしたのですが、それは近くにあっただけで全然関係なかったみたいです。箕面市の西江寺は正式名称は「聖天宮 西江寺 しょうげんぐう さいこうじ」と言うようで、本堂で祀られているのが大聖歓喜天で、役行者(えんのぎょうじゃ)〔役小角(えんのおづぬ)〕がこの地にて大聖歓喜天と出会い、大聖歓喜天が《この山を日本最初の歓喜天霊場として万民の諸願成就のため未来永劫ここに鎮座すると申された》〔西江寺HP 聖天宮西江寺 https://www.saikouji-minoh.com/temple 〕そうで、本堂が聖天堂で、聖天堂より山のふもと側にある別のお堂で大黒天を祀っているようで、聖天堂で祀る大聖歓喜天の略称が「聖天 しょうてん」で、お寺の名前は「さいこうじ」だけれども、「しょうてん」さんを祀っていることから地元の人はお寺自体を「しょうてんさん」と言っていたらしい。
※ 聖天宮西江寺(大阪府箕面市)については
⇒哲建ルンバ《箕面山聖天宮西江寺へ行ってきました。~建築探訪・建築巡礼第4回 〔引越掲載〕》https://philoarchi2212.seesaa.net/article/201101article_29.html 
⇒[第476回]《紅葉の箕面 西江寺(さいこうじ)(箕面聖天) と 摂社 天満大自在天神(大阪府箕面市)参拝》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201611article_5.html
  ほかに、岐阜県高山市の飛騨国分寺https://hidakokubunji.jp/ は、大聖歓喜天専用のお堂はないが、本堂の中にいくつかの神さんというのか仏さんというのかが祀られていて、その中に大聖歓喜天が祀られている区画があったが、ここも秘仏なのか扉は閉ざされていて像の姿は見えないようになっていた。飛騨国分寺のホームページの「寺院のご案内」https://hidakokubunji.jp/html/kokubunji.html にも何体かの仏像の写真が出ているけれども、大聖歓喜天は秘仏だからか大聖歓喜天の像の掲載はない。
※ 飛騨国分寺(高山市)については⇒[第360回]《飛騨国分寺と三重塔、「和風ドーマー」、ホテルの二重サッシ、飛騨牛中華そば―高山シリーズ第3回(9)》https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/201510article_10.html
その他にも私が訪問した寺で大聖歓喜天を祀っていたお寺はあったように思うのですが、どこで祀っていたか記憶が曖昧になってしまいました。
  大聖歓喜天インドの神で、大変、パワーがある神だと言われているらしい。
  金目山光明寺の現地の説明書きによると、
《 当山歓喜堂本尊は詳しくは、大聖歓喜大自在天、略して聖天あるいは歓喜天といいます。インド神話では魔群である毘那夜迦天(びなやきゃてん)の王として現れ、のちに仏の教えに帰依して魔障を除く守護神となりました。
  密教の諸天の中でも最も霊験あらたかであるといわれます。
  当山の天尊は足利尊氏公をはじめ各将軍の深く帰依されたことが、現存の古文書に示されています。
  秘仏で、尊像は非公開ですが、心をこめて祈ることによって、あらゆる願望がかなえられます。ことに病気、盗難を免れ夫婦和合、求子必得、寿命長遠、福禄自在を願って熱心に祈願する信者が多く、毎年四月八日が大祭日となっています。
  なお堂内には弁財天、毘沙門天、大黒天等の福神が祀られています。》
と書かれています。この歓喜堂は大聖歓喜天のみを祀るのではなく、弁財天、毘沙門天、大黒天も祀られているらしい。「弁財天、毘沙門天、大黒天等」と書かれると「等」とはいったい? とか気になるのですが、まあ、いいか。
  実は2022年終わり頃、身内に病気になった者がおり、いくらかなりとも楽になり長く生きられるようにと思い、大聖歓喜天さんにお願いしてきたのですが、残念ながら年末に他界してしまいました。
  2011年、千葉市中央区鵜の森町 の新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕〔いずれも、2013年11月に正式に倒産〕に社長の長谷川新二(当時、40代前半)の嫁の河野利華(女。当時、40代前半)の友人だとして縁故入社した滝口恵(女。当時、30代前半)は「子供」を大義名分にかかげて、おのれの担当の仕事を時間外に担当外の従業員に労基法違反の時間外労働・労基法違反の無賃労働でさせておいて、おのれは「子供があるから」と称して定時に帰って「ありがとうございます」も「申し訳ありません」も「どうも、すいませんでした」も一言とすら口にしたことはなく、又、滝口の夫もまた迷惑をかけた私たちに対して「どうも、誠に申し訳ありませんでした」の一言すら口にすることはなかった。親の教育がおかしい女と同じく親の教育がおかしい男の夫婦だったようだが、滝口とその子とその夫は私にずいぶんと世話になった、ずいぶんと世話をかけたはずなのだが、私の身内が病気になったとしても、何ひとつとしてやろうとしないというのは、どういうことなのだろうか。滝口恵の子供も、今は「手のかかる子供」ではなく「役に立つ子供」の年齢になっているはずなのだが、世話になった相手、世話かけた相手に何ら恩返しをしない、身勝手なだけの人間のようだ。よく「子供を産んで少子高齢化対策に貢献しているんだ」などと言う人がいるのだが、おのれの身勝手ばかりを押し通して人に迷惑かけるのが大好きという女とその同類の男である夫のクローンのような子供を拡大再生産されても迷惑なだけである。むしろ、そのような子供を拡大再生産する行為は反社会的行為と言うべきものであろう。
  又、私は新華ハウジング(有)〔建設業〕・ビルダーズジャパン(株)〔不動産業〕〔いずれも、2013年11月に正式に倒産〕の社長の長谷川新二が「滝口さんは子供があるんだから、子供がある人間が子供がない人間に何でもやってもらうのは当然じゃないかあ。子供がない者は子供のある者のために尽くすのが当たり前じゃないか。子供がない者は子供がないということがいけないんだ。子供がない者は子供がないのが悪いんだろうがあ」と職場で暴言を吐き、滝口恵がおのれが担当でおのれがその業務について報酬を受け取っているものについて、担当外の従業員に労基法違反の時間外労働・労基法違反の無賃労働を実質させていることについて、善処する義務を怠るだけでなく拒否したことについて、私は千葉労働基準監督署に行き、私自身のタイムカードのコピーをそえた上で長谷川新二を労基法違反で刑事告訴しようとしたが、千葉労働基準監督署の労働基準監督官の佐野は「その件は受け付けないことにしました」と言い、「それでは困ります」と私が何度も不当である旨を訴えたにもかかわらず拒否して必死で犯罪者を守ろうとした。労働基準監督官の佐野の態度は犯罪者を守ろうとするものであり、反社会的な態度であり、そして、彼らがやっていることを考えるならば、千葉労働基準監督署は労働者の敵であり、彼ら千葉労働基準監督署は反社会的勢力と言うべきものであろう。
※ 千葉労働基準監督署 https://jsite.mhlw.go.jp/chiba-roudoukyoku/kantoku/kantokusyo/kantokusyo01.html

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↑ 「歓喜堂」と書かれています。

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↑ 参詣者用駐車場から見た 歓喜堂。

  次回https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/498427569.html 、文殊普賢堂・阿弥陀堂・水琴窟など。

※ 坂東33観音霊場HP 第7番光明寺 https://bandou.gr.jp/temple/%e9%87%91%e7%9b%ae%e5%b1%b1-%e5%85%89%e6%98%8e%e5%af%ba%ef%bc%88%e9%87%91%e7%9b%ae%e8%a6%b3%e9%9f%b3%ef%bc%89/
ウィキペディアー光明寺(平塚市)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%98%8E%E5%AF%BA_(%E5%B9%B3%E5%A1%9A%E5%B8%82)
平塚市HP 光明寺 https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kyoiku/page83_00012.html
平塚市HP 光明寺銅鐘 https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bunka/page-c_01250.html
 〃 光明寺観音堂(本堂) https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bunka/page-c_01252.html
平塚市観光協会HP 平塚八景 金目川と観音堂 https://www.hiratsuka-kankou.com/spot/nanakoku-copy.html

  (2023.3..)

☆ 坂東33観音霊場第7番 金目山光明寺(かなめざん こうみょうじ)
1.「秦野中井」I.C.より金目山光明寺へ。仁王門・摩尼車、金目川と観音堂。観音橋手前より見える富士山。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/498350921.html
2.仁王門から手水舎・鐘楼・大イチョウ・観世音本堂・観音像と「つりがね最中」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/498394165.html
3.大聖歓喜天を祀る歓喜堂 〔今回〕
4.文殊普賢堂・水琴窟・阿弥陀堂。光明寺から「平塚」I.C.より小田原厚木道路へ。自宅を出て戻るまでが巡礼。一日一寺もしくは一日一社が基本。「さんたんたる鮟鱇」になりたくない。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/498427569.html
● [第969回]SeeSaaブログへの移行の御挨拶と平塚市南金目より見た富士山。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/495645900.html

坂東三十三カ所を歩く (歩く旅シリーズ 古寺巡礼) - 順一, 峰, 織美, 入江, 武仁, 芦沢
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週刊 古寺を巡る 50号(2008/2/5) 東日本の霊場めぐり 豊かな自然と歴史をもつ多彩な東国巡礼 (小学館ウイークリーブック) - 小学館
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