多田神社(川西市)【6/7】国登録有形文化財の宝物殿。東門。多田神社の清涼飲料水自販機は三ツ矢サイダー。川西市の平野鉱泉が三ツ矢サイダー発祥地。

[第1030回]
  兵庫県川西市多田院の多田神社参拝の6回目です。
  随身門の右手前(東南東)に多田院天満宮がありますが、その右(東)に宝物殿があります。
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↑ 南大門を入ったあたりから見た宝物殿。
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↑ 多田院天満宮の前あたりから見た宝物殿の正面。
  この宝物殿だが、1929年(昭和4年)、「ひどくにくい(1929)世界大恐慌」世界大恐慌の1929年、「ひどく不合理(1925)、治安維持法制定」治安維持法制定の1925年の4年後、「人、苦しみ苛む(1931)満州事変」満州事変の1931年の2年前、「ひどく醜い(1932)、5・15事件」の3年前、「ひどく寒い(1936)2・26事件」の7年前、「戦さ長引く(1937)日中戦争」1937年 盧溝橋事件と日中戦争開始の8年前に鉄筋コンクリート造で建てられた「明治維新後だが戦前」の建物で、「明治維新後に鉄筋コンクリート造で建てられた建物」だが国登録有形文化財の指定を2019年(平成31年)に受けた建物らしい。
1925年 治安維持法制定。「ひどく不合理(1925)、治安維持法」
  | 4年
1929年 世界大恐慌。多田神社宝物殿建築。「ひどく憎い(1929)世界恐慌」
  | 2年
1931年 柳条湖事件、満州事変。「人、苦しみ苛む(1931)満州事変」
1932年 5・15事件「ひどく醜い(1932)5・15事件」
1936年 2・26事件「ひどく寒い(1936)2・26事件」
1937年 盧溝橋事件 日中戦争開始「戦さ長引く(1937)日中戦争」

  現地の説明書きによると、
《 宝物殿
  国登録有形文化財
   平成31年(2019年、令和1年)3月29日登録
 江戸期に木造建築であった宝物殿を、当時の宮司 福本賀光が昭和4年(1929年)2月に災害や盗難の防止等を鑑み、鉄筋コンクリート造り平屋建一文字銅葺きの切妻屋根を架す構造物に再建した。 収蔵部は鉄筋コンクリート造であるが、柱梁構造の真壁造の外壁とする伝統的な社寺建築を基本としている。
 尚、第二次世界大戦中は耐震耐火防湿等の構造や立地環境の面から県下の国宝疎開場所を秘密裏に選び「兵庫県国宝収蔵所」として昭和19年(1944年)11月に国宝24点、重要美術品40点が収蔵、翌年(1945年、昭和20年)4月に重要美術品19点が追加収蔵された。保管点数83点は幸い無事故で終戦を迎えることができ国宝を戦火から守る任務を果たし現在に至っている。》
と書かれている。
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↑ 入口部分の柱。
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↑ 入口部分の天井。
  1929年に鉄筋コンクリート造で建てられたというけれども、正面入口部分の柱は木製の柱で、入口部分の天井にも木の格子による「格天井」になっている。
  明治維新前の建物で国登録有形文化財の指定は受けていない建物があるにもかかわらず明治維新後の鉄筋コンクリート造の建物である宝物殿が国登録有形文化財に指定された理由だが、戦前の耐火建築の例ということもあるが、それだけではなく、基本は鉄筋コンクリート造でありながら木造の建物であるかのように屋外の玄関入口部分の軒の柱は木製で、建物にも木造の真壁造りであるかのように木が使用されている点に独自のものがあるということが理由ではないか。
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  木造建築による寺社の建築もいいのですが、鉄筋コンクリート造による寺社建築実現の工夫というものも見どころがあります。


  南大門から鳥居をへて随身門へ至るラインの右側(東側)に多田院天満宮と宝物殿があり、西側に社務所と兵庫県指定文化財の六所宮・厳島神社、それに田尻稲荷神社があります。西側には西門(兵庫県指定文化財)から入ることもでき、東門(兵庫県指定文化財)から入ると南大門と宝物殿の間に出ます。

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↑ 東門(兵庫県指定文化財)。 今回は南大門から入り、再び南大門から出て西側にまわって西門から入り、東門から出て帰ったのですが、ここでは東門から入るという順番で写真を掲載することにします。
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↑  東門。
(写真はクリックすると大きくなります。)
門の右の柱には「東門 ・・」と書かれた札が、左の柱には「開門 午前6時  閉門 午後五時 多田神社々務所」と書かれた札が貼られています。神社やお寺は一般社会よりも早寝早起きです。健康的ですが、世間一般の時間に慣れた感覚で午後に訪問すると「え~え、もう閉門なのお」てことになりかねないので、神社・お寺の参拝は「早立ち・早帰りの原則」で訪問した方がよさそうです。
《 東門(兵庫県指定有形文化財) - 徳川家綱により再建。江戸時代初期の造営。切妻造で、屋根は本瓦葺。》
《 東門(建造物) - (兵庫県指定有形文化財に)1968年(昭和43年)3月29日指定。》(ウィキペディアー多田神社https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE )
1968年(大阪万博・三島由紀夫割腹自殺の1970年の2年前。東京オリンピック・東海道新幹線開業・名神高速道路開通の1964年の4年後)に、南大門・東門・西門の3つが同時に兵庫県指定有形文化財に指定されたらしい。

  南大門と宝物殿の間付近から東門の方を見ると、↓
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  ↓ ↓ ↓
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紅葉がきれい。

  南大門を入ってすぐ右手に ↓
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↑ 多田神社境内の清涼飲料水自販機は三ツ矢サイダー。
「三ツ矢サイダーは川西市が発祥の地です」
と書かれています。
「さかのぼること平安時代」という方はよくわからないが・・。
  私が子供の頃、1960年代、サイダーというと三ツ矢サイダーとキリンレモン。その家によって三ツ矢サイダー派とキリンレモン派があって我が家は三ツ矢サイダー派でした。 それから約60年経ち、今も三ツ矢サイダーはコンビニなどで売られているがキリンレモンはあまり見かけなくなったな・・と思ったけれども、先日、我が家の近くのローソンに行ったらキリンレモンもあった。
アサヒ飲料 三ツ矢サイダー ピュアボトル 500ml×24本
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キリンレモン 500ml ペットボトル✕12本
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  能勢電鉄(株)は「多田」駅の北側の平野駅のすぐ南のあたりに本社があるらしいが、ウィキペディアー三ツ矢サイダーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%84%E7%9F%A2%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC#%E9%96%A2%E9%80%A3%E8%A3%BD%E5%93%81 によると、三ツ矢サイダーは川西市平野の付近から出た平野鉱泉から発祥のものらしい。
《 三ツ矢サイダーは、兵庫県川辺郡多田村字平野(現在の川西市平野 多田銀山の一部)で平野鉱泉が発見されたことにはじまる。かつてこの地では摂津三湯に数えられた名湯「平野の湯」と呼ばれる炭酸泉の湯治場があったが、江戸時代末期には廃れていた。明治時代に入り、外国人接待用の炭酸水を調達するために宮内省の命を受けて全国の水源を調査していたイギリス人理学者ウィリアム・ガランによって1881年に平野鉱泉が再発見され、炭酸水の御料品工場が建設された。
  1884年に三菱財閥が宮内庁から多田銀山の払い下げを受け、三菱商会が「平野水」として炭酸水を販売。1885年には明治屋が採取権を得て、源満仲にまつわる当地の言い伝えから「一本矢礦泉」に改名して販売。1889年には「三ツ矢平野水(みつやひらのすい)」の名称で販売された。しかし販売不振が続いたため、1905年には三ツ矢平野礦泉から販売された。なお平野水は夏目漱石も愛飲しており『行人』・『思い出す事など』にも登場、また大正天皇の皇太子時代の1897年には御料品としても採用された。
  1907年に帝国鉱泉株式会社(旧 三ツ矢平野鉱泉合資会社)が設立され、従来の平野水を元に、砂糖を煮詰めた茶褐色のカラメルやイギリスから輸入したサイダーフレーバーを加えた「三ツ矢印 平野シャンペンサイダー」を発売し、1921年に「三ツ矢シャンペンサイダー」に改称されて販売された。
  1921年に加富登麦酒が帝国鉱泉株式会社と日本製壜を吸収合併し日本麦酒鑛泉株式会社となり、1933年に大日本麦酒株式会社と併合されたが、「三ツ矢シャンペンサイダー」は日本麦酒鑛泉のユニオンビールと共に引き続き製造販売された。》
とあり、現在はアサヒ飲料が販売しているらしい。「さかのぼること平安時代」というのは「平野鉱泉」が発見されたのが「さかのぼること平安時代」という意味だろうか・・。
  インターネットで検索すると、現在、能勢電鉄「平野」駅とその北側の「一の鳥居」駅の間の能勢電鉄の路線のすぐ西、「ホームセンター コーナン」のすぐ北に、三ツ矢サイダー記念館 と 三ツ矢サイダー発祥の地(平野鉱泉工場跡)があるらしい。
※ 阪急沿線 お調べ係 能勢電鉄・平野駅近くにある三ツ矢サイダーの塔の正体とは? https://cdn.hankyu-app.com/content/article/2022/article_04.html 
のせでん 沿線スポット情報 三ツ矢サイダー発祥の地 https://noseden.hankyu.co.jp/guide/spot/sq7k5fakn2/
川西市HP 平野鉱泉 https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/shokai/kankouannai/1003058/kankou_hira.html

  《 平安時代中期、摂津源氏の祖 源満仲が住吉大社の神託に従い三つ矢羽根の矢を放ち、矢の落ちた多田(現在の兵庫県川西市多田)に居城(新田城、多田城)を建てた伝説による。満仲はこの矢を探すのに功労が大きかった孫八郎という男性に、領地と「三ツ矢」の姓三本の矢羽の紋を与えた。満仲はある日鷹狩りに出かけた際、偶然居城近くの塩川の谷間で、一羽の鷹が湧き出ている水で足の傷を治して飛び立つのを目撃した。この湧水が霊泉としてあがめられ、付近の住民がこの天然鉱泉を入浴として利用し、明治初年頃まで「平野温泉郷」として存続した。
江戸時代、平野鉱泉は付近にある多田神]の用人(家老)、三ツ矢旗兵衛の領地であった。》
というあたりが「三ツ矢サイダー」の名前の由来で、多田神社との関係みたい。

  ところで、最近では観光地の土産物店とか高速道路のサービスエリアとかに行くとさまざまな「ご当地サイダー」なるものが売られているのだが、「サイダー」て何だと考えるべきだろうか。
  新村 出 編『広辞苑 第二版』(岩波書店)を見ると、
《 サイダー【cider】(リンゴ酒の意)清涼飲料の一種。炭酸水に枸櫞(くえん)酸・香料・砂糖などを加えて作る。》
と書かれている。
枸櫞(くえん)酸 とは、
《 枸櫞(くえん) 1)レモンの類。 2)マルプシュカンの漢名。
枸櫞(くえん)酸  柑橘類の果実中に遊離して存在するほか、生物界に広く分布する有機酸。また、細菌などの発酵生成物。水に溶けやすい結晶で、爽快な酸味を有し、清涼飲料水の材料または媒染材などに用いる。そのナトリウム塩は血液凝固阻止剤。》
と出ている。
  岩崎卯一・北川久五郎『学習百貨大事典(縮刷版)』1957.保育社)には、
《 サイダー 清涼飲料水の一つ。砂糖水に酸味・香料・色つけなどを入れた《シロップ》に、炭酸水を加えたもの。香料や色のちがいで、いろいろなサイダーができる。》
と書かれている。
  岩崎民平・小稲義男監修『新英和中辞典』(研究社)には、
《 cider (名詞)りんご酒。
【語法】りんごジュースを発酵させないのは sweet cider, 発酵させたのは hard cider という;日本の「サイダー」は味つけソーダ水(soda pop)をいうので別物。》
と出ている。日本の「サイダー」は英語のcider とは「別物」らしい。
「味つけソーダ水」と言われると、なんか安物くさいというのか高級感がないが、元々、炭酸水というのは温泉・鉱泉で採れるもので高級品だったものが、最近は人工的に炭酸水が作られて使用されるようになったらしいので、元は炭酸水というもの自体が高級品だったのかもしれない。ヨーロッパやロシアに行くと「水」が販売されていて、「ガス入り」と「ガスなし」があって、水に炭酸を入れて飲んで何が面白いのかと私などは思い、知らずに「ガス入り」を買ってしまって飲むと、なんだ、このおいしくない気持ち悪いのは・・と思ったが、2000年にロシア連邦のイルクーツク州のイルクーツク市からバイカル湖畔のリストビャンカ村にかけて旅行した際、ロシア人の男性のガイドさんが「日本人は炭酸入りの水をあまり飲まないようですが、どうしてでしょうねえ。胃にいいんですよ」と言うので、そんなものなのか? と思ったが、又、最近では日本国内のスーパーでも外国産の「ガス入り(炭酸入り)」のミネラルウォーターが売られていることがあるが、やっぱり「ミネラルウォーター」でも「ガス入り(炭酸入り)」はどうもおいしくない。「ガス入り(炭酸入り)ミネラルウォーター」はビールとかサイダーの失敗作みたいな感じがしたが、もしかして、日本では単なる炭酸水では芸がないというのか、日本人はおいしいと思わないので、それに手を加えたものを「日本式サイダー」として販売した、ということではないだろうか。
  又、炭酸水というものが温泉・鉱泉の場所でしか取得できない時代においては高級品・希少品であっても、炭酸水を人工的に作ることができるようになれば、それほど高価なものではなく一般的な清涼飲料水として提供できる・・というのか、要するに「炭酸水に砂糖と何かを加えて味つけしたもの」だから、そんなに難しいものではない・・となり、それで、各地に「ご当地サイダー」なるものが登場した、ということか・・・。「三ツ矢サイダー」特にその「復刻版」にはなつかしさを感じるが「炭酸水に砂糖と何かを加えたもの」と知ると、ビールのアルコールが入ってないもの、コーラ・ファンタの安物? もっと言えば「砂糖入りの炭酸水」となると、どうも、ありがたみが薄くなってくる。「日本のサイダー」に入っているのは砂糖ではなくて「果糖ぶどう糖液糖」で要するにアメリカ合衆国などで「遺伝子組み換えとうもろこし」から作られた甘味材料・・となると、《 炭酸入りの水に「遺伝子組み換えとうもろこし」由来の甘味をまぜて香料を加えたもの》なんて、そんなもの飲むなら「果汁百パーセントジュース」か「ミネラルウォーター」そのものを飲んだ方がいいのとちゃうかあ・・て気もしないことはない。

  《 1951年には砂糖の配給が終了したことから、砂糖を使った「全糖三ツ矢シャンペンサイダー」も発売。なお「シャンパン」の名称使用について、フランスのシャンパン企業から全国清涼飲料連合会に抗議が来たため、1968年に「三ツ矢サイダー」に改名した。》(ウィキペディアー三ツ矢サイダーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%84%E7%9F%A2%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC#%E9%96%A2%E9%80%A3%E8%A3%BD%E5%93%81 )
とあるが、『美味しんぼ』にも、本来、「シャンパン」というのは相当厳格な基準があるアルコール飲料らしいのだが、日本では「シャンパンもどき」を「シャンパン」と言って販売していた時期があって、そのシャンパンもどきを飲んで「シャンパン」というものに悪印象を持った人もいるという話が出ていたが、私が子供の頃(1960年代)は「三ツ矢サイダー」は「三ツ矢シャンパンサイダー」ではなく「三ツ矢サイダー」という名前だったと記憶しているのだが、「シャンパン」の方は実際のシャンパンとは異なるもので「サイダー」の方も英語の「cider(サイダー)」とは別のものと、「三ツ矢シャンパンサイダー」は「シャンパン」も「サイダー」も本来のものとは別物だったらしい。本来のものとは別物であっても、たとえば、「赤貝」だと思って私などが食べてきたものは「さるぼう貝」という赤貝とは本来は別の貝だったらしいが、「赤貝の缶詰」の原料表示を見るとたいてい「さるぼう貝」と書かれているけれども、「さるぼう貝」は別に毒でもなくて私はけっこうおいしいと思って食べているのだが、「三ツ矢サイダー」の場合は、最初は川西市の平野の平野鉱泉から採れる炭酸水に味つけしたものを販売して、それに「サイダー」という名前をつけたらしく、炭酸水自体が鉱泉から採れるものは元々は高級品だったらしいが、又、戦後すぐの時代には砂糖も手に入りにくかったらしいが、今では人工的に炭酸水が作られて人工的に作られた炭酸水が使われるようになると、ヨーロッパではミネラルウォーターというと「ガス入り(炭酸入り)」の方が「ガスなし」よりよく飲まれるくらいらしいが、日本人はあまり「ガス入り(炭酸入り)」の水を好まないので、それに砂糖と何か味つけになるものを加えただけのもの・・となると、今現在では「炭酸入りの水に砂糖と何かを加えた飲料」と原理を知るとあまり高級感を感じない・・が「清涼飲料水」にはけっこうそういうものが多いのかもしれない。

  ウィキペディアー能勢電鉄 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8B%A2%E9%9B%BB%E9%89%84 によると、今では能勢電鉄(株)は阪急電鉄(株)が98.51%の株を持つ会社になったが最初から阪急の子会社だったわけではなく、能勢電鉄(株)は能勢電鉄(株)として能勢妙見への参拝客を運ぶとともに《 沿線で産出される三白(酒、米、寒天)・三黒(黒牛、栗、炭)などの特産物の輸送を目的として》設立され、京阪神急行(阪急)が資本参加した後、平野駅の西の多田グリーンハイツを西武グループが開発したことから西武が株を買い占めたことがあったが、阪急が「負けるもんかあ」と出資して阪急系になったらしい。

  能勢電鉄「多田」駅を西に出てすぐの所に、西に行くと多田神社、北に行くと多太神社と書かれた標識が立っているが、多太神社の祭神はヤマトタケルとイザナギ・イザナミと仁徳天皇らしく、多田源氏の祖を祀る多田神社とは近い場所にあって名前も似ているが祭神はまったく異なる神社らしい。
※ ウィキペディアー多太神社 (ただじんじゃ)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%A4%AA%E7%A5%9E%E7%A4%BE_(%E5%B7%9D%E8%A5%BF%E5%B8%82)
兵庫県神社庁 多太神社 https://www.hyogo-jinjacho.com/data/6305034.html
  名前が似ている神社としては、滋賀県犬神郡多賀町、最寄駅は近江鉄道「多賀大社前」駅の 多賀大社(たがたいしゃ)http://www.tagataisya.or.jp/ があるが、多賀大社の祭神はイザナギ・イザナミで源氏の祖を祀る兵庫県川西市の多田神社(ただじんじゃ)とは別。
※ 多賀大社(たがたいしゃ)HP http://www.tagataisya.or.jp/ 
ウィキペディアー多賀大社 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E8%B3%80%E5%A4%A7%E7%A4%BE
  多賀大社(滋賀県犬神郡多賀町)については、
☆ 多賀大社(滋賀県犬神郡多賀町多賀)参拝。
1.名神高速道路「多賀」サービスエリア。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_1.html
2.「多賀」S. A.より近江鉄道「多賀」駅へ。〔今回〕
3.「多賀大社前」駅から絵馬通りを経て多賀大社へ https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_3.html
4.鳥居・太鼓橋・愛宕神社・秋葉神社・御神門(表門)・手水舎・神馬舎。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_4.html
5.拝殿・本殿。旧中山道から多賀道に入る場所に一の鳥居があるらしい。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_5.html
6.神輿庫・鐘楼・日向神社。「美人薄命」と「スーパー高耐久性何何」https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_6.html
7.天満神社。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_7.html
8.多賀大社から多賀町役場前・胡宮神社前を通り「多賀」サービスエリアへhttps://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_8.html
9.刈谷P.A.・足柄S.A.・東京料金所P.A.? 「国民を」でなく「国家を守る公務員」自衛隊。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/202211article_9.html 

※ 源家祖廟 多田神社HP https://tadajinjya.or.jp/
ウィキペディアー多田神社(川西市)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE

  多田神社は兵庫県川西市の多田神社と別に、東京都中野区にも多田神社があるそうで、
《 源満仲公の子孫、頼義・義家両公が前九年、後三年の両役に奥羽の地に赴き凱旋の帰途、祈願達成の報賽として大宮八幡宮に神鏡を献じ、別当宝仙寺を建立。そして、日頃淑敬する源満仲公の祠を建てた事に由来する。》(多田神社〔川西市〕HP 「ゆかりの社寺」https://tadajinjya.or.jp/about/connection/ )という神社らしく、東京都中野区の多田神社のホームページhttps://tadajinja.tokyo/ の「アクセス」を見ると、東京メトロ丸の内線「方南町」駅から徒歩7分の所にあるらしい。


  次回https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502273265.html 、西門と西門から入って南大門ー随身門のラインより西側の六所宮・厳島神社・田尻稲荷神社と社務所について。

☆ 多田神社(兵庫県川西市)参拝。
1.妙見口駅から多田駅。多田駅前。能勢電鉄を川西池田駅に接続するのが嫌だから川西能勢口駅から大阪梅田まで直通特急を走らせ、かわりに箕面線の直通電車を廃止したか。息子のために配慮する親を持った古田敦也はうらやましい。多田駅付近にある多田神社と多太神社。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502188429.html
2.多田駅から塩川・多田公民館・多田小学校を経て多田神社。裏口入学て自慢するものなのか? 医者の常識は一般人の非常識。ガチンコ民族は裏口からでなく正門から入ろう。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502195962.html
3.石段を登り南大門から鳥居を経て随神門。南大門の前の猪名川。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502225436.html
4.随身門から拝殿・本殿へ。多田源氏とは清和源氏の摂津源氏。16世紀初期の拝殿・本殿・随身門。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502245833.html
5.多田院天満宮参拝ー冤罪を晴らす神様・怨念を晴らす神さま・菅原道真https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502254600.html
6.国登録有形文化財の宝物殿。東門。多田神社の清涼飲料水自販機は三ツ矢サイダー。川西市の平野鉱泉が三ツ矢サイダー発祥地。〔今回〕
7.西門・厳島神社・田尻稲荷神社・六所宮・社務所。イチキシマヒメは美人と言われても会ったことないもの、わからん。週刊誌・スポーツ新聞記事では女性は誰でも「美人」。自分で「社長を退任した」人がなぜ表に出てくるのか。進学校に「うまく合った」人が神戸大に行く学習法と「高校入学時の学年順位から考えると京大に行ける成績」だった者が京大に行く学習法・東大に行く学習法は質が違う。「いい意味でのプライドがある人間」に対して「簡単にあきらめる人」はそれが原因で試験に通らない。https://sinharagutoku2212.seesaa.net/article/502273265.html
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